カテゴリー「学問・資格」の3件の記事

2015.03.08

独習で合格する!PMP(第5版)受験対策まとめ

プロジェクトマネージャのための資格として有名なPMP。このPMPに今月一発で合格しました!

今回はPMP受験において独習で合格したい人のために、PMP合格対策から受験までの流れとポイントについて解説します。

【1】35時間以上のPMP対応講座を受講する

PMPを受けるにはプロジェクトマネジメントのほかに35時間以上(35PDU)以上のPMP対応講座を受講する必要があります。

通信教育で35PDUを取得できるものもありますが、大都市圏に近ければ会場型の講座を申し込むと良いでしょう。

なお、PMP受験対策として、ピンポイントにテーマを絞った講座よりも、プロジェクトマネジメント全体を俯瞰する講座を取ることをお勧めします。

通信教育の場合、PMBOK第5版に対応しているかどうかを必ず確認しましょう。
また、会場型の場合、PDUを取得する場合は講師や事務局に申し出が必要な場合があります。PDUの取得方法を必ず確認しましょう。

通信教育の場合、下記のProject Management Professional試験対策講座1及び2を受講すれば35PDUを取得できます。

その他の受験条件は下記リンクをご覧ください。

「PMP試験・資格について」
https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/entrance_exams.php

【2】PMBOKの入門書+教科書で全体の流れを確認する

PMBOKガイドは非常に大きく、内容も充実しているため、最初から読むのは大変厳しいです。

そのために、「PMBOK入門 PMBOK第5版対応版」でPMBOKの構成を簡単に学習します。この本はPMBOKの大まかな流れだけでなく、後半では実際にありそうなプロジェクトのトラブルをPMBOKを活用して乗り越えるケースが書いてあり、PMBOKの重要性が非常によく理解できます。

そしてこの本の一番の良さは「軽くて薄い!」通勤途中にPMBOKを学ぶには最適です。

そして、PMBOKの流れがわかったら、定番のPMBOK学習本「PMPパーフェクトマスター」。

この本はPMBOKの要点が非常にわかりやすくまとめられています。
また、設問の難易度も絶妙で、PMBOKをきっちり理解しないと解けない構成になっています。

最初は本を読みながら、設問を解いてみましょう。
2〜3回目からPMPの各プロセスを理解しながら設問を解いてみましょう。
PMPはプロセスの意味を理解しないと合格できない試験構成となっています。

付録の「知識エリアとプロジェクトマネジメント・プロセスの概要一覧」はPMP受験の2週間前ほどから要点を丸暗記できるようにしておきましょう。

【3】PMBOKガイドとPMP問題集でレベルアップ

最後にPMBOKの詳細を確認するための対策をします。

PMPはPMBOKガイドの内容が試験として出題されるため、PMBOKガイドを一度読んでおくと、理解しやすいです。

この本は、全部を読むにはかなりのボリュームのため

1.問題集でよくわからない部分をピンポイントでチェックする
2.各プロセスについて最初から数段落(要旨部分)を繰り返し読んでみる
3.問題集で理解していないプロセス部分を一旦全て読んでみる

というのをお勧めします。やはりPMBOKガイドという名にふさわしく、各プロセスとも詳細に書いてあり、読めば読むほどプロセスの理解が深まります。

そして、PMP試験対策といえば、「PMP試験合格虎の巻」
PMP独特の日本語の文書として癖がある問題もこの対策本があれば大丈夫。

問題集としては、「PMP試験合格虎の巻」を中心に使うことをお勧めします。

最後に「合格ターゲット PMP試験問題集」を解いておきましょう。
この本は各プロセスをきちんと理解できないと、問題が本当に解けない。

「PMP試験合格虎の巻」でほぼ解けるようになっても、この本の問題には全く歯がたかなかった場合が多かったです。この問題集のおかげで各プロセスをきっちり確認できただけでなく、PMP受験に対する自信がつきました。

PMP受験までに時間がある方は、できる限り買ったほうが良い本です。

【4】PMI会員(本部+日本支部)に入会する

問題集が8割程度できるようになったら、PMI会員(本部+日本支部)に入会しておきましょう。どちらも年会費は発生しますが、PMP受講料が安くなり、PMP受験申込み手続きが非常に楽になります。

下記リンクから入会手続きができます。(本部⇒日本支部の順番に申込みとなります。)

