トップページ | 2004年3月 »

2004年2月の16件の投稿

2004.02.29

武蔵野でプール

最近太ってきた。彼女から「ダイエットしなさい!!」という厳命を受けたので、今日は昔の職場の近くの武蔵野温水プールにて彼女と泳いできた。彼女は泳げなかったのだが、息継ぎができるようになったので、一安心。さてここのプールの良いところは400円という安さもあるが、なんと言っても9:00~21:30という開館時間の長さである。吉祥寺や三鷹に住んでいる人は是非使った方が良い施設である。なお、隣接する体育館も400円でジムや卓球などができる。こういう施設があると吉祥寺に住みたくなるなぁと思う。

職場から武蔵野までは遠いので、帰宅途中の調布か府中あたりでジムでも見つけるつもり。そういえば、うちの会社のカードを使うといろいろなジムをビジター会員で行けるな。今度使ってみるか。ダイエットするには運動をしないと。前回ダイエットをした時もかなりの運動をこなしていた。

プールから三鷹駅までは徒歩で帰った。途中、「そばや」というそば屋がある。(駄洒落じゃありません。本当の名前があったらごめんなさい。笑)ここは外装も凝っているが、内装も和紙を使った照明を取り入れて素敵な空間である。味付けは関東風というよりも京風に近く、上品である。三鷹に寄ったら行ってみて欲しい。もうちょっと三鷹駅の方に歩くと、ビストロを発見。「ビストロ グラン・ソレーユ」これ確かHanakoに載っていたな。今度三鷹に行く時には寄って見ようと。

来週は、新国立劇場でR=シュトラウスの「サロメ」でも見るか。でも見る前に運動しなきゃ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

P2Pマーケットプレイス

タイトルの話は少し置いといて、私がBlogを始めるきっかけは彼の偉大な日記の影響なくしては語れない...
ねごとと、たわごとと、もうそうと
もう、毎日日記を見るのが楽しみでしょうがない。
特に彼が忘年会でメイド姿になるところは必見です!

毎日、こういうプライベートを明かしてそれも面白く脚色するなんて大変だなと思う。自分はそういうことができないからどうしても文章が硬くなってしまう。そういう意味で彼には今後も頑張ってもらいたい。彼の上司が日記を見ているようだが、それにもひるまず続けて欲しい。知人の中では彼は英雄です。(笑)

さて、本題に移ります。Gnutellaがブレークした頃、確かIntelの偉い人がビックサイトに来てP2Pの講演を行った。その時にP2Pのオークションサイトやマーケットプレイスがブレイクするだろうという内容だったが、果たしどうなのだろうか?まずはP2Pマーケットプレイスについて考えてみる。(P2Pマーケットプレイスってどうなの?とメールが来た事があるので、それも踏まえて書いてみました。)

マーケットプレイスというとB2Bにおいてインターネットで調達等を行う技術で、一般的に

・取引所型(n対n取引)
・調達型(n対1取引)
・販売型(1対n取引)

に分かれる。(参考)eマーケットプレイスはダメなのか)P2Pで取引を行う場合、その形態上から取引所方が一番向いている考えられる。

さて、昔マーケットプレイスというとそれぞれ専用線を引いて構築したものである。またメッセージ内容も標準化されおらず、専用オペレーター等がいたときもあったらしい。今ではどうなっているかというと、インターネットVPNによって回線コストは抑え、XMLを使ってメッセージは標準化しようと考えている。このようにeマーケットプレイスにも進化が見られる。実際P2Pのマーケットプレイスは現実となっており、そのための基準も作られている。

さて、マーケットプレイスに参加することは一般的にオープンではなく、審査が必要である。例えば取引実績があるか、経営は安定しているかなどである。マーケットプレイスにおいてはこのような会社に対する審査を定期的に行っている。例えば、帝国データバンクでは与信情報を電子証明書に含めるサービスをしている。この取り組みはユニークだし、誰もノウハウがない与信情報を電子データで企業に与えるというのは上手い戦略だ。

ではこのようなことを踏まえて、P2Pによるマーケットプレイスを考えてみよう。

現在、eマーケットプレイスはインターネットVPNで取引先と接続している。(もちろん専用線のところもあるが..)これがP2Pになるとなにがうれしいだろうか?例えば、取引先⇔サーバ⇔取引先というNWモデルであれば、P2Pになると、取引先⇔取引先となり、中央サーバの負担が減り、サーバを所有している回線費用も削減される。例えば中央サーバを構築し、これはNapsterと同じようになり、相手先の接続先や与信情報、主要な取引項目や値段が載っている。取引先はそれを見て、相手と接続することになる。中央サーバはメタデータを管理しているだけであるから、中央サーバと回線にはコスト負担があまりかからない。また、サーバを経由して取引をしていないので、取引情報が相手以外に漏れることはない。(※取引先⇔取引先というモデルを専用線で行うと苦しい。やはりこのモデルはインターネットVPNが必要と考えられる。)

