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2008年11月の7件の投稿

2008.11.30

第2回SBM研究会の周知事項

第2回SBM研究会まで一週間を切りました!以下周知事項となります。
会場に入場する上で大切な情報が書いてありますので、参加する方は必ずご覧下さい!

☆参加者の皆様への周知事項☆

◇入館時間&入館条件について<大変重要!>
通常土日は一般の人が入れないビルのため、入館できる時間&条件に制約があります。
お手数かけますが、何卒ご協力をお願い致します。

☆入館に関わる注意事項☆

*1階に設置していある看板に従い、入場できるエレベーター場所までお越し下さい。

集合場所の地図(pdf)

その後誘導員に従いエレベーターを使って17Fにお越し下さい。

*誘導員に
入館証(参加者に別途周知)を提示 してください。→変更しました。

(*部外者の入館を制限する目的のため)

*エレベーターにて会場のある17Fに上がれる時間は以下の通りです。
☆ボランティア、スタッフの皆様 8:30
☆一般の皆様
9:20~10:30
12:50~13:30
14:50~15:10
(退館はいつでも可能です。)

何卒ご協力をお願い致します。

◇ランチについて
朝持ち込みした人に限り飲食可能となります。お手数掛けますが、ごみの持ち帰りにご協力下さい。 なお当日会場付近にはファミレス等色々な飲食店があります。

◇無線LANについて
当日は無線LANが利用できます。なおPCをご持参になる方は電源のシェアのために電源タップを持ってきてください。

◇ボランティアの募集
会場設営等のために、ボランティアを募集します。ボランティアをご希望の方は当日8時30分に1Fエレベーター付近にお集まり下さい。

◇懇親会について
懇親会を以下のように開催します。是非とも皆様参加をお願い致します。
*日時:当日 18:30~
*場所:UN QUATRE ~アンキャトル~
http://r.gnavi.co.jp/p979700/ 
*会費:5000円程度(出来高次第。なるべく安く抑えます)
*定員:60名
*お申し込みは
http://mixi.jp/view_event.pl?id=37379986
からお願い致します。

◇ご持参頂きたいもの
・名刺2枚(受付用、懇親会に参加する人は3枚)
・首かけ用名刺ストラップ(名刺を入れるため、100円ショップで売っています)
・入館証(参加者には周知してあります。必ずご持参してください。エレベーターを使うために必要です。なお、入館証がわからない方は前日までに氏名(またはMixi名)を必ず明記し、件名を[SBM研究会入館証]とお書きの上、tnishita@yahoo.co.jpに連絡下さい。)
・筆記用具(アンケート記入用)
・電源タップ(PC持込の方)

◇中継について
当日はP2Pライブ配信システムを使って、SBM研究会の様子を中継する予定です。正式な発表は後日行います。

◇パンフレットの持込
当日SBMに関わるパンフレットを持ち込みたい方は事前にご連絡下さい。受付に資料をおけるようにします。

◇Twitter利用の推奨
参加者の皆様の声を会場外にもお届けするため、Twitterの利用をお勧めします。なお、詳細については後日案内します。

なお、http://twitter.com/sbm2 をフォローすると第2回SBM研究会のコメント中継を閲覧できます。発言は@sbm2でお願いします。

◇申し込みの受付終了&キャンセルについて
人数が定員に達しましたので、受付を終了しました。ありがとうございました。
キャンセルをされる方はMixiの受付トピックにてキャンセル表明をお願い致します。
なお、今回は会場のキャパの関係上、キャンセル待ちをしない予定です。

◇プレゼン資料について
12/3から順次Webにアップする予定です。なおプレゼン資料の紙配布は行いません。

以上です。よろしくお願い致します。

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2008.11.26

第2回SBM研究会懇親会のお知らせ

お待たせしました!第二回SBM研究会懇親会のご案内です。

*第二回SBM研究会懇親会概要*

◇日時:12月6日(土曜日)18時30分~
◇場所:UN QUATRE ~アンキャトル~
http://r.gnavi.co.jp/p979700/ (立食、貸し切り予定)
◇会費:5000円程度(出来高次第。なるべく安く抑えます)
◇定員:60名
◇参加方法
Mixi 第二回SBM研究会懇親会トピックからお願いします。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=37379986

登壇者やSBM関係者と話せる絶好の機会です!是非参加して下さいね。

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2008.11.24

第2回SBM研究会のスケジュールFIX

皆様お待たせしました、第2回SBM研究会のスケジュールが決まりましたのでお知らせします。

*申し込みは定員に達しましたので終了しました。ありがとうございました!