「PMP試験・資格について」
https://www.pmi-japan.org/pmp_license/

また上記サイトにある「PMI倫理・職務規定」はPMP試験対象範囲ですので、プリントアウトして内容を理解しておきましょう。

次に「PMP試験・資格について」内ページにある「PMP受験 Eligible Letter 申請」(pdfへのリンク)を見ておきましょう。

PMP受講への手続き方法が書いてあり、各項目が英文で入力する必要があります。
各項目の入力案を少しずつ英語で書き留めてきましょう。
英文を考えることは思った以上に時間がかかりました。

「PMP試験の受験資格」
https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/entrance_exams.php

【5】PMP受験を申し込む

9割以上問題が解けるようになったら、PMP受験の申請をしましょう。
前項の「PMP試験・資格について」内ページにある「PMP受験 Eligible Letter 申請」(pdfへのリンク)に従って着実に各項目を埋めておきましょう。

特にpdfに書かれている「Printable PMP Application Form」を事前にダウンロードしておくのがコツです。これを記入しておけば、申込みはこの内容をブラウザにコピーするだけです。

「PMP試験の受験資格」
https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/entrance_exams.php

なお、受験前に対策本等にある試験問題(200問)を4時間で解く練習を2、3回しておきましょう。休憩時間の取り方がわかります。

この時の試験問題として、やや難易度易しめですが、試験問題が200問強あるPMPBOK問題集がお勧めです。
各プロセスから問題が出題されるため理解度を確認にはちょうど良いところ、ひっかけ問題が非常に多いため本番に向けて気が引き締まりました。

【6】プロメトリックの受験手続を行う

PMP試験はプロメトリックの会場で行います。
PMP受験がPMIから認められるまでに1週間程度、その後PMP受験に関わるメールが届きます。

そのメールに従ってプロメトリックの会場と受験日時を決定してください。

プロメトリック(PMP)での手続き
http://pf.prometric-jp.com/testlist/pmp/jp/online.html

なお、会場は首都圏だと御茶ノ水のみです。
試験時間は私が受講したときには午前、午後のどちらも選択できました。

当日の持ち物も上記に書いてありますが、手続きが終わった後にプロメトリックから「試験会場番号」と「Confirmation Number」が書いてあるメールをプリントアウトしましょう。

「試験会場番号」と「Confirmation Number」がないと当日試験が受けられません!

身分証明書も必要です。私はパスポートにしました。

当日はパソコンによる受験です。計算機はブラウザに表示することができます。
荷物はロッカーに入れておきます。ペットボトルはロッカーのうえに置いておくと、休憩時間が過ごしやすいです。休憩している間でも試験時間は過ぎていくことに注意。

試験結果はその場でわかります。PMPの合格書は郵送で届きますが、PMI本部のページからもダウンロード可能です。

【感想】

PMPを取得することで、プロジェクトマネジメントを俯瞰的に勉強できたことが一番よかったと思っています。

自分がやってきたプロジェックトマネジメントのノウハウもPMBOKガイドには当然書いてありますし、プロジェクトのトラブルを回避するのにこんな方法があるんだ、と非常に気づきが多かったのも収穫です。

資格としてPMPを取るというのが最初のモチベーションでしたが、プロジェクトマネジメントを体系的に学びたいからPMPを受験する、というほうに動機を切り替えたことによって、試験期間中のモチベーションを高いまま維持できたと考えています。

試験対策期間は1.5か月程度(PDU取得は除く)でしたが、通勤途中、土日は試験対策にほぼ費やしました。時間がまとまって確保できいない人は4か月〜6か月程度試験期間をみた方が良いと思います。

今後はPMIのセミナー等に参加してプロジェクトマネジメントの実践力を強化するとともに、IPAのプロジェクトマネージャも受けたいと考えています。
(IPAのプロジェクトマネージャの試験範囲はPMBOKを参考にしている)

最後に、この記事を読んだ皆様がPMPに合格することを心より祈念致します。

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2005.03.23

[英会話]英会話学校の粋な計らい

英会話が趣味と言うレベルまでいかないし、現在の業務上英会話が必ずし必要とも限らないのだが、それでも英会話学校に行っている。

その理由は、海外旅行によく行っているのでもうちょっときちんと喋りたいと思っているのと、TOEIC対策の2点である。今はイーオンに行っているのだが、ココは基本的に担当の先生・時間が決まっているのだが、振り替えが可能だることが嬉しい。

そこで今更ながら気づいた事なのだが、英字新聞やTIMEなどの英語雑誌が無料で持ち帰れる棚がある。
(新聞とかは恐らく誰かが読んだ後のものだろうけども。)
これはとてもうれしい計らいだ。英字新聞や英語雑誌は有料だとやる気がないとき以外には買う気にならないが、無料だったらレッスンついでに持ち帰って読もうかなっと思う。これから継続的に利用しようと思う。

さて英語ライティング能力をつけるために、他のBlogで英語の日記をつけようと思う。プライベートな内容となるので、ここではそのBlogのURLを紹介することはないだろうけども、そのうち探してみて下さいね。

簡単にライティング能力を上げるには、英語でメールを交わすことが上達の早道だと思うのだけどもなぁ。しかし相手がいないのが残念。。だれか気長(1週間に1~2通ぐらい?)に英語メールを交わしませんか?

