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2008.10.13

勉強会を成功させるための3つの心がけ

勉強会を色々と主催しているけども、そもそもはこんなに勉強会を主催する気は全然なかった。最初のP2P勉強会は人が集まるかさっぱり検討がつかなかったぐらい。勉強会は明らかに私の人生にプラスに働いたと思う。プライベートで始まった勉強会はビジネスにも結びついている。

それを踏まえて、なぜ自分は勉強会を開くのだろうか、そして勉強会がなぜ成功したのだろうか?と考えることが最近多い。今日たまたま時間があったのでそれをまとめてみた。これから勉強会を開く人が参考にしてくれればうれしい。

[1]思いついたら、やること。できるだけ早く開催を宣言して実施すること。

勉強会って意外と簡単にできます。会場が一番のネックですが最初は公民館とか喫茶店の貸しスペースでよいのではないでしょうか?少人数なら一人1000円も出せばプロジェクターも含めて会場を借りられます。参加者はBlogやMixiで周知掛ければ良いし、可能だったらアルファブロガーの方に宣伝してもらうと良いでしょう。

ですから、開催することはよほどの大人数でなければ簡単なのです。一番力を注ぐのは仲間を集めること、つまり講演者やスタッフのこと。彼ら彼女らが集まるには、開催を宣言する必要があるのです。最初から講演者を決めなくても良いと思う。私のようにBlogやMixiで講演者を募集しても良いのでは?予想外の大物が協力者になることもしばしばです。

開催を宣言するページでは仮でも良いので
・When:いつ(開催時期、月や今年度とかのレベルでも良い)
・Where:どこで(開催場所、都内とかでも良い)
・Whatなにを(講演の軸となるテーマ、例えばSBMやP2P)
・How:どのように(パネルか講演かなど)
・Why:どうして(なぜこの勉強会を開くか)
を書いておきましょう。「なにを」はもちろんですが、特に「どうして」は大事で、これを見ることで開催者がどの程度勉強会を開きたい意思があるのがわかります。また講演募集の時には具体的な講演分野を何個か書いておくと良いでしょう。

あとはMixiとかでも開催募集の案内を出しておきましょう。意外とMixi経由の方が反応が良いことが多いです。

[2]勉強会の「ウリ」を考えること。軸を作りましょう、戦略として。

世の中にはITに関する多種多様な勉強会があります。もし似たような勉強会があるのであれば、その存在意義は薄れます。そこで勉強会に関わる戦略を考えましょう。例を挙げましょう。

・何が強みなのか?
□テーマ:
→ニッチな方が他の勉強会と差別化でき、内容としても詳しい議論ができますが、ニッチ過ぎると人が集まりません。このバランスが一番大事。

□コスト:
→参加費無料、講演者は懇親会無料など。参加費が安いと人が集まりやすいですが会場費用等がペイできないことも。多少お金を取った方がキャンセル率が下がります。懇親会費用でお金を充当するという手段もあります。

□場所:地方で開催など
→東京で多くの勉強会が開催されている今、地方開催ということも立派な差別化です。

□日時:平日夜開催、休日開催
→ビジネスに近いテーマであれば平日夜の方が集まりますが、時間が長時間は確保できません。そのため定期開催の勉強会に向いています。休日開催のテーマは趣味、研究に近い勉強会が向いています。

もちろん、開催しながら軸を修正するのもアリです。[1]で書いたようにある程度考えたら、勉強会を開催することが大事。詳細まで考える必要はありません。

[3]講演者、参加者、自分がHappyになれるようにイメージを描くこと。

これは勉強会を開催したことがない人にとっては難しいかもしれません。例を挙げると私は以下のように考えています。

☆講演者に対してはなるべく「好きな」ことを話してもらうようにしています。それが講演者にとって一番うれしいことなのです。ビジネスライクなところでは、講演者は好きなことを話せません。プライベートな勉強会では好きなテーマを好きなだけ話してもらうように心がけています。ただし、オフレコのところは必ず明示して下さい、と言っています。

☆参加者に対しては良質な講演を安価に提供することを心がけています。もう一つは参加者同士や参加者と講演者のリアルな繋がりを形成すること。バーチャルでしか知らない人とリアルで会える事はとても刺激的なことです。私の勉強会で必ず懇親会を開く理由の一つです。

☆そして何よりも自分を大切にしましょう。勉強会を開催することは何らかの形で肉体的・精神的に負担になります。自分を犠牲にして他人を幸せにしようという人はいますし、その考えはわかりますが、勉強会運営にフォーカースして考えるとメリットとは言えません。
自分が発表したいのであれば、発表すればよいと思います。なんからの仕掛けをしたければそれでよいと思います。自分を楽しめるイベントは自分がHappyになるし、結果として他の人もHappyになるのです。

いかがでしたでしょうか?勉強会を開くことはローリスク、ハイリターンです。自分の時間とお金を少し使うだけで、大きな経験とコネクションを作ることができます。なによりも、自分が楽しい、興味があるという分野を皆でディスカッションできることは良いですよね!

このエントリーを見て、勉強会を開きたい!という気持ちが芽生えたら私は幸せです。




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コメント

ぷらむぱぱさん、さかまたさん

コメントありがとうございます!初回のイベントを成功することは大切ですが、イベントを継続することはもっと大切です。

最後は主催者がどうやってモチベーションを維持するかに掛かります。とは言っても義務感でイベントをすると、体力も精神力も使い果たすので、そのうちやるかもね、ぐらいの気持ちが良いと思いますよ。

投稿: Tomo | 2008.10.15 23:12

ずいぶん以前のP2Pの勉強会に参加させていただいた者です、一応マイミク関係ですが、覚えておいででしょうか(笑)
実は私も近いうちに勉強会をやろうと企画していた所、タイムリーな事に本記事に出会い大変参考にさせていただきました。
本当にありがたい限りです。
いやあ、無理をしない程度で楽しんで良い勉強会が開けそうです。本当にありがとうございます!

投稿: さかまた | 2008.10.15 22:14

VoIPカンファレンスに2回参加させていただき
個人で実行されているモチベーションの高さと
バイタリティを感じます。
participantとしてでも、そのモチベーションに
貢献できればと思っております。
微力ですが。

投稿: ぷらむぱぱ | 2008.10.14 19:36

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