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2008.10.30

はてブのコメントに「お題」を設けたらどうだろう?

最近のはてブの注目エントリーを見ると、はてブのネガティブコメントに関するものが多い。

まず、最近のはてブのネガティブコメントに対する議論を分析してみよう。ネガティブコメントがなぜ発生するかは以下のような要因が絡んでいると考えている。

☆はてブユーザの認識

[1]はてブのコメントが、その手軽さからBlogコメント欄の代替となりつつある。
[2]はてブにコメントを書くことは、はてブユーザにとって自分の意見のメモ程度の意識である。つまり、はてブコメントを書く行為はBlog管理人の存在に対する意識が希薄になりやすい。
[3][2]により、はてブコメントとしてネガティブコメントを書きやすくなる。

☆Blog管理人の認識

[4]はてブコメントは、Blogのコメントと違ってBlog管理者が管理できない。
[5]Blog管理人はアクセス解析または、はてブ経由によってはてブコメントをチェックすることが容易に可能である。
[6]Blog管理人は、はてブコメントをBlogのコメントと同一と捉えている。
[7]Blog管理人は、はてブコメントのうちネガティブコメントを非表示あるいは削除したい。

簡単に箇条書きをしてみるとわかるのだが、はてブユーザのはてブコメントの認識がBlog管理人の認識と大分ずれているのがわかるだろう。

結論から言うと、ネガティブコメントの問題というのは、はてブコメントがBlogのコメントとほぼ同様な意義になりつつあるのに、Blog管理人がそれを管理できない、ということにつきるではないだろうか?

□コメントを単に受信することを超えるには?

はてブコメントをコントロールするということは難しい。寧ろ多様なコメントが出るということで色々な意味でフィードバックされていると感じる姿勢が大切である。とはいえ、この多様性という現状をBlog管理者がしっかりと認識するのは、大変なことである。

私の認識では、はてブユーザはITに関してはイノベーターからアーリーアダプターの集団だと考えている。ITの記事をBlogに書く分には意図的にはてブにネガティブコメントをつけるユーザは少ないだろう。しかし、意図的でなく結果的にネガティブコメントになってしまう場合がある。

例えば私のBlogにおけるネガティブコメントの例であげると、こんな感じである。(どのコメントが私にとってネガティブかは見ればわかるだろう。)このコメントは正直とてもショックで且つBlogを書くモチベーションが大いに下がった。しかし、よく考えるとはてブコメントの大多数はポジティブなコメントであることを自分の中で思い出した。

このコメントが故意か故意でないかは問題ではない。結果的にBlog管理人のモチベーションを下げたということが重要なのである。そしてそれから立ち直るのは相当精神的な整理が必要であるということだ。

本エントリーを書いたのは上記の事件を受けたことによる。ネガティブコメントを受けた人は少なからず同じようなショックを抱いただろう。だが、Blog管理人の多くは私のように大多数のはてブユーザがポジティブなコメントをしていることを思い出し、そのショックを乗り越えているではないだろうかと考えている。しかし中にはBlogを続けることを止めたり、Blogのエントリーを思うように書けなくなった人もいるに違いない。

ちょっと回りくどくなってしまったが、Blog管理人は、多かれ少なかれはてブのネガティブコメントに悩まされている。そして現在のところ、はてブのコメントの多くが良質であること(と私は信じている)を思い出し、その悩みから断ち切ろうとしている。

ところでここで視点を変えてみたいと思う。先ほどまではてブコメントをBlog管理人が制御できないといったのだが、本当にそうなのだろうか?はてブユーザの高いスキルと行動力を活かして、擬似的にコメントを制御することはできないのだろうか?

私が考えた解決方法とは、はてブコメントに対してお題を設けることである。例えばコメントに対して条件を提示するとか、あるいは「このようなコメントを書いて欲しい」とBlogに明記することがあげられる。

具体的に言うと

☆パターンA:「コメントの制約」
例:今回のはてブコメントには、著作権の問題については書かないで欲しい。

☆パターンB:「コメントのテーマの設定」
例:今回のはてブコメントは、Winny利用によるメリットについて伺いたい。

この2パターンが基本的なものだと思う。コメントの範囲を絞ることによりBlog管理人はネガティブコメントを抑えることに成功し、且つはてブのネガティブコメントがあったとしてもロジック的、建設的なものになると思う。

もちろん、このようやコメントの誘導をしても、きちんとBlog管理人の意図通りにコメントしないユーザは多数いるだろう。これはやってみないとわからない。

せっかくなので、今回はてブでコメントを頂ける方に対してお題を設定したい。
もちろん、本エントリーで提案した「お題」というのがはてブにどの程度効果があるかをみたいということもある。

お題:ネガティブコメントに悩まされたことはありますか?それはどう解決しましたか?

これ以外にも本エントリーで感じたことをどんどん書いて欲しい。今後のエントリーの参考にしたい。

□最後に:コメントをする際の気をつけて欲しいこと

次のフレーズはティーチングやコーチングの研修を受ける際によく言われることである。

「事実について批判をすること。人格を批判してはいけない。」

人格を批判することはその人の存在を否定することにつながる。

これはコメントをする際に当てはまる。ネガティグなコメントをする際には何に対して(What)どこ(Where)を批判しているか明確化すること。Blog管理人自体を批判しないこと。そして可能であればネガティブコメントに対するフォロー(ポジティブなコメントも混ぜる)もしよう。

そうすれば、Blog管理人はそれが自分のBlogエントリーの内容の一部に対して批判を受けていること、Blog管理人自体を批判しているわけではないこと、Blogに対して(ネガティブコメントであるにもかかわらず)きちんと読んでいますよ、という合図になる。Blog管理人は安心してBlog記事を書くし、建設的なネガティブコメントは逆にBlog管理人のモチベーションを高めるかもしれない。

良質なBlogエントリーが数多く生まれることは、はてブユーザにとって刺激的なことだ。はてブユーザのちょっとした気持ちの持ち方で、きっとBlog管理人もはてブユーザもより快適になれるはずだから。

はてブを通してBlog管理人とクリッパーがもっと素直に意見交換できて、Blog管理人がより良質な記事を生み出せるようなフェーズになるといいな。私ははてブとはてブユーザを信じている。










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