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2005.03.22

[P2P]日本発のDHT型分散ストレージ?

2chのdatファイルを共有するP2Pソフトというのがo2on projectで進められている。
o2on project

最近、派生のThe o2on Networkでネットワーク図が掲載されたが、DHTを使うらしい。
(書き込んだ人にコンタクトを取ったら、DHTとして最初はchordを想定していたが、実装がより楽なSymphonyを考えているようだ。)

The o2on Networkネットワーク図
≪参考≫The o2on Network ~F99a.q80VE::WEBlog

2chとなると書き込みが多いから、その情報をサーバで管理するとなると大変なコストがかかるはずだ。となるとP2Pでそれらを蓄積するのは自然な流れである。
もしこれが完成すればコンシューマ向けとしては初の大規模DHT型分散ストレージとなる。そしてこの成功後は2chは完全なDHT型分散掲示板に移行していくのかもしれない。随分先の話になるが。。
いずれにせよDHTが日本でブレークするきっかけになれば嬉しい。

ところで、DHTのストレージというと、OceanStoreやPASTが有名である。
OceanSoreはTapestry、PASTはPastryを使っている。

OceanStore
http://www.jiten.com/dicmi/docs/o/8708.htm
http://oceanstore.cs.berkeley.edu/

PAST
http://research.microsoft.com/~antr/PAST/default.htm

DHTでの分散ストレージの仕組みだが、PASTを例に取って簡単に説明しよう。
あるデータのハッシュをhash(data)とすると、Node_ID=hash(data)となるノードにデータを格納するのだが、ノードの突然の離脱からデータの散逸するのを防止するため、先ほどデータを格納したノードをAとすると、Nextnode(A),Nextnode(Nextnode(A))...にもデータを格納する。ちまみにNextnodeとは、ノードAのハッシュ値が大きい方の隣のノードを指すこととした。

これらの論文を元に、色々と改良を加えて欲しい。
最終的にはP2P-ProxyやP2P-Wiki,Blogを加えた総合コミュニティサイトに変貌するんだろうなあ。
もし、そのようなサイトに成長したならセキュリティ問題(匿名性のバランス、DoS対策等)をどう扱うかが大変興味がある。
今後も頑張って欲しいプロジェクトである。

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コメント

ひでき様:
コメントありがとうございます。

こういう、分散ストレージ(共有ファイルサーバもどき)は運用費0なので、とても社内ではとてもありがたいシステムだと思います。

あとは、情報レベルに応じて暗号化書けたり、アクセス制限できたら面白そう!と思います。

投稿: tomo | 2005.03.24 22:15

tomoさん、こんにちわ。

それむちゃくちゃおもしろいです。

結構企業サイドでも、ストレージでこまっているところがあると思うのですね。んで、こうした技術を使って社内LANで余っているディスク容量を企業の仮想ファイルサーバーみたいに使う技術というのは、存在するのでしょうか?

あ、ちなみにまだリンク先を読まずに脊髄反射してしまっております。すぐ読みに行ってきます。

投稿: ひでき | 2005.03.24 10:41

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