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2004.12.30

[Skype]Skypeでカラオケ!?

まだ風邪が残っているようで、調子は今ひとつなのだが、ずっと寝てばかりでも良くないと思い、Blogを少し書いてみる。
さて、今週skypeで簡易ネットラジオという題目でBlogを書いたのだが、yomoyomoさんから面白いコメントがあった。

>「カラオケ」がSkypeのキラーアプリになるぞ! という意見もあります(笑)
http://www.yamdas.org/column/technique/ow_skypej.html

これは面白い視点且つ音楽業界にとっても収入となりうるビジネスモデルだ。ここで私が考えているSkypeでのカラオケモデルを考えてみよう。

・ユーザの一人がカンファレンスノードとなる。
・カンファレンスノードは音楽配信サーバと接続する。
・カンファレンスに参加しているノードは音楽配信サーバとCS型で通信を行い、好きな曲を選択することができる。

こうすれば、音楽配信サーバを利用する時に課金ができるため、音楽配信業者からも同意が得られやすいだろう。あとは音楽配信サーバとの接続インターフェースを作りこむか、あるいはWEBブラウザから音楽配信サーバにリクエストを送ればよい。ただし、どのカンファレンスに音楽配信をするかは音楽配信サーバに対して作りこみをする必要がある。

ここで気になるのは遅延だ。例えば、カンファレンスノードがA、音楽配信ノードをB、カラオケで歌おうとするノードをC、観客の一人をDとする。

Cに対して音楽データはA⇒B⇒Cとなる。ここで、Dはカラオケの音はA⇒B⇒Dという経路で伝わり、一方カラオケの歌の方は、(A⇒B⇒)C⇒B⇒Dという風に経由する。そのため、歌とカラオケの音楽データの間にはB⇒C⇒Bだけ時間の差分が発生する。同じISP、県内等であればこの遅延はあまり考慮しなくていいが、場合によってはクリティカルに効いてくる場合もある。

その場合にはやはり次のようにするしかないだろう。つまり、
・各ユーザは音楽配信サーバと接続できるようにする。
・音楽配信サーバからの音楽とユーザのマイクとの音楽をミキシングして配信できるようなソフトの作りこみを行う。

という手段が必要だ。これであれば、歌と音楽のズレは発生しない。

Skypeで遠距離カラオケが出来る日も近いかもしれない。

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