« [P2P]注目のP2P書籍 | Main | [P2P]P2P勉強会の進捗状況 »

2004.05.17

[P2P]コンテンツ情報管理の重要性とP2P用DRM

ちょっと話題としては遅いがWinnyに関するウィルスで情報が漏洩する問題が露呈している。さて、ファイル共有だけでなく、うっかりメールで重要書類を他社に流してしまうなど機密情報は思わぬところで漏れてしまう。今後はコンテンツの情報管理はますます重要となるだろう。

さて、今回はコンテンツのDRMも関係あるコンテンツの使用等に制限をつける技術を紹介しようと思う。
それがマイクロソフトが提案しているRMS、IRMだ。
RMSとIRMが実現する情報保護ソリューション

RMS、IRMを使うとどういう事ができるのだろうか?例を挙げておく。
・メールが一定期間内しか読めない
・メールのコピーやその印刷の制限
・権限の無いものの文書閲覧の禁止
・改ざんの禁止

このように、RMSやIRMを使うと例えコンテンツ自体が流出してもその内容が外部の人にはさっぱりわからないことも可能である。Winnyなどで情報が流出すると削除できなく不特定多数に知られる事例もあるので、機密情報を扱う部門は是非このようなソリューションを検討すべきだ。
RMSは以前紹介した情報権利を記述するXMLベースの言語XrML(eXtensible right Markup Language)を使う事で柔軟にその使用権限を記述する事が可能である。
RMSとIRMの情報保護

今後はRMSをより発展させたDRMが実現するだろう。筆者が期待するP2P用のDRMは以下の通りである。

その1)P2Pで流通したコンテンツは使用回数、機能制限がある。解除鍵を購入すれば使用、機能制限は無くなる。
その2)P2Pで流通したコンテンツは閲覧できる解像度が若干悪い。解除鍵を購入すればフル画像で見られる。
その3)P2Pで流通したコンテンツは閲覧できる時間が限られている。解除鍵でその制限は無くなる。
その4)以上のモデルで解除鍵はアンケート記入や物品購入、クーポン券を使う事で代用できる。
。。。。

XrMLという柔軟な記述言語により広範囲に渡り著作権を考慮したコンテンツ流通において面白いビジネスモデルが考えられるだろう。多くの人が活発にP2Pにおけるコンテンツ流通のあり方を著作権を考慮に入れながら検討する時期が既に来ている。


|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18781/611073

Listed below are links to weblogs that reference [P2P]コンテンツ情報管理の重要性とP2P用DRM:

Comments

Post a comment




Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.