ここでP2Pで取引をすると問題があることを説明する。今プレイヤーA、Bがいるとしよう。AさんがBさんから100万円のステンレスを発注したとする。ところが、後になってAさんが「いやいや、俺はそんなの発注してないぞ!」ということになるケースがあるかもしれない。これはいわゆる「否認」というものである。それ以外にも「なりすまし」の危険性もある。これについてはPKIを使って解決するのが望ましいだろう。また、それだけでは事態が収まらない可能性があるので、これらの取引情報は一旦中央データで管理し、タイムスタンプを押す事も考えられる。そうすれば、お互いもめたとにでも中央データがその内容の正当性を保証することができる。

もう一つが与信である。経営が安定してないところから調達をかけても不安が残る。そこでまず中央サーバに現在取引ができる企業のリストを挙げ、与信情報を保障するモデルと、電子証明書の与信情報からそれを判断するという2パターンが挙げられる。もし後者であれば、マーケットプレイスの審査自体は行わず、都合の良い時にマーケットプレイスに企業が参加できるという面白いビジネスモデルができるかもしれない。

マーケットプレイスでP2Pのメリットが一番生かされる分野は何か?それは映画や音楽などのコンテンツ流通、データを取引するものである。取引自体はP2Pで行い、またコンテンツ流通についてもP2Pで行う事である。これであれば、大容量コンテンツをスムーズに流せ、サーバを介する事はむしろ避けた方が良い。また、コンテンツは各会社の思惑や著作権が複雑に絡むので、価格だけでない物が取引に含む可能性があり、またそれは他の会社に漏らすとマズイ。そこでP2Pのメリットが活かされるわけである。私がP2Pの課金系コンテンツ流通を考えた時に、このモデルを想定して考えていた。

本当にピュアなP2Pマーケットプレイスを考えた事も一時期あった。これは興味深いモデルであるが、現実的にはお金を扱っているのだから、ビジネス的にはかなり厳しいものになるだろう。先ほどの与信などを考えるとどうしてもサーバがプレイヤーに含めないといけない状況になる。でもMojoのような仮想的なお金を使えば興味深い世界が広がってくるかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004.02.28

ウィキペディア

今日、ニュース等で話題になっているウィキペディアを見てみた。ウィキペディアは一言でいうと、みんなで作っていく百科事典だ。全てのユーザが著作者であり、編纂者でもある。これは面白いアイデアだ。

例えば、現代音楽とP2Pに私のHPは特化させているのだが、本音を言うとどちらも作るのは結構きつい。

現代音楽の場合は歴史はともかく作曲家や曲を紹介するのに膨大な時間と出費を伴う。まず、CDを買ってその曲を聴いてみる。現代音楽のCDはなかなか集める事が難しいために、これは大変な作業だ。また公平性を考慮するため、文献(英文も含む)を読む。そのような努力をしても自分の得意でない作曲家のページを充実させる事が進まなかったり、また誤字脱字が発生するわけである。

P2Pのページを書くのも一苦労である。自分の得意なセキュリティやビジネスモデルの調査であれば良いのだが、今後書こうと予定しているルーティングや検索の場合は1から論文等を読む必要がある。またこれらの文献は大抵初心者向けではない。P2Pのような広範囲な分野をある程度の深さで追求するのは一人では不可能に近いし、専門分野でない場合、誤解を与える文章を書く可能性がある。

このような例からも分かるように複数の人物がお互いが特化している分野を協調して著作物を作るのは非常に有効なわけである。ただし、不特定多数の人が著作物を作るときに問題になる点もあるだろう。例えば、その人の主観に偏り過ぎないかということである。自分のページであればいいのだが、百科事典となると、文章は公平でないといけない。そのため、文章については定期的に数人のエディタ(これも不特定多数となるのだが)のチェックを受ける制度を設ける必要がある。といっても複数の人による著作物は今までのメディアより潜在的な可能性を持ち、独特なコミュニティを作るだろう。私もWikiを使って、このようなページを作りたくなってきた。

さて、話は全然変わるのだが、P2Pの議論(技術的な分野が特に)が最近盛り上がりに欠けているような気がする。確かにファイル共有の影響によって、著作権の問題やコンテンツ流通に対する関心は高まっている。しかし、ルーティングやセキュリティの研究についてはもっとオープンにすべきだし、できれば多くの人と交流し、議論する必要があると感じている。このような活動はP2Pがファイル共有だけでないことを印象付け、もっと面白いP2Pのアイデアが生まれる可能性がある。JnutellaのページやMLの活動は停滞しているだけに、だれかこのような交流会を企画してくれる人がいればいいと思う。そんなことを書くと、「言った本人がやれ!」と言われるかもしれないが。(笑)そんな企画があれば私も積極的に協力したいなぁ。さっき言ったようにWikiを使って初心者から専門者向けまで幅広いP2Pの情報共有をするのも良い手なのかもしれない。そうすればP2Pの新たなコミュニティが生まれるはずだ。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

