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2005年8月の14件の投稿

2005.08.29

[Skype]Skype Conferenceパネルディスカッションの質問事前募集について

Skype Conferenceでは「Skypeと電話の将来を考える」と題して、パネルディスカッションをします。
(詳細はSkype Conference 2005公式HPをご覧下さい。)

□パネラー
・アリエルネットワーク プロダクトマネジメント室 マネージャ 徳力 基彦氏
・Skype Technologies社 Developer Relations 岩田 真一氏
・FMOBILE編集部フォーラムマネージャー 清成 啓次氏
・P2P Today 管理人 横田 真俊氏

□モデレーター
・Tomo's Hotline & Tomo's Homepage管理人 西谷 智広

今回、パネラーに質問したいこと、聞きたいことについて事前に募集します。
事務局で質問内容を吟味した上でモデレーターが各パネラーに質問する予定です。
(時間の関係上、モデレーターがパネラーに質問する数は限られていますのでご了承下さい。)

パネラーへの質問等があれば、コメント欄に書いて頂くか、あるいはtnishita@yahoo.co.jpまでメールをお願い致します。

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2005.08.27

[Skype]Skype Conferenceの事前申込は本日(8/27[土])までです。

9/3[土]電通大開催のSkype Conferenceですが、お蔭様で160名以上の方が申し込みをされています。

申込み受付は本日(8/27[土])をもって終了させて頂きますので、まだ申込みをされてない方はお急ぎ下さい!

また当初予定していた当日申込みは参加者多数のため原則行わない方針ですので、ご注意願います。

申込み方法、講演内容等は
Skype Conference 2005 公式HPをご覧下さい。

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2005.08.24

[P2P]今後のP2P技術関連記事について

結婚の準備で忙しい日々が続いています。結婚式ってやる事一杯あるんだな、とつくづく思います。
そしてこれから2人で暮らしていくんだ、という実感が少しずつ沸いてきています。

ちなみに新婚旅行はウィーンを予定して、現在高級ホテルをいかにして安く泊まれるか、調べているところです。
トータル8日間日程でオーストリア航空の直行便を使い、インペリアル泊で25万ぐらいのプランがあったのでそれにしようかと思っています。
⇒上記相当プランでもっと安いの知っている!と言う方は是非ご連絡をお願い致します。

ウィーン歌劇場にも行きたいけども、その時の演題がベルクの「ヴォツェック」ということで新婚さん向きでは激しくないのにちょっとがっかり。でも小澤征爾指揮だから見る価値はありそう。

さて、本題に戻ってDHTについてHPでCANとChordしか紹介してないので、今後はPastry,Kademlia,Symphonyを紹介しようと思っています。既に取り上げている物もありますが、今回なるべく噛み砕いてBlogで紹介して、最終的にはHPに載せる予定です。

といっても結婚も控えてバタバタしているのでいつ頃から開始するかは明言できません。9月に仮に仕事が忙しくなければ有休を多めに取れるので、少し書けるかも知れませんね。

その他、DHTやP2Pでこんな記事や考察を書いて欲しいということがあれば、コメント欄に書いて下さい。
検討します。

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2005.08.22

[Skype]Skype Conferenceの事前申込は8/27[土]締切です

先日からお知らせしているSkype Conference 2005ですが大好評を頂き、既に130名以上の方から申込を頂きました。
事務局一同、このような多くの申込に対しとても感激しており、参加者のご期待に沿うため懸命に準備をしているとことです。

さて、現在の申込数のペースですと、当日参加者の方には、会場のキャパシティの関係上、充分なお席を確保出来ない事が予想されます。そのため、事前の申込をお薦めしています。
なお、事前申込の締切は今週末(8/27[土])ですので、お早目にメールを頂ければ幸いです。

申込方法等は下記のSkype Conference 2005 公式HPをご覧下さい。
Skype Conference 2005 公式HP

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2005.08.21

[SNS][はてな]Mixiの質問トピックとはてな質問の本質的な違いとは?