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2004.08.17

[物理]電子軌道秩序

このBlogを読んでいる人は、P2Pネタが多いということで、私が情報系出身だと思う人がいるが、実は大学・大学院ともに物理学専攻だった。私がやっていたのは理論物性物理学で磁性体に対する研究をしていた。

情報の世界に入ってもやっぱり物理の世界は気になるもので、新宿の紀伊国屋に行くと物理や数学のコーナーに足を運んでしまう。私のように、大学時代の専攻の本や雑誌を、未だにチェックしている人も少なくないのかもしれない。
(このごろは量子力学における位相や対称性に興味を持っていたりする。そんな時間があったら仕事に結びつく情報の資格勉強をした方がイイかもって?笑)

ところで、私の卒論、修論は遷移酸化物の軌道秩序状態であった。これは何を意味しているちょっと説明しよう。

例えば鉄は磁石になることができる。磁石になるということは、実は電子の「スピン」というもの(電子の自転だと考えてください。)が一定方向に向いている事を指しています。このようにスピンに秩序があると、いろいろと面白い現象が現われます。

ところで、どうしてスピンは秩序状態になるのだろうか?それは隣の原子に電子が移動する(これをホッピングと呼ぶ)とエネルギーが下がることや、電子間の反発力(クーロン反発力)によってエネルギーが上昇することが考えられる。一番スピン状態を簡単に表わすのが、イジングモデルやハイゼンベルグモデルと呼ぶものだ。

さて、鉄やマンガンなどに含まれるd電子軌道のように同じエネルギーの電子軌道が複数ある場合(これを縮退していると呼ぶ)、もっと面白い現象が起きる場合がある。それは、電子のスピンだけでなく、電子軌道も一定の秩序があることがわかったのだ。これを軌道秩序状態と呼び、理論的に解明した有名なモデルがKugel-Khomskiiモデルと呼ばれている。このモデルでは電子軌道があたかも新たな電子スピンのように振舞うので、電子軌道を「擬スピン」で表わすと呼ばれることもある。

大学4年のときにはKugel-Khomskiiモデルを古典的モンテカルロシュミレーションで相図を完成させた。相図とは、温度などのパラメーターによってどのように物質の状態が変わるかを示した物だ。例えば、1気圧で0度より上だと水で、それ以下だと氷になるというように。これは教授と研究生との共著の論文で発表した。

修士の時にはKugel-Khomsikiモデルで励起状態について研究していた。スピンだと「スピン波」と呼ばれる現象があって、スピンの向きが少しずつ傾いて全体的にエネルギーが小さくて励起することがわかっている。軌道秩序状態では、軌道が擬スピンで現われるため、擬スピンもスピン波のように、なんらかの励起状態が考えられるだろうということで計算を行った。(これを軌道波と呼ぶことがある。)最初は解析的に出来るかと思い、大きな行列の計算をいろいろしていたが、最終的には数値計算で求めた。軌道波はスピン波と違い、ほぼ孤立的な波であった。

さて、その時に時間がなくてできなかったのと、理解不足でできなかったのがKugel-Khomskiiモデルに量子効果を取り入れてシミュレーションしたらどうなるかということだった。これは量子モンテカルロ法を使えば可能だ。それ以来、量子モンテカルロ法の分かりやすい文献を探していたのだが、丁度良い本があったので早速購入した。

計算物理(3)数値磁性体物性入門

これは古典モンテカルロから量子モンテカルロまで幅広く記述して非常に素晴らしい。また磁性体物理に関するトピックもまとめてある。研究時代にこういう本があったら研究テーマが変わっていたかもしれない。。

たまにはプログラミングしたいので、HPでJavaを使ったイジングモデルなどの物理シミュレーションプログラムを載せるかもしれない。後はちょっと余裕ができたら、日曜物理学者ということで、きちんとKugel-Khomskiiモデルの量子モンテカルロ計算にチャレンジしてみたいと思う。

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