□第2回SBM研究会概要

☆日時:2008年12月6日(土) 
開場9:30 講演時間 10:00~17:40
☆場所:株式会社インターネットイニシアティブ本社17F会議室
http://www.iij.ad.jp/info/map/head-office.html
(無線LANが使えます)
☆定員:190名(講師、スタッフを除く、申し込みは終了しました。)
☆参加費:無料
☆ボランティアの募集:
簡単な軽作業です。ボランティアの方は当日8:30に会場ビルの1Fにお越し下さい。
☆主催:SBM研究会事務局(事務局長:西谷 智広)

☆スケジュール

参加者の方は必ず下記リンクの周知事項をご覧下さい。入館等に必要な手続きが書いてあります。

http://toremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/2008/11/2sbm-e61d.html

*エレベーター(上り)が使える時間に制限があります。ご注意願います。

8:30 ボランティア、スタッフの集合時間(ビル1F)

9:30~  開場

(9:20~10:30の間でエレベーターが使えます。首ストラップにSBM研究会と書いた紙を入れてご提示願います。なお、名刺の裏にSBM研究会と書いても構いません。)

10:00~10:10 開会挨拶(西谷 智広:SBM研究会事務局長)

10:10~11:00 
・大向 一輝:国立情報学研究所/株式会社グルコース
「SBMがつくるコミュニティ、SBMでつくるコミュニティ - 研究・サービスの両面から」

11:00~11:10 休憩

11:10~12:00
・上野 大樹:慶應義塾大学大学院
「ソーシャルブックマークデータの時間情報を用いた情報フィルタリングと検索(仮)」

12:00~13:10 お昼休み(12:50~13:30がエレベーターが使えます)

□ミニプレゼン:「ブロガーから見たSBM」
13:10~13:25
・広木 大地:「普通のヤツらのメタをゆけ」
13:25~13:40
・美谷 広海:「ソーシャルブックマークサービスのSEO力」
13:40~13:55
・西谷 智広:「SBMコメント機能によるコミュニケーション形態の考察」

13:55~14:10 休憩

14:10~15:00
・伊藤 直也:株式会社はてな
「新はてなブックマークについて」

15:00~15:10 休憩 (14:50~15:10がエレベーターが使えます)

15:10~16:00
・藤田 昭人:IIJ-II/大阪市立大学大学院 創造都市研究科
「Kikker の Map/Reduce 化」

16:00~16:10 休憩

16:10~17:30
□パネルディスカッション
「SBM研究を加速・拡大するために-SBM事業者には何ができるのか 」
・パネラー
◆SBM事業者パネラー
-伊藤 直也(株式会社はてな)
-井原郁央(株式会社ライブドア
-澤田 哲也(
ヤフー株式会社
-須藤 洋一(
株式会社ECナビ

◆研究者パネラー
-上野 大樹(慶應義塾大学大学院)
-大向 一輝(国立情報学研究所/株式会社グルコース)

◆モデレーター
西谷 智広(SBM研究会事務局長)

17:30~17:40
閉会の挨拶(西谷 智広:SBM研究会事務局長)

18:30~ 懇親会

会場付近で開催します。詳細&申し込みは
http://toremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/2008/11/sbm-5707.html

をご覧下さい。


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2008.11.09

第2回SBM研究会講師陣+参加者募集のお知らせ

お待たせしました、第2回SBM研究会講師陣がFIXしましたので、素晴らしい講師陣をご紹介します。また参加者募集も開始していますので、早めに申し込みをお願い致します。

(2008年11月19日追記、パネラーが完全にFIXしました。)

□第2回SBM研究会概要

☆日時:2008年12月6日(土) 開場9:30、講演時間 10:00~17:30(予定)
☆場所:株式会社インターネットイニシアティブ本社
http://www.iij.ad.jp/info/map/head-office.html
(会議室等、無線LANの利用可否については調整中)
☆定員:190名(講師、スタッフを除く)
☆参加費:無料
☆ボランティアの募集:
Mixiの参加募集トピックで表明をお願い致します。 簡単な軽作業です。
運営を円滑に行うために、何卒ご協力をお願い致します。
☆主催:SBM研究会事務局(事務局長:西谷 智広)