ITmediaではてなスタッフのインタビューが取り上げられていて、大きな注目を浴びている。
さて「はてな」サービスの大きな特徴の一つは人力による質問システムである。

はなての質問システムの本質を切り出してみよう。

[1]質問者は回答者に仮想通貨を流通させることができる
[2-1]質問者は回答者に仮想通貨を渡す絶対性はない
[2-2]質問者は回答者に仮想通貨を自分の好きな額を渡す事が出来る
[2-3]質問者が回答者に渡す仮想通貨の総額には一般的には限度がある

[1]が大項目で[2-X]が仮想通貨の流通に対する制限となる。強いて言えば、[2-3]の条件は弱いが、読者の人は納得してくれるだろう。
この4点により、次のような結果が生み出される。

「仮想通貨の流通及びその制限により、質問に対して、良質な回答が集まる」

[2-X]という特性により、自ずと単純な回答は「淘汰」され、(ひいては単純な回答しか書かない人は仮想通貨が全く受け取れないので、回答者からドロップアウトでされる)また、良質な回答者は、質問者による「良質な回答」により満足感を得られ、引き続き良質な回答を量産するという、うまいシステム循環をしている。これは単に仮想通貨をもらえるというレベルを超え、人間の本質的な性格、つまり「人からよく思われたい、人とうまく交流したい」という本質を見据えている心理的にも面白いシステムと言える。
⇒心理学部の方、誰か卒研とかで「はてな」を研究してもらいたいなぁ。

さて、変わってMixiの話をする。

Mixiには「コミュニティ」と呼ばれるシステムがあり、そこで色々な話題つまり「トピック」を立てることができる。
最近Mixiで顕著なのは、コミュニティ内のメンバに対して「質問」を投げかけるトピックが急増した事だ。

その1番特徴的なコミュニティはおそらく、
「資料になりそうなウェブサイト」http://mixi.jp/view_community.pl?id=25472 に違いない。
これはコミュニティ内メンバに対して、自分の欲しい情報が書いてあるWEBページを探してもらうことコミュニティあり、まさに人力はてなに限りなく近い。さらに100万ユーザといわれるMixiにおいて、その3%ものユーザがいるのは、はっきり言って驚異的と考えられる。この事実は、人間にとって、機械的な検索的だけでは満足できない人が多いことを物語っているだろう。

また、他のコミュニティでも質問トピックはとても頻繁に出現する。例えば京都関連のコミュニティでは、お薦めのスポットの質問が毎日のようにあるし、吉祥寺のコミュニティでは美味しい店の質問が多数寄せられている。これはどのコミュニティでも普遍的に見られる現象だ。

Mixiのコミュニティで質問トピックが生まれる理由はなぜだろうか?
私なりに整理してみた。

[1-1]細分化、専門化されているコミュニティの形成により、突っ込んだ、良質な回答が期待できる。
[1-2]同じく、細分化、専門家されているコミュニティに入る事による「仲間意識」と回答へのボランティア意識の芽生え。
[2]Mixi自体が招待制を取っているため、悪戯回答をする人が少ない。
[3-1]回答をする欄から、その人のプロフィール、人間関係が辿れるという要因から悪戯回答抑止効果の現れ
[3-2]回答をする欄から、その人のプロフィール、人間関係が辿れるという要因から「良質の回答」をすることで、注目、あるいは他人の評価を得る事ができる。(ゆくゆくは関係者と良好な関係を形成できるということも期待できる。)

[1]自体は2chでも同様な現象が考えられるので、Mixi独自とは考えにくい。そうなると、やはり[2][3]の効果が大きいと考えられる。特にMixiの場合、本質的には[3]の要因が強いと私は考えている。もちろん、その背後には[2]という前提条件が効いているのは言うまでもない。

ところで、はてなとMixiではとても大きな違いがある。それは、

「はてなの場合、[質問者と回答者で親密な関係]は構築できるが、それはあくまでも[一過性]の事象に過ぎない。
しかしMixiの場合はコミュニティという[継続的な]場が形成されるため、そこでの質問は質問者と回答者だけの関係に留まらず、[他のコミュニティ関係者とも]良好な関係を[継続的]に形成することができる。」

つまり、はてなとMixiでは
・誰と良質な関係を保てるのか?
・良質の関係をどの時間帯まで維持できるのか?

