[P2P]P2P・DHT勉強会 in 関西(講師・時間FIX版)
12/3(日)新大阪開催のP2P・DHT勉強会 in 関西の講師・講演時間がFIXしました。
お昼時の開催ですので、お弁当などをお持ちになった方がベターだと思います。
□日時:2006年12/3(日)11:30~15:00(開始時間が変更しています!)
□場所:新大阪丸ビル本館(1Fに会場の案内表示がでます)
http://www.japan-life.co.jp/jp/conference/map.html
□講演スケジュール
11:00準備
11:15開場
11:30~開会の挨拶(西谷)
11:35~
☆講師:
小西佑治氏 大阪大学工学部電子情報エネルギー工学科
吉田 幹氏 (株) BBR
☆講演タイトル:
Skip Graph の仕組みと関連研究
☆講演概要:
範囲検索のサポートなど、オーバレイネットワークとして、DHTとは異なる側面を持つ Skip Graph についての解説と、Skip Graph をベースとした他の関連研究の紹介をします。併せて、実装例として、PIAX における地理検索機能 LL-Netが、Skip Graphによりどのように実現されているかも紹介します。
12:35~
☆講師
藤田 昭人氏 大阪市立大学大学院創造都市研究科
☆講演タイトル:
Work in Progress ~ P2P DB開発への道
☆講演概要:
第2回DHT勉強会での発表の続編です。
構造化オーバーレイを活用した分散データベースの開発を目指したものの、Pond(Ocean Store Prototype) に始まり、MIT Chord 実装、i3 実装と挫折を繰り返していたわけですが、Overlay Weaver という実装のベースを手にして実装作業が実質的に進展し始めました。今回は Overlay Weaver と Bamboo の2つのお勧めの構造化オーバーレイ実装について概要を説明します。
13:15~
☆講師 上田達也 氏
大阪市立大学大学院創造都市研究科、(有)うえだうえおうぇあ
☆講演タイトル
「分散ネットワーク座標系Vivaldi」の仕組み
☆講演概要
ネットワーク通信に於いて,ノード間のネットワーク的距離を知ることができれば,より近い経路選択が可能になるなど,効率的な通信を行う事が可能となる。しかしノード間の距離を実測することは,それ自身がネットワークトラフィックを発生し,通信のオーバヘッドとなる。
ネットワークトポロジーを仮想的な座標系(仮想ネットワーク座標系)で表現することができれば,実測すること無しに,ノード間のネットワーク距離を座標系におけるユークリッド距離から推測することが可能である。
本講演では,仮想ネットワーク座標系を完全に分散的な手法(P2P的手法)で構築するアルゴリズムである,Vivaldiについて解説を行う。
14:10~
☆講師 西谷 智広(Tomo's Hotline)
☆講演タイトル
P2Pにおける文字列検索と認証について
☆講演概要
P2Pで文字列検索は重要な研究要素として位置づけられている。また認証技術としてPKIやPGPの応用が研究されているが、より簡易な認証方法についても模索がされている。本講演ではSkipgraphを用いた文字列検索方式とPKIやPGPに頼らない認証方式について提案を行う。
14:40~ 後片付け
*ボランティアの募集をします。希望者は当日11時に会場にお集まり下さい。受付等簡単な軽作業です。
もうすぐ定員に達しますので、申込み(Mixi経由)はお早めに。。。
☆申込みページ☆
http://mixi.jp/view_event.pl?id=11883753
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