[P2P]DHT(分散ハッシュテーブル)ショートクイズ
これから不定期にP2P関するクイズを出します。
皆さんで考えてみてね。
(コメント等で回答を寄せて頂けるとありがたいです。)
クイズ1:
DHT(分散ハッシュ)でハッシュ関数hash_Aを使用していた。
しかし、ハッシュ関数hash_Aが不完全で、異なる数字y,zに対してhash_A(y)=hash_A(z)になる場合があることがわかった。
この時にDHT系全体としてどのような問題が生ずるだろうか?
クイズ2:
ノードAの名前をA_nameとする。
ノードAの保持するハッシュ値(hash_IDとしよう)を完全なハッシュ関数hash()を使って
hash_ID=hash(name)
で定義する時、しばしばDHT系として不具合が生じる可能性がある。それはどうしてか?
またそれを回避する方法を考えて下さい。ただし、回避方法としてなるべくnameを活用して欲しい。
ここで言う完全なハッシュ関数とは異なる数字y,zの時にhash(y)とhash(z)が異なる事を指す。
さて皆さんはどのように考えるでしょか?
(P2Pの講義があったら大学のレポートに出されそうだなぁ。。。)
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コメント
sornさん:
僕の読み方ですが
kademlia: かでむりあ
pastry: ぱすとりー
tapestry: たぺすとりー
で通じています、とりあえず。
投稿: どい | 2005.12.03 00:39
DHTの論文を読み始めました。
英語タイヘン・・・なので、解答を載せるのはもう少し後にして欲しいです。是非問題に挑戦してみたいので。
#ところでchordは「コード」ですがkademliaやpastryやtapestryはなんて読むのでしょう?誰か教えて!
投稿: sorn | 2005.11.29 03:22