JXTAの本&分散ハッシュ

今日は金曜日なので、仕事終わりに新国立劇場のR=シュトラウスの「サロメ」を見ようと思ったけども、バイオリンの練習もしないとと思って、見るのはあきらめた。でも新宿のヨドバシに寄って前から欲しかったJXTAの本をGET。

「JXTAのすべて」 Brendon J.Wilson著 日経BP社

JXTAの仕組みについて載っているかなっと思ったけども、ノード検索やルーティングの細かい原理までは載ってない。まあ、逆にJXATを使う事でそういう難しいことは隠蔽できるのだから、プログラムがメインの人には解説があまりいらないのかもしれない。ただ、ファイアウォールがある場合の通信方法が載っていたので、買い損ではなかった。多分、今週末はP2Pとファイアウォールの関係を書くことになるので、もう少し読み込んでみるつもりである。

さて、それとは別にP2Pのノード探索についてちょっと調べてみた。CANとかいろいろと見てみたが、どうも理解しづらい。肝の技術としては「分散ハッシュ」というのがあるらしい。っで役に立ちそうかなというHPをメモしておく。

「分散ハッシュテーブルを用いたONSの設計と実装」
資料自体はP2Pとは関係ないが、分散ハッシュを使った例が書いてある。感覚がつかめそうだ。ついでにパワーポイント資料も見つけた。

「ユビキタス環境に適した宛先記述性の高い間接型通信の実現」
分散ハッシュの方法の一つであるChordの説明がある。これは読みやすそう。

ユビキタス環境に向けた分散コンテンツの発見

モバイルAgentを用いたサービス合成法

これなんかもよさそうだ。

ちょっと関連した話題発見!分散ハッシュを用いてWEB匿名プロキシを作っているお話。でもリンクを見ると、解説資料はなしか...アップを期待。

誰が分散ハッシュ、わかりやすく教えていただけないですかね。(笑)役に立ちそうというのは分かってきたので。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.26

P2PとCDN

昨日の続きだが、P2PでのCDNについてちょっと考えてみた。CDNとはコンテンツを配送するシステムで、大容量のコンテンツを多数に配信するときに良く使われる。特にライブ配信では重要な役割をする。P2P-CDNはP2Pストリーム配信を包含するとも言える。

P2PでのCDNでは普通、ノード(ユーザと考えても構わない)間の接続を管理するサーバがあって、ノード間でコンテンツを渡すことになる。ところで問題は新たなノードがどこのノードと接続するかということである。

例えば、Nifty内のノードとSo-netのノードが接続するよりも、Nifty間のノードで接続した方がレスポンスが良いし、ネットワークにも負荷をかけない。また、接続するノードが多ければそのノードはそのノード及び回線に負荷がかかっているので避けた方がいいと考えられる。

では、どうすればネットワーク的に近いノードであるかを判別できるのだろうか?
一つの手はノードが接続する際に自分のプロファイルを渡す事である。プロファイルには自分のプロバイダ、地域を設定し、それを基にサーバが適切なノードを紹介する。でもこれはノードのプロファイル編集に手作業があるのでユーザに優しくない。

それを解決する手段としてサーバがノードのIP情報からDNSの逆引きをするということが考えられる。そうすればサーバがノードのプロバイダ名がわかるので、ネットワーク的に近いノードを紹介することができる。

では同じプロバイダで同じ地域に複数のノードがあったり逆引きができない場合、新たなノードはどこに接続すれば良いのだろうか?例えば、
・ノードのスペックを考慮する。例えばCPパワー、回線帯域を見て一番余裕のあるノードに接続
・複数ノードに対してpingを打つ。その応答時間の短いところに接続。

ことが考えられる。実際にはもっと複雑な処理をしているのだろう。

さて、もう少し考えてみよう。今、P2Pストリームを検討対象としよう。通常このP2PネットワークはTree状になっていると想定される。

この時、より上位レベルのノードが不安定になれば、全体に与える影響は大きいと考えられる。そこで上位のノードは基本的にスペックに余裕がある安定的なノードを選ぶのがふさわしいと思われる。

ストリームのクライアンソフトはバッファ機能がある。例えば親ノードとの接続が切れた場合、バッファ内の情報を充分使い切る前に、別のノードに接続すればストリームは途切れないと思われる。親ノードがネットワークから離れた場合、サーバはどのノードに接続するように要求するのだろか?

