2009.07.13

Twitter研究会の講師募集

Twitterの研究会を立ち上げる、と書いたらかなりの反響があったので、とりあえず講師を募集します。講師の募集状況と私の稼動見合いで開催時期はいつものように流動的ですが。

まずは、今考えているTwitter研究会概要。

☆第1回Twitter研究会(案)

・開催日:2009年度の冬あたり
・会場:都内or近郊を想定(会場絶賛募集中!)
・参加者定員:会場による
・参加者募集方法:Twitter経由での募集方法を検討中
・時間:10時~18時ごろ

☆講演募集概要

-募集方法
Twitterで@toremoro21にメッセージ(ダイレクトメッセージでも可)を下さい。
・講演概要(140字程度)
・講演希望時間長(質問時間を含まない)
をお書き下さい。Twitterで分割してメッセージ送っても可能です。

なお、今後の各種連絡のために、できれば@toremoro21をフォローして下さい。
http://twitter.com/toremoro21

Twitterで応募するのはちょっと、という方はメールかMixiコミュニティ経由でお願いします。
Mixi:Twitter研究会コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4407748

-講演テーマ
Twitterに関わるテーマであれば特に制約なし。他の研究会や雑誌等で取り上げた内容でも問題ありません。
以下は私がもしあったら面白いなと考えているテーマです。

-学術的なテーマ
・Twitterと各種ミニブログの比較/歴史(第1回目なので。。。)
・Twitterユーザの行動分析
(ソーシャルグラフ、投稿数、フォロー数とフォロワー数の関連)
・Twitterスパマーのフィルタリング
・Twitterユーザのレコメンド
・Twitterが社会に与える影響
・Twitterは情報インフラになるか?

-開発者的なテーマ
・Twitter APIを利用したサービス
・Twitter APIの概要とレクチャー
・Twitter APIに対する要望
・Twitter関係者の方の講演(あると嬉しいな。。。)

-ユーザ的なテーマ
・俺的Twitterの使い方
・ブロガーからみたTwitter
・Twitterと他のコミュニケーションツールの使い分け
・Twitterに対する要望
・「Tsudaる」を実践してみた感想、反響
・Twiccoをこんな風に使っています!

-コンペティター的なテーマ
・私が作ったミニブログサービス概要
・Twitterとの差別化戦略

皆様のご応募、お待ちしております!


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2009.04.25

音楽という名の情報学

4歳からピアノを始め、中高校のときには吹奏楽でユーフォニウムトとホルンを吹いていた。大学は音楽から離れていただけども、どうしても音楽がやりたくて入社前からバイオリンを始めて今に至る。。。それが私の音楽人生。

ただ、大学と大学院の時には正式にいうと音楽から離れていたのではなく、演奏から離れていたんだ、と今ブログを書きながら思う。大学時代にはバイトで働いたお金でせっせとクラシックと現代音楽のCD、そして音楽史の本ばっかり買っていた。大学4年には現代音楽のWEBページを解説して、それが自分の今のWEBページのベースとなっている。CDは今800枚ぐらいあると思う。そして子供がいつかレアなCDを壊さないか?とひやひやしながら過ごしている毎日である。

ところで、大学時代趣味で統計の授業を取ったことがある。もしかすると教職をとるために単位を取ろうとしたのかもしれない。レポートは「なんからのデータをパソコンで統計分析してレポートすること」。とても漠然として迷った覚えがある。

そのときに自分が出したレポートはクラシック音楽と現代音楽に関わるものだった。
通常音楽は1オクターブに12音存在する。クラシック音楽ではその音の発生頻度に偏りがあるはずだ、それを統計分析しようとした。もう少し言うと、音楽には調という概念がある。もしハ長調であれば、ドの音を軸にメロディーが構成される。だから一番発生頻度が高いのはドだろう、と推測していたのだ。結果は後ほど。

これからが本題。音楽というのは情報屋から見るとどのようなパラメーターが含まれているのだろか?多分このような研究はとっくのとうに行われていると思うけども、自分の勉強のために考察して整理してみよう。

☆1音としての基本パラメーター
音高-音の高さ(ド、レとか)
音強-音の強さ(フォルテとか)
音価-音の長さ(四分音符とか)
アタック-音の表情(スタッカート、テヌートとか)
音色-音の音色(ピアノ、バイオリンとか)

サブパラメーターとしてビブラート(ビブラートの周波数の幅、ビブラートの中心ピッチ)、ピッチ(平均律からのずれ)なども挙げられるだろう。

☆1音の時間経緯としての集合状態
1音としての基本パラメーターが時間系列毎にある状態。
ただし、パラメーターによっては次の用語がある。
メロディー、旋律(基本的に音高の時間的経歴)
リズム(基本的に音価の時間的経緯)
音色旋律(基本的にメロディーにおける音色の変化)
強弱記号の一要素(クレッシェンド、デクレッシェンド等、音強の時間的変移)

発想記号は上記に対する補足だろう。

☆1時点における集合音の集合状態
1音としての基本パラメーターが同時に複数音毎にある状態。
ただし、音の高さの組み合わせは特別で
和音(ドミソの三和音など)
といわれる。

☆集合音の時間的変化としての集合状態
1時点における集合音の集合状態が時間変移における特徴量。
パラメーターによっては以下のような定義がある。
テンポ(モデラート、アレグロ等)
テンポの時間的変移(リタルランド等)
対旋律(複数メロディーの時間的対比)
和音進行(和音の時間的変移)

ざっと挙げただけでもこれだけの情報量が必要である。つまり、
同時に鳴らす音の数(休符も含める)×時間
というパラメーターがクラシック音楽では必要である。そしてこの直積空間を音楽用語では表現できない部分もありそうなことがわかった。

このように整理すると、このような多数のパラメーターを研究する音楽情報学というのはすごいものだ。いつの日か人間を超える作曲能力を持つアルゴリズムはできるのだろうか?

ちなみにパソコンを使って作曲をするという試みは随分前から行われている。現代音楽で有名なクセナキスはアルゴリズムや統計学を使って作曲を試みた作品を作っている。弦楽四重奏作品で有名なST-4とかなかなか刺激的である。クセナキスの作品はとても面白いのでそのうち特集を組みたい。

最後にレポートの件。
レポートの対象にしたのはバッハの平均律第1巻の第1曲ハ長調。グノーのアベマリアのベースの曲としてとても有名。この曲における最頻度の音は残念ながらドの音ではなかった。これは私の予想と全然違っていた。どうしてこのようなことが起こったのかは長くなるので、また次の機会に書いてみよう。

ちなみに現代音楽で調を使わない12音音楽というのがあって、こちらも統計を取ってみた。(対象はシェーンベルクのピアノ組曲第一曲)こちらはどの音も均等な頻度で音が出現していた。

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2009.03.29

自分の論文がWeb上で公開できるかチェックできるサイト

お久しぶりです、仕事があまりにも忙しくて全然Blogを書く余裕がありませんでした。4月からは少しずつ投稿しようと思います。

さて、以前「学術論文とプレゼン資料はWEBで即時公開すべきだ!」というエントリーを書いた後、大きな反響を頂きました。その際にコメント等で色々アドバイスを頂き、必要な手続きをすれば実はWeb上で自分の論文を公開できることがわかりました。

Web上で自分の論文を公開するには、その論文を投稿した学会の著作権規程をチェックする必要があります。その情報をアグリゲートした便利なWebサイトがこれ。

学協会著作権ポリシーデーターベース

http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/scpj/

そこで、はてな界隈で好きそうな、電子情報通信学会と情報処理学会のポリシーを調べてみたよ。(ちなみに私は諸事情あって、どちらも正会員です。)

電子情報通信学会の検索結果

名称 : 社団法人電子情報通信学会 
     
ポリシー : Blue(査読後原稿のみ認める)
     
出版社版の利用 :
     
公開場所 : 著作者個人のWebサイト
機関リポジトリ
     
公開条件 : 権利表示を行うこと
出典表示を行うこと
出版社版へのリンクを表示すること
猶予期間を遵守すること
掲載から半年経過後
IEICE Transactions Online トップページへのリンクを張ること
会誌、大会講演論文集等についてはリンク、猶予期間ともに必要なし
許諾番号を表示すること
     
備考 : 出版社版のみ可

===
これで論文誌、全国大会界隈は公開可能となる。でも研究会発表分は規定が研究会毎に異なったはずなので、詳細は研究会に問い合わせたほうがよいと思う。
あと、公開場所の機関レポジトリーの範囲が微妙。最近話題のプライベートで作っている論文公開サイトは入るのだろうか?あと公開条件が複雑だな。。

情報処理学会の検索結果

名称 : 社団法人情報処理学会 
     
ポリシー : Green(査読前・査読後どちらでも認める)
     
出版社版の利用 :
     
公開場所 : 著作者個人のWebサイト
機関リポジトリ
     
公開条件 : 権利表示を行うこと
出典表示を行うこと
利用は著作権の範囲内に限られる旨の表示を行うこと
     
備考 :
     
公開規則 : http://www.ipsj.or.jp/01kyotsu/chosakuken/copyright.html

==
信学会より公開条件が簡素化されているのは良いポイント。

いずれにせよ、自分の論文が公開できるか簡単にわかるので是非このサイトを活用してみましょう。そして公開できることがわかれば、是非(著作権規定で公開可能な)WEB上で公開してみてくださいね。きっと反響が大きいはずです。

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2009.02.04

「IT技術者のための距離空間入門」を書くためのメモ

仕事で多忙+風邪引いたでBlogを書く時間がないので、いずれ執筆するためのメモ。

・距離の公理
・距離空間の例(マンハッタン距離、積分表示による関数の近さ)
・距離空間でない例(有向グラフの最短ルート)
・グラフの距離と隣接行列の関係
・グラフの直径と次数の関係
・Dijkstra、Floyd–Warshall algorithm
・複雑ネットワークの性質
・ハミング距離
・レーベンシュタイン距離
・ネットワーク遅延における2次元+1次元空間とは?
・ヤング=ハウスホルダーの定理
・MDSとは何か?
・ASホップ数は距離空間か?

まだ何かネタありそうかな?空間情報処理あたりにまだ執筆しそうなことがありそうだ。

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2008.12.05

第2回SBM研究会プレゼン資料公開+ライブ中継用URL

おまたせしました、第2回SBM研究会プレゼン資料を公開します。
時間がなかったので、ページはそのうちきちんと整形します。
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/SBM2.html

またbitmediaさんのご好意によりP2Pライブ配信システム「シェアキャスト」によって当日の勉強会の模様を中継してもらうことになりました。ブラウザーを使えばライブを閲覧可能です。中継用URLは以下のとおりです。

http://scast.bitmedia.ne.jp/sbm12/login.php

P2Pライブ配信を体感するのは初めての人が多いと思いますので、こちらにもご注目下さい。




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2008.11.30

第2回SBM研究会の周知事項

第2回SBM研究会まで一週間を切りました!以下周知事項となります。
会場に入場する上で大切な情報が書いてありますので、参加する方は必ずご覧下さい!

☆参加者の皆様への周知事項☆

◇入館時間&入館条件について<大変重要!>
通常土日は一般の人が入れないビルのため、入館できる時間&条件に制約があります。
お手数かけますが、何卒ご協力をお願い致します。

☆入館に関わる注意事項☆

*1階に設置していある看板に従い、入場できるエレベーター場所までお越し下さい。

集合場所の地図(pdf)

その後誘導員に従いエレベーターを使って17Fにお越し下さい。

*誘導員に
入館証(参加者に別途周知)を提示 してください。→変更しました。

(*部外者の入館を制限する目的のため)

*エレベーターにて会場のある17Fに上がれる時間は以下の通りです。
☆ボランティア、スタッフの皆様 8:30
☆一般の皆様
9:20~10:30
12:50~13:30
14:50~15:10
(退館はいつでも可能です。)

何卒ご協力をお願い致します。

◇ランチについて
朝持ち込みした人に限り飲食可能となります。お手数掛けますが、ごみの持ち帰りにご協力下さい。 なお当日会場付近にはファミレス等色々な飲食店があります。

◇無線LANについて
当日は無線LANが利用できます。なおPCをご持参になる方は電源のシェアのために電源タップを持ってきてください。

◇ボランティアの募集
会場設営等のために、ボランティアを募集します。ボランティアをご希望の方は当日8時30分に1Fエレベーター付近にお集まり下さい。

◇懇親会について
懇親会を以下のように開催します。是非とも皆様参加をお願い致します。
*日時:当日 18:30~
*場所:UN QUATRE ~アンキャトル~
http://r.gnavi.co.jp/p979700/ 
*会費:5000円程度(出来高次第。なるべく安く抑えます)
*定員:60名
*お申し込みは
http://mixi.jp/view_event.pl?id=37379986
からお願い致します。

◇ご持参頂きたいもの
・名刺2枚(受付用、懇親会に参加する人は3枚)
・首かけ用名刺ストラップ(名刺を入れるため、100円ショップで売っています)
・入館証(参加者には周知してあります。必ずご持参してください。エレベーターを使うために必要です。なお、入館証がわからない方は前日までに氏名(またはMixi名)を必ず明記し、件名を[SBM研究会入館証]とお書きの上、tnishita@yahoo.co.jpに連絡下さい。)
・筆記用具(アンケート記入用)
・電源タップ(PC持込の方)

◇中継について
当日はP2Pライブ配信システムを使って、SBM研究会の様子を中継する予定です。正式な発表は後日行います。

◇パンフレットの持込
当日SBMに関わるパンフレットを持ち込みたい方は事前にご連絡下さい。受付に資料をおけるようにします。

◇Twitter利用の推奨
参加者の皆様の声を会場外にもお届けするため、Twitterの利用をお勧めします。なお、詳細については後日案内します。

なお、http://twitter.com/sbm2 をフォローすると第2回SBM研究会のコメント中継を閲覧できます。発言は@sbm2でお願いします。

◇申し込みの受付終了&キャンセルについて
人数が定員に達しましたので、受付を終了しました。ありがとうございました。
キャンセルをされる方はMixiの受付トピックにてキャンセル表明をお願い致します。
なお、今回は会場のキャパの関係上、キャンセル待ちをしない予定です。

◇プレゼン資料について
12/3から順次Webにアップする予定です。なおプレゼン資料の紙配布は行いません。

以上です。よろしくお願い致します。

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2008.11.02

第2回SBM研究会最終調整の悩み

第2回SBM研究会については、日時と場所の調整を残すだけとなった。
最短だと12/6(土)都内で開催。既に講師の半分程度の了承をもらっているいるので、この日で開催する可能性は高い。ということで、12/6(土)はスケジュール空けたほうが良いよ。

現在の会場の状況は
・キャパは200人(前回は100人)
・インターネットが使えるどうかは調整中

講師は

[A]SBM事業者
[B]アカデミックな研究者(学生含む)
[C]ブロガーおよびSBMユーザ

の3分野からバランスよく選んだつもりだ。テーマがないと、議論が発散するのではないか、と危惧する人もいるが、以前にも書いたように、私の勉強会は敢えてテーマを絞らない。なぜなら

[1]参加者のバックグラウンドを多様化したい。
[1']多様な参加者とリアル、バーチャルな面でつながりを持って欲しい。
[1'']多様な参加者によって、コメントや議論が白熱する。

[2]参加者があまり興味のない分野の講演も聞いて、関心を持って欲しい。

と考えているからだ。なお、講師はいつもの通りMixiコミュニティでの応募(周知はBlogで行っている)+私からの打診で調整した。

ところで講師を調整しているときに、もう一つ講演として選びたい分野があった。それは

[D]アルファクリッパー
だ。残念ながら知人にアルファクリッパーがいなかったので講師を打診できなかったのが実情だ。

個人的にはアルファクリッパーに次のようなことを講演orパネルをしてもらいたいと思っている。

・多数の記事をクリップする理由
・多数の記事を早く、且つ的確にクリップする工夫
・アルファクリッパーから見た記事の良し悪し
・アルファクリッパーから見たタグとコメントの使い分け
・他のアルファクリッパーをどう見ているか?
・アルファクリッパーと呼ばれて変わったこと
・アルファクリッパーと一般のユーザとの違い

飛び入りでも良いのでアルファクリッパーの方には講演かパネラーをしてもらいたいもの。我こそは!と思ったアルファクリッパーの皆様はSBM研究会にリアルで参加して下さい!できれば、はてブコメント等で参加のご一報を。

このアルファクリッパーの講演が現状ない件が悩みの一つ。もう一つはTwitterについて。

前回は参加者の多くがTwitterを使って研究会の様子を生中継した、というとても興味深い現象が起きた。Twitterを使っている人が、研究会を中継しているTwitterユーザを検索し且つフォローした結果、大きな研究会中継Twitterクラスターが「自発的に」構成されたのだ。

今回もこのようなTwitterクラスターを「自発的に」構成してもらうのというのもアリだが、それだと不便なので、何らかの専用のコメント中継サイトを作ろうかな?と思っている。

っで、とりあえずWassrで専用チャネル作ってみた。(このためにWassrアカウント作ったよ。)

Wassr-SBM研究会チャネル

http://wassr.jp/channel/sbm_study_group

コメント生中継だけでなく、遠隔地からの質問もWassr経由でできると良いな。講演毎に質問を受けるようにしたい。

このSBM研究会チャネルとTwitterを同時に投稿するような「何か」は誰かが作ってくれるだろうと期待大。ちなみに別にWassrにこだわっている訳ではないので、他の手段で皆が生中継を見える、コメントできればOK。こちらのアイデアもはてブコメント等で待ってます!
ustreamも良いけども、会場の人は映像不要でコメントだけ欲しいだろうしなぁ。

(補筆)P2P Todayさんからセミッターhttp://semitter.com/を使えば?とTwitter経由でコメントが。素晴らしいのでこれ採用!

なお、会場の回線条件にも寄りますが、研究会の中継も考えています。某ライブ中継企業が協力してくれるかもしれません。

第2回SBM研究会調整はとうとう最終ステージに入った。後に発表する講師リストを見たらびっくりするかも。第2回SBM研究会に是非ご期待を!

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2008.10.25

Operaのブラウザー戦略を考える~Operaオフィスツアーを企画して

ちょっと前の話だが、10/10(金)にブラウザーでご存知のOperaオフィスツアーを開催した。

P2P技術者コミュニティからのゲスト13名が東京オフィスを訪問
Operaはブラウザじゃぁなかったんだよ!「オフィスツアーOpera編(2008/10/10)」
10/10にOpera見学ツアーに行ってきました

SBM研究会のように、オフィスツアーの感想や関連記事は[オフィスツアー]タグでクリッピングしている。

はてブ[オフィスツアー]タグの記事

さて、オフィスツアーの内容については既に素晴らしい記事があるので、ここでは私が考えるOperaのブラウザー戦略について述べたい。

□最新Web技術に対応、ゆえに!

Operaは数多くの最新Web技術に数多く対応している。ローカルコーディネーターとしてお世話になった市川さんのBlogを引用すると、Operaは「Javascript、Web Forms、SVG をはじめとする、昨今話題な“HTML 5”をふくめた最新ウェブ標準技術」に対応、とのことである。そしてOperaがW3CなどのWeb技術の標準化作業に大きな役割を果たしているのも忘れてはならない。

さて、参加者が一同に驚いたのが、通常のブラウザーであればjavascriptやFlashでしかできないことが、OperaではHTMLを数行追加するだけで実現してしまうことである。サイト運営者が実現したいことが簡単にできるということは、Webサービス事業者によってとても魅力的なことだ。更にOperaは標準化を先取りして実装している機能も色々ある。

このように書くとOperaは技術力が高い企業であることがすぐにわかるだろ。しかしこの標準化あるいはドラフト仕様をいち早く実装することは、「技術力のアピール」だけでない「ビジネス面での戦略」が大きく隠されていることを指摘したい。

まず、標準化を先取り実装することはリスクがある。というのも他のブラウザーがまだそれらの最新技術を実装してないと、WEB作成者がその技術を容易に採用するとは思えないからだ。ただし、「アレ」のケースを除いては。

その「アレ」とは組み込み系である。OperaはWii、Nintendo DSi,携帯電話、スマートフォン等多くの組み込み系ブラウザーを提供している。PC版のブラウザーとは違い組み込み系は何らかのロイヤルティが機器メーカーからOperaに支払われると考えられる。つまり、組み込み系へのブラウザー提供はOperaにとって「儲けられる」魅力的な分野である。また組み込み系の世界では利用するブラウザーは原則一つに絞られる。つまりブラウザー主導のWeb技術の世界が広がっている。

さて、組み込み系サービスクリエーターによって頭が痛い問題は「効果的なページ」を「いかに容易に」作る方法を模索する必要があることである。PC版のようにjavascriptやFlashを使うことも考えられるが、Operaが採用している最新Web技術を使えば劇的に簡単にページを作る必要が可能である。さらにその最新Web技術を使えるのは現状Operaだけなので、ブラウザーの差別化ができる。もう少し言うと、Operaが実装している技術は標準化団体で採用・検討している技術である。つまり、独自に勝手に考えている技術ではありませんよ、と組み込み系メーカーに言える事も大きな強みといえよう。標準化というのは、グローバルな世界、中長期的な製品ライフタイムを考慮する上で欠かせない問題であるのだ。

まとめると、

・Webサイトを簡易に作成できる(おそらく組み込み系を意識した)Web技術標準化に力を入れている
・上記Web技術をOperaが先駆けて実装している
・グローバルな企業なため、各地域のローカライズが可能。つまり、グローバルな製品に対応できる

により、組み込み系ブラウザー市場においてOperaは優位なポジションを維持することができるだろう。

□単なるBitTorrent機能を超えて

私はP2P屋なのでOperaのBitTorrent機能についても書いておきたい。

まずBitTorrent機能をうまく使えば、Operaのバージョンアップなども高速に行えるだろう。このことはユーザーの利便性を増すだけでなく、Operaのダウンロードサーバの負荷を大幅に軽減することを指す。

さて、ブラウザーの視点を少しはずしていこう。私が注目したのは、やはり「組み込み系」である。

ご存知の方も多いと思うが、最近コナミのオンラインゲームの一部がBitTorrent機能を実装している。理由はゲームのパッチ配布をBitTorrentで行うからである。ところで、各ゲームメーカが追随してBitTorrent機能を実装するのは、ゲームプラットフォーム屋として見た場合、とても効率が悪い。

そこでゲーム機器メーカーがBitTorrent機能を実装することが考えられる。しかしもう一つより簡単にBitTorrentプラットフォームを提供できる方法がある。それはOperaのBitTorrentコンポーネントを利用することである。

もし、OperaのBitTorrentコンポーネントが他のアプリケーションやOSから利用できれば、そのゲーム機器やゲームソフトはBitTorrent機能を実現することができる。デリバリーとしてはゲーム機器メーカーがBitTorrentコンポーネントをコアとして有する方法と、各ゲームメーカーがゲームソフトの中にコンポーネントを有する方法の2つがあるだろう。しかしブラウザー利用との親和性から言って、前者の方が望ましい姿だと考えている。

組み込み系の世界を離れて、BitTorrent機能を活用できるもう一つの分野は端末間P2P通信である。Operaを使えばブラウザーの中で閉じたP2Pの世界、つまりブラウザー間直接通信が可能であろう。ブラウザーはクライアントにもサーバにもなり、それによって多様な世界が生まれる可能性がある。

ブラウザー間直接通信で広がる世界と課題

□あとがき

ブラウザー、というと高速表示が話題になることが多く、それを踏み越えた技術にはなかなかウォッチできない人が多いだろう。特に標準化動向というと、単なる技術問題でしょ?と片付けてしまう。しかし標準化動向を注意深くウォッチすると企業のビジネス戦略が垣間見れることがしばしばある。

Operaの最新版ブラウザーは高速表示だけでなく、最新Web技術を先取りして体験することができる。Operaを使えば、Operaの戦略が見えるだけでなく今後Webというのがどの方向に進むのかぼんやりと見えてくるだろう。それは3年後のWebサービスを考える上で重要な経験になるはずだ。

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2008.10.14

はてブによるコミュニケーション形態を分類してみる

SBM勉強会では色々な要因で結果的に「はてブ」をフューチャーすることになってしまった。このことはなぜ多くの人(少なくとも私の周りの人)がはてブに興味があるのか、ということを考えるきっかけになった。私の結論の一つは、はてブのコミュニケーション形態がほかのSBMと大分異なることなんだろうな、と考えている。もちろん、はてな村の人々の趣味やITスキルなども多分に影響していることは否定しない。このエントリーでは、はてブのコミュニケーション形態について俯瞰してみたいと思う。

はてブでのコミュニケーション形態は以下のように分類できると考えている。

[1]自分個人のためのメモ(自分に閉じている)
[2]ブロガーとのコミュニケーションのためのもの。(一方的なコミュニケーションも含む)Blogのコメント欄に近い。
[3]はてブユーザ間のコミュニケーション。

基本的には[1]~[3]の単独あるいは複合で説明できると思う。

[1]についてはそもそものSBMの役割なので説明は割愛。プライベートモードに設定している人はまさにこの形態である。

[2]については、なぜBlogのコメント欄を使わないのか、と考える人もいると思う。それについての私の意見は次の通り。

1)SBMによるコメント機能の簡便さ

Blogのコメント欄にいちいちコメント欄を記入するよりも、SBMで記入した方がはるかにラクである。メールアドレスの記入やCAPTHA認証などを促される必要をない。どのようなBlogでも同じ形態・簡便さでコメントできる。ブロガーによってコメント欄が閉塞されている場合やコメント欄が承認制でも簡単にコメントできるのもこの特徴に分類できるだろう。

2)ブロガーから干渉がない

Blogのコメント欄にコメントを書くと、率直な意見が書きにくいことが多い。SBMというクッションをおけば、(ブロガーがSBMをチェックしない限り)ブロガーから干渉されることは少ない。またブロガーには、SBMへのコメントはブログへのコメントではなく「自分のためのメモです」と言い訳することもできる。ゆえにSBMコメントをブロガーそっちのけでズバッと書くことができる。逆にこれが現在議論されているはてブでのコメント問題につながると考えている。

3)コメントアグリゲーターとしての役割

各Blogにコメントをしても、あとからそれを振り返ることは難しい。ところがはてブの場合、簡単に自分のコメントを参照できることが可能である。

[3]の例については、ウケ狙いのコメントを書いたり、煽り目的のコメントがそれに該当するだろう。はてなスター機能により、他人からコメントがフィードバックされる機会が増え、この傾向はますます強くなると考えている。

[3]で懸念しているのは、はてなスターや他人からのコメントで気を良くして、自分の書きたいことを犠牲して、ウケに走ったり、もっと煽るようなコメントを書いて、結果的に「はてブコメント燃え尽き症候群」になることである。はてブコメントをするのは楽しいけども、書きたいことをまずメインで書きましょう。ウケや煽りはたまにで良いかと。

[3]にはもうひとつ特徴がある。それはコメントの順序である。つまり、ブックマークをつけた人からコメントの順番が決まるということになる。幸か不幸かはてブでは同じエントリーで複数ブックマークができない。そのため、自分のコメントへのコメントにレスをつけることは困難である。SBMによってはコメントへのレス機能が備わっているものもあるが、あまり盛り上がっているとは思ってない。これはSBMに書いたコメントに対して、クリッパーがそれほど強い愛着がないことが伺える。もしクリッパーが強い意志でコメントを書くなら、おそらくそれはSBMではなく、Blogで書くことになるだろう。

はてブとは[2][3]の機能が特に強いコミュニケーションの一形態だと考えられる。[3]については、はてブが他のSBMに先駆けて実践したという感がある。[3]というコミュニケーション形態はどこまで発展するのだろうか?次はクリッパーグループで各エントリーに対して討論(複数コメント、チャットに近い)できるような機能ができようになるのだろうか?
[2][3]を促進するには、各クリッパーに対してお勧め記事をレコメンドする機能を入れることも考えられる。

またSBM研究会でも指摘されたように、SBMの研究においてはコメントまで意識した解析はされてない。タグまでが精一杯である。[3]のようにコメント間の相関について分析するような研究を期待している。

del.icio.usなどを見ると[2][3]のような傾向を見たことが私はない。おそらく日本独自のSBMコミュニケーションの仕方だと思う。逆に言うと[2][3]のようなコミュニケーション形態を輸出して、日本発の海外SBMを作っていくのもアリなのではないだろうか?

