カテゴリー「住宅購入・住宅ローン」の5件の記事

2015.05.24

エコポイントだけじゃない!二重窓の工事を更にお得にするテクニック

今年は景気刺激の一環でエコポイント制度が復活しています。

特にエコポイントを活用するとお勧めなのが、二重窓の工事です。
二重窓の工事をすることで、冷暖房だけでなく防音効果も高まります。

私はピアノやヴァイオリンをするので、断熱+防音を期待して早速二重窓の工事を今年実施しました。二重窓にするとヴァイオリンやピアノ演奏しても外に漏れる音が1/3以下になって喜んでいます。

さて、二重窓の工事をすると、以下のようにエコポイントが貰えます。

・大きな窓(目安として人の出入りができる):20,000ポイント
・普通の大きさの窓(縦横1.5m程度の窓):14,000ポイント

1エコポイントあたり1円相当の商品券等と交換できます。なお、エコポイントは申請額が予算額に達し次第終了ですので、早めに二重窓工事をすることをお勧めします。

このように今年二重窓の工事をすると、エコポイントだけでも非常にお得ですが、更にお得にする方法をお伝えします。

それが、「省エネ工事に伴う固定資産税の減額」です。
省エネリフォームにかかる費用が50万円(税込)を超えると、翌年度の固定資産税が1/3減額されます。なお、この固定資産税の減額には、工事完了から3か月以内に役所への申請が必要です。

申請時に熱損失防止改修工事証明書が必要ですので、工事業者に発行を頼んでみましょう。私が頼んだリフォーム業者では証明書の発行は無料でした。

建物の価値にもよりますが、固定資産税の減額によって2万円〜10万円もお得になります。そのため、二重窓などの省エネリフォームを考えられている方は、工事金額が50万円を超えるように対象工事の規模と調整しておくと良いでしょう。

また、市町村によっては更に省エネリフォームによる補助金が貰える場合があります。詳しくは市町村のホームページで補助金の有無を確認しましょう。

エコポイントの詳細は、省エネ住宅ポイントの公式サイトをご覧ください。
省エネ住宅ポイント:エコリフォーム

固定資産の減額については、下記サイトの説明がお勧めです。
省エネリフォーム 固定資産税税の減額

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2015.01.04

10万円から!フラット35の繰上返済をWEBから行う方法

フラット35、フラット35Sの繰上返済は手数料無料でできます。
ただし、金融機関窓口で繰上返済を行うと100万円以上と敷居はかなり高いです。

ところが、最近繰上返済をWEB上でできるようになりました。
WEBの場合、返済額は10万以上となり、繰上返済がぐっと身近な存在になってきました。

そこで、今回はフラット35の繰上返済をWEBで行う方法を説明します。

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フラット35の団体信用生命保険料をクレジットカード払いにする方法

フラット35,フラット35Sには「機構団体信用生命保険特約制度」(以下、団信と呼ぶことにします)という保険があります。

この団信に加入すると、保険に入った人が死亡等の場合に、ローンを返却する必要がなくなります。

フラット35,フラット35Sの方は、この団信に加入するのが通例で、保険料は銀行口座から引き落としされていました。

しかしながら、今年からこの団信の保険料がクレジットカード払いでも可能となります!
クレジットカードを持っている方はポイントを入手するためにも是非活用したいものです。

この団信のクレジットカード払いに関わるポイントは以下の2つです。

1)クレジットカード払いができる保険料は2年目から

2)一括払い、2回払い、ボーナス一括払い又は分割払い(3回払い、6回払い、10回払い又は12回払い)のいずれか

対応しているカードはVisa,Master,UC,セゾンなど。AMEX、ダイナースは対応していません。

クレジットカード払いへの変更手続きはWEBからできます。
クレジットカード払いの詳細、変更手続きは下記のリンクをご覧ください。

機構団信特約制度「特約料クレジットカード払い」の開始について

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2013.09.16

中古住宅でフラット35、フラット35Sを申請するには?

アベノミクスによって金利が今後上昇すると言われています。

そのため、低金利の今、フラット35、35Sを使い安心して物件を確保したい人は多いと思います。

 

ところで、フラット35、フラット35Sは新築だけでなく中古住宅にも申請できることをご存知でしたでしょうか?

