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2011年5月の6件の投稿

2011.05.29

WebSocket勉強会のUSTについて(録画)

おかげさまで昨日(2011/5/28)無事WebSocket勉強会を終えることができました。雨の中参加された参加者のみなさま、USTをご覧になった皆様、ボランティア、講師の皆様、IIJの皆様に大変感謝しています。

第2回WebSocket勉強会開催に向けて、着々と準備を進めますので、勉強会へのコメント、感想、講師の推薦等よろしくお願いします。

さて、USTについては録画版を見ることができます。ただし諸事情によって録画版では見ることができない講演内容があることをご了承願います

http://www.ustream.tv/channel/websocket%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A110528

*上記ページはWebSocket研究会と言うタイトルですが、近日中にWebSocket勉強会に修正して頂く予定です。

またプレゼン資料も順次本番バージョンに差し替え致しますのでよろしくお願いします。

WebSocket勉強会を通して私が思ったことは、また後ほど書きます。

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2011.05.25

WebSocket勉強会のプレゼン資料公開!(事前公開分)

お待たせしました、5/28(土)に開催するWebSocket勉強会のプレゼン資料(事前)を一部公開します。

WebSocket勉強会公式サイト

※プレゼン資料は修正、追加があり次第、公式サイトに順次アップします。

なお、講演名をクリックするとプレゼン資料(あるいは講演概要)が現れます。
本番資料は事前公開分から色々と追記/修正がある予定ですので、ご期待願います。

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2011.05.22

WebSocket勉強会スケジュール決定!(5/28開催)

5/28(土)開催のWebSocket勉強会ですが、タイムスケジュールが決まりましたので発表します。
※名刺、名刺ストラップ、公式WEBサイトのプリントアウト等、参加者の方には持ち物で必須のものがありますので、必ず全てご覧下さい。

※入館時間に制約があるため、タイムスケジュールは確実にご覧下さい。

なお、会場運営を円滑にするためにボランティアとしての御参加をお願いします。

*参加者のみなさま、なるべく9時にお越し頂き、会場設営ならびに受け付けにご協力いただくことについてご協力をお願いします。

*定員数増加に伴い、受付が遅い場合、席のみとなる場合があります。ご了承願います。確実に机がある場所を確保するために、早めの受付をお願いします。

 

WebSocket勉強会公式サイト
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/websocketconf.html

今後、最新情報はWebSocket勉強会公式サイトならびに#websocket_studyで発表しますのでご注意願います。

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2011.05.14

WebSocket勉強会講演概要発表+参加者募集開始!(5/28[土]開催)

お待たせしました、WebSocket勉強会の講演概要を発表します。また併せて参加者の募集を行います。公式サイト、時間割については後日公開します。

★WebSocket勉強会概要

■開催日時:2011年5月28日(土) 10:00~17:30(予定)
*会場設営は9:00~開場は9:30~を予定しています。

■場所:株式会社インターネットイニシアティブ会議室(神保町)
http://www.iij.ad.jp/info/outline/index.html

*会議室名等は後日発表します。
■参加費用:無料
■参加者定員:100名
■公式ハッシュタグ: #websocket_study
■UST中継:予定しています。UST中継スタッフとしてご協力頂ける方は@toremoro21までご連絡願います。
■公式サイト:後日設置します。公式に時間割、資料の掲載をします。
■主催者:WebSocket勉強会実行委員会(事務局長 西谷 智広 @toremoro21)

■講演概要:(講師については敬称略、順不同)

遠藤 隆尚(MiCHiLU.com) @MiCHiLU
「WebSocket事例紹介」
どんなサービス?どんなアーキテクチャ?でWebSocketプロトコルが使われているのか、いくつかの事例を基に解説していきます。

雪岡 重信  @ndruger
「ブラウザのハードウェア対応の未来を探る」
Kinect / Wiiリモコン / HMDなどの各種ハードウェアの入力をNode.jsを経由してWebSocketでブラウザに渡し、それらの入力とWebGLを使ったデモを行うことで、今後ブラウザが各種ハードウェアに対応していった場合の未来の可能性を話します。

小保田 規生 @nori0428
「nonblock socketとevent machine」
WebSocketを用いたアプリケーションと連動するサーバサイドアプリケーションでは最近、nonblock socketとevent machineを用いたフレームワークが多く用いられますが、その基本的な動作の仕組みと、サーバサイドアプリケーションを作成する際の注意点などについて簡単に。

Kuruma @Kuruma
「WebSocketを見てみよう(仮)」
WebSocketは,既存のWebとの親和性を強く志向したプロトコルです.第7版をベースに具体的な通信内容を紹介します. 

kanasan @kanasan
「WebSocketでデバイス間連携」
WebSocketを使ったデバイス間で連携するアプリケーションを実例にし、WebSocket、特にJettyをアプリで使う利点について紹介したいと思います