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2008.10.13

勉強会を成功させるための3つの心がけ

勉強会を色々と主催しているけども、そもそもはこんなに勉強会を主催する気は全然なかった。最初のP2P勉強会は人が集まるかさっぱり検討がつかなかったぐらい。勉強会は明らかに私の人生にプラスに働いたと思う。プライベートで始まった勉強会はビジネスにも結びついている。

それを踏まえて、なぜ自分は勉強会を開くのだろうか、そして勉強会がなぜ成功したのだろうか?と考えることが最近多い。今日たまたま時間があったのでそれをまとめてみた。これから勉強会を開く人が参考にしてくれればうれしい。

[1]思いついたら、やること。できるだけ早く開催を宣言して実施すること。

勉強会って意外と簡単にできます。会場が一番のネックですが最初は公民館とか喫茶店の貸しスペースでよいのではないでしょうか?少人数なら一人1000円も出せばプロジェクターも含めて会場を借りられます。参加者はBlogやMixiで周知掛ければ良いし、可能だったらアルファブロガーの方に宣伝してもらうと良いでしょう。

ですから、開催することはよほどの大人数でなければ簡単なのです。一番力を注ぐのは仲間を集めること、つまり講演者やスタッフのこと。彼ら彼女らが集まるには、開催を宣言する必要があるのです。最初から講演者を決めなくても良いと思う。私のようにBlogやMixiで講演者を募集しても良いのでは?予想外の大物が協力者になることもしばしばです。

開催を宣言するページでは仮でも良いので
・When:いつ(開催時期、月や今年度とかのレベルでも良い)
・Where:どこで(開催場所、都内とかでも良い)
・Whatなにを(講演の軸となるテーマ、例えばSBMやP2P)
・How:どのように(パネルか講演かなど)
・Why:どうして(なぜこの勉強会を開くか)
を書いておきましょう。「なにを」はもちろんですが、特に「どうして」は大事で、これを見ることで開催者がどの程度勉強会を開きたい意思があるのがわかります。また講演募集の時には具体的な講演分野を何個か書いておくと良いでしょう。

あとはMixiとかでも開催募集の案内を出しておきましょう。意外とMixi経由の方が反応が良いことが多いです。

[2]勉強会の「ウリ」を考えること。軸を作りましょう、戦略として。

世の中にはITに関する多種多様な勉強会があります。もし似たような勉強会があるのであれば、その存在意義は薄れます。そこで勉強会に関わる戦略を考えましょう。例を挙げましょう。

・何が強みなのか?
□テーマ:
→ニッチな方が他の勉強会と差別化でき、内容としても詳しい議論ができますが、ニッチ過ぎると人が集まりません。このバランスが一番大事。

□コスト:
→参加費無料、講演者は懇親会無料など。参加費が安いと人が集まりやすいですが会場費用等がペイできないことも。多少お金を取った方がキャンセル率が下がります。懇親会費用でお金を充当するという手段もあります。

□場所:地方で開催など
→東京で多くの勉強会が開催されている今、地方開催ということも立派な差別化です。

□日時:平日夜開催、休日開催
→ビジネスに近いテーマであれば平日夜の方が集まりますが、時間が長時間は確保できません。そのため定期開催の勉強会に向いています。休日開催のテーマは趣味、研究に近い勉強会が向いています。

もちろん、開催しながら軸を修正するのもアリです。[1]で書いたようにある程度考えたら、勉強会を開催することが大事。詳細まで考える必要はありません。

[3]講演者、参加者、自分がHappyになれるようにイメージを描くこと。

これは勉強会を開催したことがない人にとっては難しいかもしれません。例を挙げると私は以下のように考えています。

☆講演者に対してはなるべく「好きな」ことを話してもらうようにしています。それが講演者にとって一番うれしいことなのです。ビジネスライクなところでは、講演者は好きなことを話せません。プライベートな勉強会では好きなテーマを好きなだけ話してもらうように心がけています。ただし、オフレコのところは必ず明示して下さい、と言っています。

☆参加者に対しては良質な講演を安価に提供することを心がけています。もう一つは参加者同士や参加者と講演者のリアルな繋がりを形成すること。バーチャルでしか知らない人とリアルで会える事はとても刺激的なことです。私の勉強会で必ず懇親会を開く理由の一つです。

☆そして何よりも自分を大切にしましょう。勉強会を開催することは何らかの形で肉体的・精神的に負担になります。自分を犠牲にして他人を幸せにしようという人はいますし、その考えはわかりますが、勉強会運営にフォーカースして考えるとメリットとは言えません。
自分が発表したいのであれば、発表すればよいと思います。なんからの仕掛けをしたければそれでよいと思います。自分を楽しめるイベントは自分がHappyになるし、結果として他の人もHappyになるのです。

いかがでしたでしょうか?勉強会を開くことはローリスク、ハイリターンです。自分の時間とお金を少し使うだけで、大きな経験とコネクションを作ることができます。なによりも、自分が楽しい、興味があるという分野を皆でディスカッションできることは良いですよね!

このエントリーを見て、勉強会を開きたい!という気持ちが芽生えたら私は幸せです。




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2008.08.20

第2回SBM研究会講師募集のお知らせ

SBM研究会のアンケート結果等が非常に好評だったため、今年度中に第2回目を開催したいと考えています。それに伴い講師の方を募集いたします。

・講師・講演条件(案)

-1人(あるいは1グループ)40分程度の講演を予定しています。
-経歴不問です。学生も大歓迎です。
-応募多数の場合は内容を事務局審査します。また似た内容の応募があった場合には講演内容を調整します。
-カンファレンス・学会等で既に発表した内容を講演してもかまいません。
-交通費と講演費の支給は難しいですが、懇親会費については補助します。
-無線LAN設備が会場にないかもしれません。
-パネルディスカッションの希望も承ります。

場所は調整中ですが、前回同様東工大かもしれません。

講師をご希望される方は
講師募集トピック(Mixi)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=34073553

あるいは、私まで直接連絡をお願い致します。また講師の推薦も募集しております。

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2008.08.13

ストリートビューよりもレールビューが欲しい

Googleのストリートビュー、すごいですね。

今は東京のかなり外れに住んでいるのですが、ばっちり住まいが写っていますし、これまた東京の外れに昔住んでいた寮も写っていて(それが現在閉鎖されているのがわかって、2重のショック!)情報量と映像の鮮明さには驚かされます。

地図ではわかりづらい外見がわかることはとても興味深く、バーチャル観光案内、不動産選び、都市計画などにストリートビューは積極的に使われるでしょう。一方でお年寄りが多く住む地区などが判別しやすくなるので、犯罪を促進するのではないかと心配しています。

さてプライバシーの問題はとても重要なことですし、色々な人が述べているのでここでは触れません。多くの人に触れることが少ない、狭い小道がWeb上で晒されることを懸念しているのはわかります。

そこで提案ですが、ストリートビューの対応都市を拡大し、プライバシーへの懸念が広がる前に路線の景色を写すレールビューを実施するのはいかがでしょうか?路線であれば、多くの人が路線沿いを列車の中から見ているので、プライバシーの問題を(多分)クリアできます!

さらにコアな鉄道ファンだけでなく、潜在的な鉄道ファンがGoogleを熱狂的に支持してくれること、間違いなし。潜在的な鉄道ファンって結構いるような気がする。やっぱり電車通勤が日常的な日本の特性を考えるとストリートビューより前にレールビューを出してほしかった。ただし地下鉄に対応するかどうかは検討の余地があります。路面電車やモノレールはアリでしょう。

ということで、Googleの皆様、日本へのストリートビューの地ならし戦略として、レールビューを行うのはいかがでしょうか?

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2008.07.16

SBM研究会参加者にアンケートを取ります

SBM研究会参加者にはブロガーが多かったため、Blogによって多数の感想や意見を頂いています。ありがとうございます。
ブログに書くのはちょっと、という方は是非Mixiに感想を書いてください。

さて、SBM研究会参加者のSBM利用実態について調査をしようとしています。参加者はイノベーターが多いため、この層の利用実態が後のSBMユーザ動向の先行指数になるかもしれません。

SBM研究会参加者について、このようなアンケートを取りたいという方は、SBMのコメント欄かBlog、Twitterでご意見をお願い致します。なお、Blogでのコメントの場合、毎度のことですがSBMのタグで[SBM研究会]をご利用下さい。Twitterの場合も同様その発言部分をSBMのタグ[SBM研究会]でクリップしてください。

既に意見を頂戴しているものとして、
・1日あたりのクリップ数
・SBMの使い方
があります。

なお、アンケートの方法ですが、Mixiアンケートを使いたいと考えています。
その理由として

□事務局の集計稼動を大幅に減らす
□参加者のほとんどがMixiユーザ
□1人1回しかアンケートに回答できないので、公平な調査が可能
□Mixiアンケートに対するブロガーの意見を頂戴したい

が挙げられます。
もちろんMixiがオープンでない、という意見はわかります。そのため、結果については分析したあと、このBlogにて公表したいと考えています。

そうそう、私のTwitterはhttp://twitter.com/toremoro21
です。あまり発言しませんが、勉強会動向等Blogに発表する情報もあるとは思いますのでご興味がある方は是非フォローを。

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2008.07.14

SBM研究会事務局が答える10個のFAQ

7/12(土)にSBM研究会が無事開催されました。参加者の皆様お疲れ様でした!

午後4時時点で、参加者数は90名程度(講師含む)に達したので、キャンセル率はかなり低かったと思います。

さて、事務局+個人として今回のイベントを振り返りたいと思います。ひとつのエントリーでは収まりきれないと思うので、複数回に分けてエントリーします。まずはFAQ関連について。

□ひとつの「お約束」
今回SBM研究会を出席して頂いた人にひとつ「テーマ」を提示しました。それはSBM研究会の感想をBlogで書いて頂き、[SBM研究会]というタグでSBMでブックマークすることです。
このようにすることで、SBM研究会の感想を一度に読み比べできることを狙っていたのですが、色々な方のBlogを見ると効果はあったようです。

はてブ
http://b.hatena.ne.jp/t/SBM%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A?sort=eid
livedoorクリップ
http://clip.livedoor.com/tag/SBM%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a
Buzzurl
http://buzzurl.jp/tag/SBM%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A

この[SBM研究会]というタグを使ったことによる「効果」については後日考察します。

さて、以下事務局が答える10個のFAQです。

Q1:どうしてMixiからの応募なのですか?
A1:一番の理由は参加者の取りまとめの簡素化です。Mixiモバイルを使えば携帯で参加者と参加数と簡単に把握できるだけでなく、コメントや一斉周知などもできます。ちなみに参加者の取りまとめは私一人だけでも全然問題なくできました。

その他のMixiを使う理由は
イベント・勉強会参加者をMixi経由で募るワケ

をご覧下さい。なお近々出版される某情報系学会の月刊誌(おそらく8月号)にもMixiでのイベント取りまとめのメリット・デメリットについて執筆しました。

なお、Mixiに抵抗がいる人がいるので、メールによる受付もしていました。ただし、実際のところMixiがキャンセル待ちを含めて延べ120人程度の参加表明があったにもかかわらず、メールによる受付は5人程度でした。

Q2:なぜBlogだけでなくMixiでの感想もOKとしているの?

A2:参加者全員がブロガーあるいはコアなブロガーではないからです。もっとカジュアルに議論をするにはBlogよりもMixiの方が良いかもしれません。ということでMixiという選択も残しました。もちろんBlogに書いてもらった方が情報が多くの人に見てもらえるので嬉しいです。

Q3:なぜ今の時期にSBM研究会を行ったの?

A3:講師の目処が経ったのと、私の仕事での稼動が空きそうな時期だったからです。(といってもJANOGの発表が直前にあったりして実際は稼動がパンパンだったのだけども。)

開会の挨拶でも申し上げましたが、企画は2年前からありました。ただP2P勉強会やVoIP Conferenceなど(私の中では)優先度が高い勉強会をこなしていたので、なかなか開催することができませんでした。逆にこの手の勉強会が今までなかった(あるいは私が知らないだけ?)のが不思議です。

Q4:講師陣は公募?

A4:今回の講師陣はすべて私の知り合いです。ただし公募はBlogやMixiで掛けています。パネラーのお二人は公募によって参加表明して頂きました。

確かにP2PやVoIP繋がりの方が多いので偏りはあると思います。ただ、今回SBM研究会で色々な方とご縁になったことから次回は少し講師陣の方向が変わることになるでしょう。

Q5:分野が広すぎるようだけども?

A5:逆にそれを狙っています。テーマを絞るのもいいのですが、今まで興味を持ってなかった分野や知らない分野について知ってもらうことも必要だと思います。P2P勉強会やVoIP Conferenceでも分野を絞る v.s. 絞らないの話が必ずアンケートに掛かれますが、参加者層を限定しないのであれば、絞らない方が良いと思います。参加者がバラエティに富むという副次的効果もあります。

Q6:はてブばっかりフォーカスされているのでは?

A6:あ~、そうですね。私もそれは気になりました。講師陣がはてブを使っている人が多いのでそうなったのかもしれません。

ということで次回は「はてな」「livedoor」「Buzzurl」らによる研究会を行いたいです。「はてな」は某CTO、「livedoor」はlivedoorクリップの開発陣、「Buzzurl」はCEOが研究会に来ていたから講師調整はもうばっちり?

Q7:次回の開催場所や開催月は?

A7:場所は未定ですが、東工大ならW241や100年記念館みたいによりキャパが大きいところでやりたいです。京都という話もありますが。。。

開催月もまだ決めていません。皆様の要望が高ければ早めに開催できるように調整します。

Q8:次回研究会で事務局が仕掛けることは?

A8:当日参加者がTwitterでSBM研究会の状況を報告していたので、リアルイベントとバーチャルコミュニティが同時に進行するというとてもユニークな体験をされた方がいます。次回はできるだけ参加者にTwitterに参加してもらうことを考えています。可能であればライブ配信も。

Q9:実は何かサプライズを考えている?

A9:某情報系学会誌に特集号が組まれるかもしれません。

Q10:講師をやりたいのですが?

A10:是非連絡を。MixiのSBM研究会コミュニティで参加表明を。

===
あと懇親会から引き出した嬉しい情報を。
BuzzurlでSBMに関するログ等の情報を研究者の皆様に開示することを検討しているそうです。またインターンも絶賛募集中とのことです。興味のある方はBuzzurlまでご連絡を。



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2008.07.05

キャリアグレードNATのインターネットドラフトがリリースされました

先日お伝えしたように7/10(木)のJANOG22において、IPv4アドレス枯渇対策の講演をします。
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog22/program/day1/day1-5.html

(既にNAT概要に関わる事前資料が公開されています。NATやNAT越えに興味のある方は是非ご覧ください。)

IPv6移行への暫定的処置においてISPがNATを設置する方式を検討しているのですが、そのNATに対する要求仕様案をインターネットドラフトとしてまとめました。

"Carrier Grade Network Address Translator (NAT) Behavioral Requirements for Unicast UDP, TCP and ICMP"
http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-nishitani-cgn-00.txt



このインターネットドラフトを書く上で社内外の多くの人に多大なご協力を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。またインターネットドラフトを書くことは初めての機会でしたので、うまく表現できなかったところもあるかと思います。仕様に対する疑問点や英文の表現の修正案等ありましたらお気軽に連絡をお願いします。

さてISPがNATをおく方式についてはJANOG-MLやBlogを含めて多くの場所で議論されていますが、NATに対する情報はあまり今まで公開されていませんでした。今回のインターネットドラフトを参考情報としてご活用ください。なお、このインターネットドラフト要求条件に準拠したNATを「キャリアグレードNAT」と呼ぶことを考えています。

キャリアグレードNATの要求条件やサービス影響についてはJANOG22にてプレゼンしますので、参加される方はお楽しみに。結論から言うと、キャリアグレードNATを使うことでIPv4端末は既存サービスを”ある程度”使えますが、各種サービスにどうしても影響が出てしまいます。ということでIPv6への速やかな移行がやはり必要です。

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2008.06.25

[SBM研究会]スケジュールとパネルディスカッション概要決定

ソーシャルブックマーク研究会のスケジュールとパネルディスカッションの内容が決まりましたのでBlogにて周知いたします。

☆SBM研究会概要

□開催日:2008年7月12日(土)
□場所:東工大 大岡山キャンパス 西6号館3階W631講義室
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayamaO-j.html
□参加費:無料(名刺と名刺を入れるための首掛けストラップをお持ちください)

□スケジュール

9:00~ 会場準備(事務局+ボランティア)
9:30~ 開場・受付開始

10:00~ 
開会の挨拶(西谷 智広 SBM研究会事務局長)

10:10~10:50
☆学びing株式会社 企画営業部 課長 メディアプランナー
スラッシュドット 編集者 横田真俊

「ソーシャルメディアとマーケティング」

Diggやはてなブックマークなどのソーシャルメディアは、一般的なメディアとして認知されはじめ、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例もいくつか登場しております。本講演では、ソーシャルメディアを使ったマーケティング事例を紹介し、今後のソーシャルメディアの利用方法について説明いたします。

11:00~11:50
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 助教 博士(工学) 宮田 高道
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 博士課程 佐々木 祥

「SBMデータを用いたwebコンテンツ推薦」

SBMのデータを利用したwebコンテンツ推薦に関する既存の手法は,そのほとんどがコンテンツに付与されたタグの名称を重要な情報とみなしている.これに対し提案手法では,ユーザの嗜好はタグの名称ではなく,タグによって関連付けられたwebコンテンツの集合として表出するという考えに基づき,あえてタグの名称を一切考慮せず,webコンテンツ集合どうしの類似度を仮説検定を用いて計算する高精度なwebコンテンツ推薦システムを実現した.

12:50~13:40
☆コモンズ・メディア代表 星暁雄

「SBMにヒントを得たコメント共有サービスの一提案」

情報流通の量的爆発と断片化が進む中、Webをより創造的にする仕組みの重要性が増している。我々は、ソーシャルブックマークからヒントを得た新たなサービスを開発中である。本サービスでは、複数の利用者が、Webコンテンツの一部とコメントを共有できるシンプルな仕組みを提案する。狙いは、インターネット上に無限に存在するWebコンテンツを、人々の創造性を発揮するためのダイナミックなメディアに変貌させることである。

13:50~14:40
☆フランステレコム株式会社 (France Telecom R&D Tokyo)
早稲田大学大学院 理工学研究科 情報・ネットワーク専攻 博士後期課程
井口 誠

「お前のモノ(ブックマーク)は俺のモノ、俺のモノ(ブックマーク)も俺のモノ」

SBMサービスの普及により、多くのユーザ間でブックマークを共有することが容易になった。ブックマークを共有することのメリットは大きく、たとえば似た嗜好を持つユーザ間でブックマークを共有することによるWebコンテンツ推薦サービスなどが数多くの研究者・開発者によって提案されている。

一方で、ブックマークは極めてプライベートな情報であり、これを不特定多数に晒すことに抵抗を感じるユーザも多数存在すると思われる。そこで、本発表では、このようなユーザが、己のプライバシーを守りつつ、SBMのメリットを享受できるような仕組みを、匿名P2Pネットワークを用いて実現する手法について解説する。

14:50~15:40
☆独立行政法人 産業技術総合研究所 小島 一浩

「ソーシャルグラフってどうよ?」

SNSや SBM上で類似した嗜好を持つユーザ同士による推薦や,友達が興味を持った対象を推薦するなど,友人関係を使ったマーケティングが取りはやされている.このような友人関係を使ったマーケティングはソーシャル・グラフ広告と呼ばれる.現在のソーシャル・グラフ広告の可能性は未知数であるが,ソーシャル・グラフ広告の元の考えとなるネットワーク理論について紹介し,今後のソーシャル・グラフ広告の方向性について考える.

15:50~16:40
☆筑波大学大学院システム情報工学研究科
コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程 神林 亮

「私がチャレンジしたSBMデータマイニング」

ふとした興味から作成したSBMのデータマイニングによるサービス(Kikker,はてブおせっかい,はてブまわりのひと, Kookle)について講演します。データマイニングなど少しもやったことのなかった自分自身がほぼ独学でサービス構築を行った経緯についてお話することで、簡単なデータマイニングなら誰でもできるということをお伝えしたいと考えています。
また経験談の他に、SBMの技術関連で考えていたトピックなどについても講演する予定です。

16:50~17:40
パネルディスカッション
・モデレーター 西谷 智広(SBM研究会事務局長)
・パネラー
宇佐美進典(株式会社ECナビ 代表取締役CEO)
吉川 日出行(みずほ情報総研コンサルティング部シニアマネジャー)
宮田 高道(東工大 大学院理工学研究科 集積システム専攻 助教)
横田真俊(学びing株式会社 企画営業部 課長)

☆テーマ
「SBMの課題とこれからSBMが進むべき道」

ソーシャルブックマークが世間が知られるようになるにつれ、メインユーザがイノベーターからアーリアダプターにシフトしてきました。それに伴いユーザの使い方が多様化し、タグスパムなどの課題が顕在化してきました。またソーシャルブックマークをビジネス向けに使う動きも見られます。

本パネルディスカッションではSBMの現状の課題を整理し、今後のSBMの方向性について議論します。


□懇親会

・日時:18:00~20:00
・場所:魚馳走 庄や 大岡山店
http://r.gnavi.co.jp/a208500/
・予算:出来高次第(4000円~5000円程度)

□参加者について
研究会、懇親会ともに定員に達しましたので参加者募集を終了しました。

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2008.05.14

NAT越え技術について講演します(6/20[金]、新宿)

6/20(金)にSIProp勉強会にてNAT越え技術を講演します。
NAT越えのエキスパートのコナミ佐藤さんも話す予定です。
NAT越え技術については詳しい技術講演が近年ほとんどないので、興味のある方には貴重な学習・議論の機会だと思います。ご興味のある方は強くお勧めします。P2PやVoIPに興味のある方も関連があると思います。IPv4アドレス枯渇に関連のある方も是非。

ご存知な方もいるとは思いますが、現在業務でVoIPのNAT越えのプロトタイプ開発やIPv4アドレス枯渇対策におけるネットワークアーキテクチャの検討をしています。もちろんP2P関連も。

詳しい情報は参加方法等は
第10回SIProp勉強会の告知
http://www.noritsuna.com/archives/2008/05/siprop_15.html
をご覧ください。
以下上記リンクからの抜粋です。
===
日程
 -2008/06/20(金)

-時間
 -19:30~22:00くらい

-参加費
 -ありません。

-懇親会
 -あり
 -3000~5000円の間
 -これのみの参加もOK

-会場
 -ATL-Systems社コラボレーションラウンジ

-内容
 -NAT超え手法について熱く語る
 -講演者
  -Tomoさん
  -コナミの佐藤さん

===

私のアジェンダ案は以下のとおりです。
講演までの稼動見合いで内容は変化します。

[1]NATの種類
-ポートマッピング
-フィルタリング
-ヘアピン
-上記分類の測定方法(時間があれば)
-STUN分類との違い
-TCP/icmpとの注意点(時間があれば)
-Keepaliveの方法

[2]NAT越え技術
-UPnP
-STUN
-STUN-bis
-UDP Hole Punching(できるルータとできないルータの違い)
-TCP Hole Punching
-TURN
-TURN-TCP(時間があれば)
-TURN-IPv6対応(時間があれば)
-HTTPトンネリング
-ICE
-ICE-TCP(時間があれば)
-NICE(時間があれば)

[3]NAT越え技術のサービスでの関わり(時間があれば)
-情報家電
-P2PSIP
-P2PでのNAT越え
-IPv4枯渇対策
-SIPとRTPのNAT越えと課題点

なお資料は後日公開しますが、ある程度の部分は当日しか公開しない予定です。
ということで、興味がある方は是非ご参加を。

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2008.05.12

SBM研究会懇親会のご案内

SBM研究会の懇親会を以下のとおり開催します。

□日時:2008年7月12日(土) 18:00~20:00
□場所:魚馳走 庄や 大岡山店
http://r.gnavi.co.jp/a208500/
□予算:出来高次第(4000円~5000円程度)
□定員:30名(講師以外で)
*参加者数が定員を超えそうなら、定員増を考えてます。
□参加フォーム
Mixiの懇親会トピックへのアクセスをお願いいたします。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=30992067

SBM研究会の講師やパネラーも参加予定です。
奮ってご参加願います!

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2008.04.28

ソーシャルブックマーク研究会の概要&参加者募集開始

先日からお知らせしていましたソーシャルブックマーク研究会(SBM研究会)の概要が決まりました。併せて参加者募集を開始したことをBlogにて公表いたします。

☆SBM研究会概要

□開催日時:2008年7月12日(土)
□場所:東工大 大岡山キャンパス 西6号館3階W631講義室(会場情報修正しました)
□参加費:無料(名刺を入れるための首掛けストラップをお持ちください)
□講師・講演内容(調整中)

☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 助教 博士(工学) 宮田 高道
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 博士課程 佐々木 祥

「SBMデータを用いたwebコンテンツ推薦」

SBMのデータを利用したwebコンテンツ推薦に関する既存の手法は,そのほとんどがコンテンツに付与されたタグの名称を重要な情報とみなしてい る.これに対し提案手法では,ユーザの嗜好はタグの名称ではなく,タグによって関連付けられたwebコンテンツの集合として表出するという考えに基づき, あえてタグの名称を一切考慮せず,webコンテンツ集合どうしの類似度を仮説検定を用いて計算する高精度なwebコンテンツ推薦システムを実現した.

☆学びing株式会社 企画営業部 課長 メディアプランナー
スラッシュドット 編集者 横田真俊

「ソーシャルメディアとマーケティング(仮)」

Diggやはてなブックマークなどのソーシャルメディアは、一般的なメディアとして認知されはじめ、ソーシャルメディアを活用したマーケティング の事例もいくつか登場しております。本講演では、ソーシャルメディアを使ったマーケティング事例を紹介し、今後のソーシャルメディアの利用方法について説 明いたします。

☆フランステレコム株式会社 (France Telecom R&D Tokyo)
早稲田大学大学院 理工学研究科 情報・ネットワーク専攻 博士後期課程
井口 誠

「お前のモノ(ブックマーク)は俺のモノ、俺のモノ(ブックマーク)も俺のモノ(仮)」

SBMサービスの普及により、多くのユーザ間でブックマークを共有することが容易になった。ブックマークを共有することのメリットは大きく、たと えば似た嗜好を持つユーザ間でブックマークを共有することによるWebコンテンツ推薦サービスなどが数多くの研究者・開発者によって提案されている。

一方で、ブックマークは極めてプライベートな情報であり、これを不特定多数に晒すことに抵抗を感じるユーザも多数存在すると思われる。そこで、本 発表では、このようなユーザが、己のプライバシーを守りつつ、SBMのメリットを享受できるような仕組みを、匿名P2Pネットワークを用いて実現する手法 について解説する。

☆筑波大学大学院システム情報工学研究科
コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程 神林 亮

「私がチャレンジしたSBMデータマイニング」(仮)

ふとした興味から作成したSBMのデータマイニングによるサービス(Kikker,はてブおせっかい,はてブまわりのひと, Kookle)について講演します。データマイニングなど少しもやったことのなかった自分自身がほぼ独学でサービス構築を行った経緯についてお話すること で、簡単なデータマイニングなら誰でもできるということをお伝えしたいと考えています。
また経験談の他に、SBMの技術関連で考えていたトピックなどについても講演する予定です。

☆コモンズ・メディア代表 星暁雄

「SBMにヒントを得たコメント共有サービスの一提案」

情報流通の量的爆発と断片化が進む中、Webをより創造的にする仕組みの重要性が増している。我々は、ソーシャルブックマークからヒントを得た新 たなサービスを開発中である。本サービスでは、複数の利用者が、Webコンテンツの一部とコメントを共有できるシンプルな仕組みを提案する。狙いは、イン ターネット上に無限に存在するWebコンテンツを、人々の創造性を発揮するためのダイナミックなメディアに変貌させることである。

☆独立行政法人 産業技術総合研究所 小島 一浩

「ソーシャルグラフってどうよ?(仮)」

SNSや SBM上で類似した嗜好を持つユーザ同士による推薦や,友達が興味を持った対象を推薦するなど,友人関係を使ったマーケティングが取りはやされている.こ のような友人関係を使ったマーケティングはソーシャル・グラフ広告と呼ばれる.現在のソーシャル・グラフ広告の可能性は未知数であるが,ソーシャル・グラ フ広告の元の考えとなるネットワーク理論について紹介し,今後のソーシャル・グラフ広告の方向性について考える.

☆パネルディスカッション
・モデレーター:西谷 智広(SBM研究会事務局長)
・パネラー:講演者+アルファブロガー、アルファクリッパー
(パネラーを希望される方ご連絡をお願いいたします。)

□懇親会:会場付近で予定しています。(詳細情報は後日周知します)

□参加者募集について

定員に達しましたので募集を終了しました。

 

皆様のご参加お待ちしております!

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2008.04.20

SBM研究会は7/12(土)開催

お待たせしました、SBM研究会の日時と場所が決まりましたので紹介します。

SBM研究会
□日時:2008年7月12日(土) 10:00~17:00(予定)
□場所:東京工業大学 大岡山キャンパス(部屋については調整中)
□参加費:無料(予定)
□参加者募集枠:100人(予定)

講師・講演概要は近日中に発表予定です。
またSBM研究会で講演したい、SBM研究会についてもっと知りたい方は
MixiのSBM研究会コミュニティをご覧ください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1884999

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2008.04.09

VoIP Conference Fall 2008の講師募集について

2月に開催して好評だったVoIP Conference 2008ですが、今年は秋にも勉強会を開く事を考えています。

そこで講演をして頂ける方を募集します。講演時間は質問時間を入れて一人1時間強を予定しています。

□講演条件
VoIPまたはVoIPに関連した講演(サービス、技術のどちらでも構いません。特定の製品・サービスの話よりも一般的な話題について講演して頂くほうが望ましいです。なお宣伝に対してある程度時間を割いて頂くのは問題ありません。)

□講演日
2008年9月~11月の土日祝の1日

□会場
未定(都内を予定)

詳しくはMixi VoIPコミュニティのVo}IP Conference Fall 2008トピックをご覧下さい。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29853941

多分、私はP2PSIPかVoIPの暗号化の話をすると思います。SIPropプロジェクトも発表予定です。

また、以前お知らせしたソーシャルブックマーク研究会(SBM研究会)ですが、講師がほぼFIXしました。
開催日は7月の土曜日、会場は目黒区にある某大学になりそうです。
こちらも引き続き講師を募集していますのでご興味のある方はMixi経由でご連絡をお願い致します。(できればSBMサービスあるいはSBM製品を開発している方の講演が望ましいです。)

Mixi ソーシャルブックマーク研究会コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1884999

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2008.03.14

ソーシャルブックマーク研究会講師の募集について

以前から開催したいと明言していました、ソーシャルブックマーク研究会(SBM研究会)についてある程度構想がまとまってきましたのでBlogに書いておきます。すでに講師に内定している方とMLを通じてディスカッションや調整を開始しています。

□日時:2008年8月ごろ、土日祝に開催
□会場:都内にある某大学を予定

□講師(現在すでに確定的な方)
とりあえず、まだ所属とお名前は伏せておくということで。

・ソーシャルブックマークを研究している人
-タグの自動レコメンドなどを研究している某大学の人
-P2Pなソーシャルブックマークを研究している某キャリア系の人

・複雑系な方
-複雑ネットワーク系を研究している某X研究所の人

・アルファクリッパーな方
-最近転職されたP2Pな方

□現在募集中の講師
(自薦・他薦は問いません)

・アルファクリッパーな方
(アルファクリッパーな方数名でパネルディスカッションをしたいと考えています。)

・SBMを運営している方
(はてな、livedoor、ドワンゴの方是非!社内SBMに絡んでいる方でも可能)
はてなの東京オフィスと同じロケ(鉢山ビル)で週に数回は検証・打ち合わせしているので、はてなが移転する前に一度スタッフの方と打ち合わせをしたいのですが。。。

その他SBMで面白そうな話ができる方がいれば是非紹介してください!
Mixiかメール(tnishita@yahoo.co.jp)にご連絡を。

なお、Mixiに研究会のコミュニティを立ち上げています。こちら経由での連絡でも大歓迎です。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=1884999

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2007.12.16

VoIP Conference 2008 開催概要&参加者募集のお知らせ

VoIP Conference 2008開催のご案内

2007年1月に開催して大好評だったVoIP Conference 2007ですが、参加者による強い要望により2008年2月に再度開催することが決定しました。プログラム概要、参加募集方法は以下のとおりです。

☆VoIP Conference 2008概要☆

◇開催主旨:恒例のVoIP(Voice Over IP)技術に関する研究会を下記にて開催します。活発な議論をお願いします。今回は,VoIP Next Generationに関し、次世代のフレームワーク、伝送技術、ネットワークアーキテクチャに関する議論を中心に行いたいと思います。ふるって御参加を お願いします。

◇日時:2008年2月8日(金) 10:00~17:30(終了予定)
◇主催者:VoIP Conference 2008 実行委員会
◇協力:情報通信研究機構 新世代ネットワーク研究センター
◇場所:東京都小金井市貫井北町4-2-1
    情報通信研究機構 小金井本部 4号館大会議室
    http://www.nict.go.jp/about/hq.html

◇参加者定員:100名
◇参加費:1000円(ボランティア等協力スタッフは無料)

◇講演スケジュール

2/8(金)
9:00~ 準備開始(ボランティアの方は9:00に会場集合)
9:30~ 開場
10:00~10:10 開会の挨拶

10:10~10:40(質問10分含む) 
「VoIP最新動向 VoIPの次を考える」
VoIP Conference 2008 実行委員長 西谷 智広

2007年を振り返るとSkype携帯やP2PSIP-WGなどVoIPの既存の枠組みを超えた新たな動きが見られる
ようになりました。本講演ではVoIPの最新動向を解説すると共にVoIPの今後の方向性について議論します。

10:40~12:00(質問10分含む) 
「VoIPとSIPとNGN」
KDDI株式会社 澤田 拓也

日本だけでなく世界的にもVoIPとSIPによる音声通信網のマイグレーションが現実的になっている。NTTグループによるNGNを念頭に置きながら、この流れを概観するとともに、NGNの特長を踏まえて今後の通信インフラとサービスの可能性について議論していきたい。

13:00~14:00(質問10分含む)
「NGN/IMS時代のWebアプリケーション開発」
~クライアント間マッシュアップ用UA Servletアプリケーションサーバ
「雷電」の紹介とデモ~
SIPropプロジェクト代表 今村謙之

SIPropプロジェクトにおいて開発中の「雷電」とは、Webのようなクライアント-サーバ間通信だけでなく、VoIPのようなクライアント間通信も、考慮されたアプリケーション用の基盤ソフトウェアである。
これについて、なぜ、このような基盤ソフトウェアが必要であるのか?という思想や背景どのような設計となっているのか?という設計や実装どんなアプリケーションが開発できるのか?というデモという、
3つの視点から解説する

14:10~15:00(質問10分含む)
「ストリーミングアプリケーションのQoS制御に関する理論的一考察」
東京工業大学 大学院理工学研究科 准教授 山岡 克式 

VoIPやビデオストリーミングの通信品質(QoS)を安定維持するためのQoS制御も,通信状況によっては万能ではなく,通信品質を維持できな い状況が発生しうる.本講演では,特にQoS制御として一般的である優先制御を対象として,そのような状況の発生する条件を,なるべく複雑にならないよう 心がけながら,理論的な観点から考察する.