という2点で大きく異なる事が、自分で整理している時にわかった。

はてなは「仮想通貨」というエンジンによって「良質な回答」を維持していたのだが、Mixiは「人間関係」というエンジンによって「良質な回答」と「良質なコミュニティ」を維持していたのだ。

人間関係が少しずつ希薄になっているとは言うが、Mixiを見る限り、まだまだ人間関係の影響力は強い。そして、この人間の絆を使えば、人力による質問及び回答というのが本当の意味でビジネスになる日も近いだろう。最終的にはコミュニティの発言や質問を通してマーケティングに活かされるもそのうち来ると考えている。

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2005.08.20

googleの穴埋め検索に思うこと

googleが穴埋め検索について知らなかったので試してみる。
穴埋め検索の仕方は簡単。
たとえば、
「高崎は ~ です」(~は任意の文字)という文章をヒットさせていたのであれば、googleに
"高崎は*です"  
と入力すれば良い。(" "をいれないと、「です」と「高崎」が別の文になることがある)
上記出力結果はこちら。

これを使うと、簡易な意味検索に使えますね。

例えば「"OSPFは*です"

P2P界隈のものとして、以下のことも試してみた。
"P2Pは*です。"
P2Pの意味を勘違いしている人がやはり多い。P2Pは単なる技術なんだってば。

"skypeは*です。"

予想通り、無料、便利という声が多い。

こう考えると、穴埋め検索って意味検索だけでなくて、あるキーワードに対する意識・イメージの簡易調査に使えるね。

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2005.08.14

[日記]残暑御見舞い申し上げます

読者(及び関係者)の皆様:

残暑御見舞い申し上げます。
今日も(東京)は暑かったですね。もうお盆というのにこのような酷暑は久しぶりだと思います。地方からこのHPを見ている方もいるとは思いますが、渋滞を抜けるのも大変ではなかったのでしょうか?そして皆様夏バテ気味だと思います。

私の方は先週ぐらいから体調が悪くて年休を取ったりノー残業デーにしたりしているのですが、まだ本調子ではありません。足裏+全身マッサージでかなり回復したのですが、まだ疲れが残っているようです。
仕事+プライベートで皆様にはご迷惑をかけて申し訳ございません。m(_ _)m
先週、仕事の大量に処理して、(そして処理できないのもまだ相当数ある)ストレスが溜まっているのが原因かもしれません。

なにか夏バテ?(というかストレスかな)解消方法ないのでしょうか?栄養分を気にしながら食事をしているのですが、食事だけだとやっぱりダメそうです。時間を見てプールを行って基礎体力を上げようと思います。そしてできるだけ睡眠時間をキープしたいと思います。このBlogを書いたらもう寝ます。。。

では皆様も残り少ない夏を楽しんで下さいね。

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2005.08.12

[ソーシャルブックマーク]ソーシャルブックマークによる効果的なWEBアクセス数増加戦略の可能性について

このBlogの読者の方には、はてなブックマークやdel.icio.usのようなソーシャルブックマークを積極的に使ってWEBサイトを登録したり、、あるいはソーシャルブックマークを有益なWEBサイトの「検索手段」として使っている人も多いだろう。

ソーシャルブックマークのイメージを掴むには、実際にはてなブックマークを見ればよいだろう。
はてなブックマーク

タグによってWEBサイトが分類され、多くの人にブックマークされたWEBサイトが、上部に表示、つまり人の目につきやすくなる。

例えば、P2Pで検索(というかTagで分類されている)すると、下記のような風に表示される。
はてなブックマーク[P2P]

お蔭様で2005年8月12日現在、私のページがP2Pでは3位にランキングされている。ありがとうございます☆

個人的に言えば、このようなタグで自分のサイトが上位に来るのは嬉しい事だ。それだけでなく、ブックマークを見て実際に私のサイトを訪れる人が多いのも事実で、少なくとも私にとって、はてなブックマークのランキングはサイトアクセス数を増やす要因の一つであると考えている。

ソーシャルブックマークで上位に来るにはどのようなシーケンスを辿るのか少し考えてみた。
[1]誰かがあるWEBサイトをブックマークする。
[2-1](初動)ソーシャルブックマークの注目のエントリーから、そのブックマークしたWEBサイトにアクセスする。
[2-2](恒久的な動き)自分が興味を持ったタグのエントリーから上位の方からWEBサイトにアクセスする。
[3]そのWEBサイトが面白いと感じたひとのX%がブックマークをする。
[4]WEBサイトのランキングが上位になる。 ⇒[2-1][2-2]に続く

少なくともWEBサイトのアクセスには良い循環が見込められるわけである。ただし、ソーシャルブックマークの注目のエントリーや、あるタグへの上位に行くためにh(つまり人の目に容易に晒される)「一定時間内」での「一定量」のブックマークが効果的なことに注意を払う必要があるだろう。
(※上記を考察すると、ソーシャルブックマークのWEBサイト上位は、ブログ自体の記事、あるいはアルファブログ(またはメディア)が紹介したWEBサイトがなりやすいと考えられる。)

