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2008年6月の6件の投稿

2008.06.29

第3回DHT勉強会講師陣のお知らせ

第3回DHT勉強会の講師陣が大体揃ってきたので、ここで一旦中間発表をします。
まだ本決定でないので、名前や所属は伏せておきます。

□某ISPに最近就職した勉強会の常連
・今回もDHTの実装に関する話題を講演することになると思います。

□武蔵野方面にある某研究機関のとある方
・ドロネーネットワークといわれる位置考慮したP2Pネットワークの話がメインの予定です。

□某北関東にある大学の大学生の方
・最近話題のDHTによる分散ストレージの話をして頂く予定です。

□某ゲーム会社のとある開発者
・BitTorrentの実装の話をしていただく予定です。

なお、私は今回P2PSIPを技術的な面から詳しく話そうと思います。

まだ講師は受付中ですので、興味がある方は
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=30727842
に書き込みを。個人的に問い合わせして頂いてももちろん可能です。

また場所を提供して頂く方も絶賛募集中です。今回も土日祝で行う予定です。
できれば今年中に開催したいです。

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2008.06.25

[SBM研究会]スケジュールとパネルディスカッション概要決定

ソーシャルブックマーク研究会のスケジュールとパネルディスカッションの内容が決まりましたのでBlogにて周知いたします。

☆SBM研究会概要

□開催日:2008年7月12日(土)
□場所:東工大 大岡山キャンパス 西6号館3階W631講義室
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayamaO-j.html
□参加費:無料(名刺と名刺を入れるための首掛けストラップをお持ちください)

□スケジュール

9:00~ 会場準備(事務局+ボランティア)
9:30~ 開場・受付開始

10:00~ 
開会の挨拶(西谷 智広 SBM研究会事務局長)

10:10~10:50
☆学びing株式会社 企画営業部 課長 メディアプランナー
スラッシュドット 編集者 横田真俊

「ソーシャルメディアとマーケティング」

Diggやはてなブックマークなどのソーシャルメディアは、一般的なメディアとして認知されはじめ、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの事例もいくつか登場しております。本講演では、ソーシャルメディアを使ったマーケティング事例を紹介し、今後のソーシャルメディアの利用方法について説明いたします。

11:00~11:50
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 助教 博士(工学) 宮田 高道
☆東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻 博士課程 佐々木 祥

「SBMデータを用いたwebコンテンツ推薦」

SBMのデータを利用したwebコンテンツ推薦に関する既存の手法は,そのほとんどがコンテンツに付与されたタグの名称を重要な情報とみなしている.これに対し提案手法では,ユーザの嗜好はタグの名称ではなく,タグによって関連付けられたwebコンテンツの集合として表出するという考えに基づき,あえてタグの名称を一切考慮せず,webコンテンツ集合どうしの類似度を仮説検定を用いて計算する高精度なwebコンテンツ推薦システムを実現した.

12:50~13:40
☆コモンズ・メディア代表 星暁雄

「SBMにヒントを得たコメント共有サービスの一提案」

情報流通の量的爆発と断片化が進む中、Webをより創造的にする仕組みの重要性が増している。我々は、ソーシャルブックマークからヒントを得た新たなサービスを開発中である。本サービスでは、複数の利用者が、Webコンテンツの一部とコメントを共有できるシンプルな仕組みを提案する。狙いは、インターネット上に無限に存在するWebコンテンツを、人々の創造性を発揮するためのダイナミックなメディアに変貌させることである。

13:50~14:40
☆フランステレコム株式会社 (France Telecom R&D Tokyo)
早稲田大学大学院 理工学研究科 情報・ネットワーク専攻 博士後期課程
井口 誠

「お前のモノ(ブックマーク)は俺のモノ、俺のモノ(ブックマーク)も俺のモノ」

SBMサービスの普及により、多くのユーザ間でブックマークを共有することが容易になった。ブックマークを共有することのメリットは大きく、たとえば似た嗜好を持つユーザ間でブックマークを共有することによるWebコンテンツ推薦サービスなどが数多くの研究者・開発者によって提案されている。

一方で、ブックマークは極めてプライベートな情報であり、これを不特定多数に晒すことに抵抗を感じるユーザも多数存在すると思われる。そこで、本発表では、このようなユーザが、己のプライバシーを守りつつ、SBMのメリットを享受できるような仕組みを、匿名P2Pネットワークを用いて実現する手法について解説する。

14:50~15:40
☆独立行政法人 産業技術総合研究所 小島 一浩

「ソーシャルグラフってどうよ?」

SNSや SBM上で類似した嗜好を持つユーザ同士による推薦や,友達が興味を持った対象を推薦するなど,友人関係を使ったマーケティングが取りはやされている.このような友人関係を使ったマーケティングはソーシャル・グラフ広告と呼ばれる.現在のソーシャル・グラフ広告の可能性は未知数であるが,ソーシャル・グラフ広告の元の考えとなるネットワーク理論について紹介し,今後のソーシャル・グラフ広告の方向性について考える.