15:10~16:10(質問10分含む)
「オープンソースPBX Asteriskの現状と将来」
日本Asteriskユーザ会、Asterisk関連書籍著者 高橋 隆雄

ようやく日本でも知名度が上がってきたAsteriskだが、日本における問題点はどの程度解決しているのかや、日本独自の取り組みはどうなっているかなどの現状を解説。また今後Asteriskはどうなるのか?も俯瞰する。

16:20~17:20(質問10分含む)
「P2P通信技術:NAT越え」
~STUNとUPnPと、時々、TURN~
株式会社コナミデジタルエンタテインメント
プロジェクトソリューションセンター R&D推進グループ 佐藤 良

VoIPやオンラインゲームでP2P通信する時に必ず問題になるのが、ブロードバンドルータのNAT(Network Address Translation)機能です。
NATとは何かから、NAT越えで何が問題になるのか、どのように解決するのかを解説して、最後にコナミのオンラインゲームでの導入事例をご紹介します。

17:20 閉会の挨拶

◇募集方法
Mixiの参加者募集トピックから参加申し込みをお願い致します。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=26127658

なお、ボランティアの募集については別途御連絡致します。

◇懇親会について
懇親会を開催予定です。詳細は別途御連絡いたします。

皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

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2007.11.09

VoIP Conference 2008概要のお知らせ

お待たせしました、VoIP Conference 2008の概要が決まりましたので報告します。

◇日時:2008年2月8日(金) 10:00~17:00(予定)
◇場所:情報通信研究機構 小金井本部 4号館大会議室
http://www.nict.go.jp/about/hq.html
◇参加者定員:100名
◇参加費:1000円(予定、ボランティア等協力スタッフは無料)
◇講演者及び講演タイトル(調整中)

KDDI株式会社
澤田 拓也
「VoIPとSIPとNGN」

日本Asteriskユーザ会、Asterisk関連書籍著者
高橋 隆雄
「オープンソースPBX Asteriskの現状と将来」

SIPropプロジェクト代表
今村謙之
NGN/IMS時代のWebアプリケーション開発
~クライアント間マッシュアップ用UA Servletアプリケーションサーバ「雷電」の紹介とデモ~

株式会社コナミデジタルエンタテインメント
プロジェクトソリューションセンター R&D推進グループ
佐藤 良
P2P通信技術:NAT越え ~STUNとUPnPと、時々、TURN~ (仮)

講師はあと2,3名増える予定です。

◇懇親会
人数、会費については別途調整します。

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2007.09.29

目に優しいFirefoxの表示設定

□はじめに
今の職場に異動してから目が疲れやすくなったので、最近FirefoxやThunderbirdの表示をデフォルトから変えています。大学でUNIXなどを使っていた方は各種アプリケーションの背景色や表示文字を設定していた人が多いと思います。FirefoxやThunderbirdも背景色や文字色などを色々チューニングできます。

ここでは非常に簡単にFirefoxの背景色や文字色を変更する方法を紹介します。

□設定方法
[1]「ツール」⇒「オプション」⇒「コンテンツ」を選択
[2]「フォントと配色」の「配色設定」を選択
[3]「テキストと背景の色」で文字色(テキスト)と背景色(背景)を変更
[4]「テキストと背景の色」で「システムの配色を使用する」のチェックボックスをオフにする
[5]「Webページが指定した配色を優先する」のチェックボックスをオフにする
下の画像は設定例です。

Firefox_4



この設定をすると、バックグラウンドが真っ白なGoogleサイトでも、きちんと設定した背景色で表示されるので、目が疲れません。

表示の設定を変えると随分目の負担が変わります。あとは液晶ディスプレイの輝度やコントラスト、デスクトップ画面の壁紙も見直してみましょう。私の場合デスクトップ画面の壁紙は星空の写真など、ほとんど真っ黒なものを使用しています。

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2007.05.19

情報とコネクションの集中~べき乗則から学ぶコネクション形成戦略

□はじめに
先日、グループ企業間の勉強会に参加した。講演内容は世の中のべき乗則をどのようなモデルで再現するかというものであった。べき乗則とはXという観測量がある場合、観測確率はXaようになることを言う。一般にaは負の数であり、Xの量が大きいほどその観測確率は低くなる。XとしてはBlogのリンク数やSNSのリンク数などがある。世の中の社会現象の多くはXが大きいごく少数のノードによって支配されるといわれる。

□なぜべき乗則は生まれるのか?
多くの社会現象でべき乗則が見られるが、それはどのように説明できるのだろうか?その多くは成長モデルで説明できるといわれる。
成長モデルではXの大きいノードの程更に大きなXを獲得しやすくなるモデルを指す。このモデルはバラバシ=アルバートによって解析され、有名となった。

□情報とコネクションは集約される
SNSのリンク数やはてなブックマーク数はべき乗則といわれている。SNSのリンク数がべき乗則ということは、恐らくリアルで接する人の数もべき乗則になると推測できる。

先ほどの成長モデルで考えるとリアルで接せる人の数が多い人は更にリアルで接する人が多くなる。つまり富めるものは富める原理である。そしてコネクションが多ければ情報はその人に集中する可能性が高くなる。つまり情報とコネクションは次第に集約される。その情報によって更に新たなコネクションを形成し、且つ今までのコネクションは深化していく。コネクションと情報という結びつきが循環的に起こっているのだ。

ここまで読んだ人なら、べき乗則の世界に従う現在において、コネクションがない人は、一生コネクションが少ないまま終わってしまう確率が高いように思えてしまうかもしれない。

□成長モデルから学ぶ戦略
ではコネクションが少ない人はどのようにしてコネクションを増やせばよいのだろうか?成長モデルは3つの戦略を教えてくれる。

[戦略1]人と接する機会を増やすこと
他人とコネクションできる確率をpとしよう。自分が有名人でもない限りpは人によらず一定だと考えられる。pを上昇させるにはスキルアップしたり知名度を上げたりと非常に困難が伴う。

pが一定という条件ならばコネクションを増やす有効な戦略は人に会う機会を積極的に増やすことだ。例えばオフ会に行ったり、勉強会や研修、あるいは飲み会に行く事である。べき乗側によるとコネクションが多い人ほどコネクションは増えやすくなる。ということは、この戦略はなるべく早く行ったほうが有効だ。

[戦略2]知名度を上げる
これは戦略1に比べて難しい。この戦略では他人が自分に対してコネクションをしたいと思わせる事を狙う。つまりpを上昇させる事に繋がる。

多くの場合pを挙げるには、ニッチな部分に特化して有名になる戦略が有効だろう。ニッチは学術的でも良いし、あるいはエリアでもよい。これは広範囲の分野で知名度を上げることは非常に難しい事だからである。ニッチになればなるほど、その分野で知名度を上げることは一般的には容易だ。

ニッチな分野について有名になれば、もちろんその分野でコネクションが広がる。しかしながら時間が経つと他の分野の知人からエキスパートとして紹介されるようになる。実はこの後半の部分が非常に重要である。コネクションという目から見るとニッチな部分よりも寧ろ他の分野から知られる事の方が有効である。ここまで行けば、コミュニティのハブとして機能する可能性が出てくる。

[戦略3]コネクションが多い人と知り合いになる
コネクションが多い人と繋がることは、多くの情報やコネクションが自分に対しても流通することを意味する。この戦略3はとても重要な戦略なのでできるだけ実践することを勧めたい。

コネクションの多い人はたいてい忙しい人だし、多くの人と会う機会がある。そのような環境の中でなんらかの自分の特徴やスキルを認知してもらう必要がある。そうしないと、自分のところに有効な情報が流れてこない。自分のことを認知してもらうには戦略2のように、人に負けないような得意な分野をつくり、定期的にアピールする事が有効だろう。

ハブとなる人とは長期的な関係になる場合が多い。SNSでコメントをしたり、Blogでトラックバックをしたりとお互いに信頼できる関係を築く事も大切だ。ハブとなる人と仲良くなるには単に名刺交換したり、メールを2,3通するだけではダメなのである。自分の特徴をアピールする事と信頼関係を作る事が重要なのだ。

□SNSとリアルのコネクション
SNSが生まれてからコネクション形成の戦略が変わりつつある。詳しくは次回に述べてみたいが一ついえることはSNSやBlogを有効に活用する事はコネクションを迅速に形成する有効な手段であることだ。なぜならSNSやBlogをうまく利用すれば、自然と戦略1から戦略3の全てを取る事になるからだ。

一つだけ言いたい事がある。人はそもそもリアルなコミュニケーションによって成り立つ存在である。バーチャルなコミュニケーションはコネクションを加速させる、あるいは創生することはできるが、リアルなコミュニケーションほど深化しない。バーチャルとリアルなコミュニケーションをうまく組み合わせる事が今後のハブとなる人間の特徴となるだろう。


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2007.04.08

ソーシャルブックマーク(SBM)勉強会の準備を開始します

VoIP Conferenceのときもスピーチしましたが、そろそろ念願だったSBM(ソーシャルブックマーク)勉強会の準備を開始したいと思います。イベント名はSBM Conference 2007かな。

□開催日時:2007年度中
□場所:調整中(都内を想定)
□講演内容:調整中
個人的にやりたい内容として
・SBM各社の最新動向・戦略
・SBMのAPIを使った事例
・社内SBM
・アルファクリッパーが語るSBMの使い方(パネルディスカッション?)
・アルファブロガーが語るSBMで気になるところ(パネルディスカッション?)
・SBMシステムの現状(はてな 、livedoor等)
・SBMとべき乗則(ネットワーク関連)
等。。。

興味のある方はMixiのコミュニティでコメント等を頂ければと思います。講師の方も募集中です。

ソーシャルブックマーク勉強会(Mixi)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1884999

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2007.02.25

[VoIP]VoIP Conference2007プレゼン資料

先日開催されたVoIP Conference2007のプレゼン資料を全て公開しましたのでお知らせします。

Skype岩田氏「Skypeについて~ビジネスの観点から」と筑波大池嶋氏「Skypeの仕組み、そしてこれから」の資料をアップしました。

以下のページからダウンロードできます。
各種資料置き場
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/study.html

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2007.01.22

[VoIP]VoIP Conferenceお疲れ様でした!

1/21(日)に無事 VoIP Conferenceが開催され、60名もの参加者が集まり白熱した議論が展開されていました。なお、アンケートによるとパネルディスカッションがとても好評だったようです。
ちなみに私はイベント中に某雑誌社の記者に取材をされ、ちょっと緊張してしまいました。(実は本イベントはプレスリリースをしていていました。)

なお、プレゼン資料や当日のスケジュールは[講演時間FIX]VoIP Conference 2007とプレゼン資料をご覧下さい。

次回イベントは今年の夏以降(おそらくく10月~11月)に行う予定です。現在検討している勉強会は以下の通りです。まだ構想の段階ですが基本的にまだ誰もやってなさそうな分野に手を染めたいなと思っています。

□第3回P2P勉強会
-o2on
-P2P地震情報
-DHT
-著作権 等

□放送と通信の融合勉強会(新規)
-通信業界の意見・トリプルプレイとNGN、ワンセグ
-放送業界の意見
-著作権団体の意見
-Youtubeとそのインパクト
-VOD 等

□SBM(ソーシャルブックマーク) Conference (新規)
-SBMサービス提供者の意見
-社内SBM
-アルファクリッパーの意見
-スケールフリー、べき乗 等

もしこんな勉強会をやって欲しい!という人がいれば、はてブにコメントを書いてくださいね!興味深いコメントがあればイベントを実現するかもしれません。

今後も精力的にイベントを企画しますので、是非とも応援よろしくお願い致します。

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2007.01.19

[講演時間FIX]VoIP Conference 2007とプレゼン資料

1/21(日)に開催されるVoIP Conferenceの最新情報です。
*Skype 岩田さんの講演を行うことになりました。

☆VoIP Conference 概要☆
□開催日:2007年1月21日(日)
□会場:金沢工業大学虎ノ門キャンパス
1F (93.101) [1Fですので注意してください。]
http://www.kanazawa-it.ac.jp/tokyo/map.htm
□定員65名(募集締め切りました。キャンセル待ちも終了しています。)
*参考*
VoIP Conference参加表明トピック(Mixi)
□参加費
1000円(当日受付にて1000円札でお願い致します)

□講演者(順不同、敬称略)
10:00 ボランティアによる準備開始
10:30 開場
11:00 開会挨拶 
・VoIP Conference実行委員会事務局長 西谷 智広

11:10~12:00 
・沖電気工業株式会社情報通信事業グループ アシスタント・オペレーティング・オフィサー 千村 保文 

テーマ:「VoIPの市場・技術動向とNGNの技術要件概要」
講演概略:1990年代後半以降の日本のVoIP市場の動向とVoIP技術の変遷を紹介する。また、NGNのアーキテクチャを概観し、その中でのVoIP技術の位置づけや今後の展望について解説する。
 
12:00~13:00 昼休み

13:00~13:50
・筑波大 大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻 池嶋 俊
テーマ:「Skypeの最新動向」(仮)
講演概略:Skypeの仕組み、SIP等との違いSkypeに我々ができること等について(仮)

14:00-14:40
Skype・テクノロジーズ社 日本オフィス ジェネラル・マネージャ 岩田 真一(予定)
テーマ:「Skypeのビジネス戦略」

14:50~15:40
・『AsteriskでつくるIP電話システム』著者 高橋 隆雄
テーマ:「Asteriskの日本における動向」
講演概略:Asteriskの全般的な概要および日本における動向、日本国内向けの対応状況を主にコミュニティベースのアプローチとして紹介する。日本国内特有の問題および、その解決策(何ができて、何ができていないか)等についても解説する。

15:50~16:40
・SIPropプロジェクト 代表 今村 謙之
テーマ:「SIPの最新技術動向」
講演概略:最初に簡単にRFCの状況をとりまとめた解説と国内のVoIP/SIP動向を技術視点で紹介する。その後、最近のVoIP/SIPの問題点について、技術視点で解説を行い、その解決に向けた取り組みの紹介と解説、また、現時点で解決に向けた取り組みがないものについてはその解決案を提示する。

16:50~17:30 パネルディスカッション 
「VoIPの課題と将来について」
モデレーター 西谷 智広(VoIP Conference事務局長)
パネラー 講演者(Skype 岩田を除く)+エニーユーザー マーケティング本部 部長 渡辺 貴代美

17:30~17:40 閉会の挨拶

※講演者、講演内容,講演時間は告知なく変更されることがあります。予めご了承ください。

プレゼン資料は以下に順次アップしていきます。
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/study.html

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2006.12.31

[Mixi]あけおめ日記によるMixi過負荷の予感

今年も今日が最後。イベントとしてP2P納涼会、第2回DHT勉強会、P2P・DHT勉強会を主催し、またUNIX MagazineにDHT記事を掲載させて頂き大変充実した一年だったと思います。また皆様のご愛読ならびにコメント、大変ありがとうございます。

さて年末年始ということでそれに関するトピックを今日は書きたいと思います。

年末年始というと、普通の人はゆっくり休む期間ですが、一部の会社ではとても緊迫した雰囲気に包まれます。その一つが携帯会社です。

なぜなら年始を迎えると同時に「あけましておめでとう」コール(あけおめコールと呼ぶことにします)によるトラフィックが激増して通常の電話通話に影響が与えるからです。

携帯電話会社が行うあけおめコール対策は主に2つあります。
・年始の数時間、トラフィックを規制する
・マスコミ(広告含む)を通じて上記時間帯のあけおめコールを避けるようにユーザに促す

実際に今年も上記の対策はされていましたし、来年(つまり明日)の対策でも既に後者は新聞等で実施されています。

また昔はISPでも「あけおめメール」は頭の痛い問題でした。しかしこちらも
・メールサーバのストレージを増強する
・特に企業・学校を中心に「あけおめメール」を避けるように啓蒙している

ことから問題の重要度は低下していると考えられます。

つまり「あけおめXXX」の対策としては
・設備増強等をして問題を根本的に解決する
・サービス受付量を規制する
・「あけおめXXX」を実施しないようにユーザに啓蒙する

という3点が挙げられます。

それではMixiの場合はどうでしょうか?

既に数百万人ユーザを獲得しユーザ層はアーリーマジョリティへシフトしています。それに伴いユーザリテラシが充分身に付けている人が大多数とは必ずしもいえない状況です。携帯やメールの「あけおめXXX」を踏まえてMixiにおける「あけおめ日記」を避ける人がどのくらいいるのか、わからない状況です。さらにサービス受付を年始規制するとはMixi自体公表していません。日記受付処理がどの程度向上しているかも不明です。

さらにMixiでは年始に日記をつけることを促すキャンペーンを出しています。

「あなたの初○○見せて下さい」キャンペーン
http://mixi.jp/mikly.pl?page=feature&vol=108

===
今年もあとわずか。みなさまに年末年始のご挨拶を兼ねて、お待ちかねのプレゼント企画をお届けいたします!! なんと今回は1000名様に大プレゼント! これまでより当たるチャンスがぐぐっと近づきました! 応募方法も簡単。日記を書くだけで良いんです! あなたもこのラッキーを手にする機会をお見逃しなく!!

・0時0分何をしていた?
・2007年の最初の食事はこれでした!
・今年の抱負は?かきぞめ

応募受付は1月1日0時からです。
===

詳細は上記のリンクを見て欲しいが、Mixi日記を年始に書くことを促している。タダでさえ「あけおめ日記」で処理量が増えるのに、このような企画を立てて本当に大丈夫か個人的には多いに疑問を感じている。すくなくとも上記キャンペーンは1月1日午前3時以降にすべきではなかったかと思う。

年末年始は紅白だけでなく、Mixiのレスポンスタイムもチェックしてみよう。Mixiは年始の処理を果たして裁けるのだろか?答えは数時間後に出ます。

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2006.12.22

[VoIP]VoIP Conferenceの講演概要&参加者募集開始について

Skype Conferenceの後継イベントとしてVoIPを中心に議論する勉強会「VoIP Conference」を開きます。

☆VoIP Conference 2007 概要☆
□開催日:2007年1月21日(日)日中帯
□会場:金沢工業大学虎ノ門キャンパス
□定員55名
⇒プレスの方は別枠で用意しています。プレスの方はVoIP Conference事務局連絡メールアドレス
tnishita@yahoo.co.jpまでご連絡をお願い致します。
□参加費用
1000円(予定)

□講演者(順不同、敬称略)

・沖電気工業株式会社情報通信事業グループアシスタント・オペレーティング・オフィサー
千村 保文 氏

「VoIPの市場・技術動向とNGNの技術要件概要」
1990年代後半以降の日本のVoIP市場の動向とVoIP技術の変遷を紹介する。また、NGNのアーキテクチャを概観し、その中でのVoIP技術の位置づけや今後の展望について解説する。


・エニーユーザー株式会社 代表取締役社長 
宮町秀恒 氏

「世界のVoIP動向と日本市場の展望」
ユーザーのニーズに基づいた日本のインターネット電話VoIPはどうあるべきか。海外動向と日本を比較し、今後の日本のVoIP市場動きを解説する。

・『AsteriskでつくるIP電話システム』著者
高橋 隆雄 氏

「Asteriskの日本における動向」
Asteriskの全般的な概要および日本における動向、日本国内向けの対応状況を主にコミュニティベースのアプローチとして紹介する。日本国内特有の問題および、その解決策(何ができて、何ができていないか)等についても解説する。

・SIPropプロジェクト 代表
今村 謙之 氏

「SIPの最新技術動向」
最初に簡単にRFCの状況をとりまとめた解説と国内のVoIP/SIP動向を技術視点で紹介する。その後、最近のVoIP/SIPの問題点について、技術視点で解説を行い、その解決に向けた取り組みの紹介と解説、また、現時点で解決に向けた取り組みがないものについてはその解決
案を提示する。


・筑波大 大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
池嶋 俊 氏
「Skypeの最新動向」(仮)
Skypeの仕組み、SIP等との違いSkypeに我々ができること等について(仮)

参加者募集はMixiにて開始しています。定員が前回よりも少ないので申し込みはお早めに。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=13480479

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2006.12.12

[VoIP]VoIP Conferenceの日時・講師について

昨年Skype ConferenceというSkypeのビジネス、技術面を軸にした講演会を開きましたが、来年はこの後継イベントとしてVoIP Conferenceを開きます。

□開催日:2007年1月21日(日)日中帯
□会場:金沢工業大学虎ノ門キャンパス
□定員70名

□講演者(順不同、敬称略)

・沖電気工業株式会社情報通信事業グループアシスタント・オペレーティング・オフィサー
千村 保文 氏

・エニーユーザー株式会社 代表取締役社長 
宮町秀恒 氏

・『AsteriskでつくるIP電話システム』著者
高橋 隆雄 氏

・SIPropプロジェクト 代表
今村 謙之 氏

・筑波大 大学院 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
池嶋 俊 氏

近日中にMixi内で参加者募集を実施予定です。

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2006.10.07

[Mixi]IDを利用したマーケティング戦略の提案

□はじめに
Mixiの参加者数が数100万人規模になり、大学生の多くはMixiを使ってコミュニケーションしているとも言われている。つまり、若い世代はもはやMixiはコミュニケーションツールの一部となっている。

ここでMixiのIDについて説明しよう。MixiのIDは参加した順番に番号が振られている。つまり、IDが小さいほど参加した時期が早い事になる。

□IDが小さいほど「有利」なわけ

私がMixiに入ったときには、まだ2万程度のコミュニティだった。このとき今のような盛り上がりを予言していた人は少なかったのではないだろうか?Mixiでコミュニケーションできる人も限られていたし、掲示板も盛り上がりにかけていた時があった。今とは大違いの時代である。

ところで、IDが小さいとどういう特徴を持つだろうか?一旦整理してみよう。

[特徴1]イノベーターやアーリーアダプターが多い。
これは、新しいものや面白そうなものにイノベーターやアーリーアダプタが早くから飛びつくから当然の結果である。または、イノベーターやアーリーアダプタと密接な関係の知人も含まれる

[特徴2]オピニオンリーダーが多い
イノベーターやアーリーアダプターはBlog等を使って情報発信をする人が多い。つまり、オピニオンリーダーが数多く含まれている。

[特徴3]メジャーなMixi掲示板の管理人である場合がある
これはMixiの掲示板が早いもの順で設置できることと同じである。大抵のメジャーな掲示板は数万人規模のコミュニティになった際に設置される場合が多いと考えられる。また掲示板管理人ということは特徴2と絡み、オピニオンリーダーでもある

[特徴4]アンテナが高い人が多い
これは特徴1からの結果であるが、最新情報に対して非常に敏感な人が多い。

[特徴5]ハブとなる人が多い
IDが小さい人は単なるイノベーター、アーリーアダプタだけでなくハブとなる場合が多い。これは、Mixiという「人」と「人」を結びつける興味を持った人が参加したからだろう。単なる技術ウォッチャーは当時のMixiには興味をあまり示さなかったのだろう。

まとめると、IDが小さい人は最新動向に敏感で、情報発信も積極的に行い、リアルなコミュニケーションの能力の高い人が多いと言える。

□IDが小さい人に対するマーケティング的な魅力

このようなIDを持った人はマーケティング的には非常に魅力である。マーケティング的にはCMを使った手法が盛んであるが、最近非常注目されているのは、口コミ効果による宣伝である。
これをバイラルマーケティングと呼ぶ。SNS自体が「人と人」をつなげるシステムであるから、バイラルマーケティングにはうってつけの媒体である。

このバイラルマーケティングは、製品を広告(というよりも評価)するオピニオンリーダーの存在が重要である。このオピニオンリーダーの評価を元に、他の人は製品の良し悪しを決定する大きな力を持っている。
つまり、MixiIDが小さい人をうまく取り込むことによって、バイラルマーケティングを成功させることができる。

このバイラルマーケティングは大きな投資が必要ないだろう。IDが小さい人の中で製品に興味がある人、Mixiの管理人等をチョイスしてもらって、ユーザに製品を無料で提供あるいは評価に対するインセンティブを与える。このときにメーカーは客観的に製品を評価してもらうように注意する事が必要だ。彼らはアンテナが高く、意図的に好評価を与えようとすると逆効果となる。また、例えユーザがあまりよくない評価をしたとしても、それは有効な情報である。なぜなら製品の改良にフィードバックすればよいのだから。

□Mixiの掲示板とのタイアップ効果

もう一つ、バイラルマーケティングで廉価且つ効果が高い方法を提案しよう。それは掲示板とタイアップすることだ。私はグルメ系の掲示板を持っていて、お店のオーナーと色々とコンタクトをしている機会があるだが、お店側もMixiに対する潜在的な口コミ広告効果の魅力を感じているようだ。あるときにオーナーには、
「Mixiの掲示板ユーザには○○引きなどの特典をつけるといいですよ」
とアドバイスを与えた事がある。

このようにすれば、お店側はぐるなびなどに高い広告費用を払わなくても、大きな宣伝効果を与える事になる。もっともオーナー側は
・掲示板のユーザ層
・掲示板ユーザ層のニーズ
・掲示板のユーザ数
を的確に把握する必要があるし、それをもとに一番コストパフォーマンスに優れた特典を考える必要がある。

□終わりに
MixiのようなSNSではバイラルマーケティング戦略がうまくマッチする。特にIDが参加者順ということを考慮すると、
イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティがうまく分類できることもとても魅力的なシステムだ。これを活用させない手はない。

ただ、このようなIDにおけるマーケティング手法は、ユーザIDによる格差を生む事も確かである。この辺りも慎重に議論する必要があるだろう。IDが大きいと「時代に遅れている」といわれる日が来るのだろうか?

