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2004.07.08

[コミュニティ]つながりをグラフ化すること

今度のP2P勉強会で、メディアアートで有名な方が参加することになっている。
P2Pとかインターネットコミュニティ関連で何かメディアートと関係することないかな?と考えていたのだけども、その一つに人と人とのつながりを図示すると面白いのではと思った。

例えば、ソーシャルネットワーキング。最初は一人の人から招待を受けて、徐々に仲間が増えてくる。ある人から見るとリンクが増えていくように見える。リンクは時間軸と共に成長していくのがわかる。この関係を図示するのはどうだろうか?よく訪問しているメンバーやメールを送っているとのリンクは太く書き、色によってその関係(例えば職場の同僚、恋人、友人などなど)を表わす。図は絶えず変化を繰り返し、予測できない「グラフ」いや「アート」になるだろう。だからこそ面白い。

ところで、このようなコミュニティを図示するといえば、HP間のリンクを図示することはもう既に行われている。
たとえば、はてなのおとなりページ
これはアンテナの関係を調べる物であるが、BlogとBlog間の関係、あるいはBlogとユーザとの関係(ということはBlogの書いている人と読んでいる人)をグラフ化すると、面白い「量」が抽出できるかもしれない。

コミュニティを図示することはそんなに昔からあるわけではない。ただ、社会学でグラフを使ったアプローチがあるので、それを紹介する。
「人間関係」を計量するために

心理学でもグラフを使って人間関係を調査し、いじめなどの人間関係の不和などの問題についてコンサルする時に使うようだ。

とはいえ、このようなグラフは人間一人一人にヒアリングをする必要があるため、グラフ化することは大変だ。

インターネット社会が本格化し、インターネットを通して「別」のコミュニティが存在することができるようになった。インターネット間の通信の様子はデータ化できるので、このように「インターネット上での」人間関係をグラフ化するのは実生活の人間関係をグラフ化するよりも簡単(というか自動化)になるだろう。
そういえば、メールの内容、宛先、頻度によって自動的に宛先との関係がどのような人か解析する事を研究する記事があったような気がする。

もちろん、メールで言えば頻度や宛先だけでも関係を図示することができるが、意味を客観的に解析がする事ができれば、「実生活での私」と「インターネット上での私」が本当の意味で分かる日が来るかもしれない。

P2Pの時代が本格的に来れば、個々で接する頻度はますます高まるだろう。その時にこのようなグラフ化する理論は重要になるし、それを図示すれば複雑で「美しい」アートになることだろう。

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コメント

いぐっちへ:
セマンティックBlogの概念は面白いですね。先ほどセメンティックメールについて提案したので、Blogにセマンティックの概念を入れたらどうなるか、私なりに考えてみます。また突っ込みお願いします♪

tnaqa様:
紹介されたURL見ました。MLというところに着目した点が良いですね。(Blogや通常メールだと相手の範囲が広すぎて研究するのが大変だから)
いろいろと面白い概念が載っていたので、後で打ち出して勉強してみます。

投稿: Tomo | 2004.07.11 22:57

>そういえば、メールの内容、宛先、頻度によって自動的に宛先との関係がどのような人か解析する事を研究する記事があったような気がする。

これなんかは近いのではないでしょうか
http://web.sfc.keio.ac.jp/~aero/netcom/master_thesis/abstract_jp.html

投稿: tnaga | 2004.07.10 22:38

例えば「圏外からのひとこと」さんのblogで以前提案されていた「セマンティックblog」な世界においてblog間の関係の可視化を行うと、より面白い結果かでるかも?
http://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20031022#p03

投稿: いぐっち | 2004.07.09 23:41

DoBlogにもHottoLinkという機能があって、blog間の結びつきを見られるようになっていますよね。ただ、実装としては非常に使いづらいです。動作も重いし。

ただリンクを張るだけでは駄目で、たとえばリンクにも意味を持たせて、「このblogとこのblogはなになに繋がり」ということを表現できるとかしないと、なかなか実用的なものにならないと感じます。

投稿: shin | 2004.07.09 01:48

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