15:50~16:40
☆筑波大学大学院システム情報工学研究科
コンピュータサイエンス専攻 博士前期課程 神林 亮

「私がチャレンジしたSBMデータマイニング」

ふとした興味から作成したSBMのデータマイニングによるサービス(Kikker,はてブおせっかい,はてブまわりのひと, Kookle)について講演します。データマイニングなど少しもやったことのなかった自分自身がほぼ独学でサービス構築を行った経緯についてお話することで、簡単なデータマイニングなら誰でもできるということをお伝えしたいと考えています。
また経験談の他に、SBMの技術関連で考えていたトピックなどについても講演する予定です。

16:50~17:40
パネルディスカッション
・モデレーター 西谷 智広(SBM研究会事務局長)
・パネラー
宇佐美進典(株式会社ECナビ 代表取締役CEO)
吉川 日出行(みずほ情報総研コンサルティング部シニアマネジャー)
宮田 高道(東工大 大学院理工学研究科 集積システム専攻 助教)
横田真俊(学びing株式会社 企画営業部 課長)

☆テーマ
「SBMの課題とこれからSBMが進むべき道」

ソーシャルブックマークが世間が知られるようになるにつれ、メインユーザがイノベーターからアーリアダプターにシフトしてきました。それに伴いユーザの使い方が多様化し、タグスパムなどの課題が顕在化してきました。またソーシャルブックマークをビジネス向けに使う動きも見られます。

本パネルディスカッションではSBMの現状の課題を整理し、今後のSBMの方向性について議論します。


□懇親会

・日時:18:00~20:00
・場所:魚馳走 庄や 大岡山店
http://r.gnavi.co.jp/a208500/
・予算:出来高次第(4000円~5000円程度)

□参加者について
研究会、懇親会ともに定員に達しましたので参加者募集を終了しました。

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2008.06.14

JANOGでIPv4アドレス枯渇対策について講演します(7/10[木]、品川)

7/10(木)から開催されるJANOG 22(品川)にて、IPv4アドレス枯渇対策について説明します。

IPv4アドレス枯渇対策としてはIPv6移行するのが基本戦略ですが、IPv4しか対応しない端末を救済するために移行過渡期にISPが巨大なNATを設置してグローバルIPアドレスを節約しよう、という話です。このNATによる影響はP2PはもちろんWebサービスも含めて非常に広範囲におよびます。

私はこの巨大なNAT(キャリアグレードNATと呼びます)の要求条件の検討やサービス影響を調査しているメンバですが、講演では

・キャリアグレードNATの要求条件とは何か?
・キャリアグレードNATで影響が出るサービスとは?
・キャリアグレードNATでサービスへの影響を出にくくする方法とは?

等を話せればと考えています。今まで明らかになってなかったキャリアグレードNATの技術的詳細を語る予定です。

サービスのことから技術的な詳細なことまで当日の質問はウェルカムなので、興味のある方は是非ご参加願います。懇親会にも参加予定です。

また、パネラーにはVoIP Conference 2008でもおなじみNAT越えのスペシャリスト、コナミの佐藤 良氏も同席されます。

IPv4アドレス販売終了のお知らせ?~ISPのNATで起きること~
http://www.janog.gr.jp/meeting/janog22/program/day1/day1-5.html

総務省やJPNICによる報告書においてIPv4アドレス枯渇への対策として最も有力な候補とされているのがIPv6です。
また、合わせてIPv6までのツナギの移行方式としてIPv6 と「ISPによるNAT」による IPv4アドレス変換の共存が記載されていますが、これについて 各方面と協力して乗り越えていくべき課題が多々あることがより明確になってきました。

まず「ISPによるNAT」についての検討状況を提示し、詳細な課題の共有と、対策について議論進めていきたいと考えています。

・利用できなくなるアプリケーション、サービスとは何か?
・既に宅内で使ってるプライベートアドレスとの衝突は?
・NATテーブルのログをとっていれば、アクセスを追跡できるのか?
・ISPのNATにはどのような機能が必要なのか? 総務省やJPNICによる報告書において

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2008.06.12

オフィスツアーのご案内:コミュニティエンジン(7/4[金])

今回のオフィスツアーはコミュニティエンジンさんです。
ネットワークミドルウェアを中心に開発している企業ですが、最近ゲーム機器用P2PミドルウェアLiquidSyncをリリースして多方面から注目を浴びています。