例えば、ノードは親ノード以外にも親ノードのレベルと同じノードに対してセッションを維持しておくがコンテンツデータは流さない。このノードをノードAとすれば、親ノードがネットワークから抜けた時にはノードはノードAと接続する。このようにすればバッファが充分消費する前にネットワークに再接続することができるだろう。もちろん、親ノードがネットワークに離れた時にサーバがノードに再接続要求しても良いのだが、そうするとどうしても再接続するまでに時間がかかってしまうのだろう。

もうちょっと文献でも見てみるか。
今日読んだ本:「CDNプロトコル入門」Scot Hull著 日経BP社
それにしても、地域分散型CDNについては、ベンダ独自技術が多く、それも一般に詳しくは開示してないことが多いから、調べるのが大変だなぁ。まとめている論文はないのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

英会話とP2Pメモ

今日は水曜日なので、イーオンにて英会話レッスン。今は文法よりも会話スキルをアップさせるレッスンに通っている。4月からは英文法重視のレッスンに切り替える予定。

イーオンに来て思ったことは、本を読んだり書いたりするだけでなく、実際に会話しないと英会話は上達しないということだ。例えば文法をわかっていても相手を説得したり、自分の感情を上手く表現することはできない。やはりそういうケースを体験しないといけないということがわかった。本来であれば週2~3回レッスンに通うべきだと思うが、授業料が高くなるのでそれはパス。ただし、そのぐらいのやる気があれば給付金コースを受ける事もできるので、活用することも考えようかなと思う。もうすぐ入社して満5年経ち、給付金コースがフルに活用できるからである。

もうひとつ、TOEICのスコアを上げることも必要だ。前々回のテストで700前半だったのが、前回のテストで700弱に落ちてしまった。これはかなり悔しかった。今までReadingは適当にやっていたので、ここでしっかりと対策を打ちたいもの。ヒアリングについても久しぶりにラジオ英会話を聞こうと思う。ラジオ英会話は毎日あるだけにコストパフォーマンスは素晴らしい。

さて、昨日の続きであるがP2Pとファイアウォール関連でJXTAについてちょっと調べてみた。すると、

・ピア通しはHTTPで通信
・ピアはファイアウォール外のピアを知っている必要がある

とのこと。ということは既存のFW越え技術と同じなのか。。FW越しの技術であまり進展がないな。もう少し調査したいので、うーん自腹でオライリーのJXTA本買うかな。

この調査をして、そういえば目的のピア(例えばあるファイルを持っているピア)を発見するアルゴリズムをまだ記事にしてないなと思った。JXTAはVer.2からSRDIという技術をピア発見に使っているらしい。またCANもあるな。

CANなどのノード探索の資料

とりあえず、SRDIについては過去のCマガジンのJXTA特集にあるみたいなので探してみるか...

そうそう、ルーティング関連でP2PのCDNについての資料を見た。
完全分散型P2P CDNのリクエストルーティングの提案

これはまだまだ発展しそうなテーマだなぁ。通常のCDNの技術が応用できればと思うが、通常のCDNと違い、多ISPにまたがった配信の場合には大変であることが容易に想像できる。だから、ピア間がお互いにISPを経由している数が少ないことが要求されるだろう。さてどうやってそれを実行させるのが、例えばピア間でTracerouteなどでホップ数をカウントする方法もあるが少し考えてみるか...

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.24

P2Pとファイアウォール(メモ)

P2P todayの掲示板でProxyとP2Pについての質問があった。それに対してはあるHPを教える事で解決をしたのだが、もうちょっと深く考察しようと思い、いろいろと調べてみた。いずれは自分のHPに解説するので、これはそのメモという位置づけである。

まずはファイアウォールの内側から外側への通信を考えてみる。

さて、ファイアウォールというと一番簡単なのはパケットフィルタリングである。これはポートの開け閉めにより通信できるサービスを制限することである。ルータ管理者であればP2P用のポートを空ける事は可能であるが、そうでないユーザであれば80番(http)や443番(https)を通すようにアプリの設定を変えれば良い。(ただし、アプリによってはそれがうまくいかない場合もある。その時にはSSHのポートフォワーディングや後述のSoftEtherを使う手もある。)

問題なのはProxyである。Proxyは一般に専用Proxyと汎用Proxyがある。
まず、汎用Proxyである。この代表例がSocksである。Socksはサーキットゲートウェイというもので、簡単に言うとプロキシなのだが、L7まではチェックせずL4までの情報でサービスの許可・不許可を判断している。そこで、アプリをSocks用に作り変え、普段使っているようなポートでProxyを通れば通信は可能である。

では専用Proxyはどうか?これは一般にアプリケーションゲートウェイと言われる極めてセキュリティが高いシステムである。これは通過する通信をL7まで見て、不正なコマンドであるかどうかまでチェックする。そのため、通常通過するhttpやhttpsをアプリでエミュレートしないとこのProxyは通過することはできない。一番簡単なのはアプリがSSLの通信を行い、暗号化が完了すればアプリ独自のコマンドを通信するということである。

ということで、ファイアウォールの内側から外側への通信でもしんどい場合がある。しかし今話題のSoftEtherを使えばこの問題はある程度解決するだろう。実際SoftEtherは上記のファイアウォールを通過させることが可能である。
「SoftEtherによるファイアウォール、NAT、Proxyの通過」
http://www.softether.com/jp/overview/firewall.aspx

今度はファイアウォールの外側から内側への通信である。一般にこのような通信はファイアウォールが通過させない設定が多い。どうすれば良いのだろうか?