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2006.10.03

[はてブ]ブックマーク数をべき乗則と考える理由

□はじめに

複雑ネットワークの研究が進み、べき乗則に対して関心が集まっている。色々な社会現象でべき乗則にしたがっていることが発見されているが、私は恐らくはてブのブックマーク数もべき乗則に従っていると考えている。今日はその理由を書いてみたい。
参考:
べき乗則:はてなダイアリー

□バラバシ=アルバートのネットワーク
複雑ネットワーク系で注目されている一つがバラバシ=アルバートネットワーク(BAネットワークと呼ぶ事にする)である。これは、リンクが多いノードほど、新たに参加するノードはリンクをしやすいと仮定してネットワークを作った例である。詳細は下記を参照。
http://f39.aaa.livedoor.jp/~hukuryu/barabasialbert.html

このBAネットワークのリンク数はべき乗則に従う事が知られている。

このネットワークモデルを見ると、あるリンクを持つ強者に対して、更リンクを強化するように外部作用が働くときに、リンク数がべき乗則に従うだろう、というアナロジーが頭に浮かぶ。(仮定1)
このような仮定が一般的に証明されるのは難しいと思われるが、BAネットワークのようにあるモデルを作れば個々には証明できるだろう。

□ブックマーク数が多いほどブックマークがされやすい理由

さて、はてブの話に戻そう。今、はてブのブックマーク数がべき乗則に従うという結論に導くには仮定1を使い、はてブのブックマーク数が多いほどブックマークがされやすい事を言えれば良い。

ところで、はてブには、記事がリリースされてブックマークする際のフェイズが3つあると考えられる。

□ブックマーク数が2以下のとき[フェーズ1]
このときにはタグサーチ等をしない限り、はてブユーザはブックマークに気づかない
□注目のエントリーに掲載される[フェーズ2]
注目フェーズに掲載され、ある程度のはてブユーザが目にする事ができる
□最近の人気エントリーに掲載される[フェーズ3]
一般にフェーズ2よりもトップページに滞留する時間が長い。フェーズ2よりもはてブユーザが目にする確率が高くなる

つまり、フェーズが大きくなるほどはてブユーザの目にさらされる時間が長くなり、そのため結果的にはブックマークされやすくなる事がわかる。

もう一つここで注意しないと行けないのが、フェーズ2にしろフェーズ3にしろ、ブックマーク数が多いという事実にがあれば、はてブユーザは記事を「読んでみたい」と思う事である。

その理由として

[心理状態1]ブックマーク数が多いから、この記事は面白そうだ。
[心理状態2]ブックマーク数が多いという事は、多くの人が記事読んでいる事。流行に乗り遅れないように読まないと。

とユーザが感じるのではないのかと私は分析する。特に心理状態2については、他人の行動や外的変化に敏感な人がなりやすい(特にイノベーターに多いと思われる)心理状態だろう。

結論として、最近の人気のエントリーの中にあっても、よりブックマーク数が多い記事ほどブックマークがされやすくなる可能性がある。

もちろん、はてブのトップページを見ずに、記事を直接読んで(RSSリーダーやブラウザのブックマーク等)はてブのブックマークをする人もいるが、数100ブックマークに達すには、やはりはてブの人気エントリーの表示効果がとても大きいと私は思う。

□終わりに

今回ははてブのブックマーク数がべき乗則に従っていると考える理由を説明した。BAネットワークを変形したはてブユーザの行動モデルを作れば、恐らく数学的にはべき乗則に従うことだろう。また理論だけでなく、実際にはてブブックマーク数がべき乗則に従うかどうかも測定する必要があるだろう。

注意しないといけないのは、仮に現在べき乗則に従っていたとしても、そのような自体が今後も続くかという事である。現在のはてブのユーザ層(イノベーターやアーリーアダプタ)からメインユーザ層がアーリマジョリティにシフトしてもべき乗則になるのか、私はとても興味がある。恐らく行動モデルに変形が加えられ、べき乗則から外れていくのではないかと私は推測している。

*追記:はてブ開始当初はべき乗則に従っていたようです。
はてなブックマークは今何件?

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2006.10.01

[Mixi]Mixiの参加者同士が繋がっている事の証明

先日、笠原社長とどの程度で繋がっているかを示す指標「笠原数」を提唱したが、そもそもすべての参加者が笠原社長と繋がっているのか自分で疑問に思った。そこで、今日はMixiの参加者同士が繋がっている事を証明する。(条件つき)

□条件
・参加者は誰かから招待される(一番最初に招待した人を除く)
・招待された人のIDよりも、招待した人のIDの方が小さい
・一番最初に招待する人はID=1の人
(あるいは最初に招待する人はID=1を含めて複数の人だが、必ずID=1とマイミクである)
・マイミクが0の人はMixiの利用ができなくなる(条件1)
・Mixiにおいて、参加者Pが招待者からマイミクをはずされてない事(条件2)または参加者Pが招待者からマイミクをはずされているが、PよりもIDが小さいマイミクが存在する場合(条件3)

次のようなアルゴリズムを考える
参加者AがID=1に辿りつくアルゴリズム

STEP☆
Aのマイミクの中で一番IDが小さく且つAよりもIDが小さい人をPとする
STEP★
Pが存在する場合⇒A=PとしてSTEP☆に戻る
Pが存在しない場合:AさんのID=1の場合:終了


証明:
マイミクの中には原則招待者がいる。つまり、Aさんのマイミクは(招待者からマイミクをはずされない限り)AさんよりIDが小さい人(Bさん)が存在する。また招待者からマイミクをはずされても条件3であれば、同様の議論ができる。今、Aさん⇒BさんのようにIDが一番小さいマイミクを辿るIDに対する関数をfとすると、fは単調減少である。fの下限はID=1であるから、上記アルゴリズムを行えばID=1の人に辿りつく。

これによって、ある制約下のおいて、Mixi参加者は全てID=1の参加者と繋がっている。
つまり、Mixiの参加者同士は必ず繋がっている事になる。

問題は招待者からマイミクをはずされたPさんで、マイミクのIDにおいて全てPよりも大きい場合が存在した場合である。

この場合は結論から言えば、先ほどのアルゴリズムを改良すれば、同様のアルゴリズムでID=1の人と辿れる(場合がある)。例えば、STEP★においてAさんのマイミクの中で複数マイミクを持っていて且つその中でIDが一番小さい人がPさんとなるのが妥当である。本当のSTEP★の処理はもっとややこしいが。

Mixiで孤立するグラフが現れるのはどういう場合だろうか?例を挙げてみよう。
今、AさんとBさんとCさんがいる。AさんはBさんを招待し、BさんはCさんを招待する。ここで、AさんはBさんとのマイミクを止め、且つBさんとCさんは他に招待しない等の場合が考えられる。かなりのレアケースだし、このようなことがMixiで認められているかどうかは私は知らない。

招待者からマイミクをはずされた人が存在した場合のグラフは、一般に複雑になる。場合分けも非常に複雑だろう。本当はMixiの参加者同士が必ず繋がっている事の証明を書きたかったのだが、これについてはきちんとした考察が必要だろう。今問題なのは条件2、条件3をより弱い条件にすることだ。皆様の考察求む!

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2006.09.30

[Mixi]つながりを表す指標「笠原数」の提案

□はじめに
Mixiを使ったことのある人は自分または他の人マイミクの数を気にした事があるかもしれない。Mixiの興味深さは「ある人」と「ある人」が繋がっている事が「マイミク」というつながりで可視化できることである。これは非常に重要である。というのは、リアルな世界では、ある人とある人が知人かどうかは、その周囲の人に聞いてみるしかないからだ。Mixiはそのつながりを自動的に表示してくれる。

□つながりの科学~ミクロの場合
この「つながり」ということを数学的に言うとどうなるだろうか?「つながり」は数学的に言うところの「グラフ理論」で表される。例えばマイミクの数は辺、あるいはリンクの数となる。Mixiに参加している人は頂点で表される。

もう少しつっこんでみよう。AさんのマイミクBが、AさんのマイミクCとマイミク同士であることも良くある。この「良くある」頻度をクラスター密度呼ぶ。これによって、Aさんの周囲でどのようなマイミクが形成されているか、ある程度の指標を教えてくれる。

□つながりの科学~マクロの場合
ここでよりマクロ問題を考えてみよう。Mixiの参加者であるAさんとBさんをランダムに選ぶ。AさんとBさんは何人のマイミクを介して繋がっているのだろうか?(問題A)そして、どんなAさんでもBさんでも平均どのくらいのマイミクを挟めばつながっているだろうか?(問題B)これは非常に興味深い問題だ。

この手の最初の実験をしたのはミルグラムらの実験である。彼は、アメリカ人におけるまったく他人同士において、何人を介して手紙が届くか実験をした。答えは大抵6次のつながりだったという。
今、1次とはマイミク同士、2次とはマイミクのマイミク同士と考えてもらって構わない。

□Mixiとつながりの科学
この問題をMixiで研究することは有意義なことである。というのは、マイミクという情報が既にサーバにあり、問題AにしろBにしろ計算可能だからである。しかし直感的にわかるように、問題Bは答えがわかるまでに相当大きな計算が必要であることがわかる。

もう少し単純なことを考えよう。
Mixiの参加者である、特定の人を決めておく。この人とAさんがどのくらいのマイミクを挟めば繋がっているだろうか?(問題C)

問題Cは既に特定の人という基準があるので、問題Bに比べると計算が楽である。問題Aと計算量はほぼ同じだが、どんなMixiの参加者からも共通のものさしを与えられる事が違う。

ではこの特定の人を誰にすべきか?という事が挙げられる。重要なことは
・有名人であること
・Mixiに永続的に参加していること
の2つであろう。特に後者を考えるとMixi社長の笠原氏が望ましいと考える。

今、笠原氏とMixiの参加者での繋がりの数(ホップ数)を「笠原数」と定義する。
笠原氏のマイミクは笠原数=1、笠原氏のマイミクのマイミクは笠原数=2である。
ちなみに私は笠原数が2である。(ちなみに笠原氏自身は笠原数は0である)

この手の話は、私がオリジナルではない。グラフ理論の権威であるエルデシュ氏を称えたエルデシュ数を参考にしている。皆様も是非笠原数を計算して欲しい。

□Mixiと笠原数
実はこれからが本題である。
笠原数が3以上についてはMixiで計算する事は面倒である。というのは笠原数が2以下の場合にはMixiが自動的に表示するが、3以上は手計算で調べないといけないからである。

では、笠原数が3以上の人はどのような計算をすればよいだろうか?一番確実なのは、マイミク経由で総当りに調べる事である。しかしこれはとても大変である。

そこで、次のようなアルゴリズムが考えられる。
[アルゴリズム1]マイミクが多い人を優先的に計算する
[アルゴリズム2]ITあるいはベンチャー系に関心がある人を優先的に計算する

アルゴリズム1はMixiのマイミク数がべき乗に分布していることを利用している。つまり、ハブとなる人を経由すれば、おのずと笠原氏とつながるだろうということである。
アルゴリズム2は「笠原氏」と繋がるであろうマイミクを「推定する」している。つまり、たんなる数学的な情報だけでなく、意味的な情報を含めて最短パスを計算する。

今まで、コミュニティの最短パスの計算等は単に数学的な研究結果を考慮してアルゴリズムを計算した場合が多かった。しかし、参加者の特性(特にアルゴリズム2)を利用したコミュニティのつながりに関する研究がもっと盛んに行うべきだと私は思う。つまり今までグラフ理論にプラスした「何か」の情報を加えた研究がこの手の分析には有効だと思うのだ。それはグラフ理論の有向グラフ、重み付けグラフ等に結局は帰するかもしれないが。

もしかすると、「意味のつながり」の近さ(日記やプロフィール、趣味など)を数学的に記述できるようになれば、アルゴリズム2のようなことは自動的に計算できるのかもしれない。

□終わりに
Mixiのようなコミュニティは一見ランダムなつながりだと思われるが、実は最近の研究では色々と特徴があることがわかっている。しかし、どうしてそのような特徴が現れるのかはまだ良くわかってない。
まずは自分の笠原数を計算してみて、グラフ理論そして複雑ネットワークの奥深さを実感して欲しい。

なお、参考書籍として増田 直紀氏らの「複雑ネットワークの科学」をお勧めしておく。

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2006.09.23

[はてブ]SBMにおけるブックマーク「サゲ」攻撃の可能性

ビジネスやプライベートにおいてはてブを愛用している。使い方として、自分の興味のあるWebページをクリッピングをするのはもちろんこと、他の人のブックマークやホットエントリーを参考にして閲覧する事が多い。最近では特に後者の使い方の方がウェイトが高く、SBMを「インテリジェンスな」RSSリーダーライクに使っているのが実情である。(RSSリーダーとはてブとの比較は後日行いたい。)

□はてブとタグの関係

さて、はてブを使っていると気になる事がある。それは、各タグのページはブックマーク数が多い順(あるいはブックマークされた時間順)に表示できるということである。もちろん、それはありがたい機能だが問題なのは被ブックマークページに該当「タグ」(これをタグAとしよう)を一つでも付けた人がいれば、タグAのページに表示されてしまうことである。

もう少し具体的に書いてみよう。今、1000個ブックマークされているページPがあるとする。このとき例えば「セキュリティ」というタグを一人だけがつけたとしよう。すると、「セキュリティ」というタグにページPが表示されてしまう。

□はてブに対する「サゲ」攻撃

ここまで書くとわかってしまった人もいるかもしれない。つまり、ホットエントリーのようなブックマーク数の多い被ブックマークページに「全然関係ないタグ」を1個でも付けたらどうなるか?

例えば、セキュリティのページのはずなのに「モーニング娘。」というタグをつけると、「モーニング娘。」のタグの上位に全然関係ないセキュリティのページが表示されてしまう。すると、本来モーニング娘。に関するWebページがタグの画面においては表示される「はず」だが、上記攻撃によって意味のないページによって埋もうれてしまう。つまり2chでいうところの、「強制的に」意味のあるブックマークがサゲ進行にされてしまう事になる。

もう少し応用しよう。例えば気に入らないタグAがあったとする。(このようなタグの例として、嫌いなタレント、番組等が挙げられる)そこに、はてブの情報を抽出して自動的にホットエントリーにタグAを自動的につけてしまう。すると、タグAは無関係なページで埋まっていくということである。
つまり、SBMならではの「意味のあるページ」の表示ができなくなり、SBMの機能が停止してしまう。

□「サゲ」攻撃の対策は?

これはかなり難しい。先ほど書いた、自動的に「タグA」をつけるような攻撃は時間内にどれだけタグAとなるブックマークをするかどうかをチェックするというのが考えられるが、どこまで攻撃を回避できるかあるいは副作用がないのかが微妙である。

意味解析をしてタグとWebページとの相関を考える事も考えらるが、そもそもタグの内容自体はユーザ任せなのでこれも難しいだろう。

もし、良いアイデアがあれば教えてください。

*追記1:「sage」攻撃よりも「ageアラシ」という表現の方が良いとの指摘がありました。
*追記2:del.icio,usでは、既にこのような攻撃が起こっておりdel.icio.us側でも対策がされているようです。
参考:しっぽのさきっちょ「注目泥棒」
http://www.baldanders.info/spiegel/log/200609.html#d23_t4

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2006.09.08

[VoIP]VoIP Conference開催のお知らせ

昨年、P2Pイベントの一環としてSkype Conference 2005 を開催し、大好評を博しました。
Skype Conference 2005 公式HP

そこで今回は講演内容を拡大し、イベントタイトルも「VoIP Conference」と改めることにしました。
講演内容としては
・Asterisk
・Skype
・NGN
・FMC
・SIP最新動向
・VoIP 最新動向

に焦点を当てる予定です。
既にAsterisk関連の著作を書いている人と講演を調整しています。

そのほかの情報ですが、
□日時:2007年前半
□場所:未定(200人以上収容できる会場がベター。会場提供者求む!)
□主催者:VoIP Conference事務局(有志による開催、非営利)

となっています。

なお、本講演の講師について募集しています。自薦・他薦は問いません。
推薦いただける方はMixi経由またはメール(tnishita@yahoo.co.jp)でご連絡をお願い致します。

また本講演に興味のある方は、Mixiトピックを見てください。VoIP Conferenceの最新動向をチェックできます。

VoIP Conference 準備トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=9787327&comm_id=43848

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2006.07.16

[SBM]はてブにおける「重要度」パラメーター導入の提案について

6月の異動後、VoIP系のアプリケーション開発をしています。とても忙しいのでBlogへの記事投稿回数が少なくなっていますが、今後とも記事のアップに努めますので皆様のご意見、はてブへのブックマーク共よろしくお願いします!

さて、今回もはてブの話題である。
はてブにおける現在の入力できるパラメーターを分類する(ブックマーク名を除く)と
・タグ
・コメント
の2つに分類できる。

まず、タグというのはそのブックマークが含まれるカテゴリを示すものである。タグは複数入力可能であるから、ブックマークに含まれるカテゴリも当然複数となる。

コメントは本来ブックマーク記事に対する「自分用のメモ」のはずであったが、現在では以下のように拡張されつつある。
[拡張例]他のはてブユーザが閲覧することを「想定した」公開型コメント
[拡張例1-1]上記に関連して、はてブにおいて「議論」あるいは「意見」を提示するための公開型コメント
[拡張例1-1-1]1-1の「はてブコメント」に対するコメントを追記
[拡張例1-2]Blogユーザに対する「ライト」コメント(意見、議論を含む)としての公開型コメント

コメントについての議論はとても興味深い内容を含んでいるので、後日詳細に議論させて欲しい。

さて、今回ははてブに対する「重要度」というパラメーターの導入についての提案である。

はてブにおいて同じタグでの記事の注目度を見分ける場合には、
・コメント
・はてなブックマーク数
ぐらいしかない。

これは他人でも自分のブックマークビューでも同じである。

ここで問題なのは以下の点である。

[現状]ブックマークとは、[ブックマークしない=0かブックマークした=1]の世界である。
[問題点1-1]「ライト」な意味で記事をブックマークをした人と「シリアル」な意味で記事をブックマークをした人でもブックマーク数のカウントは1である。
[問題点1-2]自分の興味による重要度によってブックマーク記事を分類しにくい。特に自分が同じタグをつけた記事では、どれが自分にとって重要な記事だがわからなくなる。

問題点1-1は他人のブックマークや「注目のブックマーク」「最新のブックマーク」等を眺めたときに問題になることだ。ブックマーク数だけによる記事の注目度の精度は実はあまり良くないのではと私が考えているからだ。
一方、問題点1-2は自分のブックマークを将来振り返るときに問題になることだ。
つまり、問題の視点が違う。

少なくとも問題点1-2を解決する手段はある。それは、「重要度」に対するのタグを自分で作ることである。
例えば[重要][普通][参考]など。

ちなみに[後で読む]のタグをつけている人は、もしかすると重要度の意味をこめているのかもしれない。(重要であれば、はてブでブックマークする前に記事を読む可能性が高いので)

しかし、毎回そのような「重要度」タグを作るのは大変である。それに記事に対する自分における重要度は「時間」とともに変化する。

そこで、問題1-1、問題1-2を解決する手段として記事の「重要度」(あるいは注目度)というパラメーターを設けるのはどうだろう?ブックマークをするときにラジオボタンによって、自分で記事の重要度(5段階ぐらい)を選択することができる。

今回の発想は自分の経験から問題点1-2を解決すべく生まれた。しかしこのような重要度の概念は、ブックマークされる記事における注目度の精度を上げるためにも役立つかもしれない。

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2006.06.25

[SBM]組織限定のソーシャルブックマークの必要性

ソーシャルブックマーク(SBM)の認知度が上昇しているが、ビジネスで活用していることが十分されているとは言えない状況である。

□一般的なSBMをビジネスで使う場合の懸念点

私はSBMとしてはてなブックマーク(以後はてブと略する)を利用しているが、ビジネスのためにはてブを利用するのは、少しためらいがある。
というのは、SBMを利用することで

□その人の趣味がわかる
→その人の興味対象がわかる
→その人の研究、ビジネス対象がわかる!

と繋がるからである。特に研究や新規ビジネスを模索している場合、他人から自分あるいは組織が考えている「ネタ」がバレてしまう恐れがある。

□組織限定でSBMを作ったらどうなるか?

もし、組織限定のSBMができるとすれば、上記の懸念はもちろんなくなる。
しかしそれ以上に組織限定のSBMには利点がある。

利点を列挙してみよう。
[利点1]自分、自組織のネタ情報が外部に漏れない(既に説明済み)
[利点2]社内限定ページ、社内共有フォルダ・ファイルをクリッピングできる
[利点3-1]社内SNS、社内Blogよりも社内SBMの方が簡単にユーザが参加できる
[利点3-2]社内SNS、社内Blogよりも社内SBMの方が簡単に管理者が維持ができる
[利点4]社内SNS、社内Blog導入のトリガーになる
[利点5]社内組織、社員の興味対象が時系列で簡単に分析できる

ということである。

利点2について説明しよう。
社内限定ページを一般のSBMでクリッピングするのはためらうだろう。このような社内リソースを簡単に管理するのに、社内SBMは適している。

特に、頻繁に使う社内ファイル等はこのような社内SBMがあれば、他の社員も簡単にアクセスすることができて、とても有効だろう。社内ページ、ファイル等は頻繁に更新されるので、一人でリンク集を作るよりは、SBMで管理した方が良い一例である。

利点3であるが、社内SNS、社内Blogはユーザにコメント等書き込みをすることが要求される。これは、ユーザにとって煩わしく感じやすいところで、また社内の人間が見るだけに書き込み内容、コメントに対して神経質になりやすところである。

リーダ的な存在や、いわゆる「盛り上げ屋」(場合によっては意図的にこのようなユーザを作る場合がある)がいないと、ユーザは書き込みをするきっかけがなくなり、結局社内SNS、Blogが十分活かしきれないことも多い。また、管理者がコメント、書き込みが適切かチェックをすることも必要であり、管理者としてはとても重労働である。

社内SBMであれば、リンクに対するタグとコメントしか記述できないので、ユーザがSBMに書き込みのも、利用するのも簡単だし、もちろん管理者がSBMをメンテナンスするのも簡単である。

利点4であるが、まずは社内SBMで実験して、それが成功したら社内SNS、Blogに繋げるということが考えられる。Webリンクという、社員がもっとも気になる情報の一つを共有する、という成功受けて、よりハードルが高い「書き込み」「コメント」までユーザのモチベーションを上げることができるからである。

利点5は社内SBMならでは利用法である。管理者はタグ等を調べることで、「ある特定スキル」に強い人員を簡単に探すことができる。反論意見もあるだろうが、このようなSBMを活用している人のタグから、異動組織の参考にすることもできるだろう。または社員がどのような情報に関心があって、どのような情報に関心がないか分析することで、その社員が「社員研修」する際の重要分野を変化させることも考えられる。

この組織限定のSBMであるが、組織別に閲覧できるカテゴリを決めることも面白い事だ。
例えば、[購買部限定]というタグがあると、購買部以外の人は記事を読むことができない、などである。

社内SNS、Blogばかり注目されているが今後はユーザ参加が容易な社内SBMが注目される時代がすぐそこに来ている。
そろそろ、社内SBMの開発に力をいれてはどうだろうか?私は「はてな」のビジネス事業として、社内SBMのパッケージを売ることも興味深いのではないか、と思っている。

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[SBM]組織限定のソーシャルブックマークの必要性

ソーシャルブックマーク(SBM)の認知度が上昇しているが、ビジネスで活用していることが十分されているとは言えない状況である。

□一般的なSBMをビジネスで使う場合の懸念点

私はSBMとしてはてなブックマーク(以後はてブと略する)を利用しているが、ビジネスのためにはてブを利用するのは、少しためらいがある。
というのは、SBMを利用することで

□その人の趣味がわかる
→その人の興味対象がわかる
→その人の研究、ビジネス対象がわかる!

と繋がるからである。特に研究や新規ビジネスを模索している場合、他人から自分あるいは組織が考えている「ネタ」がバレてしまう恐れがある。

□組織限定でSBMを作ったらどうなるか?

もし、組織限定のSBMができるとすれば、上記の懸念はもちろんなくなる。
しかしそれ以上に組織限定のSBMには利点がある。

利点を列挙してみよう。
[利点1]自分、自組織のネタ情報が外部に漏れない(既に説明済み)
[利点2]社内限定ページ、社内共有フォルダ・ファイルをクリッピングできる
[利点3-1]社内SNS、社内Blogよりも社内SBMの方が簡単にユーザが参加できる
[利点3-2]社内SNS、社内Blogよりも社内SBMの方が簡単に管理者が維持ができる
[利点4]社内SNS、社内Blog導入のトリガーになる
[利点5]社内組織、社員の興味対象が時系列で簡単に分析できる

ということである。

利点2について説明しよう。
社内限定ページを一般のSBMでクリッピングするのはためらうだろう。このような社内リソースを簡単に管理するのに、社内SBMは適している。

特に、頻繁に使う社内ファイル等はこのような社内SBMがあれば、他の社員も簡単にアクセスすることができて、とても有効だろう。社内ページ、ファイル等は頻繁に更新されるので、一人でリンク集を作るよりは、SBMで管理した方が良い一例である。

利点3であるが、社内SNS、社内Blogはユーザにコメント等書き込みをすることが要求される。これは、ユーザにとって煩わしく感じやすいところで、また社内の人間が見るだけに書き込み内容、コメントに対して神経質になりやすところである。

リーダ的な存在や、いわゆる「盛り上げ屋」(場合によっては意図的にこのようなユーザを作る場合がある)がいないと、ユーザは書き込みをするきっかけがなくなり、結局社内SNS、Blogが十分活かしきれないことも多い。また、管理者がコメント、書き込みが適切かチェックをすることも必要であり、管理者としてはとても重労働である。

社内SBMであれば、リンクに対するタグとコメントしか記述できないので、ユーザがSBMに書き込みのも、利用するのも簡単だし、もちろん管理者がSBMをメンテナンスするのも簡単である。

利点4であるが、まずは社内SBMで実験して、それが成功したら社内SNS、Blogに繋げるということが考えられる。Webリンクという、社員がもっとも気になる情報の一つを共有する、という成功受けて、よりハードルが高い「書き込み」「コメント」までユーザのモチベーションを上げることができるからである。

利点5は社内SBMならでは利用法である。管理者はタグ等を調べることで、「ある特定スキル」に強い人員を簡単に探すことができる。反論意見もあるだろうが、このようなSBMを活用している人のタグから、異動組織の参考にすることもできるだろう。または社員がどのような情報に関心があって、どのような情報に関心がないか分析することで、その社員が「社員研修」する際の重要分野を変化させることも考えられる。

この組織限定のSBMであるが、組織別に閲覧できるカテゴリを決めることも面白い事だ。
例えば、[購買部限定]というタグがあると、購買部以外の人は記事を読むことができない、などである。

社内SNS、Blogばかり注目されているが今後はユーザ参加が容易な社内SBMが注目される時代がすぐそこに来ている。
そろそろ、社内SBMの開発に力をいれてはどうだろうか?私は「はてな」のビジネス事業として、社内SBMのパッケージを売ることも興味深いのではないか、と思っている。

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2006.06.15

[SNS][法律]Mixiで投稿したネタは特許にできない?

□SNSという知のつながりと特許の落とし穴

最近、SNSで技術あるいはビジネスモデルの提案が良くされている。
SNSのコミュニティの活性化をするには、このような新規性の高いトピックがあることが望ましい。

ただし1点注意しないといけない。
もしかするとSNSもっというとMixiで議論したネタは特許にできないかもしれないということだ。

□特許法と「公然と知られた発明」

まず、ここで私は特許法についてはそれほど知識がないので、あくまで私の問題提起と考えてほしい。法律に詳しい方はフォローをお願いしたい。

そもそも、特許のネタは特許出願前に多くの人に知られている場合、特許として認められないという原則がある。具体的にいうと、特許法の第29条だ。


第二十九条  産業上利用することができる発明をした者は、次に掲げる発明を除き、その発明について特許を受けることができる。
一  特許出願前に日本国内又は外国において公然知られた発明
二  特許出願前に日本国内又は外国において公然実施をされた発明
三  特許出願前に日本国内又は外国において、頒布された刊行物に記載された
発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた発明

□SNSは「公然」となる場か?

今、SNSはMixiに限定して問題を簡略化しよう。
現在Mixiは数百万人ユーザを擁しており、もはやクローズドな側面よりもオープンなコミュニティの側面の方が強くなってきた。

ここで、Mixiは会員限定サービスであることに注目してもらいたい。このような巨大人数且つ会員限定サービスに掲載されたものは、果たして
「特許出願前に日本国内又は外国において公然知られた発明」に該当するのだろうか?

そもそも、「公然」についてきちんと整理する必要がある時代が来ているのかもしれない。

「公然」にはいろいろなレベルがあると思う。たとえば以下の通りメディアを分類できるだろう。

[タイプA-1]誰でも購読できる新聞、雑誌あるいはTV、ラジオのメディア。B2Cのアプローチ。
[タイプA-2]会員限定で購読できるB2B,B2C向けメディア。
[タイプB-1]Blog、HP等で誰でも公開しているメディア。基本的にはC2Cのアプローチ。
[タイプB-2]SNS、ML、会員限定サイトのようなC2C向け会員限定のメディア。

今、タイプP-QでP=AはB2B or B2C のアプローチ、P=BはC2CのアプローチQ=1はオープンなメディア、Q=2は会員限定のメディアに分類した。

タイプルB-2だけに限定して考えてみると、参加人数が多いと掲載された内容は公然になるのだろうか?
たとえ数100万人参加者がいても会員限定ならば掲載しても公然にならないのか?
またA-2でも数百部のメディアでも掲載すれば公然になるのか?

公然の条件が私はイマイチ理解できないのだが。。。

皆様の意見を聞かせて欲しい。

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2006.05.30

[Web]Blogに対するはてブの新着ブックマークを簡単に確認する方法

自分のBlogに「はてブ」のブックマークがされているか気になる人も多いでしょう。
ここではBlogに対する最新ブックマーク状況が簡単にチェックされる方法を書いてみます。
方法は次の通り。

[1]はてブの注目エントリーのページに行く。
http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=hot

[2]URLで絞りこみの欄に自分のBlogのURLを書く。

[3]すると自分のBlogに対するはてブの注目エントリーが表示されます。
そこで、「このサイトの新着ブックマーク」をクリックしましょう。
最新のブックマークが新着順に表示されます。
ちなみに私のblogの場合は下記のURLになります。
http://b.hatena.ne.jp/bookmarklist?url=http://toremoro.tea-nifty.com/

[4]上記の新着ブックマークを表示するページはRSSで簡単に更新をチェックすることができます。(「RSS」と書いてあるところをクリックしてみてください。)RSSリーダーを使うと、簡単に自分のBlogに対するはてブのブックマーク状況がわかりますよ!

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2006.04.19

[Web][Ajax]ケータイ+Ajaxでどんな世界が広がっているのだろうか?

Web2.0の必須技術となりつつあるAjax。この技術を仮に携帯に持ち込むとすると、一体どのような世界が広がっていくのだろうか?

