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2005年12月の9件の投稿

2005.12.30

[日記]祝!20万アクセス突破!

お蔭様で当Blogは累計20万アクセスを超えることができました!ありがとうございます。
かなりニッチな記事にも関わらずこれだけのアクセスが来る事にとても嬉しく思います。

来年も(いい意味で)好きなことを書きたいと思いますのでよろしくお願い致します。
あと、「こんな記事を書いて!」という要望がありましたら是非ともコメントをお願い致します。

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2005.12.29

[P2P]Mixi-P2Pコミュニティ新年会の開催日を変更します

先日お伝えしたP2Pコミュニティ新年会ですが、開催日を一週間遅らせます。

□日時:2006年1月20日(金)19:00~21:00
□場所:新宿界隈某所(参加者の方には事前に連絡します。)
□会費:4000円(当日受付にて頂きます。飲み放題です。)

なお現在20名程の方が参加表明をしています。P2P界隈の方とコネクションができる良い機会ですので是非参加してみて下さい!

参加表明は
http://mixi.jp/view_event.pl?id=3318592&comm_id=6936
まで。
1/13(金)まで募集予定ですが、とりあえず参加表明して前々日までにキャンセルすることはOKです。
皆様の参加を心よりお待ちしています!

P.S.Mixi会員でないけども参加したい!と言う方は私までメールにてご連絡をお願い致します。
メールはtnishita@yahoo.co.jpまで。

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2005.12.27

[ソーシャルブックマーク]メタソーシャルブックマークの提案

そのうち「はてなブックマーク」やdel.icio.usのようなソーシャルブックマークをまとめた「メタソーシャルブックマーク」ができそう予感がする。検索エンジンの結果をまとめて表示されるメタ検索ができたように。

そうなるとユーザはdel.icio.usやはてなブックマークなど複数のソーシャルブックマークを意識する必要がなくなり、単に一つのメタソーシャルブックマークを使えばよい事になる。これらソーシャルブックマークはAPIが提供されているからある程度のことなら簡単にメタソーシャルブックマークは構築できそうだ。

すると今度はソーシャルブックマーク自体がメタソーシャルブックマークに喰われないような戦略が必要である。
その一つの手段としては、他のソーシャルブックマークが提供してない機能を活かして「メタソーシャルブックマーク」がうまく活用できないようにする事が考えられるだろう。

どの時代においてもある「システム」ができれば、「メタ」なシステムができるし、「メタ」システムに対する「システム」側の戦略が必要だ。

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2005.12.25

[日記]Merry X'mas &Happy Birthday !

結婚して始めてのX’masは、新居でゆっくりしていました。
プレゼント交換したり(エレクトロニックダーツをもらいました☆),ローストチキンを食べたりして、久しぶりに落ち着いたクリスマスでした。

実は私の誕生日は12/21で、クリスマスとほぼ同じ日です。
この辺に生まれた人は結構大変で、私を含めて多くの人がクリスマスプレゼント+誕生日プレゼントを一緒にもらうことが多いのです。かといって、クリスマスプレゼント+誕生日プレゼントを普通の人の合計分だけもらえるわけではありませんので、12月以外の誕生日の人がとてもうらやましかったりします。

私が大学院のとき、物理演習を大学1年生にレクチャーした事があったのですが、その話を言ったらなんと「双子でクリスマスイブ」に誕生日の人がいました。クリスマスプレゼント+誕生日プレゼントが1つ(それも双子二人分で!)ということで、とても大変です。。と言う話を宿題レポートの余白に書いてくれました。世の中はクリスマスプレゼントで私よりも大変な人がいるんですね。とてもびっくりしました!
そういえば、元旦誕生日という人も大変ですね。

彼女は毎年誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントをちゃんと分けてくれるのでとてもうれしいです。
(誕生日プレゼントはプラネタリウムをもらいました☆)

はじめてのX’masプレゼント、覚えていますか?私は(覚えている範囲では)ラジコンカーと「天気の秘密」という学習マンガをもらいました。この本その頃繰り返し繰り返し読んでで、理系を志す?きっかけとなりました。子供の時のプレゼントってとても重要ですね。

年末年始は仕事+プライベート共に忙しくなりそうです。是非皆様も体調には気をつけてくださいね。

※P2P新年会(1/13[金]19:00~新宿)まだまだ募集中です。応募はこちらから。。。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=3318592&comm_id=6936

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2005.12.20

[Skype]Skype API 資料

Skype APIについては日本語ベースで情報源がまとまってない状態なので、簡単
なリストを作ってみました。

「APIを使えばSkypeにより便利な機能を拡張できます」pdf
http://skypejournal.com/downloads/2005/001/SJ200500101jp_WorkingWithTheSkypeAPI.pdf

「Skype APIとその使い方」pdf
http://share.skype.com/media/1.2_api_doc_jp.pdf

「API reference Skype API 1.4」
http://share.skype.com/developer_zone/documentation/api_reference

「Introduction to the skype API」Video
http://share.skype.com/directory/introduction_to_the_skype_api/view/

「Training Chanell」Video
http://share.skype.com/directory/training_channel/

「Skype Public API Forum」
http://forum.skype.com/viewforum.php?f=16

「Skypeはどこに行く?」インタビュー記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/DENWA/20051026/223477/?ST=denwa_print
⇒Skype社岩田様へのインタビュー記事。課金用APIを提供することを明言しています!