方法は2つある。ファイアウォールの内側にあるユーザが外部のあるサーバに繋げる方法である。これはGrooveが実装している方法で有名である。まずファイアウォールの内側のユーザはサーバにTCPセッションを張りっぱなしにする。その中で、サーバを介した他のユーザが通信を行うと言うものである。
「Grooveとは何か?」
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tanpatsu/05groove/groove02.html

もう一つはファイアウォールの外部にあるユーザを介して通信を行うというものである。これは上記のサーバをユーザに置き換えただけである。

このような方法であれば、例え2人のユーザが互いに違うファイアウォールの内側であってもサーバまたはファイアウォールの外側のユーザを介して通信ができることになる。

ところでSoftEtherにおいてP2P通信を行うことを既にレビューしている方がいる。
「P2P FILE-SHARING」
http://www.p2p-media.com/file-sharing/play.html
ここではIP Messengerを試しているようだが、他のアプリケーションでも同様に動作できると思う。
仮想LANと現実のLANをまたがったP2Pが流行るのも時間の問題かもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.22

新国立劇場:スペインのきらめき

今日は新宿初台の新国立劇場に行ってきた。タイトルは「スペインのきらめき」で、印象派のラベルのバレエとオペラの同日で一緒にやってしまうと言うユニークな企画だ。

オペラ歴というと今まで1回しかない。過去1回だけしか見たことないオペラは高校生の時に地元のホールで上演されたモーツァルト「ドン=ジョバンニ」であった。しかしこれには問題があった、というのは当時モーツァルトは私が大嫌いな作曲家の一人であったし(ピアノの練習で彼の曲を多く練習していてうんざりしていた。今はモーツァルト嫌いは多少改善している。)ドン=ジョバンニについて事前に予習していなかったのだ。パンフレットにオペラの大筋も書いてなかったのも印象を悪くした一員である。結局、途中で興味がなくなり、うとうとしてしまったのだ。どうもこれ以来オペラにはあまり興味がなかったのだ。

では、なぜ今回わざわざ新国立劇場に足を運んだかと言うと、2つ理由がある。一つ目は私の好きなラベルの曲の演奏されることである。モーツァルトと違って、途中で飽きる事はないだとうと思ったのである。もう一つはバレエが上演されること、特に曲目に「ボレロ」があったことである。ボレロのバレエは1回見たことがある。それは東京文化会館で都響年越しカウントダウンコンサートでのことでる。その時の振り付けは確か、最初男性に追随していた女性が最後には男性を従える、そんな感じでユニークだなと思った。今回もどのように振り付けをするのか楽しみであった。

新国立劇場で当日券を買うために早めに到着。C席でほぼ中央の席が余っていたので迷わずチョイス。C席は4階なのでステージから遠いと思われるが、これが意外に良く見える。また、上から見下ろせる位置なのでバレエなどで全体空間を把握したり、オーケストラピットでどんな楽器が演奏しているか見るのも楽しい。気軽に安い席に座るのも楽しいものである。なお、Z席というのもあって、これはC席よりさらに安く買えるので、オペラやバレエってどんなものかとりあえず見てみるかという人には良いかも知れない。

さて、オペラの方であるが上演されたのは「スペインの時」。一幕の喜劇でオペラ入門には丁度いい時間と筋書きである。登場人物も5人しかいなく、非常にわかりやすい。オペラを最初に見るにはまず、こういうものから見たほうがいいのではないのかなって思ってしまうほど面白い。少なくとも長年のオペラアレルギーをかなり和らいでくれた。さすがはラベル大先生。

実を言うとコンサートの前に新国立劇場の4階にあるビデオライブラリーに行っていたのだ。ここにはオペラや演劇に関する雑誌があり、そこに今回のパンフレットもあったのだ。それを事前に読んでいたので筋はだいたいわかっていた。パンフレットを買おうとすると800円するので、そんなとこに出費したくないなと思う人は事前にビデオライブラリーに行く事をお勧めする。全然話が変わるが、新国立劇場のレストラン「マエストロ」のランチはお勧め。コースは1500円から数種類あり、味も満足できる。比較的空いているので、マチネの場合には早く行ってランチを食べるのはいかがであろうか?

さて、後半はバレエである。まずは「ダフニスとクロエ」これは第2組曲がコンサートでも良く演奏され、第一曲目の「夜明け」を表わす部分がラベルならではの天才的なオーケストラレーションで有名である。しかしながら、管楽器が細かく動き、それが複雑に絡み合うので演奏する方は大変である。演奏は見事でコーラスも迫力があった。特に面白かったのが振り付けで、あるグループが規則的に方向を変え、そのグループ間が交錯する部分があって、それが見事に均整がとれていたので、よくまあ、こんな複雑な動きができるもんだなと感心していた。

最後はお楽しみのボレロ。もちろん振り付けの楽しみもあるのだが、ここでのポイントの一つはトロンボーンのソロである。それまでにまったくトロンボーンには音がなく、このソロではいきなり基準音の1オクターブも上の音が出る。これはトロンボーンにとっては苦行で、トロンボーンの曲でも難しいことで有名である。さてどうなるものか,,,