☆第2回SBM研究会講師+講演タイトル(調整中)
*講師・パネラーとも「あいうえお順」、敬称略

・伊藤 直也:株式会社はてな
新はてなブックマークについて」

・上野 大樹:慶應義塾大学大学院
「ソーシャルブックマークデータの時間情報を用いた情報フィルタリングと検索(仮)」

・大向 一輝:国立情報学研究所/株式会社グルコース
「SBMの「偏り」に関する研究とコミュニティ・ブックマーク4dkのご紹介(仮)」

・藤田 昭人:IIJ-II/大阪市立大学大学院 創造都市研究科
「Kikker の Map/Reduce 化」

□パネルディスカッション
「SBM研究を加速・拡大するために-SBM事業者には何ができるのか
・パネラー

☆SBM事業者
-伊藤 直也(株式会社はてな)
-井原 郁央(株式会社ライブドア)
-澤田 哲也(ヤフー株式会社)
-須藤 洋一(株式会社ECナビ)

☆研究者
-上野 大樹(慶應義塾大学大学院)
-大向 一輝(国立情報学研究所/株式会社グルコース)

・モデレータ 西谷 智広(SBM研究会事務局長)

□ミニプレゼン「ブロガーから見たSBM」

・西谷 智広:「SBMコメント機能によるコミュニケーション形態の考察」

・広木 大地:「普通のヤツらのメタをゆけ 」

・美谷 広海:「ソーシャルブックマークサービスのSEO力」

☆参加表明について
MixiのSBM研究会参加表明トピックからお願い致します。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=36867580
事務局の負担を減らすために極力Mixi経由での参加表明をお願い致します。
参考:Tomo's Hotline:イベント・勉強会参加者をMxi経由で募るワケ

*メール経由の応募は締め切りました。ご応募ありがとうございました。

☆プレスの方の参加について
SBM研究会事務局 tnishita@yahoo.co.jpまでメールをお願い致します。
件名を「SBM研究会プレス参加」として頂き、
・御芳名
・所属
・連絡用メールアドレス
をお書き下さい。プレス枠で席を確保します。

===

皆様の参加表明を心よりお待ちしております!なお参加定員に達し次第、キャンセル待ちとなります。

第2回SBM研究会に対する質問・期待・要望等ございましたら、Mixi参加表明トピックコメント欄・SBMコメント欄に書いて頂くか、事務局までメール等でご連絡をお願い致します。

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2008.11.07

私が主催した勉強会の歩み

勉強会等の活動に関してとある団体の方から明日(金曜日)インタビューを受けることになった。第2回SBM勉強会が12/6(土)に確定したこともあって、自分が主催した勉強会を振り返る良い時期かなっと思っている。そこで、今日は私が主催した勉強会の歩みを簡単に書いてみようと思う。

時間もないので、情報だけ淡々と書くことする。各勉強会を企画した背景や勉強会の裏方の話はまたの機会ということで。

なお、今回勉強会としてリストアップするのは、講演やディスカッション等技術的話題をメインにしたイベントとする。P2P納涼会やP2P忘年会、Mixiオイスターバーオフ会のような「集まる」ことを主目的としたイベントは、はずすこととした。

各イベントについては勉強会情報へのリンク、会場、開催日、実績ベースの参加人数(講師、スタッフ含める)を書いている。
各勉強会のプレゼン資料は大抵ここにあるはず。

☆P2P勉強会
□ポジショニング:
P2Pに関わる事項であれば技術、サービス、著作権問題等問わずユーザから研究者まで幅広く議論できる場を提供する。P2Pに興味を持つ人であれば誰でも参加可能。

第1回P2P勉強会(台東区生涯学習センター 2004/9/4,50名)
第2回P2P勉強会(電気通信大学、2005/2/26,100名)
関西DHT・P2P勉強会(新大阪丸ビル本館、2006/12/3,30名)
情報共有(P2P)研究会(*主催者は違うけども、実質的にはP2P勉強会)
(機械振興会館,2008/2/29,80名?)
第3回P2P勉強会(2008年度内の開催)