未見ですが、Skype APIの書籍が出ていますので、現時点ではこちらを参照するのが一番良いのではないか?と思います。

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2005.12.13

[Skype]Skypeがインフラに近づく日~その1 SkypeWebGateway

ソフトフォンのSkypeは特定メンバによるチャットが可能である。
これを旨く使えばプライベートな掲示版を作成することができる。私もこのようなプライベートな掲示版は良く活用
しており、Skype Conference 2005を調整するときにも愛用した。

ところで、Skypeに近い人+Skypeに注目している人の中では、このプライベートな掲示版を利用して、幅広い意見交換を行っている。私もその参加メンバである。

その掲示版の議論の中で提唱されたのが今回紹介する日本発の技術、SkypeWebGateWayである。概要を簡単に説明しよう。

そもそもSkypeは複数メンバ間でのチャットやVoIPを行うためのソフトである。
最近ではVideoチャットが出来る事でも話題になった。

Skype社は今年の9月からA2A APIをSkypeに加えた。
これは Application to Applicationの略で、Skypeを使ってユーザ間通信+アプリケーション連携をしてしまおうというものである。


もう少し噛み砕くと、通常ユーザ間通信はHTTPやHTTPS等を使って制御する必要がある。しかし、このようなレイヤの通信をプログラマーが1から実装するのは大変だ。特にNAT越えの処理は厄介である。
しかしSkypeのA2A APIを使うと、もはや通信の実装を意識する必要がない。
つまり、通信路の制御はSkypeが行うので、プログラマが行うのはアプリケーションの開発と、Skype経由でどのデータを伝送するかということになる。

このA2Aにより、ユーザ間でオセロを行うようなゲームが既にリリースしている。

http://forum.skype.com/viewtopic.php?t=35337&sid=3c7437a7a5a36490229122de755b1182

さてこのA2Aのような概念を拡張すると面白い事ができる。

通常、Skypeは人と人とのコミュニケーションを行うものである。
ではSkypeのチャットにA2A APIを使ってサーバを参加させたらどうなるだろうか?

例えば、Skypeのチャット内容をA2Aを使って翻訳サーバに通信させて、サーバはSkypeを通してチャット参加者に翻訳内容を返答したら。。
ユーザは言葉の壁を越えてコミュニケーションをすることができるようになるだろう!

ただこの方法は欠点がある。
翻訳サーバを1から構築するのは大変なことである。ところがWebサーバベースの翻訳サイトは色々とある。
ということは、Skypeに参加させるサーバとして通常のWebサーバベースの翻訳サーバを使えばよい事に気が付く。つまり、チャット内容をWebサーバに伝える方さえあれば、誰もが簡単に翻訳機能付きチャットができる。

実はこのようなAPIが既に発表されている。これがSkypeWebGatewayである。
(※SkypeWebGatewayはA2A APIを使用していません。) 

http://forum.skype.com/viewtopic.php?t=40519&sid=3c7437a7a5a36490229122de755b1182

SkypeWebGatewayを使えば、ユーザは容易にWebサービスを利用できる事ができる。例えば、郵便番号検索、あるいは天気予報。。。将来は VoIPベースで翻訳するサービスも可能だろう。

今後はSkypeのサードパーティ等はA2AやSkypeWebGateWayを使ったアプリケーション、サービスを大量に生み出すだろう。そのことがSkype成長の大きな力になる。

ただ欠点がないわけではない。
それはSkypeWebGatewayで通信を行うサーバ側(つまりサービス提供者側)にメリットがないことである。
上記を改善するためには例えばSkypeに返答する文章の後に広告メッセージを付加させる、あるいは特定の有償サポートのユーザだけにプレミアムサービスを提供するということが考えられるだろう。

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2005.12.11

[Skype]Skypeがインフラになる日[メモ]

今後のSkype関連の連載のためのメモ。

第1世代:人と人とのコミュニケーションとしてのSkype(1対1)
VoIP、Video通話、チャット
第2世代:人と複数人とのコミュニケーションとしてのSkype(多対多)
VoIP,Video通話、チャット(Conference機能)
第3世代:複数人と複数人+サーバとのコミュニケーションとしてのSkype(A2Aを活用)
チャットを自動的に日⇒英語等に翻訳、天気予報等の情報をコマンドラインからチャットに出力
(最近話題のSkypeWebGatewayの例)[現時点]
ただし、サーバは人間のコミュニケーションを「サポート」するレベルに留まる
第4世代:インフラとしてのSkype
方向性としては大きく3つ。
[1]サーバ間通信をA2Aで活用
[2]人とサーバのシームレスな連携
[3]アプリケーションサービス課金としてのSkype

