[Diary+P2P]アクセス状況と未来予想
イヴは横浜みなとみらいホールで第9を聞いた。
第9は母校の大学オケで聞いたことがあり、不覚にも眠ってしまった事がある。そのために今回の演奏もどうかな。。といった感じだったが、昨日のコバケン指揮+日フィル+藝大合唱団の演奏は本当に素晴らしくて鳥肌がたつぐらいであった。昨日は自分の人生にとっても転機となる日だけあって、忘れない演奏会になると思う。
今日は新国立劇場でバレエ「くるみ割り人形」を見るつもり。奮発して一番良い席を取ったので楽しみだ。
ところで、HPやBlogのアクセス状況であるが、Skypeの特集などが各サイト+雑誌に取り上げられいるせいか、特定のキーワードで来る人が多い。具体的に言うと
・Skype
・UDP Hole punching
・NAT + P2P
・STUN
というキーワードで検索されている。特にUDP Hole punching や NAT + P2Pでググると1番トップに来る(これは私もびっくりしている)ので最近良くアクセスがある。UDP Hole punchingは興味深い技術だし、P2Pと親和性が良いので盛んに以前から取り上げたり、P2P勉強会でも1テーマとして講演してもらったが、こう人気が出るとBlogやHPを書いたりP2P勉強会を企画する方としても非常に遣り甲斐がある。
ところでSkypeのネットワークは数10億ノードに耐えられるとインタビュー記事であった。となるとこれはDHT(分散ハッシュテーブル)の限界と一致するので、恐らくDHTを使っていると予想している。この辺でDHTもブレークして欲しいものだ。
かなり昔からSkypeはUDP Hole punchingを使っていると予想していただけあって、今回も的中なるか?
ちなみにSkypeの次にP2Pに来るブームはずばり「ゲーム」と予想している。というのは、オンラインゲームは管理者側のシステム構築費(それもハード+通信費)が凄くてペイできないところがほとんどだからだ。というわけで、ユーザのリソースを一部もらいながら運用する形態が今後進むだろう。まずは小規模ゲームそして最終的にはMMORPGというわけだ。ただし、認証系など一部のシステムはサーバが介在するモデルとなるだろう。
皆様は次のP2Pを引っ張るサービスはどのような物だと思いますか?
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- iPhoneのスクリーンショットを自動的にメールに投稿するテクニック[IFTTT](2014.11.23)
- WebRTC研究会開催のお知らせ(2014年12月開催予定)(2014.08.24)
- 「Gunosyオフィスツアー」を振り返る〜世界一のニュースアプリを目指すために(2014.06.01)
- Gunosyオフィスツアーの参加者募集を開始しました!(5月9日[金]開催)(2014.04.29)
- 第4回Twitter研究会(5/18[土])の講演スケジュール(2013.05.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
2chのアーカイバとしてP2Pを使うという話はあるようですね。でも、だんだんノードに溜まるデータ量が多くなっていつかは破綻するかも。
結局、ノードの保持するHDDの年増加予想とノードの参加増加数に寄るんでしょうね。面白いプロジェクトだと思います。
投稿: | 2004.12.26 14:25
P2Pアーカイバなんかどうでしょう。
ハノイの塔アーカイバとBitTorrentを足して、ファイルの管理にハッシュを使った感じ、かな。
ブリーフケース的な使い方をするのに便利な気がします。
投稿: naruse | 2004.12.25 17:47