そもそもこのように考えたきっかけは下記の記事を見た事だ。

「Ajaxで携帯画面を狙え」,オープンウェーブがアピール
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051220/226535/

ここで一つ整理しておこう。携帯でAjaxを利用すると、何がうれしいのだろうか?
私なら、次の4つの携帯の特徴から推測できると思う。

携帯電話の特徴:
[特徴1]携帯の画面は小さい
[特徴2]携帯は文字入力がしにくい
[特徴3]携帯の回線帯域は狭い
[特徴4]携帯は定額制サービスがある

まず、特徴1から。
私は携帯の無料地図サービスをよく利用しているのだが、これがとても使いづらい。狭い画面に地図が書いてあるので、カバーするエリアがとても小さい。かといって十字キーで地図を動かすと、今までの地図情報が全てクリアされるので、位置関係がわかりずらい。

GoogleMapsのようにAjaxを使えば、簡単に地図をスクロールできる。他のアプリケーションでも、本来携帯画面よりも大きな画面が必要となるサービスはAjaxが必要となるだろう。

特徴2として、携帯で文字入力を手助けすることが考えられる。
例えば、Ajaxで郵便番号を自動的に補完するサービスがある。Ajaxを使えば、十字キーだけで、ほとんどの入力が可能となるかもしれない。例えば、モバイル検索サイトの文字入力支援(候補単語を選択できる)、
あるいは「ぐるなび」などの広範囲の情報をサポートするサイトで、簡単にお店を選択できるようにする。
文字入力がラクになる、あるいは操作性が向上すれば、もっと携帯を使う人は多くなるはずだ。


特徴3はAjaxを利用する時の長所でもあり、短所でもある。
例えば普通の携帯Webサイトを使うのであれば、帯域の狭さ、レスポンスの遅さから多ページクリックするのがとても面倒だ。Ajaxを使えば、ユーザ行動を先読みをすることにより、ユーザがクリックする前にデータを受信して、スムーズに次の情報をユーザに提示することができる。これは、一種のブラウザでもされている先読みWEBページ取得だ。

ただし、回線帯域が細い事から、ユーザが次の情報を見たいと思った時にに、携帯側で情報が先読みできない可能性がある。

特徴4は説明するまでもないかもしれない。
Ajaxは先読みで情報を取得するため、不必要な情報を多く取得する。そのため定額制サービスはAjaxとなくてはならない関係である。

このような特徴を考えると、「人と携帯との親和性をより高める手段としてAjaxが有効」と考える事ができそうだ。
Ajaxは人と情報との間の距離を縮めてくれる。WebでのAjaxの利用よりも携帯でのAjaxの利用は、よりその距離を縮める手助けをしてくれる事だろう。

携帯のCPUパワーやメモリがまだまだ貧弱であることは否めない。Ajaxを携帯で本格的に利用するのはかなり先のことだろう。
しかしながら、携帯でのAjax研究・開発は積極的に進めるべきだと思う。なぜなら携帯分野でビジネス、開発共に
世界をリードする日本は、今後も優位性を保つためにAjaxという武器を最大限利用できるのだから。
Web+Ajaxで日本がアメリカにリードされているのであれば、ケータイ+Ajaxで日本は世界を大きくリードしようではないか。

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2006.03.25

[P2P入門]これで納得!P2P超入門~その1

これから数回に渡ってP2P超入門を連載します。P2Pのイメージをつかんでもらうことが目的なので、一部あいまいな点がありますが、それは許して下さいね。

ここではP2Pの研究をしている大学院生「太郎」さんと、サークルの後輩で大学1年の「さくら」さんの会話を通しながら、P2Pについてわかりやすく解説します。

□はじめに

さくら☆
太郎さん、最近「P2Pが~!」とか「Winnyが~?」という記事が多いよね。でもP2PやWinnyって実際よくわからないんだけども。

太郎★
そうね、テレビ番組や新聞もきちんとP2PやWinnyについて解説してない場合が多いから、誤解している人やよくわからない人が多いと思うよ。

さくら☆
「P2Pは良くない」って良く言われているんだけども、どうしてなの?

太郎★
実は「P2Pは良くない」とか「P2Pは悪」というのは間違った見方なんだ。

さくら☆
どういうこと?

太郎★
P2Pは通信技術の一つであって、使い方次第で良い利用法もあるし、悪い利用方法もあるんだ。

さくら☆
よくわからな~い!

太郎★
例えばさくらさんもメールを良く使うよね。メールを使うことは良いと思う?悪いと思う?

さくら☆
だってメールは仕事でもプライベートでも良く使うし。良いことに決まっているじゃないの!?

太郎★
でも、よく知らない人からメールが来たり、広告メールも見たりするよね。あるいはウィルス付のメールが来たり。

さくら☆
あ、そうか!ああいうメールって厄介だよね。

太郎★
そう、私たちが使うメールという通信技術を見ても使い方次第で「良いことをする」手段であったり、「悪いことをする」手段であったりする。

さくら☆
だからP2Pも使い方次第で「良いことをする」手段だったり「悪いことをする」手段だったり見えるという説明なのね。

太郎★
その通り。まずはP2Pについて知らない人が多いから、これからわかりやすく説明するね!

さくら☆
はい!期待大です♪

□P2Pとは?

さくら☆
P2Pってぶっちゃっけ何なの?

太郎★
P2PはPeer to Peer の略なんだ。to と2「two」の英語の発音が同じなので、P2Pと書かれていることが多いね。Peerとは「対等な」という意味。だから直訳すると「対等同士のつながり」っていう感じかな。

さくら☆
よくわからな~い!

太郎★
そうだよね。例えばパソコン同士を直接繋げて通信するような感じかな。

さくら☆
イメージはわかるけども、もう少し具体的に説明して欲しいなぁ~。

太郎★
では、いわゆる通常の通信方法について説明しようね。

□お金持ちと召使

太郎★
さくらさんが例えばお金持ちだったとします。何人も召使がいたらどうする?

さくら☆
うん、まずワインと美味しい食事をもってきてもらおうかな。(笑)、あと車の運転をしてもらうの!私は助手席で。

太郎★
なんか、さくらさんの召使が大変そう(笑)ところで、召使がいれば、なんでも命令できるよね。実はこれが一般的な通信と関係あるんだ。

さくら☆
どういうこと???

太郎★
例えば、さくらさんがメールを桃子さんに送ることを考えてみます。メールはさくらさんのパソコンから送りるよね。

さくら☆
うん、そうだけども!?

太郎★
実はさくらさんがメールを送る直接の相手先は桃子さんでなくて、メールサーバというものなんです。

さくら☆
へえ、そうなんだ。じゃあ、桃子さんに渡すメールは一旦メールサーバというところを通過するんだ。

太郎★
そう、そして実はさくらさんのパソコンはメールサーバに対して「メールを桃子さんに届けてね!」という命令を出している。

さくら☆
ということは、パソコンがある命令を出して、メールサーバがその命令を受けて動いているということ?

太郎★
その通り。だから、先ほどの例でいうと、さくらさんのパソコンが命令する側、つまり「金持ち」で、メールサーバは命令を実行する側、つまり「召使」になる。これを通は「クライアント=サーバモデル」って呼ぶんだ。

さくら☆
じゃあ、パソコンは命令を出すだけということですね。なんだか「クライアント=サーバモデル」と呼ぶとカッコいいですね!

太郎★
実は「クライアント」は「お客」、「サーバ」は「召使」という意味とほぼ同等なんだ。

さくら☆
なるほど!納得しました♪

□テニスゲームとP2P

さくら☆
こんどはP2Pですね。P2Pなら召使が何人もいるのかな?

太郎★
残念ながら、そうじゃないなぁ(笑)今度はテニスを考えみよう!

さくら☆
急にテニスの話題?

太郎★
うん、テニスを例にするとわかりやすいんだ。テニスってシングルだと2人で行うよね。

さくら☆
私、テニスやったことありますよ。こう見えても上手なんだよ!

太郎★
私はテニスは大学の授業でしか受けたことないなぁ。こんと教えてもらおうかな。
そことでテニスのルールは基本的にはボールを受けて、返すことだね。シングルでさくらさんと桃子さんが試合した場合、さくらさんと桃子さん、どちらも同じような動作だよね。

さくら☆
だってそれがテニスのルールだからね。

太郎★
実はこれがP2Pの本質なんだ。

さくら☆
どういうこと???

太郎★
今、「ボールを返すこと」を命令と考えてみよう。テニスのルールだとさくらさんは桃子さんに「ボールを私に返してね!」という命令を出すとともに、桃子さんはさくらさんに「ボールを私に返してね!」という命令を出していることになるね。

さくら☆
そうね。テニスでは、お互い「ボールを相手に返す」命令をしているんだ!

太郎★
そして、さくらさんは桃子さんから受けた命令を受けて、きちんと桃子さんに「ボールを返す」という命令の実行をして逆に桃子さんはさくらさんから受けた命令を受けて、きちんと私に「ボールを返す」という命令の実行をすることになる。

さくら☆
なるほど。。私も命令をするけども、他の人から命令を受けるわけね♪

太郎★
さくらさんも桃子さんも命令を出すけども、逆に誰かから命令を受けたらその命令を実行するわけだ。だから、さくらさんと桃子さんの役割は「同じ」だよね。

さくら☆
先ほど教えてもらった「クライアント=サーバモデル」は、お金持ちが一方的に命令を出して、召使が一方的に命令を実行していただけども、P2Pの場合は「誰もが命令をすることができて、誰もがその命令を受けて実行することができる」というモデルなんですね!

太郎★
そこまでわかれば完璧!P2Pはお互いのパソコンが命令を受けて、命令を実行するという対等な立場なので、「Peer」つまり「対等」という言葉が使われている。対等なパソコンから対等なパソコンへの通信だからPeer to Peer、略して「P2P」なんだ。

さくら☆
やっとP2Pが理解できたよ!

□次回予告

さくら☆
P2Pについてはわかったけども、P2Pっていろんな方法があるみたい。あと、P2Pって一体何に使われているか良くわからない~!

太郎★
では次回はそれについて解説しようね。

さくら☆
次回も楽しみ!

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2006.03.18

[Winny][P2P]Winnyでbotネットを構築し、新型大規模DDoS攻撃が起きる懸念

Winny経由によるウィルス感染及びそれによる情報アップロード+暴露等による被害が紙面をにぎわしているが、今後はウィルスが進化し悪質化することが考えられる。

Winny関連ウィルス(いわゆるAntinny)は大きく感染被害例で分けると
-Winnyネットワークに情報を勝手にアップロードする
-PCがHTTPサーバのように振る舞い、PC内容が閲覧できる状態になる
-特定の組織にメールを送信する
-ウィルス作者によって指定されたサイトへのDDoS攻撃
etc..

が挙げられる。

ところで、今後もWinnyのネットワークを利用したAntinnyは出現する事が考えられる。そのひとつが「トロイの木馬」型ウィルスだ。(トロイの木馬をウィルスと書くのは微妙だが、とりあえずこのように表記しよう。)

トロイの木馬は、ウィルス感染した端末に対して他人が勝手にアクセス、作動させることができるウィルスだ。この手のウィルスはDoS攻撃、DDoS攻撃によく利用されるほか、踏み台にするために利用する事もある。

トロイの木馬に感染したPCはIRCと呼ばれるプログラムを利用して操作することができる。このトロイの木馬にウィルスしたPCはあるネットワークを構築しており、botネットと呼ばれることがある。botを利用してウィルス作者、ある
いはそのウィルス技術を知っている人は感染PCを好きなように利用する事ができるのだ。
なお、 botやbotネットについては下記の記事を参考にして欲しい。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20041215/153889/
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/secnews/articles/column0411bot.mspx

さて、ここでWinnyとトロイの木馬の関連が出てくる。通常のbotネットはチャットで利用されるIRCを利用して形成するが、Antinnyでのトロイの木馬はWinnyをbotネットとして使う事が考えられる。既に同様の指摘がされている。
http://d.hatena.ne.jp/winny/20060316

例えばWinnyをbotネットとして使う場合、感染ノードをプロキシとして使うようにすれば、誰から操作されてい
るかさっぱりわからなくなることができる。

もう少し見方を変えるとWinnyのキャッシュ機能を使うと更に匿名性を確保しつつ感染PCを操作することができる。その方法はWinnyに流通しているkeyやファイルを利用して感染PCを操作する方法だ。kyeあるいはファイルに特定の命令を埋め込む事ができる。この操作方法は特定のPCに対する操作や即時性が求められる操作は難しいが、継続的に広範囲に不特定多数に行う操作は可能だろう。既に前文でわかると思うが、その一つの
応用例がDDoSアタックだ。攻撃者があるファイルにDDoSアタックを行う命令を入れれば、感染PCは継続的にあるターゲットに攻撃する。もちろん、攻撃者はWinnyの匿名性により特定できないということになる。

もちろん、今までもAntinnyによるDDoSは発生している。ただし、私が言っているのは、攻撃者の「命令」によって、任意のサイトをアタックできるDDoSアタックである。このようなDDoSはAntinnyでは今まで発生してない。
ちなみにAntinnyによる「特定」サイトのアタックについては下記を参考にして欲しい。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0412/03/news026.html?edr


このようなDDoSアタックで一番怖い攻撃は、実はWinnyならではの機能を使ったDDoSだ。それはWinnyのダウンロード機能を利用するものである。例えば、感染PCが無差別にファイルのダウンロードすることによって、接続
ネットワークの帯域が大幅に消費される攻撃だ。すると、そのネットワークに繋がっているノード(ひいては国内全体のPC)に影響を与える事になる。最悪、日本国内のPCがどのWebサーバにもつなげないという自体になるかもしれない。

このような懸念は既に私のBlogで指摘していた。
http://toremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/2004/10/p2pp2pddos.html
そして、まさしくそのような懸念点が実現性を増した事になる。早急に技術面及び法整備面からAntinny対策をする必要がある。

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2006.02.20

[mixi][クイズ]コミュニティ検索で一番ヒットするキーワードとは?

mixiに関するちょっとしたクイズを考えました。
[クイズ]
mixiにはコミュニティを検索できる機能があります。キーワードを入力すると、コミュニティの説明にそのキーワードが入っているコミュニティがヒットするのです。それは、コミュニティ検索で一番ヒットするキーワードとは何でしょうか?

とりあえず、いろいろなキーワードで試してみてください。

一番ヒットとなると、誰でもが興味を示すキーワードが思いつきます。
たとえば、
ネット:6933件
旅行:6378件
愛:28932件
生:33875件

だいたいキーワードを変えても最大3万程度なものです。

ところで、視点を変えてみましょう。今まではコミュニティの属性に関するキーワードを入れてみました。
逆に言うと、コミュニティの属性にあまり関係ないキーワードならもっとヒット数が増えるのではないでしょうか?

例えば
コミュ: 126144件
コミュニティ:116369件
参加:110971件

コミュニティの説明のところに、「ここは~のコミュニティです。」と書く人がいます。また「参加は~の人なら大丈夫です。」という説明も多いのです。

このように考えてみると、コミュニティの属性を示すキーワードではなく、コミュニティ全般に共通するキーワードが
一番ヒットすると考えられます。

私が探したところ、「コミュ」が一番ヒットしたのですが、もしこれを超えるキーワードがあれば是非コメント欄等で教えて下さいね。

なお、コミュニティ検索はgooを利用しているので、gooの検索性質を利用すると、ヒット数が高いキーワードが現れるかもしれません。

P.S.逆に、1語で1コミュ二ティしかヒットしないキーワードを探すのも面白いかも。

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2006.02.07

[Mixi]Tomo's Hotlineのコミュニティを作りました!

Tomo's HolineのMixiコミュニティを作りました。
是非、参加して下さい。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=612969
もしかするとBlogにはかかないプレミアム内容やイベント等の周知があるかもしれません。

またBlog or HPへの質問や要望についても、Mixi経由の方が早くレスポンスができると思います。

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2005.12.27

[ソーシャルブックマーク]メタソーシャルブックマークの提案

そのうち「はてなブックマーク」やdel.icio.usのようなソーシャルブックマークをまとめた「メタソーシャルブックマーク」ができそう予感がする。検索エンジンの結果をまとめて表示されるメタ検索ができたように。

そうなるとユーザはdel.icio.usやはてなブックマークなど複数のソーシャルブックマークを意識する必要がなくなり、単に一つのメタソーシャルブックマークを使えばよい事になる。これらソーシャルブックマークはAPIが提供されているからある程度のことなら簡単にメタソーシャルブックマークは構築できそうだ。

すると今度はソーシャルブックマーク自体がメタソーシャルブックマークに喰われないような戦略が必要である。
その一つの手段としては、他のソーシャルブックマークが提供してない機能を活かして「メタソーシャルブックマーク」がうまく活用できないようにする事が考えられるだろう。

どの時代においてもある「システム」ができれば、「メタ」なシステムができるし、「メタ」システムに対する「システム」側の戦略が必要だ。

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2005.11.30

[NET]2005年度C&C賞表彰式典&講演会

C&C振興財団による、C&C賞表彰式典が12/12[月]、記念講演会が12/13[火]に行われます。
どちらも無料で参加できますので、時間がある人は出来る限り行ってみるといいでしょう。

講演会ではNTTドコモのiモード立ち上げ時の幹部の榎氏、夏野氏、松永氏が講演します。
3人とも、もうおなじみですね!

また、海外からの講演陣もとても豪華です!

Robert E. Kahn氏: 
ARPANETの実験やTCP/IPの発明にかかわり,「インターネットの父」の1人と呼ばれる

Lawrence G. Roberts氏:   
インターネットの原型ともいわれるARPANETを立ち上げ、インターネット普及に多大な貢献

Leonard Kleinrock氏:
1961年に最初のパケットスイッチング理論における論文を発表

インターネットの基礎を築いた講師陣のスピーチはとても興味深いことでしょう。滅多にない機会なので是非行って見ましょう!

詳細&応募は
財団法人 C&C振興財団HP をご覧下さい。

こちらも参考に☆講演会プログラム

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2005.10.29

[SNS][Mixi]所属組織から知識による人脈繋がりの変化へ

彼女と同居してから一週間が立ちました。おかげで精神的にも安定して、体重の方も順調にいい方向に向かっています。11/3が結婚式なのでバタバタしますが、それをクリアすればゆっくり二人で過ごせるかなって思っています。

さて、今回は既存社会とSNSの繋がりについて考察します。

そもそも、今まで(10年前)までは人を介した繋がりが主流でした。
つまり、Aという人とBという人は
・直接会う
・誰かに紹介してもらう
という2方法でしか基本的には会うことは難しかったのです。これはすなわち、ある人とコネクションを形成するには、あるリアルなコミュニティ(組織)に属する必要がるということになります。コミュニティが組織的で大きければ、コネクション形成できる数も大きくなります。また、そこには必ずハブと呼ばれる人材が何人か存在します。ハブがこのコネクション形成に大きな役割を果たします。これは現在でも同じですね。

上記のリアルな組織というのは
・出身学校、大学
・趣味(サークル)
・会社、所属団体

というもので形成される事が多いでしょう。つまり、このリアルな団体にしがみつかなければ、コネクションを増やす事は容易では有りません。

ところが、インターネット、特にMixiのようなSNSが発達すると
・(バーチャルな)コミュニティに参加する
・Web、Blog等で積極的な発言をする
・IM等でプロフィールからコンタクトをとる
ことで容易にコネクションを形成することができるようになります。

つまり、今までコネ形成に必須だった会社やサークル等の団体が「基本的には」不要な場合もあるわけです。
これは、コネクションを形成する場が「リアル」なコミュニティから「バーチャル」なコミュニティに移行していることを示しています。

リアルなコミュニティは、参加するために大きな障壁が要ります。例えば、会費を払う、あるいは特定の仕事に就く、定期的に会合に参加するなどです。

ところがバーチャルなコミュニティではその障壁が大きく下げられます。コミュニティも数多く参加する事が可能です。(私もMixiでは100以上のコミュニティに参加している。)リアルなコミュニティではせいぜい10個程度参加するぐらいが上限ではないでしょうか?

バーチャルなコミュニティは、リアルなコミュニティに多い「地域」「学校」「会社」に束縛されず、単に『知識』『趣味』での繋がりとなるのが大きな特徴です。知識による「繋がり」は会社の立場、出身大学に左右されず、ライトからコアなユーザまで参加可能なコミュニティを容易に形成できます。これはコミュニティの大きさが急速に成長することを意味します。

バーチャルなコミュニティによるコネ形成(特にSNSに当てはまる)には次のような特徴があります。
・共通のコミュニティに参加している、という理由で知らない人へコンタクトを取ることが可能。
・多くのコミュニティに参加できるので、多くの人と「すばやく」コネ形成が可能である。

このようにSNSのようなバーチャルなコミュニティを使いこなしている人は、リアルなコミュニティのみに頼っている人よりもコネクションを加速的に伸ばす事ができるでしょう。

ただし、私は以前としてリアルなコミュニティも重要であると考えています。つまり、人間というのは基本的には実際会わないと本当の意味で内密にはならないと考えているからです。そのような意味で、バーチャルとリアルなコミュニティを橋渡しする「オフ会」はコネクション形成に重要な位置づけとなるわけです。
例えバーチャルで多くのコネを持っていても、このようなオフ会などでリアルに会わなければ、真の意味での人間的な内密さは形成にしにくいでしょう。

私の結論は次のことになります。
「積極的にコネクションを形成する戦略として、バーチャルなコミュニティ、つまりSNSで良好なコネクションを形成し、オフ会の参加により、リアルなコネクションを確認する事が有効である。」

今後は「戦略的なコネクション形成」のためにSNSを利用する人がより多くなるでしょう。

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2005.10.06

[Mixi][Blog]Web上のBlogとMixiのBlogのレスの違いを考える

私はMixiにおいて、自分のWeb上のBlogを連動して表示させている。
本当であれば、自分のWeb上のblog(今後Weblogと表記する)とMixi内に閉じたBlog(今後Miblogと表記する)を併用したいのだが、残念ながら現状のMixiではそのような事はできない。是非機能追加して欲しいものだ。

さて、他人のMiblogを見ていると、Weblogとのレスポンスが違うのを感じた。そこで差異点を5つ列挙してみる。

[差異点1]MiblogはWeblogに比べて更新頻度がかなり早い。
[差異点2]MiblogはWeblogに比べて、レスが早いことが多い。
[差異点3]Miblogは自己レスをする人の比率が大きい。
[差異点4]Miblogはレスが多く続く事が多い。20以上レスが続く場合もザラ。
[差異点5]同じ人のMiblogでもレス数が大きく異なることが多い。

まず差異点1だが、これはWeblogに比べて簡単にBlogが書けることが大きいだろう。Mixiの会員はBlog編集機能が簡素化されているのも大きな要因かもしれない。

また私の周りでは携帯から空いている時間に日記(というよりもメモに近い)を書いている人もいる。

ただ、上記2点は補足要因であり、一番強い要因は「Miblogは友達ぐらいしか見る人が居ないので、どんな内容でも気軽に書ける」ということだろう。

Weblogの場合は、全インターネットユーザに公開しているので、内容を何回も吟味したり、文章を何度も修正する場合があり、Miblogのように好きなことをさらりと書くというわけにはいかない。

差異点2だが、これは自分がMixiにログインすると、「半強制的に」友人の日記が更新されていることが表示されることが大きな要因だろう。友人の日記がアップされると、やはり気になるし、その友人日記にレスした方が良いかなと思うことがしばしばある。

WeblogでもRSSリーダーを使えば同様なことが実現できるはずだが、現状のインターネット一般ユーザがRSSリーダーを使用するには敷居が高いのだろう。(そもそもWeblogを開設する事自体が面倒という人も多いのだろう。)

差異点3だが、2つの要因が考えられる。
[1]日記を修正するよりも自己レスをした方が簡単なため。
Weblogの場合には、多くのユーザから閲覧できるのでWeblog自体の内容を修正した方が問題が生じないが、Mixiは内輪の日記だから、自己レスで修正しても、特に問題は起こらないのだろう。

[2]差異点2に関連してである。自分の日記に友人がレス書き込むんでいるのだから、自分も友人にレス対してコメントをしよう、という意識が生まれるのだろう。
(上記の状況になると、結局友人の日記にもレスをしなければ、という意識が働くことになる。つまり、差異点2と差異点3は大きくリンクされている。)


差異点4は上記に書いたように、「友人」という信頼関係が起爆剤になり自己レス及び他人からレスによる循環サイクルが生み出した結果である。これはレスによって管理人と友人と信頼関係を確かめ合っていると考えられる。

少しだけ補足しておこう。
Miblogの管理人⇔友人という2者間のレスが主流を占めることがもちろん多い。しかしMiblogの場合、管理人のMiblogに対して、友人がレスを書き、そのレスに対して他の友人がレスするという、管理人の友人群によるレスのダイナミクスが発生することがある。
これは管理人を軸として、レスという作業を通して友人間の信頼関係を確かめ合っているとも考えられる。
またMiblogには検索機能があるため、検索結果を辿ってマイミク以外からレスがつくという、より複雑なダイナミクスが発生することもある。

差異点5は、一般的にマイミクは趣味や思考、嗜好が似ている人同士が多いことが原因だろう。いわゆる「類はとも呼ぶ」である。このようなリンク構成であれば、自分の趣味についてMiblogに書くと多くのレスがあるが、自分の趣味や嗜好と少し離れたトピックを書くと、マイミクがあまり興味を示さないのでレスも少ない現象が発生する事が説明できる。

開かれたBlogと閉じられたBlogというのは、実は心理的要因が働いて内容自体や表現の仕方も大きく違う事が想定される。上記のような着目点から分析をすると、非常に面白い結果が出るのではないだろうか?

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2005.09.22

[SNS]Mixiのアンケート機能とコミュニティのサイズについて考察する

私はMixiのコミュニティを数個主宰していて、参加人数は小さいものだと50人、大きいものだと400人を越えてしまう。
多くの人が簡単にコミュニティ主宰者になれるのがMixiの良いところだが、逆に主宰者になると、色々な意味で大変である。オフ会を開いたり、トピックを立てたり、(私はないけども)トピックを削除したり。。
主宰者の皆様、本当にお疲れ様です。

主宰者になると、コミュニティの参加人数サイズによってコミュニティの質・内容が徐々に変わってくる事がわかり、大変面白い。コミュニティのサイズ効果の話をこれから少しずつ連載できればと思う。
Mixiのコミュニティの参加人数の成長曲線やそれに対する戦略については後日検討してみるとして、
今回はMixiのアンケート機能について考察してみる。

一般論だが、コミュニティが小さい場合、参加者は自由に発言することができる雰囲気を持つ。
(ただし、ここでコミュニティ主宰者の戦略を誤ると、「ある特定」のスキルを持つ人や趣味を持つ人しか発言ができなくなる前提ができてしまう。私もあるコミュニティで、そのような状態になった事があり、大変困った事がある。)

小規模なサイズ(経験では20~30人程度)では、参加者が本当に言いたい事が言え、またそれを多くの他の参加者が迅速に(それもフレンドリーに)対処していく。1回でも発言した人の割合は50%を超えることがある。
一種のアットホーム的な雰囲気を醸し出すことが多い。

ところが、それ以上のサイズ、特に50人を越えた頃になると、コミュニティのウォッチはするが、発言をしない人の比率が急速に増えるような気がする。この原因を私なりに考察してみた。

[原因1]既に「旧来」のコミュニティの人により形成された独特の約束・雰囲気が醸し出しており、発言がしにくくなっている。

[原因2]上記に関連して、「旧来」のコミュニティの人の意見に近いコメントでないと、レスが非常に遅い場合が多い。
(※この時点で如何に新規参加者のモチベーションを上昇させるかが、コミュニティ主宰者の腕の見せ所でもある。)

[原因3]コミュニティ立ち上げ当初はマーケティングにおける「イノベーター」「アーリーアダプター」のような「ヘビーユーザ」「ニッチユーザ」が多く、積極的にコミュニティに参加するが、50人を越えたあたりから、ライトユーザが多く入ってくると考えられる。

[原因4]トピックがすでに乱立していて、新規参加者がどのトピックに発言するか判断しにくくなっている。
あるいは過去トピックが多くて、ライトユーザが最初からトピックを読む気にならない。

[原因5]トピック生成が、あまりにも規則正しいルールに沿っているため、簡単にトピックを立てることにライトユーザがためらう。

[原因6]コミュニティの参加人数が多いため、ライトユーザが発言すると、どんな反応が返ってくるか不安で、(例えばコミュニティ違いですなどとの反応)結局発言できない。

※実は[原因4][原因5]は大規模コミュニティ(数100人以上)に非常に特徴的に見られる現象である。この原因を根本的に解決しているコミュニティは残念ながら私は知らない。

多分、まだまだ理由はあるのだろう。いかんせん、コミュニティによるサイズ効果の記事を私は知らないので、もしご存知の方がいれば、コメント欄等で教えて欲しい。

さて、[原因2]で少し補足したが、新規参加者の中で特にトピックを読む人が多い人のモチベーションをいかに上昇させるかが、コミュニティ活性化のカギになる。このことは、トピックの生成速度、オフ会の盛り上がり度に大きな影響がある。なんとかして、ライトユーザにコミュニティに参加しているという意識付けが必要である。

その意識付けを促進させる一つのカギがMixiプレミアムの「アンケート機能」である。
アンケート機能を使うと、1ユーザが1回だけ選択式アンケートに回答できる。また、補足したいことを自由に書くことが出来るのも特徴だ。選択式アンケートに答えるだけなら、誰が回答したかコミュニティ主宰者さえもわからないので、コミュニティのライトユーザにも簡単に利用できる。

実際、私はある時期に私が主催している複数のコミュニティに集中的にアンケート機能を活用した。
すると(コミュニティのサイズに比べて)意外にも大きい回答数を得られた場合があることを発見した。
これは、コミュニティに対して発言したい潜在的なユーザ数が、実際の発言者に比べ意外と多いことを意味していると考えられる。

アンケート機能を使用した前後でのコミュニティの活性度については、きちんとウォッチしてないが、ある程度発言が増えたコミュニティが確かにあることは事実だ。

今回はコミュニティが中規模サイズになった場合に、アンケート機能が有効であることを簡単ながら考察した。
50人を超えるコミュニティが非常に多い中、トピックがほとんど生成されてないコミュニティが多い。中規模以上のコミュニティ主宰者はコミュニティを活性化するために、アンケート機能を上手く活用してみるのは如何であろうか?

そして、今後は更に大規模なコミュニティを活用するための簡単な仕組み・機能を読者が提案し、実際にプレミアム会員に提供されることを期待している。私はその一つの手法が、コミュニティの複数人統治、分割統治、階層化だと思う。読者の皆様は今後、コミュニティ活性化のためにはどのような機能が欲しいと考えているだろうか?

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2005.09.11

[Skype][GoogleMaps]SkypeとGoogleMapsの連携を強化させてみよう!