このようにソーシャルブックマークはある一定の数がブックマークすると、とたんにWEBサイトへのアクセス数の急増が見込められる。これはアルファブロガーがあるWEBサイトを紹介し、それに追随するブロガーがそのWEBサイトをやはり紹介する「なだれ現象」の一種が起きていると説明できる。

検索エンジンでも似たような現象が現われる。つまり、ある用語で検索して、上位のものはやはり人の目に晒されやすい。それがブックマークあるいはリンクされると、そのWEBサイトは上位を維持、あるいは更に上にランキングを伸ばす事になる。もし企業の利益に直結する単語であれば、企業は検索エンジンの上位に自分のサイトをなんとか設置しようと考えるだろう。そのような考えで実際にあるWEBサイトを検索エンジン結果の上位にするビジネスが起こっている。それがSEOやSEMと呼ばれるものである。

参考:検索結果を上位に、新SEMサービスがお手伝いします~@IT

ここまでが実は長い前触れであった。
今までの説明を読んだもらうと、ではソーシャルブックマークでSEMに類似することは簡単にできないか?と容易に想像できてしまうのだ。つまり、何らかの方法で意図的な利益誘導をする、というよりもWEBアクセスをアップする方法だ。

もう一度ソーシャルブックマークサイトのアクセス数を振り返ると、「一定時間内」での「一定量」のブックマークがあれば上位ランキングに行きやすいことを示した。そう考えると、ある複数人(実際には1人でも構わない、ヴァーチャルで複数人いれば)がある時点で集中的に同じサイトにブックマークすれば、アクセス数は自然に上がる事が期待できる。これは一般的にWEBサイトでSEMをするように非常に安価でそれも単純だ。企業のWEBサイトのアクセス数を増やすには、ソーシャルブックマークの登録に対して社内の人間を総動員すれば一発で済む事だ。

ソーシャルブックマークの利用者数が少ないので、まだこのような現象は起こってないかもしれないが、今後は充分想定される「戦略」だ。ただ、このようなことが頻繁に行われるとソーシャルブックマークの品質の低下を招くのも事実だ。そこで、一定時間内に同じような人がブックマークするのをチェックすることも考えられるが、メディアから報道した直後にブックマークをする人や大量にブックマークをするブックマーカーのイノベーターに相当する人(例えばアルファブックマーカーと呼ぶことにしよう)はそれなりにいるので、ソーシャルブックマーク運営会社がきちんと対策をするのは大変だろう。

もしこのような現象が今後起こるとしたらどのような状況になるのか、技術的にもマーケティング的にも興味がある。

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2005.08.09

[skype]Skype Conference ボランティアの募集について

9/3(土)に先日お伝えしたようにSkype Conferenceを開きます。
Skype conference 公式HP
http://muziyoshiz.jp/sc2005/

さて、上記イベントにおいてボランティアスタッフを募集します。
ボランティアの方は受付、会場設営の準備等の簡単な作業を行って頂く予定です。
なお、ボランティアの方は特典として参加費用が無料になり、席を優先的に確保致します。
ご興味のある方は

・氏名(ふりがな) - 必須
・メールアドレス - 必須
・所属 -必須
・ひとこと(Skypeとの関わりについて等) -必須

を明記の上、タイトルに「ボランティア応募」と書いて sc-reg@grigori.jp までメールして下さい。
ボランティアとして採用させて頂いた方には後日詳細な作業についてご連絡を致します。

なお、通常のSkype Conference参加について上記のボランティアと同様の手続きで可能です。ただし、「所属」と「ひとこと」を明記する必要はありません。

皆様のご応募、心よりお待ちしております。

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2005.08.08

[ヴァイオリン]ヴァイオリン発表会終了。

8/7(日)は私が習っているヴァイオリン先生の生徒全員の発表会でした。ソロ(Pf+Vn)はもちろん、弦楽アンサンブルからピアノトリオまであるので、延べ8時間ものマラソン演奏会です。

昨年はバッハのヴァイオリン協奏曲1番から第1楽章を弾きました。この曲はノビノビと弓を使って音を均一に出しなさいと言われ練習を重ねましたが、実際ステージに立つと緊張して弓がうまく使えず、あまり良い音が出せなかったのが反省点でした。

