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2008.07.10

[SBM研究会]プレゼン資料公開+最新スケジュール

SBM研究会のプレゼン資料を順次公開します。
プレゼン資料は以下のURLからご覧下さい。
http://homepage3.nifty.com/toremoro/study/SBM.html

なお、当日紙での資料配布はしませんので、各自ダウンロードかプリントアウトをお願いします。

また講演概要が少し変更になったのでお知らせいます。具体的にコモンズ・マーカーの開始に伴い、星氏の講演に修正が入っています。
☆SBM研究会概要

□開催日:2008年7月12日(土)
□場所:東工大 大岡山キャンパス 西6号館3階W631講義室
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayamaO-j.html
□参加費:無料(名刺と名刺を入れるための首掛けストラップをお持ちください)

□スケジュール

9:00~ 会場準備(事務局+ボランティア)
9:30~ 開場・受付開始

10:00~ 
開会の挨拶(西谷 智広 SBM研究会事務局長)

10:10~10:50
☆学びing株式会社 企画営業部 課長 メディアプランナー
スラッシュドット 編集者 横田真俊

「ソーシャルメディアとマーケティング」

Digg やはてなブックマークなどのソーシャルメディアは、一般的なメディアとして認知されはじめ、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例もいくつか 登場しております。本講演では、ソーシャルメディアを使ったマーケティング事例を紹介し、今後のソーシャルメディアの利用方法について説明いたします。

11:00~11:50
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 助教 博士(工学) 宮田 高道
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 博士課程 佐々木 祥

「SBMデータを用いたwebコンテンツ推薦」

SBM のデータを利用したwebコンテンツ推薦に関する既存の手法は,そのほとんどがコンテンツに付与されたタグの名称を重要な情報とみなしている.これに対し 提案手法では,ユーザの嗜好はタグの名称ではなく,タグによって関連付けられたwebコンテンツの集合として表出するという考えに基づき,あえてタグの名 称を一切考慮せず,webコンテンツ集合どうしの類似度を仮説検定を用いて計算する高精度なwebコンテンツ推薦システムを実現した.

12:50~13:40
☆コモンズ・メディア代表 星暁雄

「Webの世界に「気付き」を集積するコモンズ・マーカー」

Webをもっと創造的にし、人々の知的共同作業を支援する、という思いから作った「コモンズ・マーカー」に関してご説明します。コモンズ・マーカーは、任 意のWebサイト上にマークとコメントを残し効率よく閲覧できるアノテーション機能と、俊敏にWeblogを記録できるミニブログ&ソーシャルブックマー ク機能を備えています。私たちは、「気付き」というメタデータを、ネットの世界にオーバレイする形で集積してきたいと考えています。

13:50~14:40
☆フランステレコム株式会社 (France Telecom R&D Tokyo)
早稲田大学大学院 理工学研究科 情報・ネットワーク専攻 博士後期課程
井口 誠

「お前のモノ(ブックマーク)は俺のモノ、俺のモノ(ブックマーク)も俺のモノ」

SBM サービスの普及により、多くのユーザ間でブックマークを共有することが容易になった。ブックマークを共有することのメリットは大きく、たとえば似た嗜好を 持つユーザ間でブックマークを共有することによるWebコンテンツ推薦サービスなどが数多くの研究者・開発者によって提案されている。

一 方で、ブックマークは極めてプライベートな情報であり、これを不特定多数に晒すことに抵抗を感じるユーザも多数存在すると思われる。そこで、本発表では、 このようなユーザが、己のプライバシーを守りつつ、SBMのメリットを享受できるような仕組みを、匿名P2Pネットワークを用いて実現する手法について解 説する。

14:50~15:40
☆独立行政法人 産業技術総合研究所 小島 一浩

「ソーシャルグラフってどうよ?」

SNS や SBM上で類似した嗜好を持つユーザ同士による推薦や,友達が興味を持った対象を推薦するなど,友人関係を使ったマーケティングが取りはやされている.こ のような友人関係を使ったマーケティングはソーシャル・グラフ広告と呼ばれる.現在のソーシャル・グラフ広告の可能性は未知数であるが,ソーシャル・グラ フ広告の元の考えとなるネットワーク理論について紹介し,今後のソーシャル・グラフ広告の方向性について考える.

15:50~16:40
☆筑波大学大学院システム情報工学研究科
コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程 神林 亮

「私がチャレンジしたSBMデータマイニング」

ふ とした興味から作成したSBMのデータマイニングによるサービス(Kikker,はてブおせっかい,はてブまわりのひと, Kookle)について講演します。データマイニングなど少しもやったことのなかった自分自身がほぼ独学でサービス構築を行った経緯についてお話すること で、簡単なデータマイニングなら誰でもできるということをお伝えしたいと考えています。
また経験談の他に、SBMの技術関連で考えていたトピックなどについても講演する予定です。

16:50~17:40
パネルディスカッション
・モデレーター 西谷 智広(SBM研究会事務局長)
・パネラー
宇佐美進典(株式会社ECナビ 代表取締役CEO)
吉川 日出行(みずほ情報総研コンサルティング部シニアマネジャー)
宮田 高道/
佐々木 祥(東工大 大学院理工学研究科 集積システム専攻)
横田真俊(学びing株式会社 企画営業部 課長)

☆テーマ
「SBMの課題とこれからSBMが進むべき道」

ソー シャルブックマークが世間が知られるようになるにつれ、メインユーザがイノベーターからアーリアダプターにシフトしてきました。それに伴いユーザの使い方 が多様化し、タグスパムなどの課題が顕在化してきました。またソーシャルブックマークをビジネス向けに使う動きも見られます。

本パネルディスカッションではSBMの現状の課題を整理し、今後のSBMの方向性について議論します。

18:00~懇親会

□場所:魚馳走 庄や 大岡山店
http://r.gnavi.co.jp/a208500/
□予算:出来高次第(4000円~5000円程度)



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