☆DHT勉強会
□ポジショニング:
P2P勉強会よりも技術寄りな勉強会。構造化オーバーレイを議論・啓蒙する場を目的としているが、構造化オーバーレイに限らずP2P技術、あるいは応用開発について幅広く議論する。参加者層としてP2P教科書をある程度理解できる人を想定している。

第1回DHTオフ会(筑波大学,2005/6/26,35名)
第2回DHT勉強会(金沢工業大学虎ノ門キャンパス,2006/9/18,80名)

☆Skype Conferece
□ポジショニング:
P2P勉強会のスピンアウト的勉強会。P2P応用技術として注目されるSkypeをサービス、技術の両面で議論する勉強会。
Skype Conference 2005(電気通信大学,2005/9/3,150名)

☆VoIP Conference
□Skype Confereceの後継イベントとしてVoIP一般についてサービス、技術の両面で議論する勉強会。やや技術寄り。

VoIP Conference 2007(金沢工業大学虎ノ門キャンパス,2007/1/21,80名)
VoIP Conference 2008(NICT,2008/2/8,60名)
VoIP Conference 2009(2009年夏までの開催)

☆SBM研究会
□ポジショニング:
SBM事業者、研究者、ブロガー、クリッパーが相互にSBMに対して議論をできる場を提供する。SBMに関することであればテーマは特に絞らない。

第1回SBM研究会(東工大大岡山キャンパス,2007/7/12,100名)
第2回SBM研究会(都内某所、神保町の近く,2008/12/6,200名[予定])

☆オフィスツアー(会場は各事業者様オフィス、参加人数は10人程度)
□ポジショニング:
ふらっと気軽に参加できるラフなIT勉強会。IT技術に関心があれば参加条件は特になし。
先端的な技術を有する企業のオフィスを訪れ、デモやプレゼンを通し率直な意見交換を行う。また参加者間のコネクション形成を支援する。

Skype (2007/8/10)
BitTorrent(2007/10/5)
アリエルネットワーク(2007/11/16)
吉田鎌ヶ迫 (2008/1/18)
コミュニティエンジン(2008/7/4)
Opera(2008/10/10)

□今後開催したい勉強会
・IT英語プレゼン勉強会
・放送と通信の融合勉強会

こう見ると、結構イベント開いていますね。自分にお疲れ様と言いたいです。
そろそろ勉強会を組織化したいと思っているので、勉強会を運営したい、手伝ってみたいと考えている人はお声がけ願います。

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2008.11.03

秋の夜長に現代音楽ってどうよ?~Vol.1「聞きやすい曲」編

Blogを始める前から「Tomo's Homepage」というWebページを運営している。私の知人の多くはこのWebページをP2Pの解説ページだと思っているが、実は現代音楽入門のコーナーとして立ち上げたのが始まりだ。元祖Webページは大学院院試が終わった直後に作り始めたので、もう10年以上前のことになる。

P2Pもそうなんだけども、現代音楽(というより現代芸術全般かな?)って普通の人にとって物凄い偏見があると思う。でも実際に聞かせると意外に聞ける!とかクラシックより面白いよね、という人が多い。現代音楽に触れる機会は残念ながら少ないので、多くの人が偏見を持っているのが実情なんだろうなあ、と考えている。

話は変わるけども、テクノとかノイズとか好きな人は現代音楽に傾倒する人が多かったりする。というのは、これらのルーツを作った人が最近亡くなったシュトックハウゼンなどの現代音楽家の大家らしい。もっとも私はテクノとかノイズはあまり聞かないので、現代音楽とテクノ、ノイズの関係については詳しくは解説できないけども。(*ちなみにPerfumeは好きだよ!)