ボレロでは時間を表わす「時計」がダンサーによって多数運ばれてくる。これはオペラ「スペインの時」と密接な関係がある。なぜならオペラは時計屋で繰り広げられる恋人の話なのである。まず、トロンボーンのソロでひやひやしていたが、これは無事に終了。ソロの方、お疲れ様でした♪ボレロの振り付けであるが、かなり抽象的なものであった。ただ、ボレロは規則的な音楽なので、アブストラクトな運動にも非常に合いやすく、これには特に違和感はなかった。面白いと思ったのが、舞台装置である。後方に半透明なチューブが数本立っていて、これに大きな玉が運動している。ボレロの最後に玉が一気に落ちるのは効果的だった。

オペラが今まで好きでないので新国立劇場に行く事は敬遠していたが、今回の件でオペラアレルギーも改善されたし、安い席でもそれなりに良くステージが見えるので今度は仕事帰りにでも寄って見ようかなと思う。来週にはR=シュトラウスのサロメ、来月にはワーグナーの神々の黄昏があるので今から楽しみだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.21

ガーラでスキー

金曜日、有休を取って会社の同僚とガーラ湯沢にスキーに行った。新幹線なので、スイスイとすぐについてしまう。スキーをするのは1年ぶりなので、上手く滑れるのか不安だった。他のメンバは毎週スキーにいくツワモノ揃いなのに、私といえば、(ボーゲン+パラレル)/2みたいな下手なヤツなので、本当に大丈夫かと思ったわけである。

結果からいうと全然問題なしだった。中級コースをひたすら滑っていると、以前からのスピード恐怖症とキツイ坂恐怖所がかなり和らいでいた。なんでも慣れなんだなって思った。ガーラは中級者コースが多いので私レベルのスキーヤーは滑りがいがある。といってもさすがに2日も滑ると飽きるね。

問題のスキー場であるが、金曜日は人がスカスカで快適だった。ところがやはり人気のスキー場、土曜日は朝一からめちゃくちゃ混んでいる!新幹線ですぐに行けるから、みんな集中するんだよね。金曜日は中央エリアで滑っていたが、日曜日はあまりにも人が多すぎるので石打丸山側に避難。もっとも友人に聞いたところによると石打丸山はもっと混んでいて全然だめだったそうです。

北海道のトマムで滑って時には本当に雪がサラサラしていて感動したものだ。来年は北海道で滑ってみたいものだ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.19

【補足】次世代のWinnyとは

仕事のことだが、今日は自分の案件のプレゼンが終わってほっとしている。
プレゼンの内容についてはそのうち紹介したいと思っている。結構興味深い内容で、このプレゼン資料を作成中、自分も大変勉強になった。

明日は湯沢にスキーの予定。ほぼボーゲンの私にとってはスキーなマイペースなスポーツである。他の人がパラレルであろうが、自分は「ボーゲン」(笑)でもきっちと習ってちゃんとスイスイ滑りたい気持だけはある。体がついてこないだけである。

さて、昨日は「次世代のWinnyとは」というお題でコメントをした。今日はその補足である。

昨日の主眼は暗号鍵等を交換する段階で「中間侵入攻撃」をきちっと考慮する必要があると提言した。
その時に公開鍵暗号方式もそれに考慮する必要があると述べたので少し補足する。

例えば掲示板で、よく自分の端末情報を晒しているところがある。この情報を使ってWinnyは他の人と接続するわけである。このときに自分の端末証明書のデータを掲示板にはりつければ中間侵入攻撃は困難となる。

とはいっても、その証明書が誰が作るの?という問題になる。そういう証明書をきっちり作るにはちゃんとしたCAサーバを立てる必要がある。ということはそのCAサーバがわかり、調査すればユーザ情報は全て丸見え状態である。ということはこの方法でも匿名性は担保できない。

以上補足でした。

明日はBlogはお休みで、多分日曜日に更新予定です。運動してないから、スキーで筋肉痛になりそう。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.18

次世代のWinnyとは

昨日の記事は一部の人に衝撃が走ったに違いない。

Winnyの暗号を解読してブロックするファイアウォール
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/02/17/2117.html

今まで、Winnyが暗号を破られたと言う報道があってもそれはブラフだと言われていた。しかしながら、このページを見る限りではきちんと解読するように見れる。このファイアウォールはブリッジ式とのことなので、ネットワークを意識することなく設置することになるだろう。

さて、このFWはL7レベルで動いている。確かに今までもWinnyの帯域を絞る装置はあった。これはWinnyのトラフィックパターンをシグネチャを使って判断するものだ。ただし、シグネチャを使うためにIDSでもあるように誤判断や問題のトラフィックが透過する可能性がある。しかし今回のように暗号が解ければ原理的にはWinnyのトラフィックは全て締め出すことができる。これによって今話題のShareや新月などにユーザが乗り換える可能性は大いにある。