さて、前回はcalltoタグを使って、GoogleMapsからポインタの相手に簡単skypeコールができるよう方法を紹介しました。

今回はこれを進化させて、
-GoogleMapsからSkypeでの相手の状態(ステータス)を表示させる
-GoogleMapsからSkypeでの相手にチャットができるようにする
の2点の実行方法を紹介しましょう。

このように書くと、とても難しいように思えますが、実は簡単です。

まずは1点インストールするソフト(正確にはプラグイン)があります。それは「Jyve」です。Jyveを使うと、Web上でSkypeの相手のステータスを表示させたり、チャットをすることがとても簡単にできます。

実際の様子を見てください。ポインターを押すと、ステータス表示を表わす画像(※これを押すとSkypeコールができます)、チャットができる画像がでます。

Jyveでskype+GoogleMaps連携

※架空のSkypeIDを使っているのでステータスがPendingになっていますが、実際のSkypeIDだと状態の移り変わりがきちんと表示されます。
⇒ただし、ステータスが表示されるユーザにJyveを入れることが必要です!

では作業を書いていきましょう。

[1]Jyveをインストールする。Jyveは下記からダウンロードして下さい。
Jyveのダウンロード

[2]Jyveを立ち上げたら、「Web Presence」を見て、「Enable Presence」をチェックして下さい。
このようにすると、自分のステータスがWeb上で表示される準備が整えます。
※もちろん自分ステータスを表示させない事や強制的にあるステータスを表示させる事も可能です。
詳しくはJyveのヘルプを見てください。

[3]Jyveの「Browser Sync」を押してください。「see Demo Pageと書いてあるページがあります。」
(もし書いてなかったら、Homeにいるので、「Jyve Web Tools」を押してみて下さい。)
ここで「Get Html Code」に自分のSkypeIDを入れて、ボタンを押してください。
すると、skypeコール等ができるHTMLコードが表示されます。

[4]自分が望む機能についてHTMLコードをコピーして、GoogleMapsEditorの「位置情報編集」⇒「説明」にペーストして下さい。あとはGoogleMapsEditorで地図を生成するのと全く同じ方法です。

いかがでしたでしょうか?これでskypeとGoogleMapsがある程度「使えるレベル」で連携できましたね?
いずれはSkypeのAPI群を上手く活用すると、その人が現在いる位置等がGoogleMapsで表示されるようになるのではないかと思います。

将来はGPS搭載のスマートフォンにSkypeが搭載されるので、ビジネス的にも位置情報をSkypeを組み合わせるソリューションは有望でしょう。
皆様も是非試してください!

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2005.09.09

[GoogleMaps][Skype]GoogleMapsとSkypeを連携をしてみよう!

さて、前回はGoogleMapsEditorを使って、案内図を作ってみました。今回はGoogleMapsEditorを使ってGoogleMapsとSkypeを連携してみましょう!(といっても連携と言うほどでも有りませんが。。)
このテクニックを使うと、ビジュアル(つまり地図)な連絡表を作成することができ、組織内連絡の効率が非常に上がる事でしょう。

作成した図は以下のようになります。
例:A社Skype連絡図

ポイントを押して、「Xへskype」というところを押すと、その場所へSkypeで連絡することができます。
(使用する際にはSkypeをPCにインストールする必要ある。)
なお、ポイントに書いてあるskypeIDは架空のものなので、Skypeが掛けられないことに注意!

ではこの連絡図の作り方を紹介しましょう。
[1]GoogleMapsEditorを使ってSkypeと連動したいポイントをいつもと同様に作成していく。
[2]各ポイントの「位置情報編集」の説明欄に次のようなタグを埋め込む。
<a href="callto://test_test_1237">本社へskype</a>
※Blogへの表示上、<、>は全角にしているが、半角で入力する事。
なお、calltoはSkypeで連絡する時に使う命令のようなもので、test_test_1237に相当するところへ相手のskypeIDを入れておく。そして「本社へskype」と書いてあるところにはユーザへ表示させる文字列を書く。

意外と簡単だったのではないでしょうか?実は画像を押すとskypeが掛かるようにすることも可能です。ただ、その時にはGoogleMapsEditorで出力されたHTMLファイルを直接編集しないといけないので、やや難しくなります。

今後もGoogleMapsEditorを利用した面白い応用例を紹介する予定です。

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2005.09.08

[GoogleMaps]GoogleMapsEditorで道のり(案内板)を書いてみよう!

前回(といっても数時間前のエントリーだが)ではGoogleMapsEditorでこんな事ができます、ということを紹介した。
今回はその応用版として、あるポイントからあるポイントまでの道のり(つまり案内図)を地図上に書く方法を紹介します。

まずは、実際に書いた例を見てください。吉祥寺駅から紅茶屋さんリーフルまでの道のりです。
例:吉祥寺~リーフルへの道のり

では一体どのようにするのだろか?
[1]最初に始点と終点については住所からポイントを作成する。これは通常のGoogleMapsEditorの使い方と同じ。

[2]次にGoogleMapsから経路地点の座標を求める。
2-1 まず、GoogleMapsEditor⇒「ブラウザ」⇒「GoogleMapsに接続する」 から経由ポイントを地図の「中心」に表示させる
2-2  GoogleMapsEditor⇒「ブラウザ」⇒「表示中の地図の座標を取得する」を実施。経由ポイントの座標を取得する。

[3]各ポイントで位置情報編集メニューで付加情報を書く。このとき位置の座標の「確認」の右隣になる「マーカーの表示をしない」をチェックする事!(そうしないと、経由ポイントにポインターが表示されてしまう!)

[4]地図生成画面で「地図に線を引く」で「すべて順番に繋ぐ」を選ぶ。(経路順になるように位置情報の表を並び替える事に注意!位置情報は「編集」の「項目を上へ」or「項目を下へ」で並び替えられる)

これで、もう案内板作成はGoogleMapsEditorがあれば充分!皆さんも試して下さいね!

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[GoogleMaps]GoogleMapsEditorを使ってみよう!

さて、以前から紹介していた、自分のオリジナル情報を地図で簡単に表示さえる事ができるGoogleMapsEditorについて簡単にレビューしてみよう。

なお、GoogleMapsEditorのインストール方法や使い方は公式HPに詳細が載っているのでそちらを見て欲しい。
(なお、GoogleMapsEditorを使うのも、GoogleMapsで表示すること自体も無料です!)
GoogleMapsEditor公式HP
http://hsj.jp/gme/

以前、職場が吉祥寺に近かったので、昔から吉祥寺グルメマップを作成することが夢だった。しかし自分で地図を作るのは大変で、あえなく挫折した経緯がある。ここではGoogleMapsEditorを使って、Tomo'sオリジナル吉祥寺グルメマップを作ってみたい。

まずは、デフォルトの設定で紅茶屋地図を描いたのが地図例1である。
ポインターをクリックすると、詳細な情報が出せる。情報URLをして画像、及びその他の情報が表示される事がわかる。
地図例1
ただ、見てわかるようにデフォルトで出力すると、表示される縮尺が作成者の意図と合わない場合がある。

今度は縮尺を合わせて、さらに店同士を順番に線に繋ぐ事にする。こうすると、どうやって紅茶屋を散策すればよいのか一目で分かる。
地図例2
ちなみに、応用編として道沿いに線を引くことができる。これは次回に紹介することにしよう。

さて、今度は違うジャンルのお店も配しよう。紅茶屋だけでなく、カフェというジャンルも作った。
なお、ルート線はジャンル毎に分ける事もできるので、今回はそれを利用した。
地図例3

最後にジャンルセレクターを入れることにする。これを導入する事で、数多い店等を表示する際には見た目がすっきりする。なお、ジャンルセレクターを入れて、ある該当ジャンルを出す時に、その他のジャンルのルート線は消えないようだ。(仕様?)
地図例4

GoogleMapsEditorは簡単にオリジナルの地図が作れて、さらに多くの人に簡単に公開できる。
今年の秋はttp://hsj.jp/g、マイオリジナルマップを作成してみるなんて、素敵ではないでしょうか?

追記:GoogleMapsEditorが住所登録に使用するXMLファイルはこんな風になっています。

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2005.08.21

[SNS][はてな]Mixiの質問トピックとはてな質問の本質的な違いとは?

ITmediaではてなスタッフのインタビューが取り上げられていて、大きな注目を浴びている。
さて「はてな」サービスの大きな特徴の一つは人力による質問システムである。

はなての質問システムの本質を切り出してみよう。

[1]質問者は回答者に仮想通貨を流通させることができる
[2-1]質問者は回答者に仮想通貨を渡す絶対性はない
[2-2]質問者は回答者に仮想通貨を自分の好きな額を渡す事が出来る
[2-3]質問者が回答者に渡す仮想通貨の総額には一般的には限度がある

[1]が大項目で[2-X]が仮想通貨の流通に対する制限となる。強いて言えば、[2-3]の条件は弱いが、読者の人は納得してくれるだろう。
この4点により、次のような結果が生み出される。

「仮想通貨の流通及びその制限により、質問に対して、良質な回答が集まる」

[2-X]という特性により、自ずと単純な回答は「淘汰」され、(ひいては単純な回答しか書かない人は仮想通貨が全く受け取れないので、回答者からドロップアウトでされる)また、良質な回答者は、質問者による「良質な回答」により満足感を得られ、引き続き良質な回答を量産するという、うまいシステム循環をしている。これは単に仮想通貨をもらえるというレベルを超え、人間の本質的な性格、つまり「人からよく思われたい、人とうまく交流したい」という本質を見据えている心理的にも面白いシステムと言える。
⇒心理学部の方、誰か卒研とかで「はてな」を研究してもらいたいなぁ。

さて、変わってMixiの話をする。

Mixiには「コミュニティ」と呼ばれるシステムがあり、そこで色々な話題つまり「トピック」を立てることができる。
最近Mixiで顕著なのは、コミュニティ内のメンバに対して「質問」を投げかけるトピックが急増した事だ。

その1番特徴的なコミュニティはおそらく、
「資料になりそうなウェブサイト」http://mixi.jp/view_community.pl?id=25472 に違いない。
これはコミュニティ内メンバに対して、自分の欲しい情報が書いてあるWEBページを探してもらうことコミュニティあり、まさに人力はてなに限りなく近い。さらに100万ユーザといわれるMixiにおいて、その3%ものユーザがいるのは、はっきり言って驚異的と考えられる。この事実は、人間にとって、機械的な検索的だけでは満足できない人が多いことを物語っているだろう。

また、他のコミュニティでも質問トピックはとても頻繁に出現する。例えば京都関連のコミュニティでは、お薦めのスポットの質問が毎日のようにあるし、吉祥寺のコミュニティでは美味しい店の質問が多数寄せられている。これはどのコミュニティでも普遍的に見られる現象だ。

Mixiのコミュニティで質問トピックが生まれる理由はなぜだろうか?
私なりに整理してみた。

[1-1]細分化、専門化されているコミュニティの形成により、突っ込んだ、良質な回答が期待できる。
[1-2]同じく、細分化、専門家されているコミュニティに入る事による「仲間意識」と回答へのボランティア意識の芽生え。
[2]Mixi自体が招待制を取っているため、悪戯回答をする人が少ない。
[3-1]回答をする欄から、その人のプロフィール、人間関係が辿れるという要因から悪戯回答抑止効果の現れ
[3-2]回答をする欄から、その人のプロフィール、人間関係が辿れるという要因から「良質の回答」をすることで、注目、あるいは他人の評価を得る事ができる。(ゆくゆくは関係者と良好な関係を形成できるということも期待できる。)

[1]自体は2chでも同様な現象が考えられるので、Mixi独自とは考えにくい。そうなると、やはり[2][3]の効果が大きいと考えられる。特にMixiの場合、本質的には[3]の要因が強いと私は考えている。もちろん、その背後には[2]という前提条件が効いているのは言うまでもない。

ところで、はてなとMixiではとても大きな違いがある。それは、

「はてなの場合、[質問者と回答者で親密な関係]は構築できるが、それはあくまでも[一過性]の事象に過ぎない。
しかしMixiの場合はコミュニティという[継続的な]場が形成されるため、そこでの質問は質問者と回答者だけの関係に留まらず、[他のコミュニティ関係者とも]良好な関係を[継続的]に形成することができる。」

つまり、はてなとMixiでは
・誰と良質な関係を保てるのか?
・良質の関係をどの時間帯まで維持できるのか?

という2点で大きく異なる事が、自分で整理している時にわかった。

はてなは「仮想通貨」というエンジンによって「良質な回答」を維持していたのだが、Mixiは「人間関係」というエンジンによって「良質な回答」と「良質なコミュニティ」を維持していたのだ。

人間関係が少しずつ希薄になっているとは言うが、Mixiを見る限り、まだまだ人間関係の影響力は強い。そして、この人間の絆を使えば、人力による質問及び回答というのが本当の意味でビジネスになる日も近いだろう。最終的にはコミュニティの発言や質問を通してマーケティングに活かされるもそのうち来ると考えている。

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2005.08.20

googleの穴埋め検索に思うこと

googleが穴埋め検索について知らなかったので試してみる。
穴埋め検索の仕方は簡単。
たとえば、
「高崎は ~ です」(~は任意の文字)という文章をヒットさせていたのであれば、googleに
"高崎は*です"  
と入力すれば良い。(" "をいれないと、「です」と「高崎」が別の文になることがある)
上記出力結果はこちら。

これを使うと、簡易な意味検索に使えますね。

例えば「"OSPFは*です"

P2P界隈のものとして、以下のことも試してみた。
"P2Pは*です。"
P2Pの意味を勘違いしている人がやはり多い。P2Pは単なる技術なんだってば。

"skypeは*です。"

予想通り、無料、便利という声が多い。

こう考えると、穴埋め検索って意味検索だけでなくて、あるキーワードに対する意識・イメージの簡易調査に使えるね。

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2005.08.12

[ソーシャルブックマーク]ソーシャルブックマークによる効果的なWEBアクセス数増加戦略の可能性について

このBlogの読者の方には、はてなブックマークやdel.icio.usのようなソーシャルブックマークを積極的に使ってWEBサイトを登録したり、、あるいはソーシャルブックマークを有益なWEBサイトの「検索手段」として使っている人も多いだろう。

ソーシャルブックマークのイメージを掴むには、実際にはてなブックマークを見ればよいだろう。
はてなブックマーク

タグによってWEBサイトが分類され、多くの人にブックマークされたWEBサイトが、上部に表示、つまり人の目につきやすくなる。

例えば、P2Pで検索(というかTagで分類されている)すると、下記のような風に表示される。
はてなブックマーク[P2P]

お蔭様で2005年8月12日現在、私のページがP2Pでは3位にランキングされている。ありがとうございます☆

個人的に言えば、このようなタグで自分のサイトが上位に来るのは嬉しい事だ。それだけでなく、ブックマークを見て実際に私のサイトを訪れる人が多いのも事実で、少なくとも私にとって、はてなブックマークのランキングはサイトアクセス数を増やす要因の一つであると考えている。

ソーシャルブックマークで上位に来るにはどのようなシーケンスを辿るのか少し考えてみた。
[1]誰かがあるWEBサイトをブックマークする。
[2-1](初動)ソーシャルブックマークの注目のエントリーから、そのブックマークしたWEBサイトにアクセスする。
[2-2](恒久的な動き)自分が興味を持ったタグのエントリーから上位の方からWEBサイトにアクセスする。
[3]そのWEBサイトが面白いと感じたひとのX%がブックマークをする。
[4]WEBサイトのランキングが上位になる。 ⇒[2-1][2-2]に続く

少なくともWEBサイトのアクセスには良い循環が見込められるわけである。ただし、ソーシャルブックマークの注目のエントリーや、あるタグへの上位に行くためにh(つまり人の目に容易に晒される)「一定時間内」での「一定量」のブックマークが効果的なことに注意を払う必要があるだろう。
(※上記を考察すると、ソーシャルブックマークのWEBサイト上位は、ブログ自体の記事、あるいはアルファブログ(またはメディア)が紹介したWEBサイトがなりやすいと考えられる。)

このようにソーシャルブックマークはある一定の数がブックマークすると、とたんにWEBサイトへのアクセス数の急増が見込められる。これはアルファブロガーがあるWEBサイトを紹介し、それに追随するブロガーがそのWEBサイトをやはり紹介する「なだれ現象」の一種が起きていると説明できる。

検索エンジンでも似たような現象が現われる。つまり、ある用語で検索して、上位のものはやはり人の目に晒されやすい。それがブックマークあるいはリンクされると、そのWEBサイトは上位を維持、あるいは更に上にランキングを伸ばす事になる。もし企業の利益に直結する単語であれば、企業は検索エンジンの上位に自分のサイトをなんとか設置しようと考えるだろう。そのような考えで実際にあるWEBサイトを検索エンジン結果の上位にするビジネスが起こっている。それがSEOやSEMと呼ばれるものである。

参考:検索結果を上位に、新SEMサービスがお手伝いします~@IT

ここまでが実は長い前触れであった。
今までの説明を読んだもらうと、ではソーシャルブックマークでSEMに類似することは簡単にできないか?と容易に想像できてしまうのだ。つまり、何らかの方法で意図的な利益誘導をする、というよりもWEBアクセスをアップする方法だ。

もう一度ソーシャルブックマークサイトのアクセス数を振り返ると、「一定時間内」での「一定量」のブックマークがあれば上位ランキングに行きやすいことを示した。そう考えると、ある複数人(実際には1人でも構わない、ヴァーチャルで複数人いれば)がある時点で集中的に同じサイトにブックマークすれば、アクセス数は自然に上がる事が期待できる。これは一般的にWEBサイトでSEMをするように非常に安価でそれも単純だ。企業のWEBサイトのアクセス数を増やすには、ソーシャルブックマークの登録に対して社内の人間を総動員すれば一発で済む事だ。

ソーシャルブックマークの利用者数が少ないので、まだこのような現象は起こってないかもしれないが、今後は充分想定される「戦略」だ。ただ、このようなことが頻繁に行われるとソーシャルブックマークの品質の低下を招くのも事実だ。そこで、一定時間内に同じような人がブックマークするのをチェックすることも考えられるが、メディアから報道した直後にブックマークをする人や大量にブックマークをするブックマーカーのイノベーターに相当する人(例えばアルファブックマーカーと呼ぶことにしよう)はそれなりにいるので、ソーシャルブックマーク運営会社がきちんと対策をするのは大変だろう。

もしこのような現象が今後起こるとしたらどのような状況になるのか、技術的にもマーケティング的にも興味がある。

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2005.08.03

[放送と通信の融合]放送と通信の融合は語学番組から始めるべきではないか?

今年の3月に日経連の後押しで、IPにおけるドラマ再配信の暫定著作権料が決定したことは記憶に新しい。
これをきっかけに日本テレビやフジテレビがコンテンツ配信に動いた事は、少しずつではあるが一般の人にも「目に見える」動きが出たということで喜ばしい事である。

ただし、具体的な暫定著作権料の内容を見ると結構複雑なことがわかる。主な著作権者団体に支払う料金は決定しているが、全ての著作権者がその団体に入っているわけではないし、場合によっては著作権者の許諾はやはり必要だ。

著作権の処理以外で気になるのはコンテンツのウィンドウ戦略だ。ウィンドウ戦略とはどのタイミングでどのような媒体でコンテンツを出すかということである。
通常、映画で言うとまずレンタルが始まり、セルビデオとなり、有料放送が始まり最後に地上波放送となる。
では今まで実験的にリリースしたTV番組のドラマコンテンツは、どうなるかというと大抵セルビデオと同じタイミングでVOD(ビデオオンデマンド)が行われている。

ところでドラマのVODコンテンツのニーズというのは市場調査によると実はそのドラマが流れているタイミングとほぼ同時期が一番見たいタイミングといわれている。今までトライアル的に配信していたTVドラマがあまり売れなかったと言われるのはそう言う事情が考えられる。先ほど言ったTV放送とほぼ同じタイミングでの再放送orVODを「ニアタイムVOD」と呼ぶことにしよう。
実際にこのニアタイムVODが行われている例は少ないのだが、実は大きな成功例がある。

NTT東西が提供しているフレッツユーザはフレッツスクウェアというポータルサイトにアクセスできる。ここではガンダムSEED Destinyと呼ばれるアニメを番組放映の同じ日の夜にVODで配信し、とても人気を得ているとのことである。

そうなるとドラマもおなじようにニアタイムVODにすれば、という発想になる。
ニアタイムVODのメリットは一般ユーザのVODニーズに応えることが大きいのだが、もうひとつはドラマの視聴率アップにも貢献するという相乗効果が見込めることだ。つまり気になる過去の放送を見ることで視聴率が上がることが予想されるのだ。

ただしドラマでは著作権者があまりにも多すぎるためニアタイムVODのニーズがあっても実際に行うには膨大な手間がかかるだろう。もっとも某TV局の方と話したところバラエティ番組ならニアタイムVODはあり得るかもしれないとのコメントを頂いた。

ではドラマ以外でニアタイムVODが有効なのはなんだろう?

私が考えるに現状でニアタイムVODが大いに有効なのは語学番組だと思っている。

理由は4つある。

[1]著作権者が少ない
一般に語学番組に関わるスタッフはそれほど多くない。ということは著作権処理がスムーズとなる。
[2]出演料が安い
語学番組の出演者は一般的にそれほど有名人ではない。ということはVOD配信した場合に著作権者(出演者)に支払う再配信料金もとても安いと考えられる。
[3]継続して視聴する必要がある
一般に語学番組は一連のシリーズになっている。聞き逃したり録画をし忘れてしまう人が多いはずだ。するともう一度過去の番組を聞きたい人が相当数居る事が期待できる。ラジオ講座ではCDを売っているぐらいだから潜在的なニーズは大きい。またこのようなニアタイムVODが実現できれば番組視聴挫折するひとが少なくなるはずなので放送局側もメリットがある。
[4]何回も視聴したいと言うニーズがある
学習のためにフレーズを繰り返し再生したいという人も多いはずだ。VODならそれは容易に可能だ。

特にNHKさんはコンテンツのIP配信を目指しているので是非とも実現して欲しいと考えている。

さらにもう少し議論を進めてみよう。
今度はNHKのラジオ講座を考えてみる。NHKの英会話講座は基本的に毎日放送する。
これをもしポッドキャスティングをすることが可能であれば、電車の中や喫茶店などでも語学学習が可能である。
通勤時間帯でNHKテキストを見ている人をよく目撃するので、このようなポッドキャスティングができればニーズは高いと考えられる。場合によっては有料にしてDRMを書けるというのもあり得ると思う。

実際幾つかのラジオ番組はポッドキャスティングを予定したり既にリリースしているが、まだラジオ番組そのものをポッドキャスティングしていないので、NHKさんには期待をしている。

語学番組はユーザにとって繰り返し聴きたい、過去コンテンツを聞きたい、時間があるときに学習したいというニーズがあるので今までとは違つ番組配信を考える必要があるだろう。語学番組のIPでの再配信が成功すれば自然と他のコンテンツもIP再配信への期待が高まると考えられる。


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2005.08.02

[インターネット]GoogleMapsEditorの使用例

昨日GoogleMapsEditorについて紹介しましたが、実際の使用例があったのでご紹介します。
僕でも30分でロケ地マップが作れた - GoogleMapsEditor [earthhopper]

実際にGoogleMapsEditorを使って作成したデータはコレ。素晴らしい!映画のシーンが頭の中によみがえります。
映画「スウィングガールズ」ロケ地マップ

これは面白いですね。写真やリンクが貼り付けられる例がよくわかります。
上記の例を応用すると、地域紹介や村おこしなどに活用できるんじゃないでしょうか?
それもとても低予算で実現できます。公共自治体の関係者の皆様、如何でしょうか?

例を見て、またアイデアが浮かびました。ターゲット地点のリンク先をBlog、Wikiにして色々な人が特定の場所にコメントできるようにすると面白いと思いました。今のままだと、Editorを使った人だけのコメント、情報しか発信できないので。

今のアイデアの実現例として。。。
京都の寺の情報をGoogleMapsEditorで編集してマッピング。各ターゲット地点(つまりお寺)のリンク先をBlog or Wikiにして色々な時季の寺の風景写真をアップロードできるようにする。もちろん写真に対するコメントも可能になる。

ちなみにGoogleMapsEditorの作者の方に私の紹介記事をBlogに掲載して頂きました。ありがとうございます。
HSJ.jp : ささやかなる実験場

昨日書いたGoogleMapsEditorをグループウェア的なアプローチで改造することは当分ないようです。残念。でも誰か実現して欲しいですね。

GoogleMapsEditorはMixiコミュニティもありますので、ご興味のある方は是非。私も参加しています。
GoogleMapsEditorユーザ会

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2005.08.01

[インターネット]GoogleMapsEditor

GoogleMapsは既にご存知のとおり、地域情報や地図を表示をする便利なページですが、そのAPIを使った面白いツールが出ています。

GoogleMapsEditor
スクリーンショット

このソフト使うと、GoogleMapsのデータを使って、好きな場所に好きな情報を表示させる事が可能です。
Wikiなどに使うとクローズドなメンバで地図を利用した情報を公開できますし、ローカルに保存すれば地図情報を利用して備忘録や旅の記録などに使えますね。

今日は時間がないので実際にツールを使ってないのが残念。とりあえず利用シーンを考えて見ました。

利用シーン1:
外回りの営業が多いが、訪問先が多くて整理が煩雑だ。今週周るところについてメモを含めて整理したい。メモは社内サーバにアップして情報共有として他の社員にも見ることができるようにした。

利用シーン2:
旅行先で行きたいところが多くて絞りきれない。候補を地図上に表示して、さらにwikiを使ってメンバ内に公開して、アドバイスをもらいたい。

利用シーン3:
旅行に行ってきたが、撮影した写真を整理するため地図情報を関連付けたい。地図のポイントからリンクを辿ると、そこで撮影された写真を見ることができる。

利用シーン4:
吉祥寺の美味しいカフェをまとめたホームページを作りたい。
自分でお薦めカフェの地図を作成するのはメンドウなので、このツールを使って楽に公開することにした。

ツールで作成されたHTMLファイルをどこかに(外部に公開するならサーバ)置く必要があるようです。
このソフトをもう少し拡張してメンバ全員がいじれるグループウェアみたいになると面白いですね。そうなると、はてなマップに思想が近くなりますが。ただそのような場合でもメンバ(例えばMixiのあるコミュニティ内のみ)に公開限定する事ができればニーズがあると思います。例えば社内用情報共有ページ(お得意様周り情報ページ)などに。

参考:はてなマップ

近日中にソフトのレビューを行いますのでお楽しみに。

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2005.07.20

[Wiki]@Wiki為替・株価情報連動

@Wikiで為替・株価情報が連動ができるようになっているのでご紹介します。
Wiki編集モードを使うと簡単にできるので試してみて下さい。
株価情報(日本)プラグイン
為替情報プラグイン

実際の表示例はこちら。
Tomo's Hotline@Wiki 為替・株価データ連携テスト

プラグインと表組みの相性が悪いのか、表示時にムダにスペースを取ってしまいます。
誰か解決方法ご存知でしょうか?

ついでに簡易な投票については#vote(選択肢,選択肢, ......)で可能です。
実際の表示例はこちら。
Tomo's Hotline@Wiki 簡易投票テスト

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[Blog][Wiki]@WikiとBlog-RSSの連動

ホスティング型Wikiで有名な@Wikiですが、各BlogのRSSを取得して表示する機能がついたようです。
詳細は下記のページをご覧下さい。
@Wiki - いろんなblogのRSSかんたん作成ページ

showrssって何?