今年はソロで発表会に出るのは2回目なので、何とか緊張を抑えて練習の成果を出すことが課題でした。

私の発表会の曲はタルティーニのソナタ「Didone Abbandonata」g-mollです。
タルティーニは「悪魔のトリル」で有名なバロック時代の作曲家でヴァイオリストでもあったそうです。このソナタはタルティーニの曲でも有名な部類に入り色々なヴァイオリストのCDも出ています。

前回のバッハのコンチェルトと比べてこの曲が難しかったのは重音が連続して出てくることです。単発で重音が出ることは今まで習った曲でもしばしばあったのですが、2重音、3重音、4重音とここまで盛りだくさん且つ連続で出てくる曲は初めてなのでかなり苦労しました。またg-mollなので苦手なハーフポジションが多く出てくるのも弾きにくかった理由の一つです。

ただ重音を中心に練習したので、手首~指のフォームが大分矯正されたのと、あとはハーフポジションを含めポジション移動時の音程のピッチが以前より正確になったのは大きな成果だと思いました。

レッスンの後半では音程をより正確に取る事を中心に指導されました。

ヴァイオリンは4つ弦が張ってあって、弦に指が触らない場合、下からソ(G線)、レ(D線)、ラ(A線)、ミ(E線)という音が出ます。例えばG線以外でソの音を「正確なピッチ」で出すと、G線が共鳴して、非常に豊な音色になります。(この音の豊かさはピッチがずれるにつれ、急速に衰えます)
音階練習をするときに、この共鳴する音色に注意しながら練習することを繰り返しました。開放弦に関する音は大分音程が良くなってきたのですが、#や♭系の音はイマイチ共鳴するポイントが見つけにくかったりするので引き続き練習したいと思いました。

また今回の演奏会に備えて弦を全てオリーブに変えました。オリーブはガット弦なのですぐピッチが変わってしまうのですが、響くような音色で且つ弦を押さえる感触がソフトで弾きやすかったので引き続き使いたいと思いました。ただ、オリーブの場合、4つの弦を全部を揃えると1万円ぐらいするのが欠点ですが。)

さて肝心な発表会ですが、やはりステージに立つ時に緊張してしまいました。ただ、少し時間を置いて深呼吸をしたり、演奏とは全然違う事を考えることで、かなり心拍数を抑えることができました。

昨年の弓が多く動かなかったという反省点を活かして、今回は無理やりでも全弓(弓の元か弓の先まで使う事)を意識して演奏しました。その結果、弓が安定して動けたことは自分にとって大きな成果だと思いました。

途中、なんでもないところで指のポジションを忘れて慌てたりしましたが、とりあえずは無事終了してホッとしました。

演奏会でパッヘンベルのカノンを彼女と一緒に演奏したことは、独身最後の夏の良い思い出になったと思いました。彼女も一生懸命練習して、早いパッセージにもついて行けたので安心しました。いつかはバイオリン2重奏を弾いてみたいものです。

来年はバッハの2番やローデかヴィオッティのコンチェルトでも弾いてみたいですが、まずは音程練習をみっちりやりたいと思います。あとは弦楽アンサンブルでヴィヴァルディの「四季」から「冬」をソロで弾くことになったので、今からレッスンが楽しみです。

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2005.08.03

[Skype conference]Skype conference参加受付開始しました。

大変お待たせしました、Skypeの国内の有識者が一同に会する講演会「Skype conference」の参加受付を開始しました。

Skype conference 開催概要
□日時:9/3(土) 10:00~17:20
□場所:電通大調布キャンパス
□参加費用 1000円(※事前申し込みをした場合)


Skype Conferenceのタイムスケジュールは以下のとおりです。

10:00-10:10 主催者挨拶(西谷)
10:10-10:50 スカイプのビジネスモデルと、日本の通信業界に与えるインパクト(徳力氏)
11:00-11:50 Skype ~P2P通信の秘密~(池嶋氏)
昼休み(80分)
13:10-13:50 Skype API&コミュニティ概要(岩田氏)
14:00-14:40 P2P SIP解説(吉澤氏)
coffee break(20分)
15:00-15:50 Skype最新動向解説(清成氏+横田氏+HK氏)
16:10-17:00 パネルディスカッション(徳力氏+清成氏+横田氏(+αは調整中))
17:00-17:15 パネル+フロアによるディスカッション
17:15-17:20 閉会の挨拶(西谷)

講演内容、講演者の詳細情報、申し込み方法等はSkype Conference 公式HPをご覧になって下さい。
Skype conference 2005公式HP 

またP2P勉強会のときに要望が高かったパネルディスカッションも行います。私はモデレータで参加しますので、ご期待下さい。

皆様のお越しをSkype conference事務局一同お待ちしております。

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[放送と通信の融合]放送と通信の融合は語学番組から始めるべきではないか?