さて、議論はこれからWinnyはどのような道をたどるかということである。多くの人が考えそうなのは、ユーザ間の通信までも完全に暗号化するということである。今回のFWのようなものを設置するとそれがブロックできるか考えてみよう。

まず、IPsecにも使われるDiffie-Hellmanによる鍵交換プロトコルが考えられる。これはお互いに共有鍵を安全に確保する方法として有名である。しかし一点落とし穴がある。それはDiffie-Hellmanは中間侵入攻撃に弱いと言う事だ。
つまり、A⇔Bという暗号通信を行っているはずなのに、実際にはA⇔C⇔BのようにCがいる可能性も捨てきれない事である。今CがFWになれば、A⇔B間の通信はCには丸見え状態である。

そこで考えられるのが中間侵入攻撃に強い方法である。私も詳しくはきちっと読みきれてないのだが、共立出版の
「暗号理論の基礎」Douglas R.Stineson著によれば、Dffie-Hellmanの改良型であるStation-to-stationプロトコルが中間侵入攻撃に強いとの事です。ところがこの方法を見ると署名のアルゴリズムを事前に共有する必要があるみたいである。そうなると、不特定の人とこれを使った暗号通信は難しい。中間侵入攻撃を考慮した方法は先ほどの本に詳しく書いてある。興味のある人は読んで欲しい。仮に中間侵入攻撃ができなければ、FWによる暗号の解読はかなり困難と思われる。

こう書くと、通常の公開鍵暗号方式ならそんな中間侵入攻撃ができないと思うかもしれない。しかしこれは間違いである。SSLの場合、証明書を使ってこの中間侵入攻撃を防いでいる。ところが、Winnyのような不特定多数の人と通信する場合、相手が信用できるかどうかは誰も保障してくれない。例えば、CA局がA,Bに信頼のある証明書を作ってもCA局がFWであるCに証明書を渡さないという保障は全くない。Aはバケツリレーで通信を行うわけだから、A⇔Bだろうが、A⇔C⇔Bだろうが、原理的には問題はない。ということで、証明書を作っても(不特定多数と通信を行うということを主眼におけば)中間侵入攻撃にさらされることになる。そもそもこんなCA局をリスクと取ってやる人はいないだろうし、証明書を作れば自分の情報を晒すわけで、匿名性に欠けるシステムになるだろう。

あるとすれば、PGP的なアプローチで小規模で緩やかなコミュニティを作る方法である。これは数人~数10人である程度信頼できる組織を形成し、その中ではお互いに認証ができる。このコミュニティをFW、管理人が見つけのは大変なことである。FWが中間攻撃をするには、このコミュニティに入って、そのメンバーに信頼される必要がある。このようなコミュニティを作れば共有するファイル数は少なくなるが、完全にブロックする事は難しい。今説明したような「緩やかな小~中規模」のコミュニティでのファイル共有が今後加速する可能性はある。

とはいってもやはりファイルについてはトラフィック特性があるわけで、特殊なL7SWによって帯域は絞られることになるだろう。もし、このようなL7SWを通り抜けるには、通常のファイルDLやファイル送信に思わせるようなダミーなトラフィック特性を持たせるしかない。さらにそのダミーパターンがシグネチャによって変化し、そのシグネチャが外部によってアップデートによって変わるような機構が生まれるかもしれない。ファイル帯域規制を続ければダミー機構を持つファイル共有ソフトが今後現れるだろう。つまり、ファイル共有とそれを取り締まる方法はやはり「いたちごっこ」なのである。

違法なファイル共有を本質的に抑えるには、きちっとしたモラル教育であると私は考える。会社であり、学校でも違法なファイル共有に対するリスクを積極的に教えるべきである。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2004.02.17

情報家電とP2P、M2M

最近、M2Mという文字をよく目にする。M2MとはMachine to Machineの略すなわち機器間の接続を意味し、P2Pの部分集合ということになる。また、MをmanとすればMachine to Manとなり、人と機械のP2P、コミュニケーションを表わす。情報家電が登場すれば必然的にM2Mはブレイクすることが予感される。

さて、その情報家電で新たな動きが最近でた。

「NTTコムのm2m-x」
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0402/13/news093.html

機器間の通信にはIP電話で使われるSIPがベースとなる。そもそもSIPは柔軟性が高いプロトコルだけにこのようなM2Mにも採用されたのだろう。セキュリティにはIPSecを採用するとあるが、これには多少問題がある。というのはIPSecのルーター越えはかなり難しく、一部のルータしか対応してないからである。ただ、家電メーカがルータあるいはホームゲートウェイでIPSecルータを内臓すれば話は別だ。また面白いのは、情報家電でありがちなIPv6ではなく、IPv4ベースであることだ。これには家電メーカ、NTTコムが速やかに且つ強力にこの方法を普及させようとする意図が見て取れる。

M2Mは相当な市場があるようだ。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20030207/1/
上記のページは情報家電のことは書いていないようなのでこのような情報家電用プロトコルが普及すれば産業界に相当なインパクトがあることがわかる。