 

ということで、ネタ的にも教養のためにも「買って損はないよ!」という現代音楽を少しずつ紹介したい。本シリーズは以下のように3回に分けて現代音楽を解説する予定だ。

Vol.1 「聞きやすい曲」
Vol.2 「カッコいい曲」
Vol.3 「インパクトありすぎ!の曲」

タイトルどおりに秋の間に解説を終えることができるかビミョーであるが、張り切って解説してみたい。あと、曲を聴く前に「20世紀音楽の世界」で現代音楽の歴史を一通り見ておくと理解しやすいと思う。なお今回紹介する現代音楽とは、大まかには「第二次大戦戦中戦後に作られた曲」を指すこととしたい。

この曲もお勧め!というコメントの方は、はてブコメントでどうぞ。

本編はVol.1 「聞きやすい曲」だ。現代音楽アレルギーの人でも聞ける曲をピックアップしてみた。まずはこれで、現代音楽って結構聴けるね~というのを感じて欲しい。

□カプースチン:「8つの演奏家用エチュード」

→カッコいい!そしてスゴいテクニックの連続

21世紀に入ってから注目されてきたロシアの作曲家。ジャズとクラシックの技法を融合したことで知られ、楽譜を見ると超絶技巧のオンパレードである。カプースチンの楽譜は日本の出版社から何点か出版されている。

彼の曲はジャズのカッコよさと超絶技巧によるシビレにつきると思う。ジャズが好きな人なら買って問題はないだろう。彼の作品集、特に前奏曲集などは、似たり寄ったりした曲が多くなり、一本調子になる場合がある。しかし、「8つの演奏家用エチュード」は個性的で且つ劇的な作品が組み合わさることにより、聞いている人を驚きと興奮の連続に導くだろう。

□ライヒ:ナゴヤマリンバ

→ポップで、時間変化が楽しい音楽

短いフレーズを繰り返し、ゆっくり変化させることによって聴衆に独特な雰囲気を感じ取る、ミニマル音楽。ライヒはミニマル音楽の大家であり、今年は来日公演を行い注目された。フレーズはポップな感じでクラシックや現代音楽を聴いているとは思えないぐらい。TVニュースのBGMなどにも使われている。

彼のフレーズの繰り返しテクニックは、理系の人にとっては刺激的だろう。いつの間にかにフレーズが変容している様は、まるでエッシャーの「だまし絵」を見ているかのようんだ。そして先ほど書いたようにポップなフレーズなので聞いていて「こってり」した感じがしない。ライヒの曲は「じっくり聴く」のと「流し聞き」では大分印象が違うと思う。

ナゴヤマリンバは、日本の団体による委嘱作品。彼の本格的な作品を聞く前の入門編としては丁度良い曲だろう。なお、今回紹介したCDはライヒ・ベストという、ライヒ音楽の入門CDである。ライヒは最初期は「Come out」「It's gonna rain」(いずれもテープ音楽)やピアノ・フェーズ(ピアノ曲)といったかなり挑戦的な曲を書いている。ライヒに慣れたら是非チャレンジして欲しい。

□ピアソラ:「鮫」「ル・グラン・タンゴ」

→大人の雰囲気。BARのBGMで流れている感じ。

 

ピアソラというと、タンゴ音楽の巨匠。タンゴ音楽にクラシックの技法を取り入れて「前衛タンゴ」という音楽分野を作った。彼の曲を聴いてみるとわかるのだが、節々に「対位法」と呼ばれる音楽の技法(フーガにようにフレーズが駆け合いすること)が使われ、それが単なるタンゴ音楽から脱皮した様子がわかる。

ピアソラの音楽はバイオリニスト「クレーメル」やチェリスト「ヨーヨーマー」の紹介によって世に広く知れ渡るようになった。特に「リベルタンゴ」はCMでも流れたのでおなじみの曲である。

ここでは「リベルタンゴ」の他に是非聴いて欲しい小曲品集を紹介CDとして挙げた。クレーメルの名演奏を楽しんで欲しい。

□吉松 隆:プレイアデス舞曲

→繊細に、そして叙情的に

日本を代表する現代音楽家として幅広い活動をしている吉松氏。彼の90年代以降の音楽の特徴として、わかりやすい音楽を積極的に作曲していることが挙げられる。といっても単にわかりやすい音楽を作曲しているわけではない。

楽譜を実際に見ると、変拍子を積極的に使ったり、あるいはギリシャ旋律法を用いるなど随所に現代音楽技法が使われている。

プレイアデス舞曲はピアノ組曲であり、繊細で叙情的な音楽の世界である。聴けばあわただし日常を忘れて心を潤してくれるだろう。またピアノが弾ける人は楽譜を買って是非演奏にチャレンジして欲しい。(*ちなみに聴いた感じ以上に演奏は難しいです。)