今年の3月に日経連の後押しで、IPにおけるドラマ再配信の暫定著作権料が決定したことは記憶に新しい。
これをきっかけに日本テレビやフジテレビがコンテンツ配信に動いた事は、少しずつではあるが一般の人にも「目に見える」動きが出たということで喜ばしい事である。

ただし、具体的な暫定著作権料の内容を見ると結構複雑なことがわかる。主な著作権者団体に支払う料金は決定しているが、全ての著作権者がその団体に入っているわけではないし、場合によっては著作権者の許諾はやはり必要だ。

著作権の処理以外で気になるのはコンテンツのウィンドウ戦略だ。ウィンドウ戦略とはどのタイミングでどのような媒体でコンテンツを出すかということである。
通常、映画で言うとまずレンタルが始まり、セルビデオとなり、有料放送が始まり最後に地上波放送となる。
では今まで実験的にリリースしたTV番組のドラマコンテンツは、どうなるかというと大抵セルビデオと同じタイミングでVOD(ビデオオンデマンド)が行われている。

ところでドラマのVODコンテンツのニーズというのは市場調査によると実はそのドラマが流れているタイミングとほぼ同時期が一番見たいタイミングといわれている。今までトライアル的に配信していたTVドラマがあまり売れなかったと言われるのはそう言う事情が考えられる。先ほど言ったTV放送とほぼ同じタイミングでの再放送orVODを「ニアタイムVOD」と呼ぶことにしよう。
実際にこのニアタイムVODが行われている例は少ないのだが、実は大きな成功例がある。

NTT東西が提供しているフレッツユーザはフレッツスクウェアというポータルサイトにアクセスできる。ここではガンダムSEED Destinyと呼ばれるアニメを番組放映の同じ日の夜にVODで配信し、とても人気を得ているとのことである。

そうなるとドラマもおなじようにニアタイムVODにすれば、という発想になる。
ニアタイムVODのメリットは一般ユーザのVODニーズに応えることが大きいのだが、もうひとつはドラマの視聴率アップにも貢献するという相乗効果が見込めることだ。つまり気になる過去の放送を見ることで視聴率が上がることが予想されるのだ。

ただしドラマでは著作権者があまりにも多すぎるためニアタイムVODのニーズがあっても実際に行うには膨大な手間がかかるだろう。もっとも某TV局の方と話したところバラエティ番組ならニアタイムVODはあり得るかもしれないとのコメントを頂いた。

ではドラマ以外でニアタイムVODが有効なのはなんだろう?

私が考えるに現状でニアタイムVODが大いに有効なのは語学番組だと思っている。

理由は4つある。

[1]著作権者が少ない
一般に語学番組に関わるスタッフはそれほど多くない。ということは著作権処理がスムーズとなる。
[2]出演料が安い
語学番組の出演者は一般的にそれほど有名人ではない。ということはVOD配信した場合に著作権者(出演者)に支払う再配信料金もとても安いと考えられる。
[3]継続して視聴する必要がある
一般に語学番組は一連のシリーズになっている。聞き逃したり録画をし忘れてしまう人が多いはずだ。するともう一度過去の番組を聞きたい人が相当数居る事が期待できる。ラジオ講座ではCDを売っているぐらいだから潜在的なニーズは大きい。またこのようなニアタイムVODが実現できれば番組視聴挫折するひとが少なくなるはずなので放送局側もメリットがある。
[4]何回も視聴したいと言うニーズがある
学習のためにフレーズを繰り返し再生したいという人も多いはずだ。VODならそれは容易に可能だ。

特にNHKさんはコンテンツのIP配信を目指しているので是非とも実現して欲しいと考えている。

さらにもう少し議論を進めてみよう。
今度はNHKのラジオ講座を考えてみる。NHKの英会話講座は基本的に毎日放送する。
これをもしポッドキャスティングをすることが可能であれば、電車の中や喫茶店などでも語学学習が可能である。
通勤時間帯でNHKテキストを見ている人をよく目撃するので、このようなポッドキャスティングができればニーズは高いと考えられる。場合によっては有料にしてDRMを書けるというのもあり得ると思う。

