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2006.01.20

[P2P]P2P(DHT)ソフト開発+シミュレーションが簡単にできるミドルウェア「Overlay Weaver」誕生!

今年は1月からP2P業界にとってビッグニュースです!
その前にP2Pについてちょっとした話を。

P2Pといえば、昔はGnutellaのようなUnstructure-P2Pソフトしかありませんでしたが、最近ではDHTと呼ばれる Structure-P2Pの研究が流行しています。私のBlogやHPでもStructure-P2Pのトピックを盛ん
に取り上げています。

ではUnStructure-P2PとStructure-P2Pの違いとは?というと、UnStructure-P2Pは構造が単純化しているためソフトが作りやすい反面、期待していた検索結果はうまく帰ってこない等のデメリットがあります。

Structure-P2Pはこのデメリットは解消しているのですが、その反面実装がとても複雑でソフトが作りにくいことがデメリットとして挙げられます。

そこで登場したのが簡単にDHTソフト(つまりStructure-P2Pアプリケーション)が開発できるキットです。というよりも寧ろP2Pミドルウェア+開発キットといえばよいでしょうか。その名は「Overlay Weaver」!!

産総研の首藤さんたちが開発したもので、今週リリースされたばかりです。

開発する人はDHTのことは気にせず、提供されているAPIを使えば簡単に
P2Pソフトができます。これを応用すればP2P-VoIPやIM、VPNが簡単に作成できるでしょう。
またDHTとして開発者はChordやPastry,Kademlia等を指定して実行できます。つまりどのDHTがそのソフトに最適か検討することができるのです。これはスゴイですね~。またDHTのアルゴリズムの追加も簡単に実装できるような仕組みを用意しているようです。

もうひとつこのソフトがすごいのは、1台で数1000ノードのP2P動作シミュレーションが可能なこと。さらに複数ノードでのシミュレーションも可能です。さらにどのノードがどのノードとリンクしているか簡単に図示することが可能です。公式ページにはその様子がスクリーンショットとして掲載されています。

今年はこのミドルウェアでP2Pソフトを作るという動きがホットトピックとして挙げれそうです。あるコミュニティではこのミドルウェアを使ったDHTソフトのコンテストを実施しよう!と考えているようです。面白いですね~

SkypeもA2Aを使ってP2Pソフトを作れますが、利用に制限があります。(例えばコンタクトリストに居る人としか通信できない等)
このミドルウェアは利用制限がないので、いろんなソフトができそうですね。また日本発のミドルウェアなので、ミドルウェア開発者からユーザへのフィードバックが早いことも期待できます。

詳しくはこちら。
オーバレイ構築ツールキット Overlay Weaver
http://overlayweaver.sf.net/index-j.html

後でより詳細なレビューを書くつもりです。

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