[P2P勉強会]講演概要決定致しました
第2回P2P勉強会の講演概要が以下の通り決定致しました。(7講演)
千葉大 阪田 史郎 教授
「アドホックネットワークの概要とその動向」
ノートPCや携帯電話、さらにセンサ、ロボット、情報家電等を接続して、必要な時にのみ一時的に構成して利用するアドホックネットワークに関し、IETF MANET WGで標準化さてきたルーティングプロトコル、今後重要となるマルチキャストプロトコルを中心に、その技術と動向を述べる。
アリエルネットワーク株式会社 徳力 基彦 氏
「P2Pビジネスの将来を考える」
当初は、NapsterやWinnyのような個人が開発したファイル共有ソフトが話題を呼んだP2P技術ですが、最近ではP2P電話のSkypeを始め、音楽事業者公認のP2Pネットワークも開発されるなど、実際のビジネスにP2P技術を利用する例が増えてきています。これからP2Pをビジネスとして考える際、どのような視点で考えるべきなのでしょうか?
首藤 一幸 氏
「グリッドとP2P」
グリッドとは何かを概観した後、P2P技術のグリッドへの適用事例を紹介し、両技術の連繋パターンを抽出・整理する。
株式会社フラクタリスト 取締役 山田 育矢 氏
「SIPの最新動向と技術課題 ~NAT/ファイアウォール越えを中心に~」
SkypeやIP携帯電話など、新たなコンシューマ用途のVoIPキラーアプリケーションが姿を現しつつあります。本講演では、こうしたSIPの最新動向と主にIP電話の企業導入用途に使われてきたVoIPの基盤プロトコルであるSIPをコンシューマ用途に適用した場合の、NAT・ファイアウォール越えやセキュリティなどの技術課題についてお話させていただきます。
奈良先端科学技術大学院大学 飯村 卓司 氏
「P2Pでマルチプレイヤ・ゲームを行うには: 理想と現実」
現在のオンライン・マルチプレイヤ・ゲームはサーバ・クライアント形式で運用されている。これを pure P2P で実現しようとするのはとても難しい。そこで、ゲームという枠組みを用いる場合、どの部分までがP2P形式で行え、どの部分はP2Pでは不可能なのかを探る。
国際大学GLOCOM リサーチアソシエイト 福島 直央 氏
「ファイル交換サービスの著作権問題」
Winnyの開発者が逮捕されたように、利用者だけではなくソフトウェアの開発者までが責任を問われる可能性が浮かび上がってきている。本講演では、ファイル交換サービスに関連する法律の簡単な解説と、実際の事例について紹介する。
Tomo's Hotline 西谷 智広
「P2Pにおける認証について」
P2Pシステムを構築する上において重要なキーとして認証が挙げられる。本講演ではDHT(分散ハッシュテーブル)の概要を説明し、その後DHTとPKIを組み合わせた認証技術について考察する。最後にMixiに代表されるSNS(ソーシャルネットワーキング)をP2Pで実現する方法を説明する。
勉強会開催日等は
■開催日 2005年2月26日(土) 9:30開場 講演時間10:00~18:00を予定
■場所 電通大調布キャンパス
■募集人数 120名を予定
■会費 1000円
となっています。
参加表明はこちらから。
第2回P2P勉強会応募フォーム
申し込みはお早めに。。。
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