実際幾つかのラジオ番組はポッドキャスティングを予定したり既にリリースしているが、まだラジオ番組そのものをポッドキャスティングしていないので、NHKさんには期待をしている。

語学番組はユーザにとって繰り返し聴きたい、過去コンテンツを聞きたい、時間があるときに学習したいというニーズがあるので今までとは違つ番組配信を考える必要があるだろう。語学番組のIPでの再配信が成功すれば自然と他のコンテンツもIP再配信への期待が高まると考えられる。


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2005.08.02

[インターネット]GoogleMapsEditorの使用例

昨日GoogleMapsEditorについて紹介しましたが、実際の使用例があったのでご紹介します。
僕でも30分でロケ地マップが作れた - GoogleMapsEditor [earthhopper]

実際にGoogleMapsEditorを使って作成したデータはコレ。素晴らしい!映画のシーンが頭の中によみがえります。
映画「スウィングガールズ」ロケ地マップ

これは面白いですね。写真やリンクが貼り付けられる例がよくわかります。
上記の例を応用すると、地域紹介や村おこしなどに活用できるんじゃないでしょうか?
それもとても低予算で実現できます。公共自治体の関係者の皆様、如何でしょうか?

例を見て、またアイデアが浮かびました。ターゲット地点のリンク先をBlog、Wikiにして色々な人が特定の場所にコメントできるようにすると面白いと思いました。今のままだと、Editorを使った人だけのコメント、情報しか発信できないので。

今のアイデアの実現例として。。。
京都の寺の情報をGoogleMapsEditorで編集してマッピング。各ターゲット地点(つまりお寺)のリンク先をBlog or Wikiにして色々な時季の寺の風景写真をアップロードできるようにする。もちろん写真に対するコメントも可能になる。

ちなみにGoogleMapsEditorの作者の方に私の紹介記事をBlogに掲載して頂きました。ありがとうございます。
HSJ.jp : ささやかなる実験場

昨日書いたGoogleMapsEditorをグループウェア的なアプローチで改造することは当分ないようです。残念。でも誰か実現して欲しいですね。

GoogleMapsEditorはMixiコミュニティもありますので、ご興味のある方は是非。私も参加しています。
GoogleMapsEditorユーザ会

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2005.08.01

[インターネット]GoogleMapsEditor

GoogleMapsは既にご存知のとおり、地域情報や地図を表示をする便利なページですが、そのAPIを使った面白いツールが出ています。

GoogleMapsEditor
スクリーンショット

このソフト使うと、GoogleMapsのデータを使って、好きな場所に好きな情報を表示させる事が可能です。
Wikiなどに使うとクローズドなメンバで地図を利用した情報を公開できますし、ローカルに保存すれば地図情報を利用して備忘録や旅の記録などに使えますね。

今日は時間がないので実際にツールを使ってないのが残念。とりあえず利用シーンを考えて見ました。

利用シーン1:
外回りの営業が多いが、訪問先が多くて整理が煩雑だ。今週周るところについてメモを含めて整理したい。メモは社内サーバにアップして情報共有として他の社員にも見ることができるようにした。

利用シーン2:
旅行先で行きたいところが多くて絞りきれない。候補を地図上に表示して、さらにwikiを使ってメンバ内に公開して、アドバイスをもらいたい。

利用シーン3:
旅行に行ってきたが、撮影した写真を整理するため地図情報を関連付けたい。地図のポイントからリンクを辿ると、そこで撮影された写真を見ることができる。

利用シーン4:
吉祥寺の美味しいカフェをまとめたホームページを作りたい。
自分でお薦めカフェの地図を作成するのはメンドウなので、このツールを使って楽に公開することにした。

ツールで作成されたHTMLファイルをどこかに(外部に公開するならサーバ)置く必要があるようです。
このソフトをもう少し拡張してメンバ全員がいじれるグループウェアみたいになると面白いですね。そうなると、はてなマップに思想が近くなりますが。ただそのような場合でもメンバ(例えばMixiのあるコミュニティ内のみ)に公開限定する事ができればニーズがあると思います。例えば社内用情報共有ページ(お得意様周り情報ページ)などに。

参考:はてなマップ

近日中にソフトのレビューを行いますのでお楽しみに。

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