[Skype]Skypeがインフラになる日[メモ]
今後のSkype関連の連載のためのメモ。
第1世代:人と人とのコミュニケーションとしてのSkype(1対1)
VoIP、Video通話、チャット
第2世代:人と複数人とのコミュニケーションとしてのSkype(多対多)
VoIP,Video通話、チャット(Conference機能)
第3世代:複数人と複数人+サーバとのコミュニケーションとしてのSkype(A2Aを活用)
チャットを自動的に日⇒英語等に翻訳、天気予報等の情報をコマンドラインからチャットに出力
(最近話題のSkypeWebGatewayの例)[現時点]
ただし、サーバは人間のコミュニケーションを「サポート」するレベルに留まる
第4世代:インフラとしてのSkype
方向性としては大きく3つ。
[1]サーバ間通信をA2Aで活用
[2]人とサーバのシームレスな連携
[3]アプリケーションサービス課金としてのSkype
[1]の例:分散システムをskypeで統合。低レイヤの通信はすべてがSkypeに任せ、当然NAT等の作りこみや最適なNWを判断する方法を意識する必要はなくなる。プログラマも簡単に分散ネットワークシステムを構築可能。
ただし、ネットワークエンジニアにとっては必ずしも幸福ではない?(自分でネットワークを管理できない。)
[2]の例:会話をサーバが自動的に解析し、それを元に各種データがチャットやVoIPで出力。コミュニケーションとしてサーバが「バーチャルな人」として存在するようになる。
[3]全てのアプリケーションサービスがSkypeで課金をするシステム。Skypeは課金APIだけを「信頼されたソフトウェア」あるいは「企業」に提供
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コメント
みんなが話していたSkypeを最近知りましたが、MSNメッセンジャーから乗り換える気にはなれませんでした。でも、新しいSkype 2.0ではビデオ機能があったので試してみる気になりました。インストールは簡単で音質はMSNよりかなり良いです。その日からは: Microsoft、バイバイ!
投稿: bonus | 2005.12.12 05:08