[1]の例:分散システムをskypeで統合。低レイヤの通信はすべてがSkypeに任せ、当然NAT等の作りこみや最適なNWを判断する方法を意識する必要はなくなる。プログラマも簡単に分散ネットワークシステムを構築可能。
ただし、ネットワークエンジニアにとっては必ずしも幸福ではない?(自分でネットワークを管理できない。)
[2]の例:会話をサーバが自動的に解析し、それを元に各種データがチャットやVoIPで出力。コミュニケーションとしてサーバが「バーチャルな人」として存在するようになる。
[3]全てのアプリケーションサービスがSkypeで課金をするシステム。Skypeは課金APIだけを「信頼されたソフトウェア」あるいは「企業」に提供

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2005.12.09

[P2P]Mixi P2Pコミュニティ新年会

P2Pオフ会が開かれて大分経っているので新年会を開きたいと考えています。

≪P2Pコミュ新年会概要≫
□日時 2006年1月13日(金) 19:00~21:00
□場所 新宿近辺
(詳細は参加者の方にご連絡します。)
□会費 4000円
※立食パーティで飲み放題です。

P2P界隈の方が一同に集まるイベントです。是非参加して下さい!

なお、参加応募はMixi経由限定です。下記のURLから申込みをお願いします☆
http://mixi.jp/view_event.pl?id=3318592&comm_id=6936

新年会の詳細内容については参加者の方にメールします。

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2005.12.04

[DHT]DHT(分散ハッシュテーブル)ショートクイズ3

好評を頂いているDHTショートクイズですが、
「現在DHTを勉強中なので答えの公表は待って!」
という声を何人かから頂きましたので、年末年始あたりに
答えを公表したいと思います。皆さんも是非考えてみてくださいね。

さて、今回はNAT処理について考えてみます。

クイズ4:NAT処理(その1)

ある通信企業がDHTによってSNSを構築しようと考えている。
参加したいユーザは通信企業のWebサーバを経由してソフトをダウンロードできる。
またソフトの初回起動時にユーザ登録をする必要がある他、
ソフト自体が定期的にバージョンアップを自動的に行う。
ソフト利用条件としてブロードバンドの回線速度とOS、PCスペック等があるが、通常のファイアウォールやルータ環境下でも使用できるように設計したいと考えている。

A君は通信企業に働く研究者であり、評価版について作成している。
NAT環境でもこのソフトが動くために、プライベートアドレスのPC_AはグローバルアドレスのPC_B、1台と常にTCP接続をさせることにした。

4-1:
今、PC_AがグローバルアドレスのPC_Cと通信したいとする。
その時にはこのように動作するように設計した。
フェーズ1:PC_AがPC_BにPC_Cとの接続要求をする
フェーズ2:PC_BがPC_CのIPアドレスをDHTを使って取得する
フェーズ3:PC_BがPC_AにPC_CのIPアドレスを回答する
フェーズ4:PC_AがPC_CとTCPで接続、リンク確立

逆にPC_CがPC_Aと接続する時にはどのようなフェーズがあるか答えて下さい。
上記の作動フェーズとの違いを特に明確にして下さい。

4-2:
PC_AがPC_Cに通信する場合、4-1でのフェーズだけでは、セキュアな通信はできない。
どうしてセキュアな通信ができないか問題点を抽出してセキュアな通信ができるように設計を行って下さい。
またA君はこれを解決する方法としてIPSecを使おうと考えましが、上司からIPSecの使用は止めた方が良いといわれました。それはどうしてでしょうか?

4-3:
今、プライベードアドレスノードPC_AとPC_Dが通信するために、PC_A ⇔ PC_B ⇔ PC_C ⇔ PC_Dとするように設計を行った。いずれもTCP通信である。ただし、PC_BとPC_Cはグローバルアドレスのノードである。

状況を単純化にするためPC_AはPC_Bと一度接続したら、PC_BがDHTから抜けるまでPC_Bと接続することとする。PC_DとPC_Cの関係も同様である。

今、PC_BとPC_CのようなグローバルアドレスノードがDHTから離脱しないことを考える。(グローバルアドレスノードのDHTへの新規参入はありうる)

この時にPC_A、Dのような任意のプライベートアドレスノード間と通信するには、どのような設計なら実現できそうでしょか?DHTを使いどのノードがどのようなデータを保持するか等の設計の概案を書いてください。

なお、プライベードアドレスのノードはシステムからの参加、離脱はあり得えます。
グローバルアドレスノードのIPは参加者によって自発的にWEB等で公開されています。
(条件としてプライベードアドレスノードはDHTに参加させても参加させなくても良いとします。どちらにするかは回答者の皆様にお任せします。)

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