とりあえず、私のBlog(Tomo's Hotline)のRSSを試しに@Wikiに連動するようにしました。詳細はこちら。
Tomo's Hotline@Wiki Tomo's Hotline連携

使い方次第で非常にカスタマイズの効くのRSSリーダーやちょっとしたコミュニティに閉じたのRSSリーダー等に進化しそうですね。コミュニティで気に入ったRSSをカテゴリ毎に追加していくなんてね。

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2005.07.13

[コンテンツと経済]デジタルコンテンツの価格戦略~その1

最近少しずつであるが、有料のデジタルコンテンツがポータルサイトに目を付き始めた。
デジタルコンテンツの価格を高いか安いかと感じるのは個人差があるだろう。(基本的には高いと思うが。)

ただ、その価格が本当に妥当かどうか判断基準があまりないような気がする。コンテンツ提供者側がレガシーなコンテンツ(つまりCDやDVDなど)の値付け基準を流用しているように思える時がある。ここではどうすればデジタルコンテンツの値段を客観的に決める事ができるか考察してみたいと思う。

まず、経済的な側面からデジタルコンテンツの特質(一部通常のコンテンツを含む)について簡単に整理してみよう。

[1]デジタルコンテンツの複製は非常に容易。
[2]コンテンツの複製コストはほぼ0。何個コンテンツを売ろうがかかるコストはイニシャルコスト程度。
[3]DRMによってユーザによるコピー、利用制限ができる。
[4]在庫は0と考えられる。つまり、コンテンツが売れなくても「基本的には」コストがかからない。
[5]著作権により、販売できる業者は、ほぼ独占的。つまり、価格は販売業者が独占的に決定可能。
[6]0円でもコンテンツを欲しくない人がいる。逆に条件によりとても高くてもコンテンツを欲しい人もいるケース
もある。
[7]有料の場合、どんなに安くても0円の場合とコンテンツが欲しい人の人数に開きがある場合が多い。
[8]決済時に価格の数%程度の販売手数料をポータルサイト取られる場合がある。

まだまだあるかもしれないが、とりあえずここまで。

今回は上記の特性を考慮してデジタルコンテンツはDRMによってユーザが他人に譲渡できない場合を想定する。またデジタルコンテンツはとあるポータルサイトだけで販売している事にしよう。

まず、コンテンツ販売者は価格をどのように決定すればよいのだろうか?
独占的に価格を決定できるのだから、一番利潤を得られる価格にすればよい。
今、コンテンツを価格をXとしよう。価格Xでコンテンツを買っても良い人数をP(X)とする。
作成等の初期投資額をQとし、コンテンツ1個に対する販売手数料をaとしよう。コンテンツを複製するにはコストを0とした。このコストを0でない場合には、aに含めることも可能だ。

利潤Z(X)は次のような関係式になる。なお、

[式1]Z(X)=(X-a)P(X)-Q

利潤Z(X)を最大にするには、Z(X)を微分した値が0になるポイントである。いま、F(X)の微分をF’(X)で表わすと

[式2]Z’(X)=P(X)+(X-a)P’(X)

となる。つまり、利潤を最大にするには販売手数料aとそのコンテンツを買う人の人数P(X)がわかればよい。
aは既に分かっているので、あとはアンケートを取ってP(X)がわかれば、自動的に利潤が一番多い価格が決定することとなる。
(なお、P(X)は[6]からX=0で不連続な関数と考えられるが、X=0であれば利潤が生じない(※コンテンツの価格が無料)ので当然X=0のことは本件等では考慮しない。)

今回のモデルはかなりシンプルであるが、客観的にデジタルコンテンツの価格について見当をつけることができた。

ではP(X)というのはどのような関数になるのだろうか?もちろんアンケートを取る事でP(X)を推定できるが、これは結構大変な作業だ。次回はP(X)にふさわしいと思われる関数を紹介したい。

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2005.05.28

[skype]skype conference 2005 JAPANの講師陣について

skype conference 2005 JAPAN(skype勉強会)の講師陣ですが、大方調整がついたのでご報告します。なお、諸事情等により講師や講演内容が変更となる可能性があります。 いずれの講演者もskypeに関して日本有数の有識者ばかりで、とても貴重な講演が聴けると思います。是非ご期待下さい。

<講師陣&講演内容(予定、一部調整中)>

□P2P Today 横田氏
□Skype News HK氏 (調整中)
横田氏はP2P TodayというP2Pニュースサイト、HK氏はご存知の通り、Skype newsというskype情報サイトの管理人です。
横田氏、HK氏にはskypeの歴史、最新動向について講演して頂く予定です。
P2P Today http://wslash.com/
skype news http://hkspage.livedoor.biz/

□アリエルネットワーク 徳力氏
P2Pグループウェアで有名なアリエルネットワークの方で、skypeについて多数の講演、著作を行っています。
skypeを取り巻く現状、ビジネスモデル等の基調講演を予定しています。
図解P2Pビジネス(著作)

□ソフトイーサ 池嶋氏
ソフトイーサの副社長で、「skypeやろうぜ!」というサイトの管理人でもあります。skypeの技術面について解説する予定です。
skypeやろうぜ! http://ikejisoft.com/?Skype%A4%E4%A4%ED%A4%A6%A4%BC

□@niftyモバイルフォーラム 清成氏
@niftyモバイルフォーラムにおいてskypeについて活発的に記述をされ、またskypeの本も書かれています。
skypeの現状そして将来性等について講演して頂きたいと考えています。

@niftyモバイルフォーラム http://fmobile.nifty.com/
Skype―世界規模の電話代無料革命(著作)
 
□無印吉澤 氏
BlogにおいてSIP及びP2Pに関する興味深い記述をしている方です。
講演では最近ホットトピックとなっているP2P-SIPについて解説する予定です。
無印吉澤 http://muziyoshiz.jp/

□!!スペシャル講演者!!
え!あの会社の方が?(調整中)

※時間がある場合には私もskypeの要素技術であるDHT(分散ハッシュテーブル)について解説するかもしれません。

なお、開催時期は都内で8月~9月を予定しています。会場を安価で提供して頂ける方ご連絡をお願い致します。

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2005.05.12

[ネット]@Wikiを使ってみる

みなさんで情報を共有・編集ができるようにwikiを設置しました。使用したのは@wikiです。
誰でも簡単にwikiページを設置できます。また編集もBlog感覚でできますよ!
@Wiki

ちなみに私のwikiページは次のとおりです。
Tomo's Hotline@Wiki

まずはオフ会あるいは勉強会関係について情報共有できるようにしたいと考えています。
ちなみに第1回DHTオフ会のwikiページは次のとおりです。
第1回DHT(分散ハッシュテーブル)オフ会@Wiki

なお、現在のモードは誰でも編集が出来るようにしています。色々と試してみてくださいね。
テストページを設けたので、ここで色々と遊んじゃって下さい。書き込む際のテストの際にもお使い下さい。
テストページ@Wiki
いたずらはダメですよ♪

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2005.05.02

[P2P]skype勉強会の進捗状況5/2版

skype勉強会の進捗状況は以下のとおり。

現在講師をして頂く方は次の3名で調整中。
□某有名P2Pニュースサイトの方
□某P2Pアプリ企業の方で多くのskype関連の講演をしている方
□某ソフト企業の方でskypeのサイトを立ち上げている方

※時間があったら私もDHTやNAT越えで講演する予定です。

他には、P2P-SIPやskype携帯電話の講演があるとうれしいんだけども。。。
P2P-SIPはあの方に頼むか。。。

あとは場所ですね。八王子の各種設備の予約ができるようになったのですが、多くの人が足を運ぶには遠いですよね。八王子で構わないのであればすぐに調整に入るのですが。。。

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2005.04.30

[SNS]SNSはハブを作り、オフ会はクラスターを加速し、Blogは信頼関係を維持する

SNSとしては専らMixiを利用している。そういえば、最近マイミクが100人を突破しました。
さて、SNSで知り合った人というのが最近多くなっている。その多くは実際に会った人が多い。

今のことをもうちょっと補足する。知り合いが出来る過程というのは大抵次のとおりになると考えている。

[1]SNSで幾つかのコミュニティに参加する。
[2]そのコミュニティで発言をすることで、他のコミュニティ参加者が自分の存在を知る。
[3]他のコミュニティ参加者の一部の人は自分のBlogを見る。そこで印象が深くなる。
[4]いくつかコミュニティで発言をすると、そのコミュニティの中心メンバが自分の存在を気になるようになる。
[5]オフ会に参加する。
[6]オフ会でコミュニティ中心メンバと話をする。それをきっかけにその中心メンバと話している他のコミュニティとも知り合う事が出来る。
[7]自分のblogをきっかけにお互いの印象が深まる。
[8]マイミクが増える。
[9]Blogのコメントをして信頼関係を維持する。

こんな感じだろうか。

SNSの存在により、各コミュニティに中心メンバができる。この中心メンバがコミュニティのハブとなり、他のメンバと知り合うきっかけを促進させる。このときにはリアルにあってない同士がマイミクになる事はレアケースと考えられる。
(これはもしかするとコミュニティやその人の性格に依存する事が多いのかもしれない。積極的にコミュニティに発言している人、つまり中心メンバはヴァーチャルでもマイミクが増加するだろう。)

実際にマイミクになるにはリアルで会った時、つまりオフ会を通してだ。このときコミュニティの中心メンバが他の人を紹介するケースが多い。信頼できる人(中心メンバ)が紹介する人は、ヴァーチャルでは知らない人であっても受けいることができるのだろう。それによって、中心メンバ(ハブ)を通してクラスター化が加速する。
少なくとも私の世代(20台後半~30台後半)はリアルで会わないとその人を信用するのは難しいということのなのかもしれない。もっと若い世代になればリアルで会わなくてもマイミクがどんどん増加する、そんな時代になるのかもしないが。

さてSNSでのBlogは2つの効能があると考えられる。それは
[1]他メンバからの印象を強くする
[2]マイミクの信頼関係を強化する

まず[1]については知り合う初期段階で起きる事だ。日記を通してその人の趣味・性格がわかり、記憶に残る。これによってコミュニティでの発言、オフ会での出会いに対して印象が深まる。
私はむしろ[2]を重要視する。マイミクへのBlogへのコメントをつける事で、お互いコミュニケーションでき信頼関係を維持できることである。基本的には人間というのはコミュニケーションの数が多いとより親密になるらしい。

まとめると
[1]SNSのコミュニティ:知り合う下地を作る
[2]SNSのオフ会:多くの出会いの提供の場
[3]SNSのBlog:知り合った後の良好な関係を維持する

ということになるだろう。

SNSは今後も色々なタイプが生まれるだろうが、コミュニティ・オフ会・Blogが上手く連携して促進する機能を持たないと成功しないだろう。

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2005.04.07

[英語]お薦め英字ニュースサイト

最近英語読解力を上げるために英字WEBページを最近継続的に読んでいる。
テクニカルな英字ページでもそれなりに読解力は上がると思うのだが、やはり色々な話題が入っているニュースサイトの方が良さそうだ。

そういうわけで色々探したところ良さそうなのはasahi.comの英字版。
asahi.com[English]
主に日本のニュースを取り上げているだけにわかりやすい。

国内ニュースとしてもう少し難しくなるとJapan TimesがWEBページを作っている。
The Japan Times Online

個人的に一番のお薦めはイギリスBBCのWEBページ。
BBC Home
ココのページの情報量は凄い。ニュースにしてもイギリス国内からアフリカ、アジアまでくまなく網羅している。さすがは世界のBBC。それもトピックも最新時事から科学までヴァラエティーに富んでいるし、なによりも読みやすい記事であるのが良い。
それと、BBCだけあってストリーミングで英語放送(それも無料)が聞けるのがウレシイ。

ちなみにCNNもニュースサイトがあります。こちらも読んでみようかなと思います。
CNN.com

さてと、もっと勉強しないと。。

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2005.03.24

[P2P]DHTを使ったスパムメール&コメント対策の提案

スパムメールやblogのスパムコメント、本当に嫌ですよね。これをどうやって対処するかというのが今回の課題です。
最近でばベイズ理論を使ってスパムかどうか判断するらしいです。私はその辺の事はあまりよく知らないので勉強しようと思いますが。今回はまず単純な仕組みを使ってスパムフィルタリングをしてみましょう。

まずPCにDHTのミドルウェアを搭載しておくとします。また、メーラーが(あるいはBlogの作成ソフト)がDHTのミドルウェアと連携できるようにしておきます。

仕組みは簡単で、メールの内容(ヘッダーは除く)についてハッシュ値h1を取ります。また、同時にタイトルもハッシュ値h2を計算します。ちなみにヘッダーから最初に転送したホップ元アドレスのハッシュ値h3も計算しておきましょう。

スパムと思われたメールが来た際、あるいはメーラーが自動的に全てのメール(あるいはある程度ベイズ理論でスパムと判断したメール)については上記の手順に沿ってDHTのネットワークにNode_ID=h1となるノードに{h1,h2,h3}を格納します。
(あるいは、{h1,h2,h3,count}というのがあって、スパムとみなした回数をcountとし、スパムが見つかった度にcount++をします。そしてcount > count_limを超えた場合、本当にスパムと取る方法もあるでしょう。)

メールを受け取る際には、自動的にメールから{h1,h2,h3}を計算して、それらがスパムメールかどうか、DHTのノードから自動的に判断するというわけです。つまり、{h1,h2,h3}のうち、少なくとも2つが一致した場合スパムとみなします。

ここでハッシュ値を取る事がポイントです。というのはある文cetのハッシュ値をh_cetとすると、h_cetからcetを復元するのは非常に困難です。そのため、メールの内容はハッシュ値をDHTに格納しても解読できないと言う事です。
これはタイトル、ホップ元IPアドレスもいえます。(もっともホップ元IPアドレスは公開しても良さそうですが。。。)

ただ、この方法ももちろん欠点があって、メール毎に少し内容を変えているとこの手法の有効性は薄れます。
他のスパム対処方法と併用すると効果は上がると思います。

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2005.03.17

[P2P]自己署名証明書を用いたDHTにおける認証について

P2P勉強会ではP2Pの認証でPKIのアプローチを取ると、容易且つ正確に認証が行える事を講演した。
詳しくは以下のページを見て欲しい
P2Pによる認証

ところで、P2P勉強会で、自己署名証明書を使ったアプローチがあるのでは、というコメントがあった。
自己署名証明書はCAなどによく使われる証明書であり、自分の公開鍵を自分自身の秘密鍵で署名した物である。
つまり、自分自身の存在を自分自ら表明したものである。
自己署名証明書とは?

コレを使うと、CAがなくても自分自身の存在を表明できる。DHTで自己署名証明書を使って認証をする方法は以前提案したPKIと同様なアプローチなので省略する。つまり、ある人nameの自己署名証明書dig(name)はNode_ID=hash(name)となるノードに格納され、これが全てのノードから参照できるようにすれば良い。

では、自己署名証明書を使ったメリット・デメリットを整理しよう。

・メリット
☆CAなどのサーバが不要。よって運用コスト、初期費用はほぼ0。
☆だれもが自分自身の存在を証明する事が可能。

・デメリット
☆同じ名前の自己署名証明書を意図的にたくさん作ることができる。
☆ある悪意を持ったユーザの証明書の無効を完全には難しい。
☆あるユーザの秘密鍵がもれた場合の証明書の無効を完全に行うのは難しい。
☆本当にDHTに参加して良いノードかどうか審査することができない
☆あるユーザが多数の証明書を使い分けていることを検証するのが難しい。

ただし、デメリットの数点は改善することができる。
☆同じ名前の自己署名証明書を意図的にたくさん作ることができる
⇒自己署名証明書をNode_ID=hash(name)に登録する場合、既に登録されているnameでは、登録ノードがその登録をはじくようにすれば良い。

☆ある悪意を持ったユーザの証明書の無効を完全には難しい。
ユーザの中からスーパーユーザを募集し、スーパーユーザ権限を与える。これはスーパーユーザが悪意のあるユーザの証明書についてCRL(失効リスト)をつくり、それをDHTに格納する。この方法だとスーパーユーザに悪意のある人がいると、破綻する可能性がある。

☆あるユーザの秘密鍵がもれた場合の証明書の無効を完全に行うのは難しい。
方法は2つある。
方法1)自らの秘密鍵を使って、スーパーユーザに失効届けを出す。スーパーユーザは失効届が正当であることを検証してから、CRLを作成する。
方法2)自らの秘密鍵を使って、失効したという証明書をNode_ID=hash(name)に格納する。

これらの方法はお互い補完的で、まず方法2でユーザの影響を最小限に留め、時間が経つとスーパーユーザによるCRLによってブロックするとすれば良いだろう。

☆本当にDHTに参加して良いノードかどうか審査することができない
この辺は難しい問題だ。一つのアプローチとしてEigenTrustを使う事があるだろう。
EigenTrust~「今日の井原」から

自己署名証明書によると緩やかな信頼の和、コミュニティができることが期待できる。またこの方法ではとてもコストが低い事が魅力的である。ただし課金を行う、ビジネス的に信頼性を保障するとなると、このアプローチでは限界があって、信頼性を担保する人または機関、すなわちPKI的なアプローチを取るべきである。

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2005.03.16

[P2P]DHTによるコンテンツ管理システムの提案

先日P2P Todayで紹介されたcedさんのBlog「分散ハッシュテーブルとクリエイティブ・コモンズ」に触発されて、これを技術面で議論したいと考えている。

基本的には私のHPに書いてある2つの記事がベースとなる技術である。
「P2Pによるコンテンツ流通、課金」
「P2Pと認証」

大きな流れは次のとおり:

1)著作権者はコンテンツについて、コンテンツの流通条件、利用条件、購入価格等を書いたメタデータを作成する。
コンテンツとメタデータのバインド方法は、コンテンツのハッシュ値を使う。すなわち、メタデータにハッシュ値を入れ、このメタデータを著作権者によって電子署名することにより、第三者による改ざんを防止する。なお、著作権者の公開鍵は著作権者用CAによって保障されている。

2)コンテンツが流通するときには基本的にはメタデータも一緒に流通させる。なお、著作権者はDHT(分散ハッシュテーブル)上にメタデータを蓄積させて置く。

3)DHTに著作権者の電子証明書を公開させておく。

4)ユーザがコンテンツを利用する時にはメタデータを参照することになる。なお、メタデータが一緒に流通してない場合には、コンテンツのハッシュ値からDHTに蓄積されているそのコンテンツのメタデータを検索することになる。

5)ユーザはメタデータが本当に正しいかどうか、DHTに蓄積されている著作権者の電子証明書によって検証する。
検証がうまく行けば、ユーザはコンテンツを利用することができる。

5’)ここで、新たなDRMを導入することが考えられる。そのDRMは導入したメタデータによって利用、課金が出来るシステムである。また、メタデータをコンテンツ編集ソフトが理解することにより、新しい著作物+メタデータが生まれ、それがコンテンツ流通させる事が考えられる。

※例えば、コンテンツの2次利用をする場合、コンテンツの再編集した人の電子署名に、さらに再度コンテンツを作成した1次著作権者の承諾(つまり電子署名)をして、コンテンツ流通させることが考えられる。この場合、メタデータは著作権者に対して入れ子(ネスト)構造となる。なお、メタデータに2次利用が無条件で認められている場合はこのような承諾は必要ない。

ざっとこんな感じである。
このモデルの上手い点はコンテンツのハッシュ値がキーになって、コンテンツとメタデータのバインドができるだけでなく、サーバレースでもメタデータの検索を行う事が出来る点である。(つまり、最悪の場合ノードがDHTに参加できればコンテンツと一緒にメタデータを流通させる必要はない。)

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2005.03.13

[P2P]Mixi分散ハッシュテーブル(DHT)コミュニティ作りました

DHTについて、いろいろと気軽に情報交換、ディスカッションできるようにMixiにコミュニティを作りました。
気軽に参加して頂ければと思います。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=128733

※Mixiに入っていないけども、上記コミュニティに関心がある方はDHTのエピソードを添えてご連絡をお願い致します。

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2005.03.12

[P2P]DHT+SmallWorld講演資料

3/11(金)のMixiべき乗則とネット信頼通貨オフ会で、「DHT(分散ハッシュテーブル)とスモールワールドの関係」というタイトルでミニプレゼンをしました。
内容は先日紹介した、DHTのSymphonyを簡単に説明したものです。

プレゼン資料置き場
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/study.html

コメント等ございましたらご連絡をお願い致します。

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2005.03.08

[セキュリティ]匿名性は必要か?

匿名というと、なんだかあまり良い感じを受けない人も多いだろう。例えばWinny,Shareのようなコンテンツアップロード者を隠蔽するシステムを連想される方もいると思う。

では匿名性は果たして必要なのか?私の答えは「Yes」だ。ただし、その匿名性の強さはケースバイケースであることをはじめに言っておく。

そもそもなぜこのようなことを今回書くかというと、私の会社で自分の業績に対する報酬や評価、上司に対する評価に対するアンケートをすることになったからだ。このようなアンケートをフェアに答えるには、やはり回答者を保護をするべくきちんとした匿名システムを介したほうがアンケート回答者にとっても望ましいし、企業にとってもそのような匿名が担保しておけばきちんとした回答が得られ良いフィードバックが生まれると思う。

要するに自分に不利益が与える可能性があるアクションを促進させるには匿名をきちんと考慮したシステムが必要となる。
今回のような、率直な意見をいうことができるためのアンケート、内部告発のためのシステム、電子投票に対してはどうしても強固な匿名システムが必要である。

では、強固な匿名システムを例えばWEBアクセスなどに用いれば良いのかというと、これはちょっと疑問だと思う。
というのは、もし強固な匿名システムができたとすれば、掲示板は悪質なコメントが増加する可能性もあるし、あるいは犯罪の温床になるかもしれない。このような、ある程度匿名性が要求されるものについては、管理者によって必要とあれば送信元が特定できるのが望ましいと考えられる。

P2Pになると状況はよりシリアスになる。DHTだろうがHybrid-P2Pであろうが、最終的にはP2Pで通信するから相手のIPアドレスを見ると所属等が判明する場合がある。これには場合によっては、プロキシなど弱い匿名性が必要なのかもしれない。(※注意:上記P2Pで私が示しているケースはファイル交換でなく、インスタントメッセンジャーやVoIPなどを意味しています。)IPv6の時代になればP2Pはもはや普通のシステムとなるだろう。

結論としては、ユーザのプライバシ・利便性を考慮して、それに適した匿名性レベルを持ちうるシステムを使う事が必要であるということだ。匿名性を最初から「悪」のように決め付けるのは全くのナンセンスである。
とはいえ、強固な匿名性を持ったシステムが犯罪などの温床になることは確かであり、PGPがゲリラの通信に使われ問題になったことがNHKの特集で放送されたことを強く記憶に残っている。
匿名性のメリット・デメリットについてはユーザ(特に開発、技術者)に対して情報教育をしっかり行うしかないのかもしれない。

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2005.03.05

[P2P]P2Pプロキシでなにか面白いことができるか?

昨日書いた、「ソーシャルブックマーク+WEBブラウザ+P2Pで何ができる?」の続編。
WEBブラウザにP2Pミドルウェアを埋め込むと、色々と可能性が出てくるのだが、今回はP2Pプロキシに焦点をあてる。

昨日のBlogに唯石さんからトラックバックを頂いた。ありがとうございます。
面白いなと思ったのは、プロキシのキャッシュと同様に、一定時間WEB内容を蓄積して、ユーザからWEBサーバへの負荷を軽減すること。これはApacheでもできているので、作ろうと思えば出来そうだ。

さらに話はここで終わらない。ある時系列毎にそのキャッシュを保存しておく。すると、訂正された前の情報や削除された内容も見えるということだ。これは大変面白い。

WEBを丸ごと時系列に保存するということはサーバモデルで既に存在しているのだが、何よりもストレージにお金がかかる。これはP2Pによってそのようなコストを気にしないくてよいことになる。

ちなみにDHTを使ってP2Pストレージを作る話は論文ベースで既にある(例えばOceanstoreなど)ので、出来ない話ではない。また時間を使って、どの時点のプロキシにキャッシュされたページを溜めておくかについてはそんなに難しい話ではないだろう。

私はこの話をもっと発展させたい。すなわち、DHTに蓄積された(というかキャッシュ)WEBページを使って検索するサービスである。これはユーザが多ければ多いほど発展性のあるサービスである。
ユーザが参照したデータということは、ユーザが見たくてみたデータである。というとそれ自体が価値が高いデータ、あるいは人気が有るデータということなる。つまり、キャッシュされたデータはロボットで収集された一般的なWEBサイトのデータよりも内容が濃い可能性が高い。そこから検索されたデータはやはり内容的に濃い物だろう。

それだけでなく、何人が参照したか、どの時間帯に参照したかなどのデータを併せて表示するととても面白いサービスになるだろう。これでもDHTを使ってできると思われる。

P2Pプロキシは単に匿名性を高めるだけでなく、面白いビジネスモデルが生まれるかもしれない。

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[P2P]ソーシャルブックマーク+WEBブラウザ+P2Pで何ができる?

最近ソーシャルブックマークの話題が活発である。私も先日のBlogでDHTによるソーシャルブックマーク(というかタギング)の構築について書いたところだ。
分散ハッシュ(DHT)によるソーシャルタギングの考察
ソーシャルタギングとBlogの組み合わせ(関連記事)

ところで、ソーシャルブックマークをWEBブラウザに搭載させることを考えている人がいるようだ。これにRSSリーダを搭載させてソーシャルブックマークと関連付ければかなり強力な情報収集の手段となりうる。
(ところで、ソーシャルブックマークも足跡みたいなものがあればイイと思いませんか?Mixiの足跡も結構気になるので、人と人との繋がりを生み出すのには良いのでは、と思います。)

WEBブラウザは多くの人が使っているのだから、DHTのようなP2Pミドルウェアを組み込むと、P2Pインフラとして巨大なシステムができいる。先ほど言った、ソーシャルブックマークはもちろんDHTで実現できる。それだけでなく、コレだけ多くの人が参加できるとP2PストレージやGrid的なアプローチも面白くなるはずだ。

RSSリーダもDHTを使って共有できることになる。(これはP2Pである必要はないが。)例えばあるカテゴリのRSSリーダについてはAさん、他のカテゴリーはBさんのを使う、なんてこともできる。

WEBブラウザがP2P的なアプローチを取ると一番便利なのは恐らくP2Pプロキシのことだろう。ユーザ自身がプロキシになるから、誰からアクセスしたか全く分からない事が可能だ。ユーザはカスタマイズが可能で、あるURLに対してはP2Pプロキシ、他は通常の接続にするなどが可能である。

他で面白いとすれば、ユーザの履歴をデータマイニングすることもできる。データマイニング自体はサーバでも可能だが、多くの計算の必要があるので、Grid的なアプローチを取るといいだろう。もっともユーザ履歴をどこまで使うかは問題があるが、例えばこのP2Pソフト作成者への利益報酬の一つの形になるかもしれない。

WEBブラウザはユーザが必ず入れているものだから、これにP2Pミドルウェアが入れば、劇的にインターネットの世界が変わるかもしれない。今はサーバでできることを単にP2Pに落とし込む程度のものしか考えていないが、もっと面白い世界がきっと生まれるだろう。

話に筋が通っていませんがちょっとしたメモでした。

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2005.03.03

[P2P]DHTの時間的考慮

P2P勉強会では様々なテーマを元に講演が行われたが、特に今回興味深かったのはNAISTの飯村氏の「P2Pゲーム」についての講演だった。資料については、下記のページに置いてあるので参考にして欲しい。
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/study2.html

そこで飯村氏が注目していたのは、時間によるユーザ数の変化である。
つまり、夜はユーザが多く朝は少ない。

DHTでゲームを構成する場合、ゲーム人数が多い夜はもちろん考慮しないといけないのだが、ユーザ数が少ない朝だと、他のプレイヤーの保持しているデータを少ないユーザで分割統治する必要があるので、ユーザ負担が大きくなる事が考えられるのだ。この辺のことをきちんと考慮しているDHT研究開発者は少ないのではないだろうか?

となると、これを解消するには以下の2つのアプローチが考えられる。

1.事業者等がサーバを用意し、サーバがDHTに参加する。このときにサーバがバーチャルで複数のノードを管理するように見れれば、ユーザ数変化によるユーザ負担が少なくなる。

2.事業者等(またはユーザの協力の下)が常にDHTに参加しているノードをある程度用意する。

いずれにせよ難しいのだが、1.のアプローチだと事業者の負担が重いので、ビジネス的には問題があるのかもしれない。

飯村氏は講演を締めくくるにあたり、全世界にユーザが散らばれば、時差の関係からそのような時間によるノード数の変化はおこりにくくなるだろうと主張した。確かにそうで、凄い発想だなぁ、と思った。

今後も飯村氏の研究に注目していきたい。

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2005.02.26

[P2P勉強会]お疲れ様でした。。

本日P2P勉強会を無事終了しました。
懇親会のメンバを含めると100人弱の出席者のため、うまく回るか不安でしたがボランティア等の方々に助けられながらなんとか成功に結びつける事ができました。今回の勉強会でご協力した頂いた方、大変ありがとうございます!

是非第3回目勉強会も開きたいと思いますのでよろしくお願い致します。勉強会事務局をやってみたい方は是非ご連絡をお願い致します。
また、今回参加された方はBlog等で是非勉強会の感想、メモ等を書いて頂きたいと思います。

※メモ:
私の資料で書いた、DHTとべき乗法則に従ったリンク数を結びつけたアイデアというのは既に論文であるらしい。
それによると、普通はDHTの検索ホップ数はO[log(N)]だが、それを使うとO[log(log(N))]とのこと。
後で論文名を紹介してもらうので、レビューしたいと思います。

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2005.02.23

[P2P勉強会]プレゼン資料公開します

第2回P2P勉強会のプレゼン資料について、各講師から順次こちらに送って頂いていますので、準備が出来次第公開致します。
既に公開できる資料については下記URLにおいてありますので、ご覧になって下さい。
第2回P2P勉強会プレゼン資料

よろしくお願い致します。

P.S 今頃気づいたのですが、IP!誌3月号に私のHPが紹介されていました。詳しくは85Pを見て下さい。
※雑誌の掲載の際には私への事前連絡が欲しいです。。。

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2005.02.20

[P2P勉強会]プレゼン資料ベータ版

P2P勉強会がいよいよ今週末に迫ってきました。
事務局は120名を超える参加者のためにメンバ表やアンケート作成など忙しい日々を過ごしています。

さて、私のP2P勉強会でのプレゼン資料を作成しましたので、ご紹介します。まだベータ版ですので、誤字脱字、表現の誤り等ございましたらご連絡をお願い致します。
分散ハッシュテーブル(DHT)入門とP2Pにおける認証について:pdf版

コメントがあればご連絡をお願い致します。

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2005.02.17

[Blog]ソーシャルタギングとBlogの組み合わせ

そういえば、Blogとソーシャルタギングの組み合わせってないのだろうか?もう既に行われているかもしれないが。

例えば、タイトルに[....]をいれて題名を書くとそれがタグなる。たとえば、

[クラシック][ヴァイオリン]バッハのヴァイオリン無伴奏ソナタ
とすれば「クラシック」「ヴァイオリン」が共通のタグとなる。
※タグと書くと大げさかな。カテゴリとでもした方が良いのかもしれない。

もちろん、タグ用のフォームを専用に作るのもアリだ。

これは、自分用にまずBlogをカテゴライズすることも出来るのだが、(もちろん、他ユーザからそのように見せる仕組みが必要)同時に他の人が同じタグで作成したBlogを容易に参照できる。

例えば、
[クラシック]ショパンの幻想即興曲

というBlogがあるとする。その際、クラシックというタグを押すと、時系列で[クラシック]でタグ付けされたBlogが一覧となって並ばれる、という仕組みである。

あるいはBlogを記入した時間を指定してトラックバックやコメント数に応じて一覧がソートされるのも面白いかもしれない。

もうちょっと意味ネットワーク的なことを書くと、例えば「ヴァイオリン」というタグは「チェロ」「ヴィオラ」「弦楽器」などの言葉を連想するから、そのようなタグ一覧を表示するというのもアリかもしれない。こうなると単なるタグでなく、タグ同士が有機的に繋がってとても面白いシステムになる可能性がある。もしくは、タグに階層を作るのもアリだ。
(例えば、ヴァイオリンなら楽器⇒弦楽器⇒ヴァイオリンなど。でもこれは既定の階層されたタグがないとキツイかも。もしくは、意味ネットワーク的に後でシステムが語彙を階層化して表示されるのもアリだ。こっちの方がスマート。
例えば、「ヴァイオリン」というタグは他のタグの参照をする時には楽器⇒弦楽器⇒ヴァイオリンと階層の同レベルに「チェロ」「トランペット」などのタグを表示するとか。)この辺はセマンティックWEBなどのメタデータや語彙の関連付けを研究している人に聞くと面白そうだ。

※本当はBlogの内容をシステムが理解して勝手にタグ付けすると面白いんだけどもね。そして、その意味空間が近いBlogを紹介できるサービスを作るとか。誰かトライしてみませんか?