彼は小品だけでなく、交響曲や協奏曲など大規模な作品を残している。プレイアデス組曲を気に入ったら、カッコいい感じの「サイバーバード協奏曲」(サクソフォン協奏曲)か叙情的な「メモフローラ」(ピアノ協奏曲)をどうぞ。

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2008.11.02

第2回SBM研究会最終調整の悩み

第2回SBM研究会については、日時と場所の調整を残すだけとなった。
最短だと12/6(土)都内で開催。既に講師の半分程度の了承をもらっているいるので、この日で開催する可能性は高い。ということで、12/6(土)はスケジュール空けたほうが良いよ。

現在の会場の状況は
・キャパは200人(前回は100人)
・インターネットが使えるどうかは調整中

講師は

[A]SBM事業者
[B]アカデミックな研究者(学生含む)
[C]ブロガーおよびSBMユーザ

の3分野からバランスよく選んだつもりだ。テーマがないと、議論が発散するのではないか、と危惧する人もいるが、以前にも書いたように、私の勉強会は敢えてテーマを絞らない。なぜなら

[1]参加者のバックグラウンドを多様化したい。
[1']多様な参加者とリアル、バーチャルな面でつながりを持って欲しい。
[1'']多様な参加者によって、コメントや議論が白熱する。

[2]参加者があまり興味のない分野の講演も聞いて、関心を持って欲しい。

と考えているからだ。なお、講師はいつもの通りMixiコミュニティでの応募(周知はBlogで行っている)+私からの打診で調整した。

ところで講師を調整しているときに、もう一つ講演として選びたい分野があった。それは

[D]アルファクリッパー
だ。残念ながら知人にアルファクリッパーがいなかったので講師を打診できなかったのが実情だ。

個人的にはアルファクリッパーに次のようなことを講演orパネルをしてもらいたいと思っている。

・多数の記事をクリップする理由
・多数の記事を早く、且つ的確にクリップする工夫
・アルファクリッパーから見た記事の良し悪し
・アルファクリッパーから見たタグとコメントの使い分け
・他のアルファクリッパーをどう見ているか?
・アルファクリッパーと呼ばれて変わったこと
・アルファクリッパーと一般のユーザとの違い

飛び入りでも良いのでアルファクリッパーの方には講演かパネラーをしてもらいたいもの。我こそは!と思ったアルファクリッパーの皆様はSBM研究会にリアルで参加して下さい!できれば、はてブコメント等で参加のご一報を。

このアルファクリッパーの講演が現状ない件が悩みの一つ。もう一つはTwitterについて。

前回は参加者の多くがTwitterを使って研究会の様子を生中継した、というとても興味深い現象が起きた。Twitterを使っている人が、研究会を中継しているTwitterユーザを検索し且つフォローした結果、大きな研究会中継Twitterクラスターが「自発的に」構成されたのだ。

今回もこのようなTwitterクラスターを「自発的に」構成してもらうのというのもアリだが、それだと不便なので、何らかの専用のコメント中継サイトを作ろうかな?と思っている。

っで、とりあえずWassrで専用チャネル作ってみた。(このためにWassrアカウント作ったよ。)

Wassr-SBM研究会チャネル

http://wassr.jp/channel/sbm_study_group

コメント生中継だけでなく、遠隔地からの質問もWassr経由でできると良いな。講演毎に質問を受けるようにしたい。

このSBM研究会チャネルとTwitterを同時に投稿するような「何か」は誰かが作ってくれるだろうと期待大。ちなみに別にWassrにこだわっている訳ではないので、他の手段で皆が生中継を見える、コメントできればOK。こちらのアイデアもはてブコメント等で待ってます!
ustreamも良いけども、会場の人は映像不要でコメントだけ欲しいだろうしなぁ。

(補筆)P2P Todayさんからセミッターhttp://semitter.com/を使えば?とTwitter経由でコメントが。素晴らしいのでこれ採用!

なお、会場の回線条件にも寄りますが、研究会の中継も考えています。某ライブ中継企業が協力してくれるかもしれません。

第2回SBM研究会調整はとうとう最終ステージに入った。後に発表する講師リストを見たらびっくりするかも。第2回SBM研究会に是非ご期待を!

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