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2005.04.30

[SNS]SNSはハブを作り、オフ会はクラスターを加速し、Blogは信頼関係を維持する

SNSとしては専らMixiを利用している。そういえば、最近マイミクが100人を突破しました。
さて、SNSで知り合った人というのが最近多くなっている。その多くは実際に会った人が多い。

今のことをもうちょっと補足する。知り合いが出来る過程というのは大抵次のとおりになると考えている。

[1]SNSで幾つかのコミュニティに参加する。
[2]そのコミュニティで発言をすることで、他のコミュニティ参加者が自分の存在を知る。
[3]他のコミュニティ参加者の一部の人は自分のBlogを見る。そこで印象が深くなる。
[4]いくつかコミュニティで発言をすると、そのコミュニティの中心メンバが自分の存在を気になるようになる。
[5]オフ会に参加する。
[6]オフ会でコミュニティ中心メンバと話をする。それをきっかけにその中心メンバと話している他のコミュニティとも知り合う事が出来る。
[7]自分のblogをきっかけにお互いの印象が深まる。
[8]マイミクが増える。
[9]Blogのコメントをして信頼関係を維持する。

こんな感じだろうか。

SNSの存在により、各コミュニティに中心メンバができる。この中心メンバがコミュニティのハブとなり、他のメンバと知り合うきっかけを促進させる。このときにはリアルにあってない同士がマイミクになる事はレアケースと考えられる。
(これはもしかするとコミュニティやその人の性格に依存する事が多いのかもしれない。積極的にコミュニティに発言している人、つまり中心メンバはヴァーチャルでもマイミクが増加するだろう。)

実際にマイミクになるにはリアルで会った時、つまりオフ会を通してだ。このときコミュニティの中心メンバが他の人を紹介するケースが多い。信頼できる人(中心メンバ)が紹介する人は、ヴァーチャルでは知らない人であっても受けいることができるのだろう。それによって、中心メンバ(ハブ)を通してクラスター化が加速する。
少なくとも私の世代(20台後半~30台後半)はリアルで会わないとその人を信用するのは難しいということのなのかもしれない。もっと若い世代になればリアルで会わなくてもマイミクがどんどん増加する、そんな時代になるのかもしないが。

さてSNSでのBlogは2つの効能があると考えられる。それは
[1]他メンバからの印象を強くする
[2]マイミクの信頼関係を強化する

まず[1]については知り合う初期段階で起きる事だ。日記を通してその人の趣味・性格がわかり、記憶に残る。これによってコミュニティでの発言、オフ会での出会いに対して印象が深まる。
私はむしろ[2]を重要視する。マイミクへのBlogへのコメントをつける事で、お互いコミュニケーションでき信頼関係を維持できることである。基本的には人間というのはコミュニケーションの数が多いとより親密になるらしい。

まとめると
[1]SNSのコミュニティ:知り合う下地を作る
[2]SNSのオフ会:多くの出会いの提供の場
[3]SNSのBlog:知り合った後の良好な関係を維持する

ということになるだろう。

SNSは今後も色々なタイプが生まれるだろうが、コミュニティ・オフ会・Blogが上手く連携して促進する機能を持たないと成功しないだろう。

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