最後にm2m-x対応の機器を紹介しよう。
「m2m-x対応のネット家電が勢ぞろい」
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0402/17/news003.html

単に機器間をつなげるだけなく、そこに付加価値を見出す事により、M2Mはより注目される技術となるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.16

P2Pルーティング

今日は時間に余裕あったので、ルーティングの本を読んでいた。OSPF、BGB4の仕組みを久しぶりに読むと、やはり上手くできているものだと感心する。MPLSにも興味があるので、近々ちゃんとした本を買おうと。

さて、P2Pルーティングの話題をHPに書こうといろいろなページをチェック。

JPPP関連
http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/2002/proceeding/T17-2.pdf

P2Pとワイヤレスの交差点
http://internet.watch.impress.co.jp/www/column/wp2p/wp2p01.htm

これらの資料はモバイルを意識しているので、かなり複雑なルーティング方法を取っていると感じられた。通常のPCなどに応用するのであれば、その一部を簡略化できるのではないかと思っている。実際今頭に浮かんでいるアイデアは今週HPで解説したFloating Server Model&エリアの概念を用いてIGPとEGPの2つの役割分担を決め、ルーティングを回そうかなって思っている。こうすれば、かなりの広域でルーティングが可能になる。ただ、今のアイデアではネットワークからノードから離脱する際の影響をきちっと考慮してないので、その辺をもう少し精査しないと。

このように書くとPCなどのノードでP2Pルーティングを回さなくてもいいのでは?という意見があるかもしれないが、そうではない。その理由として、ルーティングの際に無駄な帯域を消費しなくても良いということと、サーバレスでP2P通信ができることで、匿名性が強いIM(インスタントメッセンジャー)などが考えられる事だ。今週末にこれらの解説がアップできればうれしいな♪

SIONetの本はかなりいろいろなことが盛り込んでいる。もう少しじっくり読まないと全体が把握できないなぁ。この手の簡単な解説ってないのかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004.02.15

バイオリン練習。

今日は久しぶりに1日家にいたので2時間みっちりバイオリンの練習をしました。どうしても平日は忙しいので週末に練習することになってしまいます。

さてレッスンで習っている教材は主に3つあって


  • 小野アンナ:スケール(音階の練習)
  • カイザー第1巻(いわゆる基礎練習用)
  • 新しいバイオリン教本(実際の曲で練習:応用編)

の全てを練習する必要があります。


私の場合、右手の小指が曲がらなかったり、右腕が後方に下がってしまう癖があるのでカイザーでボーイングを変えながら練習しています。例えば、カイザーをするときには体を45度に向けて背を壁につけます。すると腕が後方に下がると腕が壁につくので後方に下がる事がわかるということです。


バイオリン教本ではザイツのコンチェルトの第3楽章を練習中。この曲、第1ポジションしかないのに、重音が多すぎて大変。ようやく一通り弾けるようになったかなって感じです。

夏のコンサートではバッハのバイオリンコンチェルトの1番を演奏する予定なので、まずは基礎を固めていい演奏ができるようにしたいものです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

P2Pについて

研究所ではP2Pでの研究をしていました。その頃はNapsterが丁度ブームでGnutellaがリリースされて話題の時です。コンテンツ流通でP2Pを使えて何かできないの?って上司に言われたのがP2P研究のきっかけです。

ただ、P2Pのコンテンツ流通ってなかなか難しい。面白い例はNTTコムのNetLeaderかな。WMPと協調するというのはなかなかいいアイデアですね。

今はP2Pネットワークにおけるルーティングを考察しています。これもなかなか難しい問題で、特にネットワークのユーザがネットワークから離脱した時のトポロジー変化を周りに反映させるところが大変です。一応、P2PについてはHPでまとめましたので、見てくださいね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バイオリンを始めたわけ。

バイオリンですが、大学院の時から始めています。私の音楽歴ですが中学の時までピアノを習っていて、吹奏楽で中学ではユーフォニウム、高校ではホルンを吹いていました。

っで、大学でも吹奏楽に入りたかったのですが残念ながら大学では吹奏楽部がないということと、オケではホルンを募集してなかったんです。(泣)ということで大学時代は楽器は触らずじまい。

大学院の修士論文を書いている最中にストレスが溜まって、これではいけない!と思ってバイオリンを始めました。バイオリンを弾き始めるとストレスが抑えられるから不思議。大人からバイオリンを始めるのは結構大変です。というのもバイオリンの場合、弓を持つ右手、右腕が柔軟に動く必要があるからです。今もクセを治すのに大変な毎日。

最初はヤマハの「大人のためのバイオリン教室」に入っていました。このレッスンは3巻までしかカリキュラムがなく、今はそのカリキュラムを卒業して個人レッスンに通っています。やっぱり個人レッスンの方が、いろいろと教えてもらっていいですね♪これからは少しづつバイオリンの練習過程も載せる予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

トップページ | 2004年3月 »