*WebSocket勉強会でミニプレゼンを行ってみたい!と思った方は@toremoro21に5/17(火)までにご連絡下さい。時間調整をします。

★懇親会概要
■懇親会会場:ピアンタ 神保町
http://r.gnavi.co.jp/g742201/map/
■懇親会会費:5,000円(*遠方から来られる方、学生の方はキャッシュバックをします。)
■定員:45名

★参加者募集サイト
PARTAKEによって参加者を募集します。なお連絡事項、リマインド等の情報を随時お伝えするため、Twitter IDでの登録でお願いします。(特に懇親会参加者は当日のキャンセル率を抑えるため、Twitter IDでの登録をお願いします。)
■勉強会参加者
http://partake.in/events/122fa00f-989f-4fc8-9784-da0185d82bd2

*非営利な勉強会のため、会場設営、受付、懇親会集金等を手伝って頂けるボランティアの方を募集しています。ご協力頂ける方は参加ページのコメント欄にお手数掛けますが「ボランティア可能」とご記入願います。また会場設営、受付を手伝って頂ける方は当日9時にお越し下さい。

■懇親会参加者
http://partake.in/events/759fb931-aa19-409a-bde0-ac89230fe7fb

皆様のご参加、心よりお待ちしています!

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2011.05.11

Websocket勉強会は5/28(土)都内で開催!

お待たせしました、以前からお伝えしているWebsocket勉強会を5/28(土)に開催することになりました。講演概要の公開、参加者募集については今週末(5/15あたり)を予定しています。会場は都内の某オフィスの会議室を利用します。もちろん懇親会も行います。

今回も素晴らしい講師陣が揃いましたので是非ご期待下さい。

なお、最近のWebsocket人気に伴い、ミニプレゼン、デモトラックを急遽追加することを考えています。当日会場でミニプレゼンをしてみたい、デモをしたい!という方は@toremoro21 までご連絡願います。

またUST中継をご協力頂ける方も絶賛大募集です。ご協力頂ける方はお手数掛けますが@toremoro21までご連絡願います。

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2011.05.08

[書評]余剰次元と逆二乗則の破れ

ブルーバックスシリーズは高校程度の前提知識で最先端の科学を理解できる良書が多い。この本は万有引力の挙動を精密に測定することで、4次元を超える空間の有無を確認しようという、とてもユニークな最先端研究の話だ。

まずは万有引力について説明しよう。万有引力はニュートンが法則化し、これによって惑星の運動を説明することが可能となった。

万有引力の大きさは互いの距離の2乗に反比例する。(*この本では逆二乗則と呼んでいる。)万有引力の大きさは非常に小さく、奇才キャベンディッシュによって初めて測定された。万有引力の法則を式で書くと、F=GMm/r2である。ここでGは万有引力定数、M,mは互いの質量、rは距離を示す。

ところで、万有引力の大きさはなぜ互いの距離の2乗に反比例するのだろう?万有引力は「グラビトン」(あるいは重力子)と呼ばれる粒子をお互いに送受信することによって伝わると考えられている。残念ながらグラビトンはまだは発見されていない粒子で、これを発見した人は間違いなくノーベル賞が受賞できると言われている。ところで、球の表面積は4πr2であるから、ある点から送出されるグラビトンは、そこからrだけ離れた点においては1/r2に比例した数を受け取ることができると考えられる。これより万有引力の逆2乗則が説明できる。

話は変わって、超ひも理論と呼ばれる研究がある。超ひも理論とは世の中の力を統一的に説明するための研究だ。この理論では私が住んでいる空間の次元は何と4次元(3次元+時間)を超えるらしい。超ひも理論と同様に4次元を超える空間を予想しているADDモデルでは、4次元を超える部分は1mmオーダーの大きさで存在すると予測している。

4次元を超える空間の存在を確認するにはどうすればよいのだろうか?先ほど万有引力は3次元空間+時間であれば、逆2乗則に従うと述べた。よってADDモデルが正しければ1mmオーダーで万有引力を精密に測定し、逆2乗則に従わないことを測定できれば、この世に4次元を超える空間があることを確認できるはずである。

さて、本書は万有引力を微細な距離間で測定することで、4次元を超える空間の存在を確認する研究プロジェクトの詳細について語られている。万有引力は非常に小さい力のため、測定を行うには様々な工夫が必要だ。6章では実験を行うためのユニークな工夫、そして苦労話が「楽しく」書かれていて、読んでいる方もわくわくするはずだ。

しかし、本書の特徴は、やはり1~5章における量子力学の「わかりやすい」説明にあるだろう。本書のハイライトは力がどうして伝わるかが直感的に理解できる4章「力の法則の一般形」だ。量子力学の説明がほとんどないままで、ミクロな世界における力の伝わり方を説明している書籍はなかなかお目にかかれない。量子力学の興味がある人、既に大学で物理を習った人も4章は必見である。

タイトルを一見しただけでは何の本だかわからないことが個人的には非常に残念だが、量子力学における力の伝わり方が理解できる良書である。著者による研究愛が強く伝わってきて、読んでいて楽しくなる。量子力学に興味がある方、特にミクロな空間で力を伝える仮想粒子を勉強している人には是非読んで欲しい。

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