またCEOの中嶋 謙互氏はIPAのスーパークリエータとしても知られています。

LiquidSync
https://plus.ce-lab.net/liquidsync

オフィスツアー概要
□日時:2008年7月4日(金)19:30~
□場所:コミュニティエンジン初台オフィス
http://www.ce-lab.net/ja/profile.html
(直接会場にお越しください)
□定員:12名
□参加条件:BlogかMixiに感想を書いていただける方
□参加費:無料、ただし各自飲み物とおつまみをお持ちください。
□参加方法
Mixi経由でお願いします。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=31995555

当日は携帯ゲーム端末を使ったP2Pミドルウェアのデモ等を見せて頂く予定です。

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2008.06.04

NAT技術者にお勧めするRFCとドラフト

P2Pを含めた通信サービスにおいて、NATは外部からの通信を遮断する厄介なネットワーク機構です。そのため昔からNAT越えをするための研究が行われていました。

しかし、結構泥臭い研究開発のせいか、日本ではあまりNATに関する研究開発がありませんし、NAT越え研究の意義があまり世間に知られてないようです。これは大変残念なことです。

私は昔からNAT越えに興味があり、Skypeが出たころからBlogでUDP  Hole Punchingを使っている可能性があることを指摘したことがあります。現在ではNAT越えがまさしく本業になっていて、IP電話のNAT越えや最近有名になっているIPv4アドレス枯渇のためにISPが設置する「キャリアグレードNAT」の研究開発に携わっています。

2010年の冬には日本のIPv4アドレスがなくなる

なお、余談ですがキャリアグレードNATについては近日技術的な内容のプレゼンをとある有名なイベントで行う予定です。是非ご期待ください。

さて、 RFCやインターネットドラフトには様々なNATやNAT越えに関わるドキュメントがあります。今回はNATに関心がある人が特に読んで欲しいRFC、ドラフトを紹介します。

□日本語によるドキュメント
RFCをいきなり読むのもしんどいので、まずは日本語によるドキュメントを紹介します。
VoIP Conference 2008プレゼン資料
コナミの佐藤さんによるNATの分類方法とUDP Hole Punching等の解説記事です。特に市場におけるNATシェアのグラフは国内外で非常に注目されています。

□STUN(RFC3489)
STUNの役目は大きく分けて3つあります。
役割1:NATの外側に割り当てられたIPアドレスとポート番号を通知する
役割2:NATの外側に割り当てられたIPアドレスとポート番号を維持する(キープアライブ)
役割3:NAT種別をチェックする

役割1,2はUPnPで行うことをサーバを使って行っていると考えるとわかりやすいでしょう。
役割3は少し特殊です。NAT種別がわかるとUDP Hole Punchingができるかどうか判別することができます。ここでは詳細内容を割愛しますが、NAT種別には
・Full Cone NAT
・Restricted Cone NAT
・Port Restricted Cone NAT
・Symmetric NAT
というのがあり、後に書くほど外部との透過性が薄れます。Symmetric NATがあるとUDP Hole Punchingができない場合があるというは覚えておいた方がいいです。
なお、STUNの後継プロトコルにSTUN-bis(draft-ietf-behave-rfc3489bis-15)があります。
STUN-bisはUDPだけでなくTCPにも対応していること、STUNで言うところの役割3を削除したところがSTUNとの主な違いです。

□TURN(Traversal Using Relays around NAT)
現段階の最新ドラフト名はdraft-ietf-behave-turn-07
TURNはTURNサーバを使って端末間のデータを中継する。データ中継はTCP/UDPのどちらも可能で、更にTCP→UDPのようなトランスポート変換も可能。データを中継する前に、まずはサーバ中継用のIPアドレス、ポート番号の払い出し要求を端末からするのが特徴。
TURNはIP電話を意識した作りとなっているので、IP電話とは相性が良い。

□ICE(Interactive Connectivity Establishment)
現段階の最新ドラフト名はdraft-ietf-mmusic-ice-19
ICEは複数のNAT越え方式を端末間で自律的に選択する仕組みを持つ。またICEはSIP(SDP)を使って自端末のNAT関連情報を交換する。
SIPの知識が必要なので、やや難しいドキュメントだがこれがわかれば大抵のNAT越え技術は理解できるはず。

私が今年信学会全国大会で発表したテーマはTURNを拡張したHTTPトンネリングを作り、それをICEに対応させることでした。(つまり、UDP非透過のネットワーク環境でもIP電話ができる)