ココログに備えているカテゴリ(タグとも呼べるかな)はとても大まかなものなので、このようなタグ付けは便利なツールになるかもしれない。

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2005.02.16

[Blog]トラックバックフィルタリング

最近、スパム的にトラックバックをするところが多く居て、正直対応するのが面倒である。
メールのスパム防止のようにトラックバックもフィルタリングするといいとは思いませんか?

例えば。。。
1)トラックバック元のURLからフィルタリング。
2)更にトラックバック元の内容からフィルタリング。
3)これらのスパム的なトラックバックについてはブラックリストとしてサーバで管理し、他のユーザと情報共有する。

もっともスパム的なトラックバックが実は本当に意味のあるトラックバックのある可能性があるので、
◇システムがスパムと判定したトラックバックについてはBlog所有者が許諾しないと掲載されない
というのはどうだろうか?

コメントスパムはプロキシなどでIPアドレスが変更されるからちょっと難しいが、内容からなんとかフィルタリングはできるかもしれない。これも上手くいけば、IPor逆引きでわかるドメイン等でブラックリストができるかもしれない。

実はもう既に実現されていたりして。。。

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[P2P]機能拡充とノードの負荷について

分散ハッシュ(DHT)を使うと色々なサービスが容易に展開できることが期待できる。ただし、データの取得はネットワーク全体に分散しているわけだから、使えば使うほどノードとネットワークの負荷がかかるわけである。

これは分散してデータを管理するというDHTの宿命かもしれない。

DHTに参加しているノードは、DHTネットワークを維持することだけでもノードとネットワークのリソースを消費する。これは簡単な例で言うとGnutellaに参加するノードがリンクを維持するためにリソースを消費していると同じ事だ。

それに今度は機能を拡充する「モジュール」が各ノードに入るわけだ。
例えば、SkypeライクなVoIPシステムを作成するとすれば

・呼制御をするためのSIPサーバ用モジュール
・SIPレポジトリを実現するためのレポジトリ(というか簡易データベースorストレージ)用モジュール
・UDP Hole punchingをするためのSTUNサーバ用モジュール
・SymmetricNAT対策用などに使うための、ノード間通信橋渡し用モジュール
・通信路を暗号化し、またクライアント間認証を行うためのSSLモジュール
....

少し考えただけでも色々なモジュールが必要となる。このときに、SIPサーバ用モジュール、STUNサーバ用モジュール、ノード間通信橋渡し用モジュール等については基本的には自分のノードのためのものではない。つまり、「他の人」のノードを機能を提供するために使われる。そういうことになると、「P2P」という機能を考えると当然かもしれないが、自分以外のユーザのためにリソースを取られることを考える事になる。

今はまだあまり問題にされていないが、ある程度機能が拡充されたり、あるいは(ネットワーク越しで)データアクセス頻度が高いサービスを実装するとなると果たしてP2Pでサービスを利用するのか、またはクライアント=サーバ型でサービスを実現するか議論が再燃するかもしれない。この議論についてはその頃のネットワークの帯域、CPU、HDD等の性能にも依存することにもなるとは思うが。

「分散」と「集中」の議論は果てしなく続くのかもしれない。
以上、タダの雑談でした。。

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2005.02.15

[P2P]分散ハッシュ(DHT)によるソーシャルタギングの考察

ご存知な方も多いと思うが、現在ソーシャルタギングというサービスが非常に注目を浴びている。
ソーシャルタギング”はGoogleを超えるか (ITmedia)

ここではdel.icio.usライクなシステムをDTHで構成した場合どのような課題点があるか考察してみる。
del.icio.usについは下記を参照して欲しい。
del.icio.us でブックマークを管理

まず、自分の用のページを作成する事から始まる。自分用のページについてはユーザ名_更新日時.htmlというファイルを作れば良いだろう。このファイルはNode_ID=hash(username)となるノードで管理するので、電子署名をしておく。

更新日時が新しくて、自分の電子署名で作成した物である事が検証されたら、そのファイルを保存しているノードは上書き(というかファイルの置き換え)を認める。

ところで、del.icio.usの最大のウリは自分がブックマークしたWEBページやBlogなどを、他の人が同じようにブックマークしたかわかることだ。これをなんとかDHTで実現しよう。

今、自分用のページで、URLの部分だけ切り出す。これをNode_ID=hash(URL)となるノードに対して、{URL、username}という情報を蓄積しておく。こうすれば、同じURLをタグしているノードについてはNode_ID=hash(URL)にのsのUsernameデータが格納しているので、判別するということになる。usernameがわかれば、もちろんそのユーザのページ(つまりタグをしている全体のページ)も閲覧できるということになる。なぜなら、あるユーザusernameのタグを管理しているページはNode_ID=hash(username)に格納しているのだから。

こう考察すると簡単にソーシャルタギングがDHTでできそうに見えるが、実は問題がある。
というのは、del.icio.usの場合、自分のタグを管理しているページを閲覧すると、そのタグをしたURLに何人タグをしているか閲覧できるようになっている。ということは、URL毎に何人タグをつけているか、Node_ID=hash(URL)となるノードに全て聞かなくてはならない。これはとてもトラフィック量が多くなる可能性があるし、なによりもページを全て閲覧するのに時間がかかってしまうだろう。もっともこの問題はページの表示の仕方を変えたりすれば改善するかもしれない。

ソーシャルタギングはブックマークだけでなく、様々な情報を共有、レコメンドすることで発展することになるだろう。その際、システムの負荷が現在のソーシャルネットワークのようにとても大きくなる事が予想される。
このような事態になるとDHTで構成されたソーシャルタギングが注目を浴びる事になるだろう。

※それよりもDHTでシステムを構築することにより、メンバ間でチャットやVoIP、ファイル共有などの機能が簡単に実装することになるメリットの方が高いのかもしれない。


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[P2P]分散ハッシュ(DHT)入門プレゼン資料

当Blogで好評?連載中のDHT入門ですが、ついにプレゼン資料を作成しました。
BlogのDHT入門と連動していますので、一緒に読まれると学習効果は倍増だと思います。
分散ハッシュ(DHT)入門

なお、Mixiオフ会や第1回P2P勉強会の資料も同URLに掲載していますので、よりDHTについて詳しい事を知りたい方はそちらもご覧になると良いでしょう。

第2回P2P勉強会は本プレゼン資料にDHTの応用と認証についてのトピックを補筆する予定です。
プレゼン資料に誤字脱字等がありましたらご連絡をお願い致します。

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2005.02.11

[P2P]分散ハッシュ(DHT)入門~その7

前回はDHTにノードが参加する場合にどのようにすれば良いのか説明した。今回はノードがDHTから離脱する場合の処理について書きたい。

「あいうえお」DHTで、ノード「う」がDHTに参加する場合、隣接しているノード、すなわちノード「い」とノード「え」に自分の存在を知らせれば良かった。そして、ノード「う」が管理すべき情報をノード「い」から引継ぎする事も必要である。

そうなると離脱する場合には同じように隣接するノード、つまりノード「い」とノード「え」にノード「う」が離脱するよ、と事前に連絡すれば良いことになる。

具体的には、
1.ノード「い」に対してノード「う」が離脱することを伝える。このときに、ノード「い」の隣接ノードがノード「え」になることを確認する。
2.ノード「え」に対してノード「う」が離脱する事を伝える。このときに、ノード「え」の隣接ノードがノード「い」になることを確認する。

これでルーティングテーブルについては受け渡しが完了した訳だが、肝心のノード「う」が持っているデータを受け渡すことを忘れている。ということで、
3.ノード「い」に対してノード「う」のデータを受け渡しする。(なぜなら、ノード「い」は「い」「う」のデータを管理するようなルールにしたから。)

と言う処理を忘れてはならない。

これでメデタシメデタシ。。と言いたい事だが、残念ながらそういうわけにはいかない。
というのは、今の離脱の処理はノードが前もって離脱する意志があって、事前に離脱処理を出来た場合に相当する。実際にはネットワークやノードの関係で急にノードが離脱する可能性もある。(例えばPCの電源断、ルータの故障など)そういう場合にはこのような処理をする事が出来ない。

ということは、ノードが急に離脱してもDHTがうまく働く処理をしないといけない。これがDHTの実装での難関の一つである。ではどのようにすれば良いのだろうか?

例えば、今ノード「う」が急に抜けたとする。その時に隣接ノード、ノード「い」ノード「え」は定期的に自分のルーティングテーブルのノードにpingなどの試験を行って相手のノードの確認をすれば、ノード「う」が急に居なくなってもルーティングテーブルの更新については対応できそうだ。つまり、先ほどの1、2の処理はなんとかなりそうな気がする。

とはいえ、3の処理であるノード「う」が持っているデータを他のノードが引き継ぐのはとても大変そうである。
そこで一工夫する。

今、各ノードの保持しているデータは、隣接ノードにも絶えずコピー(正確には同期)することとしよう。
例えば、ノード「う」はノード「い」とノード「え」にも同じデータのコピーを持っているとする。
すると、例えノード「う」が居なくなっても、そのノード「う」のデータはノード「い」とノード「え」にあるので、データ自体は消去されないということになる。後はルーティングテーブルが復旧すれば、ノード「う」にあったデータはノード「い」でアクセスする事が出来るようになる。

実際のDHTではこのコピーを色々なノードにコピーする事によって、同時に複数のノードがDHTから離脱しても問題なく作動するように設計されている。

分散ハッシュ(DHT)入門その2~その7で簡単にDHTの仕組みについて説明してみた。
Blogに絵がないので少し説明が分かりにくかったかもしれないが、本内容は第2回P2P勉強会で講演する予定なので後日プレゼン資料を作成する。資料が出来次第、ご紹介する予定である。

次回は分散ハッシュ(DHT)入門の最終回。DHTの応用と未来について書いていきたい。

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[P2P勉強会]懇親会受付〆切ました。

P2P勉強会の後に行われる懇親会ですが、受付を〆切りました。
多くの方の参加表明を頂き、ありがとうございました!
なお、懇親会の参加者数は50名弱の予定です。

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2005.02.06

[ネットワーキング]分散ハッシュ(DHT)と6次の繋がり

「新ネットワーク思考」という本をご存知だろうか?この本の中に「6次の繋がり」という事が書いてある。
それは、

・ある人とランダムに選んだ世界中にいるある人とは6次で結ばれている

ということである。
例えば、AさんがBさんを知っている場合には1次の繋がり、AさんがBさんを介してCさんを知りうる状況では2次の繋がり、6次となると、A⇒B⇒C⇒D⇒E⇒F⇒Gという繋がりでAがGが知りうる状態を意味する。

なんだか信じられない話だが実際そうらしい。

今回話したい事は、この6次の繋がりをどう説明するか?ということである。
「べき乗の法則」というものがこの6次の繋がりを上手く説明できるそうだ。一般にはほとんどの人が他人と知りうる人はそれなりの数なのだが、少数ながら非常にたくさんの数と知りうる人がいる。それによって、このような6次の繋がりが説明できる、とのこと。(詳しくはあまり知らないのでご容赦を。)
参考:スケールフリー性

ここで分散ハッシュ(DHT)との絡みに持って行きたい。
分散ハッシュでは、あるノードAが他のノードBと連絡できるステップ数は参加者数をNとするとO(log(N))である。
log(N)というは効率的であるが、N=50億人となると、とても平均ステップ数6で知りうる事は大変だろう。
たとえば、logの基底を10としても10^6=1,000,000である。とても50億には届かない。

すると、ここで一つ考え付く事がある。つまり、普通の分散ハッシュでは各ノードについてのルーティングテーブルの大きさがほぼ一定である。これを例えばノードの処理時間や接続時間によってルーティングテーブルの大きさを増減させると、実は検索ステップ数が少なくなるのでは?ということだ。

おそらく人間同士のコミュニケーションでは、知り合いが多い人がハブとなり、それらが絡み合う事により少ないステップ数で人間同士が結ばれるのだ。その原理をオーバーレイネットワークにも持ち込もうということになる。

こうなるとDHTのルーティングの仕方自体もかなり大幅な修正が加えられるはずだが、非常に面白い結果になるかもしれない。

ジャスト・イン・アイデアだが、取り合えずメモ。


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分散ハッシュ(DHT)入門~その6

さて、前回はDHTでのルーティングについて説明した。今回はノードがDHTに参加する場合、どうすれば良いのか説明したい。

「あいうえお」DHTで説明しよう。
このときに、ルーティングの方法は前回説明したルーティング3を用いる事にする。
つまり、
ルーティング3:
◇各ノードは各行の先頭ノードを知っている。また、各ノードは隣あうノードを知っている。

これはノード「う」であれば、
・各行の先頭ノード:ノード「あ」、ノード「か」、ノード「さ」.....ノード「わ」
・自分と隣あうノード:ノード「い」、ノード「え」

を知っている事を意味する。

単純な例を説明するため「あいうえお」DHTでノード「う」だけが現在なく、そこにノード「う」が参加することを考えてみよう。

まず、これからDHTに参加するノード「う」は、既にDHTに参加しているノードの一つを少なくとも知っている必要がある。今そのノードをノード「や」としよう。

手順1:
ノード「う」は自分がノード「う」として振舞うためにはノード「い」とノード「え」に対して自分の存在を知らせる必要がある。そのため、まずノード「う」はノード「や」を通して、ルーティング3を使ってノード「い」とノード「え」のIPアドレスを知る。

手順2:
ノード「う」はノード「い」に対して自分の存在を知らせたい。
ノード「い」に対してノード「う」は自分がノード「う」である事を表明し、また自分のIPアドレスを教える。このコマンドを例えば
Join(ノード「う」⇒ノード「い」)
と定義しよう。

ノード「い」のルーティングテーブルは、隣り合うノードの部分についてはノード「あ」とノード「え」であったが、
これが、ノード「あ」とノード「い」に変更する必要がある。
このコマンドをRoutingTable(ノード「い」、NextNode、ノード「う」)としよう。

手順3:
ノード「う」はノード「え」に対して自分の存在を知らせたい。
ノード「え」に対してノード「う」は自分がノード「う」である事を表明し、また自分のIPアドレスを教える。
つまり、Join(ノード「う」⇒ノード「え」)

ノード「え」のルーティングテーブルは、隣り合うノードの部分についてはノード「い」とノード「お」であったが、
これが、ノード「う」とノード「お」に変更する必要がある。
このコマンドをRoutingTable(ノード「え」、FrontNode、ノード「う」)としよう。

手順4:
ノード「う」はまだルーティングテーブルを完全には構築していない。
すなわち、各行の先頭ノードを知っていない。(例えば、ノード「あ」、ノード「か」、ノード「さ」.......)そのため、
ノード「え」に対して、各先頭ノードのIPアドレスを教えて欲しいと要請する。
つまり、
RoutingTableKnown(ノード「う」、ノード「え」、各行の先頭ノード)
となる。

手順5:
各ノードは全てのルーティングテーブルに入っているノードに対して定期的にping等をしてノードが生きているかどうか調べる。

これでノード「う」がDHTに参加することができるようになった。

ところで、DHTではJoinやRoutingTable,RoutingTableKnownの方法については色々と工夫が施され、バラエティに富んでいる。
ただ、いずれにせよDHTのあるノードに対して自分の存在を知らせ、また自分に必要なルーティングテーブルを他の構成することはほぼ共通事項である。

実はこれだけではノード「う」はDHTに参加した事にならない。というのは、ノード「う」が居ない状態では、ノード「い」が頭文字が「う」で始まるデータを管理していたからである。
ということで、

手順6:ノード「い」からノード「う」が管理すべきデータを引き継ぐ

という処理を行う必要がある。
これでノードの参加処理は全て完了である。

次回はDHTからのノードの離脱とそれに対する工夫について説明したい。


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2005.02.05

[P2P]分散ハッシュ(DHT)入門~その5

風邪で体調を崩してしまった。風邪がはやっているようなので、皆様も注意して下さいね。
さて、前回はなぜ、分散ハッシュテーブルという名称が使われているのか、その理由を述べた。
今回は「あいうえお」DHTを使ってルーティングの話をしたい。

そもそもルーティングとはなんだろうか?
例えば、ある人が東京から大阪に行きたいとする。今、自動車で大阪に行くとすると、首都高速に乗って高速道路に行く手もあれば、国道や一般道を使ってゆっくり安上がりに行く手もある。このように、あるところから目的にのところまでどうやって行くかを決める手段をルーティングと呼ぶ。

インターネットの場合にはIPアドレスというのがユーザのPCやサーバに割り当てられる。ルーティングはこのIPアドレスを使って、例えばある人が私のBlogをどうやって見ることができるか決める事ができる。ルーティングなしには、インターネットのどんなページも見ることができなくなってしまう。

ところで、DHTでのルーティングというのはどういうことだろうか?
例えば「あいうえおDHT」で自分がノード「あ」だとする。今、「ヤクルト」という情報を欲しい場合にはノード「あ」はノード「や」にアクセスすることになる。このノード「あ」がノード「や」にアクセスする方法がルーティングである。

ではどうやって「あいうえおDHT」はルーティングをすることができるだろうか?
簡単な例を考えてみよう。

◇ルーティング1

各ノードは隣り合った文字のノードの場所を知っているとする。例えばノード「う」はノード「い」とノード「え」を知っているし、ノード「さ」はノード「こ」とノード「し」を知っている事となる。
今、ノード「あ」がノード「「し」を知りたいとすると、 バケツリレーのようにノード「あ」⇒ノード「い」⇒ノード「う」⇒ノード「え」⇒..........⇒ノード「こ」⇒ノード「さ」⇒ノード「し」と言う風になって、通信ができることになる。
でも、この方法はとても通信するのに遅いですよね?

今、各ノードが他のノードを知っている情報の表をルーティングテーブルと呼びましょう。
例えば、ノード「う」のルーティングテーブルにはノード「い」、ノード「え」の各場所の情報(つまりIPアドレス)が入っています。この方法はとてもルーティングするのには遅いのですが、ルーティングテーブルを2つだけ持っていればどんなノードとも通信ができます。

◇ルーティング2
各ノードは自分以外のノードの情報を全て知っているとしましょう。
つまり、ノード「う」は、ノード「あ」、ノード「い」、ノード「え」、ノード「お」,,,,,,,,,,ノード「わ」、ノード「を」ということを知っている事になります。つまりルーティングテーブルの中身は49個のノードの情報が入っています。

もし、この方法であれば、ノード「あ」⇒ノード「し」の通信は、一発でできることがわかりますよね?なぜなら、ノード「あ」はノード「し」の情報を既に知っているのだから。
でもこの方法は事前に49個ものノードの情報を知らないといけないので、その収集することが結構大変そうです。

ルーティング1、ルーティング2とも長所と欠点があります。
つまり、ルーティングテーブルの中身が少ないと、ルーティングに時間がかかるし、ルーティングの中身が多いと、ルーティングの時間が少なくなると言う事です。

では、それなりにルーティングテーブルは少なくて、かつルーティング時間もそれなりに少ない方法があれば便利だと思いませんか?

◇ルーティング3
各ノードは各行の先頭ノードを知っている。また、各ノードは隣あうノードを知っている。
これはどういうことでしょうか?

たとえば、ノード「う」がいるとすれば、このノードは各行の先頭ノードを知っている必要が有りますから、ノード「あ」、ノード「か」、ノード「さ」、ノード「た」.....ノード「わ」を知っているわけです。
それだけでなく、隣接しているノード、ノード「い」とノード「え」も知っています。

今、ノード「あ」がノード「し」を知りたいとすると、ノード「あ」⇒ノード「さ」⇒ノード「し」となりますね?ルーティングテービルの中身も10個程度になり、先ほど実現した、ノードのルーティングテーブルはそれなりに少なく、ルーティングテーブルをそれなりに少ない事が実現されています。

===
ルーティング3の方法は良く考えると、とても面白い方法です。つまり、最初は「行」でざっくりとした場所を検索して、その後は近くなれば場所を詳しく検索すると言う方法です。DHTのChordやPastryなどはこのような方法を使って、ルーティング効率を高めてます。

つまり、DHTの特徴として
-最初は対象ノードについて、おおざっぱに検索して、その後だんだんきちんと検索することによって、早くルーティングができる

ということなのです。
DHTの論文を読むと、ルーティングにユニークな方法が使われているので、びっくりすると思います。興味があれば是非原論文を読んでみて下さいね。

[参考1]
ところで、今回の「あいうえお」DHTでは直接IPアドレスを使ってルーティングを使っていません。ノード「あ」、ノード「い」などの、ノードの情報(あ、い、う、え、お。。。という文字間の距離)を使ってルーティングしました。
つまり、IPアドレスという情報を隠蔽してより抽象的な層でルーティングを行っています。
このようにDHTはIPレイヤーよりも上の層でルーティングしているので、「オーバーレイネットワーク」と呼ぶことがあります。

[参考2]
さてノード間の距離(d)ってなんでしょうか?「あいうえお」DHTでは、ノード「あ」とノード「お」の距離は、どれだけ文字が離れているか、つまりd=4となります。
例えばChordの場合にはハッシュ値Xとハッシュ値Yの絶対値の差、つまりd=|X-Y|となります。これはユークリッド距離と言う物です。しかし、大学の線形代数に習ったように、距離は距離の公理に従えば、いろいろな定義ができます。例えば、DHTのKademliaではd=X xor Y を使ってルーティングしています。

そろそろDHT入門も終盤に差し掛かりました。次回はノードがDHTに参加した時どうするれば良いのか、考えてみます。

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2005.02.02

[IT]NET&COMに行ってきました

今日は東京ビックサイトで行われたNET&COMに行ってきました。
隣接会場で大学生のための就職セミナがあったので、ビジネスマンというよりも学生でビックサイトはあふれかえっていました。

ところで、今回展示としてはセキュリティに重みがあるところが多かったです。まずは今年施行される個人情報保護法のための、内部情報漏洩防止のためのソリューションの数々。
全てのファイル操作に対してログ管理をしたり、あるいは外部にファイル漏洩しても暗号化されているために中身が見えないなどのシステムが展示していました。

それよりも気になるのが今話題の検疫システム。

通常のセキュリティソリューションではウィルスが感染した場合にはクライアントソフトがアラームを鳴らして、それによって対処するというのが普通です。検疫システムはそれを一歩先にいったシステムなのです。

まず、ネットワークログイン時には管理セグメントと呼ばれるVLANに一旦入ります。ここで、管理サーバによって、ウィルスソフトのパターンファイルの最新性、Windowsなどのソフトのパッチの更新がされているか、あるいは不要なソフトがインストールされているかチェックします。管理者が定めたポリシーに合致したものだけが通常のネットワーク接続されるというものです。つまり、パスワード&IDが正しくても、PCの状態が適切でないとネットワークに繋がらないのです。

ところで、例えばウィルスソフトのパターンファイルが最新でないときやWindowsのパッチが適切に対処されてない場合にはどうすればよいのでしょうか?この時にはダウンロードサーバから強制的にPCに対してこれらのパッチやパターンファイルがダウンロードされます。その後通常のNW接続ができるということです。
(※ダウンロード中にウィルスやワームに感染しないように、最小限の接続ができるような管理セグメントにあるファイアーウォールを通してダウンロードするようになっています。)

ちなみにこのようなソリューションは一般的に802.1X対応スイッチ+RADIUSで構成されているものが多かったです。
つまりRADIUSやそれに類するサーバによって、収容するPCのポートのVLANを制御しているわけです。

社内への持ち込みPCや勝手にインストールしたソフトによって社内ネットワークが汚染されるケースはよくある事例です。検疫システムはウィルスソフトのように一般化的に認知されるシステムに今後なり得るかもしれませんね。

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2005.02.01

[P2P]分散ハッシュ(DHT)入門~その4

前回はDHTとしてハッシュ関数を使う理由を書いてみた。
今回はノード数とハッシュ空間の大きさ、そして分散ハッシュの本質について書いていきたい。

まず、いつものように「あいうおえおDHT」を考えてみよう。「あいうえお」は50音だから、ノードが50個あれば丁度一つの文字に対して一つのノードが対応するわけである。では、ノードが20個ならばそれぞれのノードはどのように管理すれば良いのだろうか?

今、「か」~「さ」行を考えてみよう。「か」行にはノード「か」、ノード「く」、ノード「け」、ノード「す」の4つがあったとする。
それぞれのノードはどの文字を管理すれば良いのだろうか?

このルールは「あいうえおDHT」を作った人にまかされているのだが、例えば次のノードの直前までの文字まで管理すると言うルールにしよう。そうすると、

・ノード「か」は「か」と「き」が始めの文字列のデータを管理する
・ノード「く」は「く」が始めの文字列のデータを管理する
・ノード「け」は「け」、「こ」、「さ」、「し」が始めの文字列のデータを管理する

ということができる。

このように、全てのノードは自分が管理するデータをノード数に応じて「動的に」変化することができる。これはDHTの全てに当てはまる基本だ。
DHTでは、ノードが本来割り当てられているハッシュ値だけでなく、DHTのルールに応じてその付近のデータも管理することになる。そのルールはDHT毎に異なる。

(※ちなみに先ほどの「あいうえお」DHTのルールである次のノードの直前(つまり次のノードのハッシュ値の1つ前)まで管理する方法は実はDHTの代表格「Chord」と全く同じである。)

では話を抽象化してハッシュ空間で考えてみよう。

今、ハッシュ関数Fが0~6までのハッシュ値を取るとする。

◇ノード数が1の場合、そのノードは全てのデータを管理する事になる。
この時全てのデータに関してハッシュ値とそれに対応されたデータの表が一つできるはずである。
このようなデータとハッシュ値を対応した表を「ハッシュテーブル」と呼ぶ事にしよう。
なお、テーブルとは英語で「表」を表わす。

コミックを例に取るとハッシュテーブルとはこんな感じの表になる。

ハッシュ値   ハッシュに対応したデータ
0   ドラえもん
1   ワンピース
2   ドラゴンボール
3   こち亀
4   島耕作
5   マリア様がみてる
6   ジパング

では、ノード数が2の場合にはどうなるのであろうか?
例えば、ノード「0」とノード「2」、ノード「5」の3つのノードが存在する場合にはそれぞれが保持するハッシュテーブルは以下の通りになる。

ノード「0」のハッシュテーブル

  0    ドラえもん
  1    ワンピース

ノード「2」のハッシュテーブル
  
  2    ドラゴンボール
  3    こち亀
  4    島耕作

ノード「5」のハッシュテーブル
  
  5    マリア様がみてる
  6    ジパング

このように「ハッシュテーブル」が各ノードに分散して配置される事になる事が分かるだろう。この技術が
「分散ハッシュテーブル」すなわちDHTと呼ばれることになる。
ようやく語源の理由まで説明する事ができることになった。

今のようにすれば、例えばハッシュ空間が非常に巨大になってノードが数億参加しても同じようなルールで各ノードが分散してハッシューテーブルを持つことになる。

既にピンと来ている人がいると思うが、例えばワンピースのデータが欲しければノード「0」、ジパングのデータがほしければ「ノード5」に問い合わせをすればよい。

ところで、ノード「0」や「ノード5」のノードと通信するにはどうすれば良いのだろうか?全てのノードのIPアドレスを集中管理をするのは大変だ。そこで、ルーティングと言う手段を使って巧妙にこのことを解決している。
次回は「あいうえおDHT」を使ってDHTのルーティングについて触れてみたいと思う。


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2005.01.29

[ヴァイオリン]ヴィヴァルディの四季

個人レッスンでバイオリンを習っているのだが、同じ先生に弦楽アンサンブルのレッスンを受けている。こちらは2週間に1回の頻度。

今日から1年掛けてヴィヴァルディの「四季」を練習することになった。四季というぐらいだから、「春」「夏」「秋」「冬」の4章があって、その章の中でまた曲が複数存在する。

弦楽アンサンブルのレッスンでバイオリンは今5人居るのだが、そのうちある一定以上のレベルが弾ける4人がソリストになって、「春」「夏」「秋」「冬」の各章を1章毎にソリストが交換する。ちなみに私は「冬」のソリストを狙っています。
(先生はヴィオラを担当)

さて、今日は一番有名な「春」を初見で演奏。バイオリンパートはソリスト、1st、2ndの3つがあり、1st、2ndにはソロを受け持つ部分がある。私は1st(ソロ)を担当。さすがに有名な曲なのでイメージはあるのだが、弾いてみるとこれがなかなか難しい。特にソリストと掛け合い(この部分は1st,2ndともにソロ)があるのだが、うまく掛け合いをするためのタイミングとバランスが難しい。来週もレッスンがあるので、きちんと練習しないと、と思った。ソリストの人は華やかで細かい部分が多いから大変そう。

「春」のレッスンは春の半ば、つまり4月には終わらせて、8月の演奏会には「夏」を演奏する予定。
でもメンバーの人は個人レッスンに気を取られ、弦楽アンサンブルに対する練習量が少ないから(先生は今日のレッスンでそれについてご立腹気味)、演奏会は夏にも関わらず「春」を演奏する可能性が大である。

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2005.01.27

[P2P]分散ハッシュ(DHT)入門~その3

前回は教育用に「あいうえおDHT」というものを導入して、各ノードが決められた範囲のデータを管理することを説明した。

さて、「あいうえおDHT」ではなにが問題なのだろうか?考えてみよう。

「あいうえお」ということは少なくともノードが数10個あれば「あいうえお」で書かれているデータは全て分散管理ができる。

ところで、「あ」で始まるファイル名と「ぬ」で始まるファイル名はどちらの方が多いだろうか?一般的には明らかに「あ」の方が管理しているデータ量が多いはずだ。つまり「あいうえおDHT」では各ノードによってデータの保持している量にばらつきがあって、不公平感があるのだ。つまりノード「あ」とノード「ぬ」では負荷にかなりの違いがある。

もうひとつ問題がある。それはノードの数に拡張性が無い事だ。「あいうえお」は50音だから50個あるわけなので、「あいうえおDHT」では50個ノードがあればデータは管理できる。しかし、ノードが1000個あった場合どうだろうか?
「あいうえお」は50個しかないので、「あいうえおDHT」ではノード数50を超えるノードはデータを管理しなくも良い、というかこの方法では管理できない。なんらかの改良をしなければならない。

このように「あいうえおDHT」では直感的であるのだが上記のような2つの欠点があった。それを解決す