【医療】薬局とその役割
夏休みと言う事で、時間があるうちと、以前から気になっていた肩のふくらみを手術で切除した。
医者の説明では、アテロームというものらしく、よくある症状らしい。一週間程度は消毒等のため、通院しないといけないが、とりあえずいつも気になっていた事が一つ解消されてよかったと思う。
ところで、その病院は薬局と分離されていた。処方箋自体はどの薬局に渡しても良いのだが、病院の隣に薬局があったので、そこで薬をもらう事にした。
さて、その薬局なのだが処方箋を渡して薬を渡して終わりかと思ったら違っていた。
まず、氏名、住所などを書かされ、今までの病症や現在飲んでいる薬について書かされた。病院のカルテのように薬をもらう度にその薬の情報を書き込まれるようになっているようだ。
更に驚いたのは、どのような薬を渡しているかカラーでプリントアウトしたものを渡される事だ。これはびっくりしたし非常に嬉しいサービスだ。
具体的には
・薬の名称
・薬の外観の写真(カラー!これだと特に老人が薬を間違わなくてイイ!!)
・薬をいつ、どのくらい服用するか
・薬の効能(これってやっぱり知りたいよね?)
・薬の注意事項
が書かれている。
今までだと、薬の効能について書かれている百科辞典みたいな本を見ながら、このような薬を渡されているのか、と納得していたが、このようなシステムだと病院側もきちんとした薬を渡さないといけないし、薬局側もお客様の疑問に薬の効能とお客様の症状を汲み取って説明できるからとても良いことだと思った。
今回のような薬の資料をもらうサービスは生まれて初めてだったが、今後全国的に広がっていけばうれしいと思う。少なくとも全然説明が無い薬局に処方箋を渡すよりは多少遠くても断然こちらの薬局に行った方が良いと思った。
(もしかして、このようなサービスって東京では普通でしょうか?東京に来て始めて外来薬局に行ったので。)
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コメント
まりも様、かねとも様、コメントありがとうございました!
このようなサービスは多くのところで行っているのですね。大変素晴らしいサービスだと思います。今日も薬局に行ったのですが、まりも様が述べられたようにお薬手帳というのが張り紙にかかれていました。私は今、他の病院で通院しているので、こういう手帳があると、薬の相性とかがわかって便利ですね。
>IT屋なので、こういうところにも商売の種あるんだなとも
>思いましたが・・・
確かに、そう思いました。
先ほどの手帳の話にも関連がありますが、そのうち、自分の薬の状況・履歴がWEB上で表示できるようになるかもしれません。個人情報漏洩に気をつけなければいけませんが。
つまり、ICカードを患者に払い出して、
病院⇔薬局⇔自分(+家族)と情報を共有するということです。情報は信頼された機関に蓄積しておく。病院や薬局が変わっても今までの情報を見ながら適切な薬を出せる。
そういう時代も、もうすぐ来そうですね。
投稿: Tomo | 2004.08.27 18:19
はじめまして。
ここ一年ぐらい二・三箇所の調剤薬局に行きましたが、どこでも写真入りの詳細な説明をくれました。
僕も初めてもらったときは、すばらしいと思いました。
#IT屋なので、こういうところにも商売の種あるんだなとも
#思いましたが・・・
投稿: かねとも | 2004.08.27 09:59
初めまして。調剤薬局勤務の薬剤師、まりもです。
薬局で調剤するときには、薬の説明書を渡し、口頭で説明します。
もちろん、保険点数に入っています。(^^)
他に、お薬手帳という、処方された薬の記録を残す手帳も
患者さんの希望があれば、渡します。(こちらも点数あり。)
複数の医療機関にかかっている場合は、便利だと思います。
薬局には、薬歴(処方の薬や気になる症状があればその内容など)
という記録が残っているので、気に入った薬局を
かかりつけ薬局にして、いろいろ相談するとよいと思いますよ。
投稿: まりも | 2004.08.26 21:01