☆上記3つがまずは内容を押さえて欲しいドキュメントですが、次に重要となる2つドキュメントも参考としてあげます。

□Network Address Translation (NAT) Behavioral Requirements for Unicast UDP(RFC4787)

NATのUDPに対する要求条件が書かれています。STUNではNATタイプは4タイプですが、このRFCではより厳密に
・ポートマッピング(ポート番号の割り当て方)
・フィルタリング(外部からの通信の遮断の仕方)
の2軸によって分類します。またこの2つの概念以外にもヘアピンやキープアライブに必要な時間等NATに関わる技術的要素が網羅されているので、読むことをお勧めします。
なお、TCPとICMPに関するNAT要求条件のドラフトもあります。
draft-ietf-behave-tcp-07
draft-ietf-behave-nat-icmp-07

□Best Current Practices for NAT Traversal for SIP
ドラフト名は
draft-ietf-sipping-nat-scenarios-08
TURNやICEを使った場合の例とシーケンスが載っています。TURNやICEと併用して読むと理解が深まるでしょう。

なお、本記事でNATに興味をもたれた方にうれしい情報です。
6/27(金) 新宿にて私とコナミの佐藤さんによるNAT技術講座が開催されます。
詳しくは第10回SIProp勉強会の案内をご覧ください。参加費無料です。

(*開催日が変更になりました。ご注意願います。)

SIPのNAT越えについては、これより高度な内容になるので、そのうち掲載します。
また9月の信学会NS研究会(東北大)でSIPやRTPなどのNAT越え技術について発表する予定ですのでご興味ある方は是非ご参加を。

この記事を通して多くの人がNATに興味を持って頂ければうれしいです。

NATについて興味のある方は、以下の2冊が大きな参考になるため、是非お読みください。なお、P2P教科書はNATに関わる情報の一部を私が執筆しています。

NAT越えについては、私のサイト(P2P入門)にも解説していますので、併せてご覧ください。

http://homepage3.nifty.com/toremoro/p2p/firewall.html

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2008.06.01

P2P研究者にお勧めするRFCとドラフト

意外に知られていませんが、P2Pに関するRFCやドラフトは複数あります。
ここではP2P研究者にお勧め、いや読むべきRFCとドラフトを紹介します。また最後にIETFの最新動向も。

□RFC4981 "Survey of Research towards Robust Peer-to-Peer Networks: Search Methods"
http://tools.ietf.org/html/rfc4981

その名の通り、P2Pに関するまとめRFC。P2P教科書を読んで大体わかったらこれを読むべし。P2Pの分類方法からネットワークの近接性やNAT越えの問題等ほとんどのP2Pに関する分野をまとめている。参考文献が一杯載せてあるので、INDEXとして使うのが良いでしょう。
ということで、P2Pに現在取り組んでいる院生以上は必読です。

□RFC5128 "State of Peer-to-Peer (P2P) Communication across Network Address Translators (NATs)"
http://tools.ietf.org/html/rfc5128

P2Pに関するNAT越えについてまとめています。UDP Hole Punching/TCP Hole Punchingなどをわかりやすく解説。

□draft-ietf-p2psip-concepts-01 "Concepts and Terminology for Peer to Peer SIP"
http://tools.ietf.org/html/draft-ietf-p2psip-concepts-01

DHTを使ってSIP(IP電話等の呼制御)を使うためのコンセプトドラフト。P2PSIPのコンセプト自体はまだカチッと決まってないけども、DHTをどうアプリケーションに組み込むか、その課題とは何かを俯瞰するときに役立ちます。

☆IETFの状況
IETFでP2Pに直接関連したものにP2PSIPワーキングとP2PIワークショップがあります。
P2PSIPはDHTを使ってSIPを動かすことを目指すところ。簡単に言うとSkypeの標準規格版みたいなものでしょうか。こちらはコンセプトがまだ固まっていませんが、非常に活発な議論がされています。

それよりも注目すべきはP2PI(Peer to Peer Infrastructure)の方。先週MITで第一回目のワークショップが開かれました。
なぜ注目されているかというと、このワークショップではP2Pトラフィックをネットワーク的に適切に(あるいは最適に)流す仕組みを考えていくからです。既に個人ドラフトを出している人がいます。P4Pがこの手の研究では注目され且つ先行していますが、研究論文をみると不明瞭な部分があるのと、P2P業界団体主体の研究でもあるので、ややバイアスがかかっているように見えます。P2PIでの議論を通してそのような疑問点を払拭してくれるでしょう。
もちろん、P2PIの第1回MIT会合でP4Pの人も論文を発表しています。

P4Pがある程度知られたという事で、近いうちにP2PIやP4PをP2P研究者としての視点で解説します。背景と、なにが解決され、なにが課題として残るのかを。

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