P2Pルーティング
今日は時間に余裕あったので、ルーティングの本を読んでいた。OSPF、BGB4の仕組みを久しぶりに読むと、やはり上手くできているものだと感心する。MPLSにも興味があるので、近々ちゃんとした本を買おうと。
さて、P2Pルーティングの話題をHPに書こうといろいろなページをチェック。
JPPP関連
http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/2002/proceeding/T17-2.pdf
P2Pとワイヤレスの交差点
http://internet.watch.impress.co.jp/www/column/wp2p/wp2p01.htm
これらの資料はモバイルを意識しているので、かなり複雑なルーティング方法を取っていると感じられた。通常のPCなどに応用するのであれば、その一部を簡略化できるのではないかと思っている。実際今頭に浮かんでいるアイデアは今週HPで解説したFloating Server Model&エリアの概念を用いてIGPとEGPの2つの役割分担を決め、ルーティングを回そうかなって思っている。こうすれば、かなりの広域でルーティングが可能になる。ただ、今のアイデアではネットワークからノードから離脱する際の影響をきちっと考慮してないので、その辺をもう少し精査しないと。
このように書くとPCなどのノードでP2Pルーティングを回さなくてもいいのでは?という意見があるかもしれないが、そうではない。その理由として、ルーティングの際に無駄な帯域を消費しなくても良いということと、サーバレスでP2P通信ができることで、匿名性が強いIM(インスタントメッセンジャー)などが考えられる事だ。今週末にこれらの解説がアップできればうれしいな♪
SIONetの本はかなりいろいろなことが盛り込んでいる。もう少しじっくり読まないと全体が把握できないなぁ。この手の簡単な解説ってないのかな?
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