 

フラット35、フラット35Sともに申請をするには適合証明技術者による審査が必要です。審査には10万円弱かかりますが、固定金利が長年に渡り継続すると考えるとフラット35はやはりお徳でしょう。

 

(参考)【フラット35】 ・【フラット35S】 技術基準のご案内

http://www.flat35.com/download/dl_tech.html

 

なお、築10年以下の場合、金利で優遇されるフラット35Sも適用できる可能性が高いため、
一度仲介業者と相談することをお勧めします。

 

 例えば、フラット35S 金利Bの場合は5年間金利が0.3%優遇されます。フラット35で3000万円、35年間借りたときよりも約50万円もお得になります。

 

なお、フラット35Sの場合、「省エネルギー性」「耐震性」「バリアフリー性」「耐久性・可変性」のうち1つ以上を満たす必要があります。

 

この基準に満たしてなくても、バリアフリー性は手すりを追加する等の工事によって対応することもできるようです。(工事終了後、フラット35Sの確認をすることになります。)

1つ注意点です。フラット35/フラット35Sでも銀行によって金利が異なります。各銀行の融資条件を確認する、あるいは住宅ローンまとめサイトを見ると良いでしょう。

また住宅ローンの金利は住宅ローン契約月に決定します。そのため、住宅購入に関わる契約月で確認した金利と異なることには注意しておきましょう。

こちらも併せてご覧ください!
仲介手数料を安くするための5つの方法とは?

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2013.09.15

仲介手数料を安くするための5つの方法とは?

消費税が上がる前に物件を購入したい、ということで今年の冬~春は色々と物件を探していました。おかげさまで良い物件が見つかり落ち着いたところです。

ところで、家を買うことは滅多にあることではありません。そして家を買うには土地・建物だけでなく、仲介手数料や税金、各種手数料金など思った以上の費用がかかります。

ここでは仲介手数料を安くする5つの方法を書いておきます。

1)複数の仲介業者と打ち合わせする

仲介手数料は業者によって違います。大手の仲介業者は法定で定められている上限に近いため、既に欲しい物件が決まっている場合は仲介手数料が安い業者を選ぶということが考えられます。

当然ながら、このような業者は小規模な企業が多く、宣伝費も掛けていないことから業者の情報はWEB検索で調べることになります。(googleで「仲介手数料」「無料」と検索すると関連記事がヒットします。)または、地元密着の不動産会社も仲介手数料を相談できる場合があります。

仲介手数料は業者・物件によってマチマチですので、直接業者に問い合わせする必要があります。なお、小規模の企業が多いため、企業財務力のリスクを承知した上で交渉する必要があります。

なお、大手の仲介業者は高いものの、社員の教育・アフターサービスの面でしっかりしているという印象を受けました。このようなことを踏まえたうえで、複数の仲介業者と交渉し、物件購入においてどこを中心にすべきか一旦見直してみるのも良いでしょう。

2)物件自体の値下げ交渉をする

 物件自体の値下げが出来る場合があります。特に1ヶ月以上物件が広告に載っている場合は値下げ交渉が可能と考えられます。
 仲介手数料は物件の値段にほぼ比例しますので、物件を値下げすると仲介手数料等の費用も値下がりします。
 業者との交渉のときには、仲介手数料率を下げず且つ提示した金額になったときにはすぐに契約をする、という明確な意思表示をしたほうが良いでしょう。
なお、当然ながら人気のある物件は値下げ交渉自体が難しい場合が多いです。 
 
3) 株主優待を使う

 京急不動産、三菱UFJ不動産販売などの不動産企業は親会社の株主優待によって、仲介手数料を安くすることができます。株主優待のチケットについては、企業によりけりですが、インターネットオークションで数100円程度で手に入ります。
(※企業によっては株主本人でないと優待できないので一度チェックしたほうが良いでしょう。)

(参考)株主優待情報

4) 福利厚生制度を使う

企業によっては、福利厚生制度によって仲介業者と割引提携をしているところがあります。まずは企業の福利厚生の状況を調べると良いでしょう。

5)紹介制度を活用する

「三井のリハウス」の場合、既に「三井のリハウス」で物件を契約した人から紹介状をもらうと、仲介手数料の一部をキャッシュバックしてもらえます。

東急リバブルにも同じような制度があります。

可能なら友人、知人で最近物件を買った人に同様な制度があるか、聞いてみたほうが良いでしょう。もちろん、紹介した人にも特典がありますよ。

3)~5)については簡単に調べられますので、契約前に一度調べておきましょう。

また、一番有効なのは2)の物件自体の値下げ交渉です。物件の値段は仲介手数料にもローン手数料にも効いてきますので、ダメモトで一度相談してみると良いでしょう。(ただし物件をすぐに買う前提で。)
仲介手数料だけでなく、住宅購入の場合ローン金利の検討も併せて検討してみましょう。低金利で長期間のローンであればフラット35がお勧めです。

フラット35,35Sは解説記事を書いていますので、こちらもご覧ください。

中古住宅でフラット35、フラット35Sを申請するには?

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