[コミュニティ]つながりを表わすFOAF
先日からBlogやSNS(ソーシャルネットワーキング)間のつながりを図示すると面白いという事を紹介しているが、今日紹介するFOAFは、そのような「つながり」を表わすのに非常に役立つ技術である。
まず、FOAFだが「Friend of a Friend」の略で、「友達の友達」との関係を表したり、自分の状態を記述ができるXMLを使ったメタデータである。セマンティックWEB技術から派生した物である。
さて、このFOAFについて説明しているWEBを紹介しよう。
メタデータによる知人ネットワークの表現
XMLとRDFによる友達の検索
FOAFによるオンライン・コミュニティーのサポート
FOAFについて技術的な面を要約してみよう。
1)FOAFは自分の状態を記述できる。
例えば、自分がどのようなメールアドレスを持っていて、ホームページがどのようなものかを示す事ができる。
2)友達の状態を示す事ができる。
Aという人がBをいう人を知っていると言う事を記述できる。これをうまく使えば、最終的には人間関係のグラフを自動的に作ることができますね。
AはBと言う人を知っているという事だけを記述するだけでなく、Bの出版物やBの関心のあるトピック、Bが現在手がけているプロジェクトなども記述することができます。
3)プライベートな情報は暗号化できる。
例えば自分のメールアドレスは一部の人しか知らせたくない場合があります。そのときはその情報を暗号化することがでいます。
4)電子署名で信頼性を保障できる
例えば、Aと言う人が自分自身のプロフィールを書いて電子書名をすれば、その正当性が保障されます。
このように書くと、早速FOAFを使いたくなりますね?でもFOAFを手で書くのは面倒。。。と思われる方も多いと思います。そのために、フォームを記入するだけでFOAFが書けるページがあります。
是非一回フォームに記入してどのようにメタデータが記述できるか試してみてください。
ちなみにココログはFOAFに対応しているようだ。ココログユーザは是非試して欲しい。これに関した記事が以下のURL.
ココログビギナーが知っておきたいFOAFの基礎
FOAFを使ってみよう:自分のFOAFファイル
FOAFを使ってみよう:視覚化ソフト
FOAFを使って関係を資格化するソフトが既にあるので、いろいろと試してみると面白いでしょう。
最後に、私のBlogのFOAFの様子を見て下さい。
(FOAFの記述についてはhttp://toremoro.tea-nifty.com/foaf.rdfをダウンロードしてメモ帳などで見て下さい。)
これで感覚がつかめると思います。
これは、ココログでプロフィールを書けば自動的に生成されます。
mixiなどのSNSがFOAFに対応すると面白い事になりそうですね♪
FOAFの発展性について、今後考えてみたいです。
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